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スマートフォン集客・モバイルSEO

Googleがモバイルファーストインデックス適用の進捗状況と適用の確認方法を発表

2018年12月25日

Googleが米国のウェブマスターブログで、『全世界の検索結果ページにおいてインデックスしたWebページの半数以上にモバイルファーストインデックスを適用した』(today, we're happy to announce that we now use mobile-first indexing for over half of the pages shown in search results globally.)(201812月19日)
https://webmasters.googleblog.com/2018/12/mobile-first-indexing-structured-data.html

ということを発表しました。

2018年3月からGoogleがモバイル版サイトを中心に評価してモバイル版Googleだけでなく、PC版Googleの検索順位を決定するという新方式であるモバイルファーストインデックスの適用をスタートして約9ヶ月を費やして、ようやくGoogleが50%のモバイルファーストインデックスの適用作業を終えたということになります。

今回の発表によるとGoogleは次の3点を提案しています:

1、モバイルファーストインデックス適用状況の新しい確認方法


モバイルファーストインデックスの適用作業を終えた時に新型サーチコンソールの管理者宛に通知をしているが、次の手順でも自サイトにモバイルファーストインデックスが適用されたかどうかを調べることが出来るということです:

(1)「URLの検査」を選択



(2)調査したいサイトのURLを入力



(3)「カバレッジ」を選択



(4)「ユーザー エージェント」が「スマートフォン用 Googlebot」になっていればモバイルファーストインデックスが適用されている

モバイルファーストインデックス対応しているので未だGoogleから通知をもらった覚えが無いという方はこのやり方でチェックしてみて下さい。

2、PCサイトに構造化データがある場合はモバイルサイトにも含める


構造化データを使うとGoogleの検索結果ページに自サイトのエクストラな情報を表示することができますが、PCサイトに構造化データがある場合はモバイルサイトにも含めることを忘れてはならないということです。



3、PCサイトのページ内に画像のALT属性テキストがある場合は、モバイルサイトのALT属性テキストにも含める


これもよくあるミスですが、PCサイトのページ内に画像のALT属性テキストがある場合はGoogleはそこにあるテキストを画像の意味の手がかりとして利用しています。それはモバイルサイトにも言えることです。PCサイトのページ内に画像のALT属性テキストがあるのに、モバイルサイトのALT属性テキストに入れ忘れがあるかを確認してあるようならばPCサイトのページ内にあるものと同じテキストを入れるようにして下さい。

ほとんどの方が自サイトのモバイルファーストインデックス対応を完了していると思いますが、過去数年間Googleは全サイト、全ページをモバイル対応するように要求しています。

しかし、現時点でも中途半端なモバイル対応しかしていないのに、モバイル対応していると思っているサイト運営者がいます。

モバイル対応をきっちりとするためには今回Googleが提案している構造化データやALT属性テキストの書き忘れ以外にも:

(1)PC版サイトと同数のページをモバイル版サイトにも実装する
→ サイト運営者の中には今でも未だモバイル版サイトを軽視していて、PC版サイトと同じだけのページをモバイル版サイトに設置するのは面倒だとか、費用が無駄だと思っている人がいます。

モバイルファーストという大方針をGoogleが取るようになった今、モバイル版サイトを軽視する態度は自滅行為です。モバイルファーストインデックスを適用されたサイトが日に日に増えている中、今最も注力すべきはモバイル版サイトのほうです。

PCサイトとモバイルサイトにあるページ数が同数になるレスポンシブWebデザインの場合はこの問題は生じることは無いはずです。しかし動的配信や別個のモバイルサイトを持つという方式をとったサイト運営者はPCサイトにあるページと同数のページがモバイルサイトにあるかを確認して不足しているようならすぐにページ数を揃えて下さい。そうしないと本来たくさんのページがあるサイトでもページ数が少ないとみなされたり、検索にかからないページが出てきて大きな機会損失を被ることになります。

(2)PC版サイトのコンテンツとモバイル版サイトのコンテンツを同じにする
→ PCサイトとモバイルサイトのページ数が同数だからといって完璧とは断言できません。PCサイトのページにある文字数とモバイルサイトにあるページの文字数が大きく違っているとハンディが生じる恐れがあります。

