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米国の中小企業主の深刻な悩みは何か?

2015年07月03日
『eMarketerの最近の調査によると米国で営業をする3分の1の中小企業主が経営上最も重要な投資上の課題が新技術への投資だと回答した』(CyberTrend:Technology for Business 2015年6月号)という調査結果が発表されました。

また同調査によると米国内での経営上の最大の技術的な課題は:

11.0% 技術をどのように使ったら良いのかがわからない
14.5% 技術が上手く部門間で機能しない
30.7% 予算が足りない
23.9% 新技術が自社の古い体質の実情に適合しない
19.9% その他


ということです。

日本のIT化の2年から5年先を行く米国ですが、これから2年から5年先には日本の中小企業や個人事業主も同じ問題に悩むようになるはずです。

いや、すでにこの日本でも最近特に流れの早くなってきているIT技術、Web技術についていくのが大変になってきています。

テクノロジーを上手く自社に取り込んだ企業の成長は著しく、逆にそうではない場合は衰退を余儀なくされます。

この激しい流れについていくためにはどうすればよいのでしょうか?

(1)他の業種のテクノロジー活用の動向、成功事例に注目して、自社の業界にも取り入れることが出来るものは無いかを探し、見つけたらすぐに試す

(2)海外企業のテクノロジー活用の動向に絶えず目を光らせる

Web集客の世界では「知らなかった」では済まないことがたくさんあります。

競合他社が便利なテクノロジーを使い御社の知らないところで優位性を得ることがよくあります。

その瞬間自社は不利な立場に追いやられることがあるのです。

自らが主体的に情報収集の努力を行い、かつ100%自己責任で決断をしなくてはなりません。

一番避けなくてはならないのはたまたま営業電話を受けて聞いたことDMを見てその内容を鵜呑みにし契約をしてしまうことです。

成功するためのパッケージなというものがあるのでしょうか?

あったらいいなとは思いますが、そのようなものはありません。

パッケージは他人からもたらされるものではなく、自分で作らなくてはならないのです。

山登りをするためには自分で店に行き道具を買い、食料も調達して、天気の情報を収集して、自分の足で山に登らなければなりません。

そのような時に信頼できるものは何でしょうか?

それは自分が苦労して収集した情報と、信頼出来る仲間からの情報です。

そうしたリソースを最大限に活用して山を登り、その先に見えてくるのはとてつもなく美しい風景のはずです。

今後益々Webの世界は変化が激しくなるはずです。

成功パッケージをどこからか、まるごと買うという受け身の態度ではなく、主体的な行動を取り山頂に向かって下さい。
そして御社にしか見えない素晴らしい景色を見て下さい。

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