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2015年05月09日

ユーザーレビューを載せることは上位表示にプラスになるのか?

2015年05月09日
サイト滞在時間を伸ばす6つめのテクニックは:

【6】ユーザーレビューを載せて共感してもらう

というものです。

ユーザーレビューというのは通常お客様の声です。

今の時代、ほとんどの企業がサイト内にお客様の声のページを持っていますが、良くあるミスがお客様の声のページヘのリンクがサイト内の目立たない場所にしかないという点です。

最も目立つ部分は商品ページです。

商品ページの真ん中辺りか、その下辺りにその商品を購入したお客様の声を3件以上入れると読んでくれやすくなります。

何故3件以上かというと1件や2件では少ない印象あるいは、声の内容が偏った印象を与えるからです。

ただし、SEO対策上気をつけなくてはならない点としては商品ページに載っている3件のお客様の声と同じものが別のページに作ったお客様の声のページにも重複して載っていることです。

重複コンテンツはGoogleのパンダアップデートのペナルティー対象になり検索順位ダウンの原因になりますので2つかそれ以上のページに同じお客様の声を載せることは避けて下さい。

レビューに関してですが最近の気の利いたECサイトには自動的にリアルタイムにお客様の声がページ内フレームの中に表示されるものもあるのでそうしたプログラムが導入可能な場合は導入するようにして下さい。



レビューを表示するときに重要な点は本物のレビューだということを証明するために年月日を表示出来る場合は表示するようにしてください。

匿名のレビューの場合は、都道府県名と職業、性別などが表示出来る場合は表示してディテールを出すようにしてください。

起業したばかり、サイトを開いたばかりの方は中々お客様の声は集まらないので集めるためのコツとしては無料または、モニター割引によるモニター募集をして参加条件としてレビューを書くようにお願いすることが一般的です。

また、かなりの労力がかかりそうな場合は頼みづらい場合はQUOカードやカタログギフトの引換券などの謝礼を、高額な商品、サービスの場合は数パーセント割引のオファーなどによりレビューを集めて下さい。

世界最大手のECサイトを運営するアマゾン社が創業依頼かなりの力を入れているのが「Amazon Vine 先取りプログラム」というモニター制度です。



アマゾンのサイトの不思議なところはあれだけ膨大な数の商品を売っているのに多くの商品に何件ものレビューがあるところです。
創業時は当然レビューはほとんどありませんでしたが、このモニター制度によってかなりのレビューを集めているそうです。

この制度に参加するとアマゾンから知らない商品が突然送られてきてただでもらえる代わりにレビューを書くという仕組みだそうです。
そう言えばレビューのところをよく見ると vineメンバー という言葉が表示されており不思議に思っていた記憶があります。

しかし、こうしたやり方はともすればステルスマーケティングとなり企業の顔に泥を塗ることにもなりますのでくれぐれも好意的なレビューを書くように指示したり、暗示するようなことは避けるべきです。

こうして集めたレビューは質も重要ですが、一定の数が増えればサイト訪問者が読みいってくれてサイト滞在時間が長くなるだけでなく、成約率アップにも貢献します。

次回はサイト滞在時間を伸ばす7つ目の工夫

【7】その商品のQ&Aページにわかりやすくリンクを張る

についてご提案させていただきます。
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