化粧品サイトのアクセスのほとんどはXXXXから来ている?!
2016年10月07日
現在のSEOでは昔のようないい加減なサイトや自動リンク集からのリンクは効果があるどころか、順位が下がるというのが常識になってきています。また、関連性の無いサイトとの相互リンクも効果は無く、逆効果になります。しかし、そうなると一体何をすれば被リンクを集めることが出来るのでしょうか?しかもGoogleが要求するのは単にリンクを張ってもらうことではなく、クリックされるリンク、つまりアクセスが発生するリンクです。
まともに考えても安全で効果的な被リンク獲得のアイデアはなかなか出てきません。
今回は、コンサルティングの最中に競合チェックソフトを使ってわかったことをご報告します。
それは化粧品関連のサイトで難関のビッグキーワードで上位表示しているサイトをいくつも調査してそれらの流入元を調べてわかったことです。
化粧品関連のキーワードは昔から非常に上位表示が難しく、上位表示サイトたちはしのぎを削ってSEO対策を競っています。
それらのサイトを調査してわかったアクセスが発生しているリンク元、つまり流入元サイトには次の8種類の共通点がありました:
1、ニュースサイトを装った衛星サイトからのリンク
→ 運営者情報が無いので検索順位を上げるために作った被リンクサイトだということが分かる
2、A8などアフィリエイトサービスプロバイダーからのリンク
→ adv.a8.net というドメインのサイトからのリンクだということはアフィリエイターが張った広告リンクであることが分かる
3、ポイントサイトからのリンク
→ サイトを見に行ってアンケートに答えたり、ゲームをするだけでポイントがもらえるサイト。
4、自社運営のオウンドメディアからのリンク
→ オウンドメディアを構築、運営代行する企業の作品からのリンク
5、お仕事依頼サイトからのリンク
→ クラウドワークスやランサーズ等にデザインやライティングの仕事を出して自社サイトにリンクを張っている
6、デザイン見本サイト
→ 大手企業ほど奇抜なデザインのウェブサイトを持っているので有力なデザイン見本サイトにも登録されたくさんのアクセスを得ている。代表的なものとして「MUUUUU.ORG」、「WEBデザインの見本帳」等がある。
7、ポータルサイト
→ アットコスメが最有力。月額数万円からの費用で自社商品を宣伝する専用ページを作ってくれてリンクも張ってくれる
8、業界特化型ニュースサイトからのリンク
→ 女性向けニュースを提供しているものがいくつかあり、代表的なものとしてMERYというサイトがある
これらの中でも特に驚いたのは「3、ポイントサイトからのリンク」です。
これらのサイトを企業が利用すれば不特定多数のネットユーザーに自社サイトを訪問してもらうためにリンクを張ってくれます。
そしてそのリンクを辿ってユーザーがスポンサーサイトを訪問するとそこでアクセスが発生してトラフィック効果が生じ上位表示にプラスに働きます。この段階でスポンサーサイトは良質な被リンクとトラフィックという上位表示にプラスに働く要因を獲得出来ます。獲得出来るのはそれだけではありません。ポイントサイトのユーザーはアンケートに記入するだとか、ゲームをする、資料請求をするなどしてサイトの長時間滞在し複数のページを閲覧します。それによりGoogleが評価するもう一つの要因であるエンゲージメント要因を満たすことが出来ます。エンゲージメントというのはユーザーがそのサイトで様々な行動を起こせば起こすほと高まります。逆にそのページがつまらないと分かり参照元に戻ってしまうと直帰率が高まり上位表示にマイナスに働きます。
ポイントサイトはGoogleの規約に違反しないサービスです。広告のリンクでもないのでrel=nofollowというタグをアンカータグに貼る必要も無いのでリンクとしての効果が生じます。トラフィックとエンゲージメントも高まります。たった一つのサービスを使うだけで一石三鳥のSEO効果を得ることが出来ます。
化粧品業界の方で自社サイトの順位が中々上がらない方は、こうしたサービスが世の中にあり、多くの上位表示サイトが利用しているという事実を認識すべきです。
恐らくこうしたサービスを使うだけで相当検索順位が上がっているはずです。ということは = 新しい形のSEOサービス ということすら言えるかもしれません。
私は個人的にこうしたサービスの利用を推奨したくはありません。しかし、別の形で良質な被リンク数、トラフィック、エンゲージメントを増やす対策をしないと彼らとの差は開くだけになるはずです。
どうすればこれら3つのスコアを高めることが出来るかを考えて下さい。
そして化粧品業界以外の業界にも徐々にこうしたサービスは影響力を増すはずです。
どの業種の人達も、その時がくるまでに良質な被リンク数、トラフィック、エンゲージメントを増やす対策を始めて下さい。

Googleが最後のペンギンアップデートを実施!その特徴と対策は?