例えば、PCサイトのトップページには1000文字あるのに、モバイルサイトのトップページには800文字しかないということは差分の200文字はモバイルファーストインデックスが適用されるとGoogleが評価してくれなくなる可能性があります。

このハンディを避けるためにはPCサイトとモバイルサイトのページの文字数を同じか、ほとんど同じにすることです。

ただし、PCサイトのページに同じ文章が複数箇所に書かれている場合は、それら重複している文章をモバイルサイトのページでは省いても良いでしょう。しかし、モバイルサイトのページで省く文章がオリジナル文章の場合は削除すべきではありません。

このことはサイト内リンクについても言えます。例えば、PCサイトのトップページにはサイト内にある他のページへのリンクが70個あるのに、モバイルサイトのトップページにあるサイト内リンクが50個しか無ければ、省かれたリンクのリンク先ページの重みが下がりGoogleからの評価が下げられてそれらのページが上位表示しにくくなり、Googleからの流入(アクセス数)が減りGoogleによるサイトの評価が下がるリスクがあります。

これもページ内の文字と同様にリンク先が重複しているリンクならば省いても問題は無いはずです。しかし重複していない場合は大きなマイナスになるはずですので、サイト内リンクをなるべく減らさないようにして下さい。

必ず自社で運営している全てのサイトの全てのページを中途半端なモバイル対応ではなく、完全なモバイル対応することを徹底して下さい。

Googleはこれまで以上に完全なモバイルファーストインデックス対応を求めてきています。

Googleが、検索ユーザーにとっての快適な体験の提供を追求する今、このことが今のSEOでは最重要課題であることを忘れないで下さい。


どうすれば自分のサイトがモバイル版Googleの検索にかかった時に画像を表示することが出来るのか?

2018年08月16日
最終更新日:2019年4月13日



最近増えているSEOに関する質問で多いのが「モバイル版Googleで検索すると正方形の画像が表示されますが、どうすれば自分のサイトが検索にかかった時に画像を表示することが出来るのでしょうか?」という質問です。

それに関するもう一つの質問は「どうすれば自分が意図した画像をそこに表示することが出来るのでしょうか?」というものです。

実は、モバイル版Googleで検索すると正方形の画像が表示されるのは今から2年前からGoogleが始めたことです。

何故Googleがこのような検索結果ページを表示するようになったのでしょうか?それは、モバイル検索ユーザーにとって画像を見たほうが便利ではないかと判断したからです。

画像が表示されていたほうがユーザーが喜ぶとGoogleが判断したキーワードで検索したときには、Googleが前もって各サイトから関連性が高いと思われる画像を1つ自動的に選びます。そしてその画像を正方形に整形してモバイル版Googleの検索結果に表示させるという方針を取るようになったのです。

Googleの検索結果は基本的にそれまでテキスト中心の検索結果でしたが、こうしたことをすることによりユーザーにより高い利便性を提供させようとしているではと思われます。

Googleも自分自身の検索サイトのユーザーエンゲージメントを高めようとしていると考えられます。

2年前に調査した時は、「畳」というインテリアに関するキーワードや、「ロンドン」という観光に関するキーワードで検索した時にはモバイル版Googleの検索結果ページに正方形の画像が表示されていました。


2年前には「物理学」、「猫」、「猫 イラスト」などのキーワードでは画像は表示されていませんでした。

しかし、あれから2年がたった現在、それらのキーワードで検索するとご覧のように検索結果ページに正方形の画像が表示されるようになりました。

《「物理学」での2018年8月のモバイル版Google検索結果》



《「猫」での2018年8月のモバイル版Google検索結果》



《「猫 イラスト」での2018年8月のモバイル版Google検索結果》



この例からみても、明らかにGoogleはそのモバイル版の検索結果ページ上に画像を表示させようとしていることがわかります。

2年前に比べてより多くのキーワードでの検索結果ページに正方形の画像が表示されるようになりました。

これまでの調査では見た目が重要な商品やサービス、コンテンツを探すときに検索するキーワードの検索結果ページに表示されている傾向があります。

例えば、モバイル版Googleの検索結果画面に正方形の画像が表示されているキーワードは:

