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Google検索順位変動

【速報】Googleがミスをしたため一部のサイトの順位が圏外に!原因は不具合と判明

2019年04月09日

4月6日ころより一部のサイト運営者から「自社サイトのGoogle検索での順位が圏外になった」という報告が相次ぎました。

それらのサイトの主要なページを確認しても何も問題は見当たりませんでした。そうした中、海外SEOニュースサイトの Search Engine Roundtableが:

"Google Is Dropping Pages Out Of The Search Index; A Bug?"(米国時間2019年4月5日)
『Googleが一部のサイトをインデックスから削除。バグか?』
という記事を発表しました。


その記事によると:
"Something weird is going on with the Google search index. I am seeing wide spread reports of SEOs and webmasters complaining that their URLs and web pages are being removed from the Google Index."
『Google検索のインデックスに奇妙なことが起きている模様。広範囲のWebサイト管理者から彼らのWebページがGoogleのインデックスから削除されているという報告が入ってきている』
ということです。

その3日後の週明けにGoogleの広報がその公式Twitterアカウントで:
"We're aware of indexing issues that impacted some sites beginning on Friday. We believe the issues are mostly resolved and don't require any special efforts on the part of site owners. We'll provide another update when the issues are considered fully resolved."(2019年4月8日)
『当社ではインデックスの問題がいくつかのWebサイトに先週の金曜日から発生して検索に影響が及ぼされていることを認識している。我々はこの問題のほとんどはすでに解決されていると認識しており、サイト管理者がしなくてはならないことは何も無い。今後この問題が解決されたら再度この場で報告をする予定である』
といように今回の不具合を公式に認めました。


【情報元】
Google SearchLiaison(Google検索広報)

この公式発表によるとインデックスから削除されたサイトのページのほとんどは再びGoogle検索にかかるようになっているということです。

試しに先週末から私のところに報告をしてくれたクライアント企業のサイトの検索順位を調べたらそのほとんどの順位が回復していることがわかりました。

読者のみなさんで先週の金曜日ころから急にサイトが圏外になってしまい困っていた方は再度Googleで検索してみてください。順位が完全に回復しているか、ほとんど復旧しているか、以前とは別のページが検索の比較的上位にかかっているはずです。

今回驚いたのはGoogleも検索においてミスをする、つまり不具合を起こすことがあるということです。

私はこれまでSEOの仕事をしていてこのような単純な不具合を見たことがありません。

問題は何故こうした不具合が起きたかです。

単純な人為的なミスなら良いのですが、そうではない可能性があります。

それはGoogleがこれまでの順位決定方式を超えるアルゴリズムをテストしているか、あるいは先月の3月12日に実施したコアアップデートに関連したものである可能性があります。

これまで全く別のアルゴリズムアップデートを実施したという情報は海外のSEOニュースサイトにもありません。
さすがのGoogleでも立て続けに内容が異なった大規模なアルゴリズムアップデートを実施したことはこれまでありません。

残る可能性は3月12日にGoogleが実施したコアアップデートがさらにより多くのWebページに適用された可能性です。

その証拠に、私のところには3月12日に飛躍的に順位が上昇しアクセス数が増加したサイト運営者からは順位が圏外になったという報告は全く来ていません。
反対に、3月12日になっても順位が上昇しなかったサイトや逆に順位が落ちたサイトの運営者から今回の不具合の後に順位が圏外になったという報告が来ています。

もしそうならば3月12日にGoogleが実施したコアアップデートに対応したSEOを早急にしなくてはなりません。

それは以前のブログ記事に書いたように:

「ユーザーの検索意図に沿ったページに改造する」 = 「検索キーワードに関連性が高いページに改造する」

という対策です。

未読の方はこの記事を参考にして、検索意図に沿ったページに改造するようにしてください。

今後もこの「検索意図に沿ったページが順位が上がり、そうでないページの順位が下る」という傾向は強まることが予想されます。

少しでも早い順位の回復を祈ります。

【速報】Googleが日本語のキュレーションサイトを狙い撃ちに!

