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アルゴリズムアップデート

8月1日のGoogleコアアルゴリズムアップデートは医療・健康サイトだけに影響したのか?

2018年08月10日


2018年8月1日にGoogleが実施したコアアルゴリズムのアップデートの影響で検索順位が落ちてしまったサイトが多数あることがわかってきました。

海外のSEOニュースサイトでは医療・健康関連のサイトの多くに影響が出た、つまり順位が落ちているサイトが多いというニュースがあります。


【参照元】
Google Medic Update Complete But We Are Seeing New Search Fluctuations
『Googleが医療アップデートを実施完了。しかし新たな順位変動を確認』

https://www.seroundtable.com/google-medic-core-algorithm-update-done-26185.html


この記事によると順位変動が報告されたサイトのジャンルは医療・健康関連ばかりだということです。そのためこの記事を書いたBarry Schwartz氏は今回のコアアルゴリズムアップデートを「Medic Update(医療アップデート)」と名付けました。

しかし、実際にこの日本で順位が落ちたサイト運営者からの話を聞くと順位が落ちたのは医療・健康関連のサイトだけではないことがわかります。

8月1日のGoogleコアアルゴリズムアップデートが実施されていない私のところには非常に多くの相談、質問が来るようになりました。私の個別コンサルティング先や会員企業の中で今回のアップデートの影響で順位が落ちたと報告が来た業界は:

医療(病院、クリニック、歯科医院、医療雑誌)
健康(整体・治療院、健康食品)
美容(コスメ、エステ)
教育(語学学校、資格専門学校、学習塾、コンサルティング)
物販(既成品販売、中古品販売、オーダーメイド品販売)
物品買取(高級品買取)
不動産(賃貸、買取)
求人


というように多岐に渡ります。

ですので、医療健康業界だけに影響があったアルゴリズムアップデートでは無いことは確かです。

しかし、それでも傾向としては相談の半数は確かに医療・健康業界というような人の命や健康に影響を与える業界です。

問題は検索順位が落ちたWebページはどのようなページかです。

私のところに相談がきたWebページを思い出すと明らかに1つの共通点があります。

それは、検索キーワードに対して的確な答えを提供していないページの順位が下がっているという点です。

反対に今回の変動で順位が上がったWebページは検索キーワードに対して的確な答えを提供しているところばかりです。

医療や健康業界の方が狙っているキーワードの多くが病名、症状名、薬品名など専門用語です。

専門用語で上位表示するには方法は1つしかありません。

それは難しい専門用語を素人でもわかりやすいようにシンプルに解説することです。

今回の変動で順位が上がったWebページは見事それを実践しているところばかりです。

反対に順位が落ちたWebページはそれが全く出来ていません。

何故でしょうか?

それは・・・

1、無理に文字数を増やそうとして余計なことがたくさん書かれているから
→ 2年くらい前のGoogleでは文字数が多いWebページの順位が上がっていたのでそれに対応するために自分も文字数を増やした人が大勢います。しかし、そうしたテクニックは必ずGoogleが無効化するアルゴリズムを導入するのがGoogleSEOの歴史です。むやみに文字数を増やしている方は検索キーワードに対しての的確な答えでない部分を見つけて削除してください。そして検索キーワードに対しての的確な答えをより補強するための関連性の高いコンテンツを追加してみて下さい。

2、自分が書きたいことをたくさん書いているから
→ 現在のSEOの非常に難しいところは、サイト運営者、サイト運営企業が書きたいことを書けば書くほど検索順位が落ちるというジレンマです。何故そうしたことが起きるのかというと、多くの場合、読者が知りたいことと書き手が言いたいことにはズレがあるからです。売れている雑誌を想像してみて下さい。編集者が個人的に書きたいこと、雑誌社がスポンサーのために書かなくてはならないことばかり書かれている雑誌が売れているでしょうか?そうではないはずです。実際には読者ニーズを敏感に、的確につかみ、そのニーズを満たすために全力を尽くして記事を書いている雑誌こそが売れている雑誌のはずです。テレビ番組も同じはずです。若くて優秀な人から見ると今のテレビ番組はつまらなくなっていると感じるはずです。しかし視聴率の高い番組は優秀な番組プロデューサーが視聴者の属性、ニーズを的確につかんでそのニーズを満たす内容になっているはずです。

このように専門用語で上位表示するためには己の言いたいことを抑えて、読者が何を、どのように知りたいかだけに集中してシンプルな構成の記事を書く必要があるのです。

シンプルな構成とは実際にGoogleで上位表示しているページを見ると:

・XXXXXXってなに?