2016年09月29日
Googleが最後のペンギンアップデート「Penguin 4.0」を9月23日に実施しました。この事はGoogleの公式ブログ
https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/09/penguin-is-now-part-of-our-core.html
でも詳しく発表されています。

公式発表によると今回のペンギンアップデートは:
(1)Penguin のアップデートがリアルタイムになった
(2)サイト全体へのペナルティーだけではなく、個別ページへのペナルティーも与えるようになった
これにより今後は手動によるアップデートではなくなるためペンギンアップデートの更新をGoogleは発表しなくなるということです。
実際に今回の変動はどのくらいのものかというと私のクライアントや私が管理するサイトの範囲でいうと2年ぶりくらいの大きな大変動です。
これらの情報を知るだけは何のメリットもありません。何故なら今回のアップデートによってどのようなサイトの順位が下がり、上がったのかその差を知り、その差を埋めていくことが順位復旧に繋がる唯一の行動だからです。
幸いなことに今回の変動の原因は比較的短時間にはっきりと把握して、対処策も考案することが出来ました。
全日本SEO協会が来月、正式にリリースする外部要素調査・比較の最新ソフトを駆使して調査対象のサイトを調べた結果、ペンギンアップデート激変で下落したサイト、上昇したサイトの違いがわかりましたのでご報告します。このソフトを使うと非常に短時間にどのような変動が起きても特徴と対策が分かるようになるからです。
今回の変動により順位が下がるか、上がるかは「関連性のあるサイトからリンクされているか、そしてリンクを張っているか」です。非常にシンプルです。
順位が下がった企業から相談を受けてそれらのサイトの様々な外部要素を調査したところ、明らかに関連性の高いサイトからリンクを張ってもらっていないサイトの順位が下がり、張ってもらっているサイトの順位が相対的に有利になり順位が上がりました。
本来ペンギンアップデートというのは過剰最適化に対するペナルティーであり、それは:
(1)キーワードの詰め込み過ぎ
(2)不正リンクの集め過ぎ
の2つ、あるいはどちらかが該当したサイトに適用されるペナルティーです。
不正リンクの集め過ぎとはどういう意味かというとそれはGoogleからの評価が高いと思われるだけのサイトから業種や関連性を無視してとにかく自社サイトのユーザーにとって無関係だと思われるサイトからでもリンクを張ってもらおうとする事です。つまり節操の無い被リンク獲得活動のことです。
皆さんの中で、順位が9月23日以降落ちてしまい原因がわからなった方は、関連性の低いサイトへのリンクをサイトから削除することから始めて下さい。
正直、これまでたくさんの関連性の低いサイトからの被リンクを増やし、かつ発リンクを増やしたのにそれらをゼロにするのは辛いです。しかし、それをし続ける限りGoogleは許しません。
Googleは被リンクだけではなく、発リンクに対しても厳しく監視しており関連性の低いサイトと関わり合う事自体を無くそうとしています。その理由は、関連性の高いサイト同士の相互リンクが過去にものすごい効果があり、そうした状態を放置しておくと今でも被リンクというデータに依存した順位計算体系が崩壊するからです。
つまり簡単に集めやすい被リンクを一掃するのに一番効果的なのは関連性の低いサイトに気軽にリンクを張ったり、張られたりすぐ関係を壊すことだからです。
ただ、Googleはそんなに簡単に関連性が高いリンクかどうかを見破ることは出来るのでしょうか?