2017年02月03日
Googleが本日サイトのコンテンツ品質に関するアルゴリズムの変更を公式ブログで発表しました。

重要ポイントとしては:

1、『今週、ウェブサイトの品質の評価方法に改善を加えた』

2、『今回のアップデートにより、ユーザーに有用で信頼できる情報を提供することよりも、検索結果のより上位に自ページを表示させることに主眼を置く、品質の低いサイトの順位が下がる』

3、『オリジナルで有用なコンテンツを持つ高品質なサイトが、より上位に表示されるようになる』

という3つです。

(出典)https://webmaster-ja.googleblog.com/2017/02/for-better-japanese-search-quality.html

今回のコンテンツの品質に関する評価方法の改善は海外では発表されておらず日本だけの実施だと思われます。

何故、日本だけなのでしょうか?

1つ考えられる原因はDeNA社が運営していたWelqやMery等のキュレーションサイトが著作権の問題やその内容の信憑性に問題があるキュレーションサイトを運営しており昨年12月にそれらのサイトを閉鎖したという事件があったからだという可能性があります。

これはあくまで推測でしかありませんが、この日本でも他のサイトからおいしいところだけをとってコンテンツをリライトしただけの「合成サイト」がたくさんあるため、そうした品質の低いコンテンツをGoogleのユーザーに見せなくするためだと思われます。

理由が何であれ、はっきりとしたことは独自コンテンツを自社サイトに増やすこととが益々重要になったということです。
そしてもう一つは、他のサイトから情報をコピーしてリライトしただけの合成サイトを決して作ってはならないということです。

しかし、それでも不思議なことは、今でもNAVERまとめサイトを始めとするたくさんのキュレーションサイトがGoogleの検索結果上位に表示されているという事実があることです。

何故こうした一部のキュレーションサイトは今でもGoogleで上位表示されているのでしょうか?

そこにはGoogle上位表示の秘密を知る上で重要な1つの検索順位決定要因が隠されています。

それは、文字情報自体が他のサイトからコピーしたものやリライトしただけのものであっても、エンゲージメントが高いサイトならば許されるという例外事項がGoogleの検索順位決定要因にあるからです。

エンゲージメントとは「ユーザーが特定のサイトに抱く愛着度」のことです。

例えば、ある検索ユーザーがGoogleの検索結果ページ上で見つけたサイトAに訪問した時は合計1分間滞在し、その後検索結果ページに戻ってからサイトBに訪問した時は5分間滞在したとします。

この場合、サイトAよりも、サイトBの方にユーザーは長く滞在したのでサイトBに対してより強い愛着を抱いたのだと言えます。

自社サイトに訪問したユーザーの平均サイト滞在時間はGoogleアナリティクスというアクセス解析ログを見ると知ることが出来ます。

下の図は、私が運営するサイトに設置したGoogleアナリティクスのデータです。



平均1分16秒しかユーザーは滞在していません。

また、競合他社を始めとする他社のサイトのおおよその平均サイト滞在時間は競合調査ソフトを使えばある程度知ることが出来ます。

動画共有サイトのYouTubeを競合調査ソフトで調べてみると:



というように平均24分21秒もユーザーが滞在していることがわかります。

この差は一体何故生まれるのでしょうか?

最も考えられる原因は、YouTubeで動画を見ていると関連性のある動画画面の右側に出てくるのでそれをついクリックしてしまうということがあります。



他にも、動画を見終わると次の動画が自動的に再生されるのでそのまま見てしまうということも考えれます。

競合調査ソフトを使いヤフーニュースやFacebookなどを調べると、長時間ユーザーが滞在しておりエンゲージメントが非常に高いことがわかります。

NAVERまとめやその他の人気キュレーションサイトの共通点は関連性の高いリンクがページ内から多数張られていてついクリックしてしまうことがあるということです。

このように独自コンテンツが少なくても自社サイトのエンゲージメントを高めることが出来ればGoogleは例外的にペナルティーを与えることなく上位表示させるアルゴリズムを持っているのです。

その理由は、エンゲージメントが高いサイトはユーザーに好まれるサイトなのでありニーズが高いから上位表示させるべきだという思想をGoogleは持っているからです。

ただ、それでももう一つ疑問が残ります。

それは、「NAVERまとめサイト等は他のサイトを紹介するためにたくさんの外部リンクを張っているのでユーザーの離脱率が高くなってしまい、Googleからの評価が低くなるのではないか?」という疑問です。

