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アルゴリズムアップデート

【速報】Googleが3月12日に広範囲なアルゴリズムアップデートを実施!

2019年03月14日

Googleが月12日に広範囲なアルゴリズムアップデートを実施したことを公式に発表しました。

This week, we released a broad core algorithm update, as we do several times per year. Our guidance about such updates remains as we’ve covered before. Please see these tweets for more about that:
「今週、当社は広範囲なアルゴリズムアップデートを実施しました。これは毎年数回実施されるもので、このアップデートに関するガイドは以前発表したものと同じです」(2019年3月12日)


この「以前発表したもの」とは昨年2018年3月13日に発表された情報で、具体的には・・・
「検索キーワードと関連性の高いページの順位が上がり、関連性の低いページの順位が下がる」
という関連性に関するアルゴリズムアップデートです。

Googleは2018年3月、5月、8月と3回に渡り、検索キーワードと関連性の高いページの順位が上がり、関連性の低いページの順位が下がるというロジックのアルゴリズムを強化してきました。この傾向は今後も強まるのでは無いかと思っていたやさきに今回の3月12日のアルゴリズムアップデートが実施され、驚きました。

当ブログでも過去何度かにわたって報告してきたようにGoogleで上位表示するには:

1、検索ユーザーの検索意図を推測する
→ 実際にGoogleで目標キーワードを入力して検索してみてどのようなWebページが上位表示しているかを観察する

2、自分が上位表示を目指す目標ページの内容とそれらを比較する

3、自分のページに足りない項目を追加して、自分のページにだけにある余分な情報、つまり検索キーワードと関連性低いコンテンツを削除する
→ 検索キーワードと関連性の低い文章、画像、リンクは全てノイズです。ノイズを減らして、関連性の高いコンテンツを追加してください。

の3つのステップを実施することです。
私はこのことを過去のセミナーやコンサルティングを通じて提案してきました。

この3つのステップを実施することにより、ユーザーの検索意図に沿ったページに改善することが可能になり、検索キーワードとページの関連性が格段に高まります。

すでに、私のクライアント企業の中でこのステップを3ヶ月以上前から繰り返し、ページを改善してきた企業のページが今回のアルゴリズムアップデートで上位表示したという報告が複数入ってきています。

反対に、ページを未だ改善していないクライアント企業からは、検索順位が大幅に落ちたという報告が入ってきています。

勝負の分かれ道は:

(1)検索意図を検索結果上位表示集団のサイトから読み取り、それらに自社ページを近づけること

(2)それにより検索ユーザーの検索キーワード(クエリ)との関連性を高めること

これが出来るかどうかにかかっています。

こうした対策をすれば、次のインデックスアップデート、あるいは、アルゴリズムアップデートが実施されるであろう2から4ヶ月先、平均3ヶ月先には検索順位が復旧するはずです。

検索順位が落ちて困ってらっしゃる方の少しでも早い順位の回復を祈ります。

【公式発表】Googleのアルゴリズムは自動的に医療サイトを検知して重点チェックしているという事実が明らかに!

2019年02月23日

Googleは2019年2月15日に報告書「How Google Fights Disinformation」(Googleはどのようにして偽情報と戦っているのか?)を公開しました。

この報告書を分析した米国のSEOニュースサイト「Search Engine Roundtable」のBarry Schwartz はこの文書を熟読して次の重要情報を発見しました。

それは、その報告書のP.13に書かれているもので:
"where our algorithms detect that a user’s query relates to a “YMYL” topic, we will give more weight in our ranking systems to factors like our understanding of the authoritativeness, expertise, or trustworthiness of the pages we present in response."
「検索ユーザーが検索したキーワードがYMYL(Your Money Your Life: 医療・健康サイトのような人の命に関する情報を取り扱うサイトと、投資や金融などの人の経済に影響を与えるサイトの総称)に関わるサイトを探すためのものだとGoogleのシステムが検知した際には、検索アルゴリズムが自動的にE-A-T(Expertise:コンテンツの専門性、Authoritativeness:権威性、Trustworthiness:信頼性)が十分にあるサイトが上位表示されやすいランキング方式で算出した検索結果を表示する」
という点です。
【出典】
Google Algorithms Detect & Adjust Rankings For YMYL Queries(GoogleのアルゴリズムはYMYLに関する検索クエリを検知してランキングを調整する)