・ハンバーガー
・伊勢志摩 ホテル
・美容外科
・SUV
・ポケモン
・婚約指輪


などです。

これらの共通点は食べ物や身につけるもの、乗り物、観光、アニメ、宝石等見た目が重要視されるテーマです。




そして画像が表示されていないキーワードは:

・コピー紙
・SEOセミナー
・賃貸マンション 横浜
・プログラマー求人 渋谷
・経済学部 東京
・英会話上達法


などです。これらの共通点は見た目は重要視されず、価格やスペック、ノウハウに関するテーマなので画像の重要性は低いものばかりです。




不思議なのは

・整体 +(地域名)
・消化器内科 +(地域名)
・外科 +(地域名)
・矯正歯科 +(地域名)


で検索すると画像が表示されることです。



これらの共通点は見た目は重要ではないものの、専門知識が無いと理解しにくい難しい概念なのでテキストだけでなく、図もあったほうがユーザーの理解を助けることになるテーマです。

ここに1つ目の疑問である「モバイル版Googleで検索すると正方形の画像が表示されますが、どうすれば自分のサイトが検索にかかった時に画像を表示することが出来るのでしょうか?」の答えが明らかになります。

それは検索ユーザーはテキスト情報だけ見せるよりも、画像があったほうがイメージがわく、あるいは理解しやすくなるテーマだとGoogleが判断した場合にモバイル版Googleの検索結果ページに正方形の画像が表示されるということです。

今後はSEOだからといってテキストだけ、リンクだけで良いというのは古い発想だということです。今日のSEOではユーザーエンゲージメントが高い、つまりユーザーがそのサイトにどれだけ愛着度を持つかということがサイト滞在時間の長さ、平均ページビューの多さ、直帰率の低さという数値によって明らかになるため非常に重要度を増してきています。ユーザーエンゲージメントを高めるためにもビジュアル面で手を抜いては絶対にだめです。

次に2つ目の疑問の「どうすれば自分が意図した画像をそこに表示することが出来るのでしょうか?」に対する答えは:

自社のサイト内に何かについて説明、紹介するときはテキストだけではなく、画像を次の点に気をつけてWebページに豊富に掲載することです:

1、ユーザーがイメージを掴みやすいキーワードとの適合性が高い写真をページ内になるべくたくさん掲載する

2、質が高い画像をページ内になるべくたくさん掲載する
(解像度の高さ、サイズの大きさを追求する)


3、画像のファイル名に目標キーワードを含める
(例:london.jpg)


4、画像のALTやその周囲に目標キーワードを含める

5、ページ内のタイトルタグ、メタディスクリプション、H1、本文に目標キーワードを含める

6、素材集ではなくオリジナル画像をページ内になるべくたくさん掲載する

Webページを作るときには文字だけを載せる時に比べて画像を載せようとすると手間暇がどうしてもかかります。

しかし、昔のWebサイトとは違い現代のWebサイトは文章内にあるメッセージをユーザーにわかりやすく伝えるために画像をふんだんに載せるのが当たり前になってきています。

しかも、昔は無料の素材集を使うことも許されましたが、今ではオリジナルの写真やイラストを作るのは当たり前のことで、素材集を使うにしても月額数万円の利用料がかかる高級な素材集を使うことが普及してきています。

結論としては、検索ユーザーの理解を促すために手間暇とコストを惜しまずに完成度の高いWebページを作っていくこと、それがモバイル版Google上でより高い確率で自分が思い通りの画像を表示してもらうための方法です。

レベルが低いページをたくさん作ろうとする時代は終わりました。多くの企業がWebサイト上で無料で役立つ情報を提供しコンテンツマーケティングを実践している今、少しずつでも良いのでレベルが高いページを自社サイトに増やすことが求められます。


【速報】遂に日本のサイトにもモバイルファーストインデックスが適用され始めた!!