確かにこれまでの多くの研究によると離脱率の高いサイトはユーザーが好まないサイトなので、エンゲージメントも低くなりGoogleからの評価が低くなるというのが定説でした。

しかし、昨年東京国際フォーラムで開催された全日本SEO協会の特許リサーチカンファレンスでの発表によるとGoogleの特許には「ハブ空港理論」に基づいたサイト評価メカニズムがあるということです。

下の図はそのカンファレンスで講師の郡司武さんが見せてくれた特許詳細です:





このGoogleの特許によるとGoogleは、1つのサイトからたとえユーザーが他のサイトに張られているリンクをクリックして移動しても、再び元のサイトに戻ってくれば、元のサイトにユーザーが滞在する時間だけではなく、リンク先のサイトに滞在した時間もある程度、元のサイトの滞在時間として加味してくれるということです。

つまり飛行機に例えると、ある国にあるハブ空港から飛行機が出発してハワイ空港に到着して、その後ハブ空港空港に帰ってくるまでのトータルの時間を見ているというということです。

この「ハブ空港理論」に基づきGoogleはNAVERまとめサイトにユーザーが滞在している時間とクリック先のサイトにいた時間、そして元のサイトに戻ってきて滞在した時間をすべて評価しているものと考えられます。

考えてみれば、優れたまとめサイトにあるリンクをクリックしてクリック先のサイトを見て期待通りか、それ以上のサイトに行くことが出来たらユーザーはそのまとめサイトを信頼するはずです。

そしてそのまとめサイトに戻ったら他のリンクも期待を裏切らないと思い信頼してクリックするはずです。そしてそれを何度も繰り返すはずです。

そうなるとそのまとめサイトには独自コンテンツが少ないとしても外部サイトへのリンクそのものが信頼出来る人気コンテンツとしてユーザーに思ってもらえるはずです。

そして、人気コンテンツのあるエンゲージメントの高いサイトを上位表示させるのが自らの人気を高めることを知っているGoogleはそうした優れたまとめサイトを上位表示させるのです。

以上が、何故一部のまとめサイトには独自の文字コンテンツが少なくても上位表示するのか、そのメカニズムについてです。

(よくよく考えてみるとGoogle自体がこの信頼できるリンク先を製造する世界大規模のキュレーションサイトでもあります)

では、私たちサイト運営者はどうすれば良いのでしょうか?

それは自社サイトから信頼出来る、ユーザーが見たいと思うような関連ページへのリンクを増やすことです。

つまり:

1、YouTubeのように自社サイト内にある関連ページに大量にリンクを張ること
→ それによりユーザーのエンゲージメントが高まる

2、自社サイトの内容と関連性が高い、ユーザーが見たいと思われる外部ドメインのサイトを探して自社サイトから積極的にリンクを張ること
→ 「ハブ空港理論」に基づいてGoogleは自社サイトだけではなく、そこからリンクを張ったサイトの滞在時間を加味してくれる。そしてその外部リンクがユーザーのためになるものなら元のサイトに対してユーザーは好感を抱いてくれて戻ってきてくれる

ということです。

ぜひ可能なところから自社サイトのエンゲージメントを高めユーザーとそれを見守るGoogleに高く評価させるサイト作りを推進して下さい。

これこそが新時代のSEO(検索エンジン最適化)の流儀です。

Googleの一部になってしまって良いのだろうか?

2015年06月16日
必読の週刊誌があります。2015年6月13日号の「週刊東洋経済」の特集「Google 創造者か、破壊者か」はウェブで集客をすることを仕事にしている人にはお勧めです。未だ購入していない方はアマゾンKindleストア
https://www.amazon.co.jp/2015-6-13-ebook/dp/B00YX6R72G/
ですぐにダウンロードしてお読み頂けます。

いくつかの発見、あるいは知識の再確認が出来る一冊です。

今回はその特集の中の「渦巻く欧州の不満:強まる巨人包囲網」についての感想をお伝えしたいです。

その記事によると英国の価格比較サイトが突然Googleのアルゴリズム変更により「価格比較」と英語で検索しても出てこなくなり死活問題になり、他の同じような目にあった企業一緒にGoogleを欧州委員会に告発したそうです。