従来Googleが公表していたことはサーチクオリティーチームというサイトの品質をチェックするスタッフがサイトにE-A-Tがどれほどあるかをチェックしているということだけでした。

しかし、今回の報告書にははっきりとGoogleのアルゴリズムが自動的に:

(1)医療・健康サイト等のYMYL関連サイトを認識する

(2)認識したサイトに対してE-A-Tがどれほどあるかをチェックする

と述べています。

このことは何を意味するのでしょうか?

最近、私の新規クライアントや初めてセミナーに参加する人たちからいただく相談で最も多い相談が、病院や歯科医院、整体・整骨・治療院等のサイト運営者からの相談で内容としては:

1、2017年12月にGoogleが日本でだけ実施した医療アップデート以来、検索順位が大きく落ちてしまいサイトのアクセス数が激減している

2、2018年8月1日にGoogleが実施したコアアルゴリズムアップデート以来、検索順位が大きく落ちてしまいサイトのアクセス数が激減している

3、2018年9月28日にGoogleが実施したアルゴリズムアップデート以来、検索順位が大きく落ちてしまいサイトのアクセス数が激減している

という内容です。

これらの業種のサイトは今回の報告書の通りYMYL関連サイトであり、まさにこの新アルゴリズムによって検知され、他の業種と比べると何倍も厳しいE-A-Tに関する信用調査を受けていることになります。

だからこそ、想像を超えるほどの検索順位ダウンと、それによるサイトのアクセス数の減少を強いられているのでしょう。

さらに、このGoogleの報告書を読むと具体的にGoogleのアルゴリズムがどのようにしてサイトのE-A-Tを調査しているのかがわかります。

それはBarry Schwartz がP.12に書かれていると指摘している次の部分です:
How do Google’s algorithms assess expertise, authority, and trustworthiness?
• Google’s algorithms identify signals about pages that correlate with trustworthiness and authoritativeness. The best known of these signals is PageRank, which uses links on the web to understand authoritativeness.

(Googleのアルゴリズムはどのようにしてサイトの専門性、権威性、信頼性を評価するのか?
・Googleのアルゴリズムは信頼性と権威性に関するシグナルを識別します。そのシグナルとはページランクというシグナルであり、ページランクは権威性があるかどうかを理解するためにリンク情報を使います)


Googleはここではっきりと「サイトに権威があるかどうかは、そのサイトにリンクを張っている外部サイトが権威を持っているかどうかで決まる」と述べています。

ということは、大学や、病院のサイトや学会のサイト、有名製薬会社、大手マスコミ、政府のサイトなどからリンクを張ってもらっている医療・健康サイトは高く評価されて検索順位が上がるということです。

そしてそれは、病院や歯科医院などが上位表示をするためにはこうした大学や、病院のサイトや学会のサイト、有名製薬会社、大手マスコミ、政府のサイトなどからリンクを張ってもらう必要があるということになります。

逆に、そうしたサイトからリンクを張ってもらっていないところが一年近く前から順位が悪化してサイトのアクセス数が減少しているということです。

最近では外部サイトからのリンクが軽視される風潮がありますが、簡単な検索キーワードならともかくも、ライバルサイトが狙っている競争率の高い検索キーワードで順位を上げるための基礎は権威のあるサイトからリンクを張ってもらうことが決定的な対策になるということを忘れてはなりません。

この一年で検索順位が大きく落ちた医療・健康関連のサイトを運営している方は、自サイトがどんなサイトからリンクを張ってもらっているかをサーチコンソールで確認して下さい。

【サーチコンソールでの外部サイトからの被リンク情報の確認手順】

STEP1:サーチコンソールにログインして、左サイドメニューの「リンク」をクリックして「外部リンクをエクスポート」をクリックする


STEP2:「最新のリンク」を選択



STEP3:「Googleスプレッドシート」を選択





STEP4:アルファベット順で並び替えてどのようなドメインのサイトから自サイトがリンクを張ってもらっているかを確認する



その被リンク元サイトのURLの中に、SEO業者からのリンクや、広告を販売するサイトからのリンクを発見したとしても、それらはGoogleが求めるものではありません。

