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データとインフォメーションの意味の違いがわからないとSEO対策は成功出来ない!?

2015年07月11日
「上位表示の足を引っ張るウェブページ」の4つ目は・・・

「独自性の薄いデータだけしか書かれていないデータページ」です。

です。

データページというのはどのようなものかというと・・・

・食品の原材料名が書かれている表
・パソコンの仕様書
・製品の原材料が書かれている表
・商品の仕様書
・会社名やその連絡先がたくさん書かれている表
・その他数字と単語ばかりが書かれていて文章ではないもの


です。

無論こうした情報をユーザーが見たいこともあるので、必要に応じて自社サイトにこうしたデータページをアップするのは問題がありません。

しかし、検索順位アップするために無理やりサイト内にページを増やそうとしてこうしたデータしか載っていないページを増やすことは順位アップに逆効果になることがあります。

何故かというとGoogleが評価するのはデータではなく、インフォメーションだからです。

データというのは「断片的なものでそれそのもでは意味の無い情報」のことです。

そしてインフォメーションというのは「データに基づいて人に理解または行動を促すための情報」です。

インフォームというのは元々人に何かを知らせるという意味です。

実際にGoogleに様々なキーワードで検索するとデータしか載っていないページは最近はほとんど検索結果の上位には表示されなくなってきました。

ページの品質に関するチェックをGoogleが厳しくするためにパンダアップデートを実施し始めた2011年以前は「税理士 港区」で例えば検索すると港区内の税理士事務所の表しか書かれていないウェブページが検索結果の上位に表示されていたのを覚えています。しかし、今日はそうしたことは先ずほとんど見かけなくなりました。

考えられる理由は・・・

(1)単語や数字を羅列しただけのページなら誰でも簡単に作れるので、サイト内のページ数を水増しするためにSEO対策をする人達がたくさん出てきてGoogleの検索結果が汚れるから。Googleは独自性のあるコンテンツを上位表示しようとしています。ということは独自性の低い誰でもすぐにコピペすれば作れるような品質のウェブページは評価が下がり検索順位も下がる。

(2)検索ユーザーが探しているのは単なる住所録のようなものではなく、同じ税理士事務所のリストだとしてもせめてそれぞれの事務所の特徴が書かれていたり、出来れば口コミ情報などもあったほうが便利だから。

などがあります。

以上ですが、私達はSEO目的のために簡単に出来ることはしてはならないのです。長期的にSEO効果を出すためにはむしろ真逆である難しいこと、面倒なこと、時間がかかることを極力目指さねばならない時代が来ています。

しかしそれは単なる労働集約的で苦痛を伴う作業をしなくてはならないという意味ではありません。難しいことを要領よく実行するための工夫が必要とされる時代なのです。

データではなく、インフォメーションです。

御社のサイトにインフォメーションをどんどん増やしてユーザーに御社の良さ、親切さ、そして商品の素晴らしさをインフォームして下さい。

次回は「上位表示の足を引っ張るウェブページ」の5つ目について解説させて頂きます。


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