・XXXXXXにはなんでなるの?

・XXXXXXにはどんな治療をするの?

というものや

・XXXXXXとは

・XXXXXXの原因

・XXXXXXの治療

というようなパターンになっていることがわかります。

このように自分が書きたいことを書くのではなく、読者が知りたいことを予測して、そのニーズだけを「その時」満たすような内容のページに改善すれば今回のアルゴリズムアップデートは克服出来るはずです。

先程は、売れている雑誌や人気TV番組の例を出しましたが、さらに言えばサイト運営者が書きたいことを書きたいだけ書いているWebページは、自分が書きたいことを書きたいだけ書いた自費出版の自叙伝のようなものです。

本人は楽しく読めるでしょうが、世の中のほとんどの人が読んでくれないという商業ベースでは失敗ということになります。

書くこと、文字数を増やすこと、ページを増やすことを目的にしたらSEOは絶対に失敗します。

商業ベースで成功させることに集中すれば成功できるようになるはずです。

今回のアルゴリズムアップデートは非常に不本意なものでしょう。しかし、それにより私達はまた強くなり、より高みに登る能力を獲得するはずです。

【速報】8月1日にGoogleで大きな順位変動!広範囲なコアアルゴリズムアップデートの実施を発表。順位回復の対策は?

2018年08月03日


Googleが2018年8月1日に広範囲なコアアルゴリズムアップデートを実施したと発表しました。

その発表の内容は:
This week we released a broad core algorithm update, as we do several times per year. Our guidance about such updates remains the same as in March, as we covered here: https://twitter.com/searchliaison/status/973241540486164480 …
『今週、当社では広範囲なコアアルゴリズムのアップデートを実施しました。これまでコアアルゴリズムのアップデートは年数回実施されています。当社のこのコアアルゴリズムのアップデートへの対策のアドバイスは3月のものと同じです。詳細は
https://twitter.com/searchliaison/status/973241540486164480
を御覧下さい。』



【情報元】
https://twitter.com/

というものです。

今年3月に実施されたコアアルゴリズムのアップデートの際にGoogleがアドバイスした内容は「今回のアップデートに対して検索順位が落ちたサイトのサイト管理者が出来ることはない」というものと「3月7日のアルゴリズムアップデートは品質が低いサイトをテーゲットにしたものではなく、むしろコンテンツと検索キーワードとの関連性をターゲットにしたものだ」という2点です。


【関連情報】
Googleが3月初旬にアルゴリズムを更新したことを発表!大変動で順位が落ちたサイト、上がったサイトの違いは?(2018年3月18日)
https://www.web-planners.net/blog/archives/000284.html

結論としては、当ブログで:
【関連情報】
Googleが3月初旬の順位変動の理由はサイトの品質ではなく検索キーワードとの関連性が原因と発表(2018年4月14日)
https://www.web-planners.net/blog/archives/000288.html

で解説したようにGoogleは検索キーワードとの関連性が高いWebページを上位表示させようとしています。Googleで上位表示するにはユーザーが検索したキーワードに対して忠実に答えを返すWebページです。ノイズを減らしてユーザーが検索したキーワードに100%マッチしたコンテンツだけを目標ページに増やすということです。

実際に今回での変動で影響を受けている方たちが私の周りでは少数ですがいらっしゃいます。
先程も次のようなメールを会員さんから受け取りました。

『昨日8月2日から特にトップページの検索順位だけが、過去に自分のサイトでは経験したことがないくらい順位が突然一気に落ちました。いきなり80位とか90位、またキーワードによっては圏外もありました。(トップページ)
いろいろ調べたら、この日付付近で、コアアルゴリズムのアップデートがあったとネットで見ました。
しばらく数日間、どんな状況でこの順位が推移するかは分かりませんので、様子を見ようと思います。
このコアアルゴリズムアップデートというのは、どのようなサイトに影響が出るようになったのでしょうか?
ちなみにサブページも主要なページを確認しましたら、TOPページのようにだいぶ落ち込んでいるページもあれば、だいぶ上がっているページもありました。』


この方のサイトや、他の数十社のサイトの目標キーワードで検索して順位が落ちたサイト、上がったサイトを比較したところ、やはり、サイトの品質が悪いから下がったというのではなく、検索キーワードとWebページの内容が一致しているものの順位が上がり、そうでないページの順位が落ちていることが確認されました。