出来ます。
その証拠としては:
A) アドセンス広告などは何年も前からページのテーマにあった広告を自動表示するようになっておりそうした技術をGoogleは持っている
B) Googleのように被リンク元、発リンク先を分析することに特化した企業のマジェスティックSEOでさえも下図のように業種を色分けして非リンク元に関連性が高いかどうかを見せる機能を持っている
という2つがすぐに思い出されるくらいWeb業界の中では常識になっています。

少しでも早く、関連性の低いサイトへの発リンクを削除して、同時に関連性の高いサイトからのリンクを獲得する活動をスタートして下さい。
ただし、関連性が低いサイトからのリンクでも有名なサイトや権威のあるサイトからの被リンクを減らすことはマイナスになります。
重要なことは関連性の高いサイトからの被リンクが大半であり、関連性の低いが有名なサイトや権威のあるサイトからのリンクが少しあるという比率がカギになります。
何故なら関連性の高いサイトへの発リンクを減らすことはすぐに出来ても、そうしたサイトからの被リンクはそんなに急激に増やすことが出来ないが現実だからです。
今回のアップデートで影響を受けなかったサイトを管理している方でも将来に渡りこうした新しく、厳しいルールをGoogleが適用したことを忘れないで下さい。
キーワードを書く比率を調整しただけで上位表示することがあります
2016年09月23日
前回の記事では「自分が上位表示を目指しているページが上位表示しないで、別のページが上位表示してしまう・・・」という現象の理由には:1、キーワードがくどく書かれている
2、コンテンツ量が競合ページよりも少ない
3、意味がズレている
という3つがあるということを解説しました。
今回は、4つ目の理由の:
「メインキーワード、ミドルキーワード、サブキーワードの比率が間違っている」
について解説させていただきます。
ページ内に書かれるキーワードには:
メインキーワード
ミドルキーワード
サブキーワード
の3種類があります。
メインキーワードは、そのページの中で最も多く書かれるべき言葉で、
ミドルキーワードは、その次に多く書かれるべき言葉で
サブキーワードは最も少なく書かれるべき言葉です。
例えば、3つの言葉から成る複合キーワードの
「相続 弁護士 大阪」
の場合は
メインキーワード → 相続
ミドルキーワード → 弁護士
サブキーワード → 大阪
です。
これは何故わかったのかというと実際に
「相続 弁護士 大阪」
で上位表示をしているWebページを分析して分かったからです。
下の表は、「相続 弁護士 大阪」でGoogleで1位から10まで表示されているWebページの中にどの言葉が何%書かれているかを示すキーワード出現頻度です。



これらを見ると一部の例外を除いて・・・
相続、弁護士、大阪 の出現頻度の順番は
相続
弁護士
大阪
の順になっていることがわかります。
この順番を間違えるとそれだけで上位表示出来ないことがあります。
例えば
弁護士
相続
大阪
と書いてしまったり
大阪
弁護士
相続
という順番です。
そして順番を正しいもの、つまり
相続
弁護士
大阪
に変更するだけで上位表示することがあるのです。
もし自分が「相続 弁護士 大阪」という複合キーワードで上位表示したいならば実際に上位表示しているWebページのキーワード出現頻度を解析してメインキーワード、ミドルキーワード、サブキーワードの比率を把握することです。
そして自分が望むページが上位表示していないのならメインキーワード、ミドルキーワード、サブキーワードの比率が上位表示しているページに近いかを見るのです。そして違っていたらそれら成功しているキーワードの比率に自分の目標ページを合わせることが有効な上位表示対策です。
先週お会いしたクライアントさんのページもまさにメインキーワード、ミドルキーワード、サブキーワードの比率が間違っており、ミドルキーワードであるべき言葉をメインキーワードよりも多く書いているためにGoogleに嫌われていたことがわかりました。何故わかったのかというとキーワードの比率を上位表示集団の比率と同じにしたらこれまで検索にかかっていなかったページが上位表示するようになったからです。
検索順位アップのすべての鍵は検索結果ページにあります。
問題は、いかに注意深くあらゆるアングルで上位表示集団の特徴と、上位表示できていない集団の特徴を見抜いて上位表示集団の特徴を自分のページに取り込み、上位表示できていない集団の特徴を取り除くことが出来るかです。
ぜひこうした視点でもご自分のページをチェックして成果を上げて下さい。
狙っていないページが上位表示してしまう理由とは?
