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上位表示のヒント

【2019年版】上位表示に必要な文字数はページによって異なる!?SEOと文字数の関係

2019年07月21日

Google上位表示に文字数は関係あるのか?

『Googleで上位表示するためには何文字書けば良いのか?』・・・。この質問は私のセミナーやコンサルティングの中で度々聞かれる質問です。おそらく非常に多くのサイト運営者が疑問に思っていることだと思います。

今回はこのSEOと文字数の関係についてこれまでの研究によりわかったことを解説します。

ページによって必要な文字数は異なる

実はページの文字数と上位表示の関係を深く調べると、サイト内にはトップページとサブページ、そしてサブページを束ねるカテゴリページという3つの異なった性質のページがあり、それぞれに必要な文字数は異なるということが明らかになってきました。



トップページは表紙のページであり、URLにすると:
https://www.●●●.com/index.html

カテゴリページは:
https://www.●●●..com/category/index.html

サブページは
https://www.●●●..com/category/subpage01.html

というようなものになります。

トップページを上位表示させるための文字数は?

私のセミナーに来てくれるサイト運営者のほとんどがトップページを上位表示させることを願って、その方法を知るために受講してくれます。

例えば、新宿のエステサロンのサイトを運営している人なら自社のトップページを「新宿 エステ」とか「新宿 エステサロン」というような目標キーワード(上位表示を目指す検索キーワード)を持っているでしょうし、大阪の英会話スクールのサイトを運営している人なら「英会話 大阪」や「英会話スクール 大阪」等の目標キーワードで上位表示を目指していることでしょう。

その人達が一番知りたいのはトップページを上位表示するにはトップページを何文字にすれば良いことかという点だと思います。

これまで私は上位表示に必要な文字数は:

上位表示を目指していないページ → 500文字以上
上位表示を目指しているページ → 800文字以上
上位表示の難易度が高いページ → 3,800文字以上


という3つのレベル毎に提唱してきました。

ジャンルによってトップページに必要な文字数は異なる

しかし、トップページの上位表示に必要な文字数は残念ながら絶対的な文字数というのはなく、ジャンルによって異なるようになってきました。

その傾向がいつから強くなったのかというとGoogleが2018年8月、2019年3月、8月に実施したアルゴリズムアップデート以降からです。

2018年8月のアルゴリズムアップデート以前は、確かに文字数を増やすと上位表示しやすいという傾向がありました。しかし、その後は上位表示を目指しているサイトの業種や、狙っている目標キーワードによってバラツキが出てきたことが明らかになりました。

つまりあるジャンルのサイトのページは文字数が少なくても上位表示し、他のジャンルのサイトのページは文字数が多くないと上位表示しにくいという状況になったのです。

● ビジュアル系商材のトップページ


文字数が少なくても良いジャンルはビジュアル系商材のサイトです。

ビジュアル系商材とは、見込み客が文字情報よりも画像を商品購入のために重視する商材です。

このタイプの商材は:

ファッション
美容室
グルメ
観光
建築
インテリア
小物


などがあります。

下の表はGoogleで「インテリア」で検索し表示された上位トップ10のページの文字数です。

【調査例:「インテリア」でGoogle検索上位10サイトの文字数】

(※ALT、テキストリンク内の文字を除いた有効テキスト数)

ご覧のように、必ずしも文字数が多いページが上位表示しているということはありません。

こうした商材を販売しているサイトのトップページには文字がほとんど書かれていなく、画像やテキストリンクばかりのものがあります。

この業界のサイトのトップページで目指すべきことは、文字数を増やすことではなく画像リンクやテキストリンクを豊富に載せて、ユーザーにリンクをクリックして次のページを見てもらうことです。

そうすることによりユーザーの平均ページビューが増えて、Googleの検索結果ページへの直帰率が下がり、サイト滞在時間が増えます。そしてGoogleがそのことを評価して検索順位が上がりやすくなります。

Googleの技術者によるとGoogleはこうした数値が高いからと言って直接順位を上げることをしないそうです。しかし、近年検索順位が高いサイトの平均ページビュー、直帰率、サイト滞在時間などのいわゆるユーザーエンゲージメントのデータを競合調査ツールのSEOスコープやそのデータ元であるシミラーウェブなどで見るとそれらの数値が良いサイトのページの順位が高く、そうでないサイトのページの順位が低いことがわかります。

【SEOスコープで「インテリア」で検索して1位と2位に表示されているサイトのユーザーエンゲージメントデータ】


また、SEMRush社などの海外のSEO会社が毎年発表する検索順位決定要因のデータを見ても、年々ユーザーエンゲージメントという要因が順位を上げるための重要な要因になってきていることがわかります。