かつてのマイクロソフト社のブラウザ抱き合わせ販売をきっかけにした独占禁止法訴訟を思い起こすデジャブーです。

これは人ごとではありません。

先月5月初旬にGoogleがクオリティーアップデートを実施して日本のGoogleの検索結果もがらっと変わりました。

順位が落ちたサイトと上がったサイトを比較分析したところ、順位が落ちたサイトタイプの1つに比較サイトがありました。

比較サイトは本質的に他社のサイトに書かれている文字コンテンツの多くをコピーしているものがたくさんあります。

そうしたところの順位がクオリティーアップデート実施以降に落ちてきています。

しかし、価格コムのような業界トップのサイトは健在です。

順位が大幅に落ちたのは知名度があまり高くないサイトです。

価格コムにはたくさんのトラフィックがありますし、口コミという形で膨大な数の書き込みがあります。

トラフィックもあり、オリジナルコンテンツもたくさんある場合は、いくらGoogleでもユーザーが見たがるサイトを消すわけにはいきません。

逆に言えば、自社のサイトを消されないようにするための方法は、トラフィックを増やし、オリジナルコンテンツを増やすことになります。

話を元に戻します。

ヨーロッパではたくさんの企業がGoogleを告発しています。
政府もそうした動きを見せるようになっており課税も強化することを検討しています。

しかし、それは根本的な問題の解決にはなりません。

何故ならその記事によると「グーグルが欧州における検索ビジネス市場に実に9割を握っている」というようにヨーロッパの消費者はGoogleばかりを使っているからです。

この告発をした企業の人達はどこの検索エンジンを使っているのでしょうか?Googleを使っていなかったらどの検索エンジンを使っているのでしょうか?Gmailは使っていないのでしょうか?

このGoogleの独占に抵抗するための本質的解決策はGoogleを使わない事です。

スマートフォンはアップルかマイクロソフトのOSの物を使い、地図はGoogleマップ以外を使う。動画もYouTubeではなく、フランスのDailymotionを使う・・・
不可能ではありませんが、最初は苦痛を伴うでしょう。

しかし、私達日本人も考えなくてはなりません。Googleの製品ばかりを使っていて良いのかということを。

幸いにして日本にはヤフージャパンがあります。

しかし非常に残念なことに2010年にGoogleの検索エンジンを使う契約をGoogleとしてしまいました。
その時から、今のヤフージャパンで検索してもGoogleの検索結果に単にヤフージャパンが追加したい情報を少し追加しただけですので実質Googleと同じ検索結果しか見ることが出来ません。ヤフージャパンは、ヤフーグルジャパンになってしまいましたのです。

こうした理由から今のところヤフージャパンには検索エンジンとしては期待が出来ません。

残るはマイクロソフトのBingですがシェアが伸びているという話は一向に聞くことが出来ず、最近は名前を思い出すのに数秒かかることもあるくらいです。かすかな希望は今度無料ダウンロードができるようになると発表されたWindows10ですが、Bingを目立たせるとまた周囲から叩かれるはずです。

このような状況ではGoogleに挑戦できるサービスを期待できる企業はほとんど見つかりません。

で、結局どうすれば良いのでしょうか?

現実的に今のところ私達に出来ることは一ユーザーとして、何かGoogleのサービスを使う時は「本当にGoogleのサービスを使って良いのだろうか?」と一瞬でも自分に疑問を投げかける事くらいでしょう。

しかし、このささやかな抵抗こそがGoogle以外の企業が成功するチャンスを与えることになり、かつGoogle一極支配をより強めないための対策なのではないでしょうか?

いつもいつも疑問を持って下さい。本当にGoogleのサービスばかりを使って良いのかということを。

この事をやめた時こそ私達のサイトはもとより私達の個人情報も何もかもデジタル化が可能なものはGoogleという巨体の一部になってしまうはずです。

今はせめて、たまにはBingを使いましょう。URLはこちらです。
https://www.bing.com

追伸:
ただ、Bingばかりを使ってしまいBingが人気が出てしまうとBingを運営するマイクロソフトもきっと今のGoogleのように振る舞う恐れがあります。いつもいつもネットユーザーとしてリスク分散のためにもサービスの提供元は分散しましょう。

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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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