1件でも、2件でも良いので、大学や、病院のサイトや学会のサイト、有名製薬会社、大手マスコミ、政府のサイトなどからリンクを張ってもらう必要があります。

どうすればそうしたサイトからリンクを張ってもらえるのか、誰に聞くのが良いのかを力を合わせて考え、依頼できるところを探し、依頼するべきです。

何らかの条件が整えばリンクを張ってもらえるかも知れません。

それは:

(1)何らかの形で大学の研究に協力すること協力医療機関という名目でリンクを張ってくれる可能性がある

(2)臨床報告のレポートや統計、データをサイトに載せれば、参照先、参考リンクという形でリンクを張ってくれる可能性がある

(3)特定の製薬会社や医療機器メーカーの商品を使用すると提供医療期間一覧ページからリンクを張ってくれる可能性がある

(4)特定の製薬会社や医療機器メーカーの商品開発やプロモーションに協力すると協力者一覧ページからリンクを張ってくれる可能性がある

(5)マスコミ受けするような医療情報のコラムを書いたり、珍しい治療を報道するための取材に応じると大手マスコミがリンクを張ってくれる可能性がある

(6)マスコミ受けするような珍しいトピックに関するアンケートを患者や医療従事者に実施してその集計結果をわかりやすく発表し、プレスリリースを代行業者に依頼すればそのことに一定のニュースバリューがあると判断した大手マスコミがリンクを張ってくれる可能性がある

(7)政府の調査活動に協力したり、地域の医療レベルの向上に協力すると協力機関・団体ページからリンクを張ってくれる可能性がある

(8)メジャーな医療団体、マイナーな研究会など医療関連の団体の会員、研究員になるとそれらのサイトにある会員、研究員紹介ページからリンクを張ってくれる可能性がある


など自分の専門知識を必要とする企業、団体、政府機関に提供することによって得られる不正では無く、Googleも認めざるを得ないリンクになるはずです。

他にも現在取引関係のある調剤薬局やその本部サイトからリンクを張ってもらうなどビジネス関係から得られるリンクもあるはずです。

私のクライアントの医師の方の場合、1つの効果的なリンクを張ってもらうために複数回のやりとりをして半年以上の時間をかける方もいるくらい、良質な被リンクを1本獲得するにはたくさんの時間と忍耐力が要求されます。

反対に、すぐに効果の無くなる被リンクや最初から効果の無い被リンクは簡単に得られるものや安易にお金で獲得出来るものばかりです。
こうした安っぽい被リンクをGoogleは決して評価しないことを認識しなくてはなりません。

今回はリンクの重要性についての報告ばかりでしたが、当ブログでは今後はリンク以外のサイト内部に関わること、コンテンツの質に関わる発見についても追求し、報告させていただきます。

Googleがどのようにアルゴリズムを変えても、必ずそこには対策というものが考えられるはずです。

ただ、その対策というものは年々幼いものではなく、高度で大人のやり方に変化してきています。

ご自分の持つあらゆる力、専門知識、経験、人間関係などのリソースを使う高度な対策が求められます。

2018年にSEOの世界で起きたことは2019年も続く!

2019年01月08日

新年明けましておめでとうございます!

昨年2018年は非常に多くの変化がSEOの世界に起こり、対応に追われた1年だったと思います。

ちょっと思い起こしただけでも・・・

・モバイルファーストインデックスの実施
・サイトのSSL化の事実上の必須化
・医療広告ガイドラインの実施
・8月1日のコアアルゴリズムアップデートの実施
・9月28日のアルゴリズムアップデートの実施


という大きな変化に対応しているうちに終わったのが2018年だったと感じる方も多いと思います。

正直日々の仕事だけでも大変なのに、こうした試練をGoogleから与えられたのは辛いことでしたが、それでも改めて自分のサイトを眺めて見ると明らかにより良いサイトになっているはずです。

例えば、全ページがモバイル対応していなかった企業のサイトもしっかりとモバイル対応してモバイルファーストインデックスが適用され、どこから見てもモバイルユーザーの使用に耐えるものになっているはずです。