【SEMRush社が2018年に発表した検索順位決定要因】


このようにビジュアル系商材のサイトのトップページの場合、文字情報そのものがあまりユーザーに求められていないため文字数を増やすだけでは上位表示は出来ません。文字数を増やすことよりも、商品やサービスの魅力を伝えるための魅力的な画像をたくさん載せて、それらが単なる画像ではなく、クリックをすると次のページに行ける画像リンクにすることを心がけて下さい。そうすることによりユーザーエンゲージメントが高まり検索順位が上がりやすくなります。

● 物販・不動産・求人サイトのトップページ


次に、物販・不動産・求人サイトのトップページですが、これらのジャンルも特殊なもので、文字数が多いからといって上位表示するということは無いジャンルです。

物販・不動産・求人サイトのトップページで実際に上位表示しているものを見ればすぐに分かりますが、このジャンルのサイトのトップページは様々な商品、賃貸物件、あるいは求人案件の詳細ページへのリンクがあるページがほとんどです。

物販の場合なら、数十個の商品詳細ページへの画像リンクやテキストリンクが、不動産サイトの場合は借りることができる賃貸マンションやアパートの詳細ページへの画像リンクやテキストリンクが、求人サイトの場合は募集中の仕事の紹介ページへのテキストリンクばかりのものがほとんどです。

【物販サイトのサイト構造】


このジャンルのトップページには、初めてきた人へこのサイトが何のサイトなのかを説明する挨拶文が200文字程度、見出しの文言が300文字程度と会社名とその住所や電話番号、コピーライト情報などが300文字程度の合計800文字くらいもあれば十分です。

このジャンルのサイトのトップページにユーザーが望むものはそのサイトにどのような商品や物件、案件があるのが、少ししかそれらが無いのか豊富にあるのかが知りたいので、それらのページへのリンクを豊富に載せるようにして下さい。それによりそれらのリンクをクリックして次のページに進んでくれるようになり、ユーザーエンゲージメントが高まり結果的にGoogleからの評価が高まり上位表示しやすくなります。

● アフィリエイト・ランキングサイトのトップページ


次のよく相談を受けるジャンルがアフィリエイターの運営するアフィリエイトサイトやランキングサイトです。

これらのジャンルのサイトが狙う目標キーワードとしてよくあるのが、「脱毛 口コミ」とか、「エステサロン ランキング」などがあります。

こうしたキーワードで上位表示しているサイトのトップページは比較的縦長で文字数は2000文字から6000文字、平均すると4000文字は書かれたものが上位表示しやすい傾向があります。ですので、これらの数値よりも少ない文字数でうまくいっていない場合は、2000文字から6000文字、平均すると4000文字になるくらい文章を増やすようにしてください。

ただし、何でも良いから文字数を増やせばよいというものではありません。ユーザーに求められていない情報を増やすと1ページしか見てくれないユーザーが増えてしまい直帰率が上がりユーザーエンゲージメントが落ちて検索順位が上がらなくどころか、下がることがほとんどです。

ページ内に増やすべき文章の内容はあくまでも検索ユーザーが検索したキーワードに関する情報にしてください。そしてそれだけでなく、そのキーワードで検索したユーザーが見たい情報は何かということを推測してユーザーの検索意図を読み取り、検索意図を満たす情報だけにして下さい。

例えば、「エステサロン ランキング」で検索する人は何が見たいのかというとエステサロンのランキングを見たいということですので、そのことだけを載せて下さい。具体的には:

・エステサロンの名前と施術内容、住所、簡単な特徴などの基本情報、ランキング順位、詳細ページへのサイト内リンク
・ランキング付の根拠
・そのランキングサイトが信用できることを証明する何らかの証拠


等です。

これら以外にサイト運営者のことを長々と書いたり、各エステサロンの特徴を長文で書いたりするとユーザーの検索意図に逆らうことになり順位が上がりにくくなります。こうした詳細はトップページではなく、そこからリンクを張っているサブページに載せるようにして下さい。そうすることにより詳細を見たい人だけが見てくれるようになり、ユーザーエンゲージメントも高まるようになります。

● その他一般的な企業サイトのトップページ


その他、一般的な企業のサイトのトップページの文字数は800文字以上を目指すとともに、検索ユーザーが見たい情報を予想して、それらに画像やテキストリンクを張り、ユーザーエンゲージメントを高めることを目指して下さい。

カテゴリページの文字数は?

これまでトップページの文字数について述べてきましたが、トップページの下の階層であるカテゴリページの文字数はどうでしょうか?

