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『上位表示を実現するキーワードの書き方』セミナーを本日初めて開催しました

2015年03月06日
本日12:50分から大阪本部で新しいセミナーの
『上位表示を実現するキーワードの書き方』セミナー
https://www.web-planners.net/keywordkakikata.html
を開催させていただきました。


新セミナーなので非常に緊張しましたが、受講者の皆さんのお陰で無事終了しました。


初回のセミナーではいつも足りない部分が出てきたり、時間が足りなくなることが多いのですが何とかお伝えしたいことをお伝えできたと思います。


このセミナーの目標は・・・


1、検索キーワードの構造とパターンをあらゆる角度から研究し・・・


2、それをページ内、サイト内、テキストリンク内のどこにどのように書き込めば・・・


Googleで上位表示するのかを知り、セミナー終了後にすぐに実践できるようになる。


というものです。


これまでセミナーを受講していただいた方の中でとても多く頂くご質問は:


「キーワードを XXXXX にどのように書けば良いのか?」


というキーワードの書き方についてのご質問でした。


ですので今回は素直に何をどのようにすれば上位表示するのかを上位表示サイトのデータをお見せしながら過去半年間で気がついたGoogle検索結果の傾向とクライアント企業の方が何をどのように書いてどうなったかという事もまとめてセミナー資料に書かせていただきました。


今は確かにコンテンツマーケティング、コンテンツSEOの時代だと思います。


しかし、盲点となるのはそこに上位表示を目指すキーワードがどのように書かれているかという事です。
このセミナーでは具体的に自社の目標キーワードのどの部分がメインキーワードで、どこがミドルキーワード、サブキーワードかを決めてそれぞれのキーワードを何回まで書くと上位表示するのか数字をズバリお伝えしています。
絶対数だけではなく、それぞれの比率、パーセントも上位表示サイトを分析してわかってきました。


不利なキーワードの書き方をすれば上位表示するどころか、検索順位ダウンの原因にすらなることがありますし、少なすぎると圧倒的な上位表示を長期間することは難しくなります。


白か黒かのどちらかではなく、答えはその中間にあるはずです。
それを受講者の皆様と一緒に見極めることができればと思います。


来週から名古屋、福岡、東京と各地で同じセミナーを開催させていただきますが、説明をもっともっと上手く出来るようにがんばりたいと思います。

デジタルマーケティングは正直面倒ですが・・・

2015年03月06日
今日は、大阪でSEOカンファレンスが開かれました。

https://www.zennihon-seo.org/conference.html

いつものようにカンファレンスが始まる前と後では自分の知識がバージョンアップしたことを感じました。
カンファレンスが始まる前の自分が幼かったとすら感じます。

それは会員の参加者様、認定コンサルタントの参加者様がともに他の会員の方のために非常に細かい事例を発表して、どのようなSEO対策を実施して、その後どのような結果が出たか、その経過を詳しく教えてくれるので参加者の誰もに対して説得力のある情報を提供してくれるところが理由です。

皆さんの情報を総合すると結局・・・

下手なリンク対策をするよりは、その時ネットユーザーが知りたがっているテーマを予測して黙ってコンテンツを作り、作りっぱなしではなくソーシャルメディアなど適切な告知手段を使って告知するというデジタルマーケティングのプロセスを実施することです。

例えばYoutube動画を作った時はそのままにするのではなく・・・

1、その動画を見てもらえるように自社サイトの目立つ部分に動画を貼り付ける

2、そのことをブログで紹介して自社サイトにあるYoutube動画を貼り付けたページにリンクを張る

3、Facebook、ツイッター、Google+、LINE@などで紹介文章を書いて再度自社サイトにあるYoutube動画を貼り付けたページにリンクを張る

4、既存客様へメールを出せる場合はメールを出してそのYoutube動画を見るメリットを書いてURLを載せ送信する

などのサイクルを黙って実施することです。

かつてのようにウェブサイトをいじるだけでウェブサイトの順位が上がる時代は終わりました。
そしてリンク対策をするだけで順位が上がる時代も終わりました。

今は、デジタルメディアで使えるところを使い多面的にPRすることが昔のリンク対策に匹敵するほど効果が出ます。

正直、スマホサイトを作るだとか、LINEはどうだとか面倒ではありませんが、逆に言えばそれらを黙ってやりさえすれば目に見える結果がそのうち出てくるという不確実性の時代から確実性のある時代になったのだと思います。