2018年05月17日

本日19:20にGoogleから全日本SEO協会の会員サイトにモバイルファーストインデックスが適用されたという連絡が来ました。

《Googleからメールで届いたモバイルファーストインデックス適用通知》



Googleは2018年3月27日その日本語版公式サイトで「モバイル ファースト インデックスを開始します」
https://webmaster-ja.googleblog.com/2018/03/rolling-out-mobile-first-indexing.html
と発表し、モバイルファーストインデックスが適用されたサイトには個別にサーチコンソール宛に連絡がされると発表しました。

その間、米国のSearch Engine Roundtableというニュースサイトではいくつかの米国のサイトがモバイルファーストインデックス適用の通知を受信したという事が報道されていました。
https://www.seroundtable.com/google-begins-rolling-out-mobile-first-indexing-25471.html



しかしそれから2ヶ月近く経っても一向に私の周りではその通知をもらったという話は全く聞きませんでした。
一体この日本ではいつになったら通知を受信するサイトがでるのかやきもきしていたところ、自分が管理するサイトに通知が来たので驚きました。

サーチコンソールにログインすると実際に次のようなメッセージが表示されていました。

《全日本SEO協会の会員サイトを登録しているサーチコンソールの画面》







このように「Mobile-first indexing enabled for https://サイトURL/」という表題のメッセージが届いていたら自サイトにモバイルファーストインデックスが適用されたことを意味します。

メッセージ内容を翻訳すると:
《原文》
Mobile-first indexing enabled for https://www.ajsa-members.com/2018年5月17日

To owner of https://www.ajsa-members.com/,

This means that you may see more traffic in your logs from Googlebot Smartphone. You may also see that snippets in Google Search results are now generated from the mobile version of your content.

Background: Mobile-first indexing means that Googlebot will now use the mobile version of your site for indexing and ranking, to better help our (primarily mobile) users find what they're looking for. Google’s crawling, indexing, and ranking systems have historically used the desktop version of your site's content, which can cause issues for mobile searchers when the desktop version differs from the mobile version. Our analysis indicates that the mobile and desktop versions of your site are comparable.

For more information:
• Monitor your index coverage using the Index Status report.
• Monitor your impressions, clicks, and site appearance using the Performance report.
• If you have any additional questions, drop by our Webmaster forum for more help - mention message type [WNC-20058194] or our public events.


《日本語訳》
2018年5月17日 https://www.ajsa-members.com/ にモバイルファーストインデックスが適用されました。

https://www.ajsa-members.com/ 運営者様へ

これにより貴サイトにはモバイル用のGoogleクローラーの訪問履歴がログに記録されます。また、Googleの検索結果のスニペット(ページ紹介文)には貴サイトのモバイル版のものが表示されます。

背景について:モバイルファーストインデックスとはGoogleのモバイル版クローラーが貴サイトのモバイル版をインデックス登録しランキング決定のために役立てるものです。それはモバイルユーザーが探しているサイトを見つけやすくするためのものです。Googleのクローラー、インデックス登録、ランキング決定は歴史的にはデスクトップ版サイトを用いてきましたが、そのことはモバイルユーザーが実際に見るモバイル版サイトと異なるサイトの内容に基づいて順位を決定するという問題を起こしていました。当社の分析によると貴サイトのモバイル版とデスクトップ版は互換性があると判断致しました。

詳細については:
・サーチコンソール内のインデックス ステータスをご覧下さい。
・サーチコンソール内の表示、クリック数、サイトの見え方を検索パフォーマンス(検索アナリティクス)をご覧下さい。
・ご不明な点がありましたらウェブマスターフォーラムに [WNC-20058194] という番号を記入してお問合せ下さい。

となります。

以上ですが、ようやくこの日本でもモバイルファースインデックス時代が始まりました。
思えば、最初にGoogleがモバイルファースインデックス導入を発表した2016年10月からもう1年半近く経ち、やっとそれが実現した形です。

自サイトのモバイル版をいつも最初に見て、検索ユーザーに好まれるデザイン、サイト構造、コンテンツを作ればそれをしていない競合よりも有利になりGoogle検索での順位アップが目指せるときが来ました!
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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