それまでサイトにユーザーが入力した情報をハッカーが簡単に盗み見できていたセキュリティーの緩いサイトも全ページSSL導入により暗号化され安全なサイトに生まれ変わったはずです。

医療関連のサイトは、信憑性の低い、いいことばかりが書かれている患者さんからの声の掲載を厚生労働省が昨年6月に医療広告ガイドラインにより禁止したためサイトから削除した方は、以前に比べて客観的な情報のみがあるサイトになったと思うはずです。

8月1日のコアアルゴリズムアップデートに対応するために、それまでユーザーの検索意図を無視して自分が言いたいことばかり載せていたWebページはユーザーの検索意図を満たすためだけのクエリーに一致したコンテンツだけがしっかりと載っているはずです。

そして9月28日のアルゴリズムアップデートに対応するために、低品質なページを改善、あるいは削除してユーザーが見たいページばかりのサイトになったはずです。

ユーザーのためのサイトを作ることが私たちサイト運営者の責務であり、目標ですが、どんな本を買っても、どんなセミナーに参加してもその作り方を知ることは非常に困難です。その理由は、恐らくWebを取り巻く環境とユーザーが求めるものが非常に早いスピードで変化しているからでしょう。

そうした中で、Googleがそのときそのとき要求するサイトに対する改革をどんなに辛くても実施すれば結果的にユーザーにとって良いサイトに改善できるのではないでしょうか?

もちろんGoogleはいつも正しいことをするわけではありません。しかし、GoogleがGAFAというIT業界の4大ジャイアントの一角を占められる理由はユーザーをいつも見ていて、彼らの要求を満たすことに専念しているからに違いありません。

だとしたら、私たちサイト運営者もGoogleの主張を理解して、「それはユーザーのためになるのでは」と少しでも思うものは躊躇なく実現する努力をすべきではないでしょうか?

2019年が始まり一週間を過ぎましたが、良いニュースが1つだけあります。

それは、今年になって未だGoogleはアルゴリズムアップデートを実施していないということです。

なぜこのようなことを言うのかというと、例年Googleは年明け、ゴールデンウィーク、お盆休みなど私たち日本人のホリデーシーズンに比較的大きなアップデートを実施して、休暇明けでぼうっとしている人々の目を覚ますことがあるからです。

しかし、今年の正月休み明けには何も無いようです。これほどのよいニュースは無いと思います。

今年2019年はSEOとWebマーケティングの世界で一体何が起きるのでしょうか?

先のことはわかりませんが、少なくとも昨年実施された・・・

・モバイルファーストインデックスの実施
・サイトのSSL化の事実上の必須化
・医療広告ガイドラインの実施
・8月1日のコアアルゴリズムアップデートの実施
・9月28日のアルゴリズムアップデートの実施


という変化はその時点で終わったことではないはずです。

これらのことはこうした方向性が始まったという意味であり、これらのことが今後ますます厳しくGoogleに問われていくはずです。

モバイルファーストインデックスの実施
→ 形だけのモバイル対応では無く、より踏み込んでスマホユーザーにとってもっと使いやすいデザイン、操作性を追求する。

サイトのSSL化の事実上の必須化
→ メインサイトだけでなく、自社が運営するすべてのサイトをSSL化してセキュリティーを強化する。
有料のSSLを使っている場合は、無料のSSLがたくさん世の中に出回っているのでそれらに切り替えて無駄を省く

医療広告ガイドラインの実施
→ 客観性に欠ける情報が未だ自社サイト上に無いかを確認して見つけ次第、改善または削除する

8月1日のコアアルゴリズムアップデートの実施
→ 検索意図に逆らうコンテンツやサイト内リンクはページ内から削除して検索意図を満たすコンテンツばかりのページに改善する

9月28日のアルゴリズムアップデートの実施
→ キーワードの詰め込みは出現頻度を減らして解消し、独自性の低いコンテンツは削除するか、少数のページにまとめてそうしたページの数を最小化する

少なくともこうしたことは2019年になっても継続するべきです。

今年がWebサイトを運営する皆さんにとってとても良い一年になることを祈ります。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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