2016年09月17日
最近相談が増えている問題として「自分が上位表示を目指しているページが上位表示しないで、別のページが上位表示してしまう・・・」というものがあります。この現象にはいくつかの原因があります。
今回はそのいくつかについて解説させていただきます。
1つ目の理由とは・・・
「キーワードがくどく書かれている」
というものです。
Googleが嫌がるページ、つまり上位表示を避けるページの特徴の1つは同じ言葉がたくさんかかれているページです。
例えば「青森 りんご」で上位表示しているページに「りんご」というキーワードをページ全体の8%だとか、10%くらい書くということはそのページ内の単語の10回に1回は「りんご」という単語になってしまい人間が見た時に見づらいページになることがほとんどです。
このパーセンテージのことをキーワード出現頻度(海外ではKeyword Density:キーワード密度)と呼びますが、全業界平均値でいえば目標キーワードを目標ページ内には4%〜6%、それが無理な場合は3%台書いて、出現頻度ランキングは1位、つまりそのページで最も見られる言葉にすることが有効な内部SEO対策です。
2つ目の理由は・・・
「コンテンツ量が競合ページよりも少ない」
というものです。これはある意味当たり前のことですが、普段から自分のサイトを見慣れている場合気がつかないことがあります。
それは上位表示している競合他社のページが1,000文字書いてあったとして、自社のページに300文字しか書かれていなかったらほとんどの場合自社のページが1000文字書かれているページよりも上位表示することはありません。
特に300文字しか書かれていないページの多くが:
1、本文の下の部分に他のページにも書かれている重複コンテンツが書かれている
2、本気で情報を発信しようとしていなく、SEOのために消極的姿勢でコンテンツを書いている
というものばかりです。(もちろん例外はあります)
この場合の対処策は現在書かれているコンテンツの下にもう少し言いたいこと、出来れば読者にとって少しでもメリットのある何かを数百文字追加することです。
数日前、数ヶ月前に書いたものを見直して見ると「この事を書くのを忘れた・・・」だとか、「こういう説明ならもっと分かりやすいかな・・・」という気付きが生じることがあります。そうして植物に水を与えるようにコンテンツを少しずつ追加するというのが最もやりやすい方法だと思います。
他に出来ることとしては:
(1)事例を追加する
(2)他者からもらったコメントを追加する
(3)参考情報を追記する
(4)ライターさんにテーマを厳密に指定して関連したコラムを書いてもらい「コラム」と書いて追加する
(5)写真や説明画像を何枚か追加してそのことについて画像に下に手短に説明文を書く
等があります。
これらのうちどれも時間が無いために出来ないという時はそのサイトの中にある他のページで少しでも関連性のあるページを
(キーワード)site:(ドメイン名)
でサイト内検索をGoogleでしてみて見つかったらば、「この記事の関連記事もご覧下さい」などと声がけをしながらテキストリンクを張り、その上か下にリンク先のページの概要を2,3行書くという方法もあります。
3つ目の理由は・・・
「意味がズレている」
というものです。
例えば、「青森 りんご」で上位表示したいページなのにそこには青森のりんごの事だけではなく、他の産地のりんごのことがたくさん書かれていたり、様々な産地のりんごのことを書いていたら、客観的に考えてそのページのテーマは「青森 りんご」ではなく、「りんご」全般のことになってしまいます。その結果、「りんご」では上位表示しやすいページになります。
このことは逆のことも意味します。それは、「りんご」で上位表示したいなら特定の産地のりんごのことばかり書いてはいけないということです。様々な産地のりんごを偏り無く書く必要があります。
もう一つの意味のズレで多いのが、りんごの販売をしているページを「りんご」で上位表示しようとするミスです。
「りんご」が意味するのは決してりんごの販売だけではなく、りんごとは何かの解説やその栄養分について、味について、ジュース等の利用用途についてなど総合的なものです。
自社サイトにそうしたコンテンツが無くてりんごを販売するための商品としてのりんごの紹介文や、お客様の声、生産者の声、産地の様子などばかりを書いてしまうとそれは結局は「りんご 販売」でしか上位表示出来ないページになってしまうのです。