面倒なことではありますが、同士達がそうしたことを黙々と実践しているところを見るとこちらもやる気が出てきます。

本日大阪のSEOカンファレンスにお集まりいただいた皆様本当にありがとうございました。

リンク獲得競争の反省と2002年に目にした「SEO業界の予言」

2015年02月18日

先ほど夜のセミナーから帰ってきました。そのお客様は社内研修として呼んで頂いているところで毎回非常に熱心な社員さんたちが非常に熱心に夜遅くまでSEO対策のお話を聞いて頂いているところです。毎回お会いするのがとても楽しみな所です。

今回は私が今から13年前の2002年に目にした「SEO業界の予言」についてお話したいと思います。

その前にSEO対策の世界の変化について簡単に説明させて下さい。

2012年ころからSEO対策の世界で非常に大きな変化が起きました。

それまではとにかく他のドメインのサイトやブログからリンクを張ってもらえばもらうほど検索順位が高くなるという状況でした。そのため相互リンクを手当たり次第に依頼したり、お金にものを言わせてリンクを安く売ってくれそうなところを検索エンジンを使って探し出して「金を払うからリンクを売ってくれ」と突然メールを出すといういわゆるリンクバブルの時代でした。

そうしたバブルを終わらせたのはGoogleが2012年から実施したペンギンアップデートと、手動によるリンクに対するペナルティーの実施でした。

このアップデートが導入されて以来、別ドメインのサイトやブログからリンクを増やせば検索順位が上がるというリンクの数の論理の時代が終わりました。

質が悪いリンクを集めれば集めるほど検索順位が上がるのではなく、下がるようになったのです。

反対に質が悪いリンクを外すと検索順位が上がるという昔では考えられない現象が起きるようになりました。

そうしたプロセスはGoogleのアルゴリズムによってソフト的に自動的に実行されることもありますし、Googleが採用している2万人以上のクオリティーサーチチームという生身の人間が肉眼で悪質なサイトからのリンクかどうかをチェックして手動でペナルティーを与えるという謂わば「人海戦術」により現実のものとなりました。

さらに信じられない事が起きるようになりました。

それは検索順位を落としたいサイトがあったらそのサイトに不自然なリンクをたくさんするという逆SEOという戦術が見られるようになりました。

私はSEOコンサルタントという仕事を通じていくつものそうしたケースを見てきて我が目を疑いました。

さらには、質の悪いリンクを外す事を商売にするSEO会社も生まれるようになりました。

2012年になる前のリンクバブルの時は絶対にありえないというような状況が現実のものになりました。

私はリンクバブルが始まる前は自分のセミナーでは「リンクよりもコンテンツが重要だ」と言っていましたが、それだけでは当たり前の事を当たり前に言うだけでありセミナー受講者の方々に大きな効果を出してもらうことは非常に困難でした。

たくさんのお金を払って忙しい中お越し頂いている方には絶対に効果を出してもらわねばならないという気持ちがありました。

そのため受講者の皆さんにいかにたくさんのリンクを他のドメインから集めるかを研究してその成果を発表してきました。

その通りにリンクを集めた人たちのサイトは見る見る検索順位が上がってゆきとても喜んでもらいました。

しかし、このようなリンク対策により検索順位が落ちるという状況になり過去のそうしたリンク獲得こそがSEO対策だと言わんばかりの態度を深く反省しています。

私のこのような態度のためにたくさんの皆様に多大なご迷惑をおかけしたと申し訳なく思っています。

今後は二度とそのような安易なSEO対策を追求したり、人に対して奨めることはしません。

私がSEO対策とは何か、SEO対策という概念を教えてくれた方のセミナーテキストを先日見返しました。

そこにはコンテンツクリエイティブとリンク収集という2つの概念が解説されていました。

その方は非常に誠実な方で2002年という今から13年近く前からその後のSEO対策の未来を予測されていました。とても偉大な方だと心服します。

その方は本来SEO対策というのはコンテンツクリエイティブ、つまりコンテンツを作ることだとその資料でおっしゃっていましたが、もう一方でリンク獲得の競争が起きるだろうと予言なさっていました。