順位復旧の対策は:

1、検索キーワードと自社の目標ページの内容が完全一致しているかを確認する

2、検索キーワードと関連性が高く無いコンテンツが目標ページ内にあったらそのページから早急に削除する

3、それによりコンテンツが減ってしまったら検索キーワードと関連性が高いコンテンツを増やす

4、それが出来ないほど検索キーワードと目標ページの内容が異なっていたらページの内容を完全に書き換える

5、目標ページから検索キーワードと関連性の高いページになるべくたくさんサイト内リンクを張る

という5つです。

すでに、この5つのステップを前回の類似したアップデートが実施された3月以降に実施したページの順位が回復してきています。

読者の皆さんの中で、順位が落ちた方がいらしたらぜひこの5つのステップを実施してみて下さい。

反対に、今回は順位が落ちていないが、検索順位をもっと上げたいという方もこの方法を適用してみて下さい。検索順位が上がるはずです。

うまく行くことを祈ります!

Googleが3月初旬の順位変動の理由はサイトの品質ではなく検索キーワードとの関連性が原因と発表

2018年04月14日


SEOニュースサイト「Search Engine Journal」の報道によるとGoogleが3月初旬に実施した広範囲なコアアルゴリズムのアップデートは品質が低いコンテンツがあるサイトの順位を落とすものではなく、検索キーワードとの関連性が低いコンテンツがあるサイトの順位を落とすものだということです。



《ニュースの原文》
『Google’s John Mueller has confirmed the March 7th algorithm update did not necessarily target low quality sites. Rather, it had more to do with content relevance.(Googleのジョン・ミュラー氏は3月7日のアルゴリズムアップデートは品質が低いサイトをテーゲットにしたものではなく、むしろコンテンツと検索キーワードとの関連性をターゲットにしたものだと発言した)』(Search Engine Journal 2018年4月11日)
https://www.searchenginejournal.com/google-confirms-march-7th-algorithm-update-relevance-not-quality/248707/

このことは私が書いた3月18日の記事ですでに予測していたことですが、予想が的中しました。
詳しくは:
『Googleが3月初旬にアルゴリズムを更新したことを発表!大変動で順位が落ちたサイト、上がったサイトの違いは?』
https://www.web-planners.net/blog/archives/000284.html
をご覧下さい。

検索キーワードとの関連性が低いコンテンツが掲載されているWebページの順位が落とされたということは、いくら順位が落とされたWebページの品質を高めても検索順位は元には戻りません。

ではどうすれば良いのでしょうか?

順位が落ちたWebページと上位表示を目指す目標キーワードの内容が一致しているかを確認してみて下さい。

例えば、目標キーワードが「プリウス 買取相場」だとします。

《プリウス 買取相場 のGoogle検索結果》



その場合、そのキーワードで上位表示を目指しているページの内容が本当にプリウスの買取相場について「だけ」書いているかを見るのです。

プリウスの買取相場以外に他の車種の買取相場を載せていたらそれは上位表示にマイナスになるノイズになります。または、プリウスを持っているオーナーのプリウスに関する感想を載せていたら、それも上位表示にマイナスになるノイズになります。

このように順位が落ちたWebページと上位表示を目指す目標キーワードの内容が一致しているかを厳密にチェックして、すこしでも関連性の無い、あるいは低いコンテンツがそのページにあったらすぐにそれらノイズを削除して他のページに移す等の処置をするのです。

そうすることにより、検索ユーザーが検索したキーワードと上位表示を目指すWebページの関連性が高まり、その結果上位表示しやすくなります。

それでも上位表示しなければ関連性のあるコンテンツを増量して競合他社と同等か、それ以上のコンテンツ量があるWebページになるように強化して下さい。

Googleのジョン・ミュラー氏は今回のニュースで:
『”a lot of the updates that we make are more around relevance. Where we’re trying to figure out the relevance of certain queries, and not so much a matter of quality overall.』
(Googleがアップデートするアルゴリズムの多くは関連性についてのアップデートです。GoogleはWebページの品質よりも、検索キーワードとの関連性に力を入れるようにしています)

とも発言しています。

Googleは検索キーワードとの関連性が高いWebページを上位表示させようとしています。Googleで上位表示するにはユーザーが検索したキーワードに対して忠実に答えを返すWebページです。ノイズを減らしてユーザーが検索したキーワードに100%マッチしたコンテンツだけを目標ページに増やしましょう。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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