このように上位表示を目指す目標キーワードと目標ページの間にズレがあるかを確認してズレを見つけたらそれを解消するためにコンテンツを最適化するか、目標キーワードをページの実態に合った論理的に矛盾の無いものに変更をするべきです。
そうすることにより無理なく安定的にGoogleで上位表示出来るようになります。
4つ目の理由は・・・
「メインキーワード、ミドルキーワード、サブキーワードの比率が間違っている」
です。これは少し複雑な話になりますので次回のブログで解説させていただきます。
ぜひ出来るところからGoogleやそれを使うユーザーが「この検索キーワードにふさわしいページだ。」と判断してもらえるページ作りを強化して下さい。
それにより高い確率で望んだページがGoogleで上位表示するはずです。上手く行くことを祈っています。

ブログパーツ等のリンクは隠しリンク扱いでペナルティーを受けるようになった!
2016年09月09日
Googleがまた被リンク評価の基準を厳しくしました。Googleウェブマスター向け公式ブログ(2016年9月8日)によると「大量のキーワードを含むリンクや、隠しリンク、低品質のリンクが、ウィジェットに埋め込まれたまま様々なサイトへ配布されているケースについて確認します。
ウィジェットをうまく活用すると、ウェブサイトにおける体験をより価値あるものへと高め、ユーザーを引きつけることができます。しかし一部のウィジェットは、ウェブマスター自身が配置した覚えのないリンクを、アンカー テキストが編集できないような形で、勝手に配置することがあります。これらのリンクは自然に配置されたものではないため、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)の違反と見なされます。」

これより次のようなブログパーツやアクセスカウンター等にリンク情報をつけたまま配布すると手動によるリンクのペナルティーを受けて検索順位が著しく落とされることになりました。

こうした形で被リンクを集めているサイト管理者や、そうしたリンクを購入しているサイト運営者は至急対応しなくてはなりません。
対応策はそうしたリンクを削除すること(削除してもらうこと)、またはrel="nofollow" 属性を追加して被リンクとしての効果をゼロにするかのどちらです。
こうしたところに広告を表示している企業や被リンクを販売している企業は事業モデル事態に影響が出るはずです。
こうしてGoogleは被リンクの集め方に対して非常に厳しくなってきていますが、結局はサイト管理の知らぬ間に張られたリンクは今後禁止されてゆく報告性にあることが見えてきました。
例えば、無料HPレンタルサービスを使うとフッターに提供元企業のサイトへのリンクやテキストリンク広告が張られている場合もrel="nofollow"を貼るか、リンクそのものを削除しないとリンクを張っているサイトも、張られているサイトも両方ペナルティーを受ける可能性が出てきました。
さらには、Web制作会社がクライアント企業のサイトを制作した際にフッターに「Powered by XXXXX」と書いて自社サイトにリンクを張ることもリスクが生じてきました。
そして最も危険なのはデザインテンプレ―トです。良くあるのがWordPressやブログのデザインを良くするためにデザインテンプレートを購入して自社サイトに適用するケースがありますが中には「Desigined by XXXXX」だとか、「Provided by XXXXX」というように販売元のサイトへのクレジットリンクが含まれていることがあります。デザインテンプレートは比較的誰でも作って配布することが容易なものなのでGoogleのペナルティー対象になる可能性が高いはずです。
Googleが許すリンクというのはユーザーが自分の意志でクリックするリンクか、クリックする可能性があるリンクだけになるということだと思います。
これまで効率的に被リンクを集めてきた企業は考え方を変えなくてはなりません。集めて良い被リンクは「サイト運営者が積極的に紹介をするためのリンク」だけになりました。
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