私はリンク獲得競争ばかりに目がいってしまい、その後ずっとそれに没頭していました。

初心に帰らなくてはならないと強く思います。そしてそれが実現できたらその方にお会いしてお礼を言いたいと思います。

コンテンツクリエイティブの成功の道のりは長いと思いますがあきらめないで取り組んで行きたいと思います。幸いにして私のまわりにはコンテンツマーケティングを実践している方が多く、その方たちの姿から学べるのでとても恵まれています。

リンク獲得競争に誘ったことにより多大なご迷惑をおかけした皆さんに少しでも役に立つためにコンテンツマーケティングを駆使して資本の多少にかかわらず誰でも実践すればWebの世界で成功できるのだという事を実証したいと思います。

ログ解析活用と、検索結果上のクリック率を高めるためのセミナー

2015年02月16日
今日は大阪本部で1ヶ月ぶりに2つのセミナーを開催しました。


1つは「ログ解析を活用して新規客を増やすテクニックセミナー」
https://www.web-planners.net/webplanners_semi_logkaiseki.html
でGoogleアナリティクス、Googleウェブマスターツール、ページアナリティクス、シミラーウェブ無料版、有料版などをどのように活用して自社サイトの集客アップを実現するかについてのものです。


セミナー中は大手の英会話スクールのサイトのログ解析をシミラーウェブを使って見ましたが、そこはありきたりの「英会話スクール 東京」のような営業目的だけのキーワードではなく、「電話 英会話」や「英語での挨拶の仕方」などノウハウ系キーワードで検索したユーザーがたくさん来ている今必要とされているコンテンツ・マーケティングをしているところだということがわかりました。


自社サイトには営業目的の、「今すぐ客」向けのコンテンツだけではなく、将来申し込みをしてくれるかもしれない「そのうち客」や「もうすぐ客」向けのコンテンツを増やして彼らが検索するキーワードで上位表示を目指し集客力をアップするべきだという事を受講者の皆さんと一緒に知ることが出来ました。


2つめのセミナーは「クリック数を上げて検索順位とアクセスアップ同時達成セミナー」
https://www.web-planners.net/webplanners_semi_click.html


というセミナーで、自社ウェブページのタイトルタグやメタディスクリプションに書いたことがGoogleやヤフーの検索結果に表示されるので、そこに魅力的な言葉を書いてクリック率をアップしようという目的のセミナーです。


セミナー中、GoogleのPC版とスマホ版の検索結果上にタイトルタグに書いた言葉が何文字表示されるかを測定しましたが、PC版は29文字、スマホ版は1文字少なくて28文字だということがわかりました。


3年くらい前はGoogleのPC版には37文字も出ていましたが、かなり文字数を減らしていることがわかりました。


また、スマホ版とPC版はほとんど表示される文字数は変わりません。


いずれにせよそれらの部分にユーザーの気持ちを想像してクリックしたくなるようなキーワードやキャッチフレーズを載せてクリック率アップを目指す必要がありますし、改善も続けていく必要があることは確かです。



ペンギンアップデート対策2: 衛星サイト作りの注意点

2015年01月29日
今回はペンギンアップデート対策の1つとして、不自然な被リンク元について解説します。

ペンギンアップデートでホームページの内部的な要素についてのお話をこれまで当ブログでさせて頂きましたが、今回からはホームページ内部以外で何かの問題が起きるのではないか、あるいはすでに起きているのではないか、そしてそれをどのようにして解決するか、ということのお話にいきたいと思います。

その一つ目が、衛星サイトの限界と注意点というお話になります。

上位表示を目指すサイトにリンクを張るためのサイトの事を衛星サイトと呼びます。

一昔前のSEO対策では衛星サイトをたくさん作りそれらから上位表示を目指すサイトにリンクを張れば検索順位が上がることが多々ありました。

特に衛星サイトのドメインネームが古いドメインで、IPアドレスが分散されたレンタルサーバで衛星サイトを開いていればその効果は抜群でした。

2015年の今日ではこの2つを押さえて衛星サイトを作り、目標サイトにリンクを張れば上位表示が成功するかというと、そんなに甘くはありません。

理由は、今のGoogleは非常に賢くなってきており、衛星サイトにある程度のアクセスが発生しており、かつそれらにアクセスしたユーザーが目標サイトへのリンクをクリックして実際にリンク先のサイトを訪問しているかまで見ているからです。

これを可能にするためにはユーザーに読んでもらえるようなしっかりとしたコンテンツを書かなければならない、ということが今日では常識化してきています。

未だに「テーマに合った文章を自動的に作るソフト」が販売されているようですが、それらは絶対に使わないようにして下さい。

これも一昔前のことですが外部企業に安物の記事を発注するということが流行しましたが、今ではそのような手法はほとんど通用しません。

理由は、そのテーマについてほとんど何も経験の無い人間が賃金のためだけにビジネスとして文章を書いても読む人の事を感動させたり、購買という行動を引き起こすことはまず無理な話だからです。

ではどうすればよいかというとその文章を書いてくれる人の個人的な体験談や、実際に商品やサービスを使った時の感想だとか、素直に疑問に思う質問文を書いてもらうのなら良いです。何故ならそれは真実の情報であり、同じ消費者視点のコンテンツなので読む人の共感を少しでも呼ぶ可能性があるからです。

それでは記事の外注は一切駄目なのでしょうか?

そのようなことはありません。

消費者視点の体験談や疑問文ならむしろ外注をすべきです。提供者である企業はお客様の立場を理解するのは難しいことなのでむしろ消費者である外部の人達に文章を書いてもらったほうが同じ外部の人である見込み客には響くコンテンツが作れます。

反対に、提供者である企業の視点のコンテンツ、例えば専門知識の解説などは外注してはいけません。

記事ライティングをする仕事としてする人たちは御社の分野の専門家ではないのです。

素人が無理をして書いた専門知識が必要なコンテンツの品質にはどうしても限界があります。

稀にそうした優れたライターさんがいらっしゃることがありますが、長期にわたってライティング代行を依頼してもらうことは先方も忙しいので通常難しいのです。

それでは立派なコンテンツを作り、衛星サイトに載せたとします。それで衛星サイトはもう何も問題はないのかというとそのようなことはありません。

何故ならいくらコンテンツが立派でもそのコンテンツを誰が書いたのかがわからないとサイト訪問者からは信用されません。

信用されなければその衛星サイトから外部サイトである御社の目標サイトにリンクを張ったとしてもサイト訪問者はリンクをクリックしません。

理由は、外部サイトにリンクを張るという行為は「推薦」、または「参照」を意味するからです。

名前も書いていない、プロフィールすら書かれていないサイトの運営者を誰が信用するのでしょうか?

よっぽど極端に供給が不足している情報でも無い限り人間というのは通常「何を言っているのか?」だけではなく、それを「誰が言っているのか」そこを気にするものなのです。

結局衛星サイトという言い方自体がもはや古い時代になりました。

衛星サイトというよりはユーザーを目標サイトに誘導するための誘導サイトを作る時代になったのです。

誘導するためには誘導サイトそのものがしっかりとした内容である必要があります。

そうでないといい加減なサイトがリンクを張っているサイトへなど行ってくれないはずだからです。つまり信用できる人がおすすめする人なら会ってみたいというごく常識的な人間社会の法則がSEO対策の世界にも当てはまるのです。

私がこれまでお会いした人たちの中で上位表示に成功し続けている人たちほどこの人間社会の法則を理解して実践しています。

今現在、SEO対策の経験がほとんど無いだとか自信が無いという方でもこうした事を理解していれば成功したも同然です。ネット上にあるサイトの運営者やそれを見るユーザーさん達も動物でも機械でもありません。生身の人間なのです。

このことを理解してればそれだけでSEO対策のセンスがあるのだと私は断言します。

今回ご紹介した注意点を知らなければ、次々にご自分のサイトがペンギンアップデートで処分されることになりかねません。ご自分のサイトが不自然なリンクばかり、ということが検索ロボットにばれないように気をつけてください。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

 鈴木将司

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