近年のGoogleではトップページと同様にカテゴリページも文字数を増やせば上位表示するというものでは無くなってきています。

カテゴリページというのはほとんどの場合、その下の階層のページであるサブページへのリンクによって構成されています。

【カテゴリページのサイト内での位置】


その理由は、カテゴリページの本来の役割は、その下の階層にあるサブページを紹介する「まとめ役」であり、トップページとサブページを仲立ちする通過点でしかないからです。

そのためカテゴリページのボディー部分に記述される文字数が少なくても、そのカテゴリに該当するサブページにしっかりとリンクを張っていればそのカテゴリページはユーザーにとって便利な仲立ち人としての役割を果たすことになり、上位表示されやすくなります。

【カテゴリページのイメージ図】


ただし、サブページにリンクを張る際に画像リンクではなく、テキストリンクを張っているときは、テキストリンク内の文字は文字数としてはカウントしないことが前提です。テキストリンク以外の文字を文字数としてカウントしてください。

また、カテゴリページからその下の階層のサブページに画像リンクを張っている場合も画像のタグにあるALT属性部分に記述した文字は文字数としてはカウントしないでください。

ページの文字数としてカウントするのはあくまで画像のALT属性内の文字列とテキストリンク上の文字列以外の通常の本文だけです。

【画像のALT属性のテキスト例】


「通常の本文」というのはマウスで範囲指定して反転表示され、かつクリックしてもどこのページにも飛ばない部分のことを言います。

【ページの文字数としてカウントすべき「通常の本文」の例】


トップページに文字数が十分あってもサイト内のサブページの文字数が少ないと上位表示できない

これまで述べてきたようにトップページを上位表示させるための文字数はジャンルによって異なり、しかも増やせば増やすほど順位が上がるという時代ではなくなってきました。大切なことはトップページにある画像リンクやテキストリンクをクリックしてもらい次のページを見てもらいユーザーエンゲージメントを高めることです。

サブページには3パターンある

サブページにはいくつかの種類があります。それらは:

1、上位表示を目指さないサブページ
2、上位表示を目指すサブページ
3、上位表示を目指すブログ記事というサブページ


です。

1つ1つ見てみましょう。

上位表示を目指さないサブページ

サイト内には特に上位表示を目指していないページがあるものです。例えば、よく頂くご質問のページ、プライバシーポリシーのページ、会社概要のページ、アクセスマップページ、お問い合わせフォームなどを上位表示させようという貪欲なサイト運営者は少ないはずです。

通常、サイト運営者が上位表示を目指すサブページは、商品販売ページ、お役立ちコンテンツのページ、比較的長文のQ&Aページ、ブログ記事ページなどであることがほとんどです。

こうした上位表示を目指さないサブページでも一定の文字数をページの本文に書くべきです。その理由は、Googleはトップページやその他サイト運営者が上位表示を目指すページを評価する際に、それらのページだけを見るのではなく、それらのページが置かれているサイト全体の品質をチェックするからです。

例えば、トップページには必要なだけの文字数が書かれていたとしても、トップページが属するサイトにある他のページ、つまりサブページの文字数が100文字ずつだとか、200文字ずつ程度しか書かれていなかったらどうでしょうか?

ページの役割というものは、そのページがどんなページであれ、見に来た人たちが求める情報を提供することです。それなのに100文字だとか、200文字しか書かれていないページならばよっぽどの短いメッセージだけでユーザーが満足してくれるテーマのページでも無い限り、ユーザーは満足感を得ることが出来ないはずです。

そして満足感が得られないページを見たユーザーはそのサイト全体に対する信頼感を抱くことが出来ずにサイトに長く滞在することなく、Googleの検索結果ページに直帰して、他のもっとマシなページを探そうとするはずです。

こうした理由からも、上位表示を目指していないサブページには最低限の文字数を確保すべきです。私が日常的に上位表示しているサイトにあるページの文字数を調査すると比較的難易度の高い目標キーワードで上位表示しているサイトのサブページの本文には大体500文字以上あることがほとんどであるということがわかっています。

次の図表は、「矯正歯科 横浜」で3位に表示されている歯科医院のサイトを全日本SEO協会のSEOロボットドクターというサイト内部調査ソフトで調査したデータです。

【サイト内部調査ソフトで調査したデータ例】


SEOロボットドクターは登録したページのURLとそのページからリンクされているドメイン内の他のページを最大5000ページまで調査して本文の文字数やキーワード出現頻度などの内部要素を分析します。

調査結果を見ると、このサイトには57ページしかページがありませんが、ご覧のように本文の文字数が500文字未満のサブページは8ページしかありません。(SEOロボットドクターが500文字未満のページを発見すると赤いフォントで文字数を表示します)

そして、3桁台の文字数のページは少なく、ほとんどのページが4桁台、つまり1000文字以上だということがわかります。

上位表示を目指さないサブページにも役割があります。そのページを見に来てくれたユーザーに必要なだけのコンテンツを提供することと、トップページを支える役割を担っているのです。

結論としては、上位表示を目指さしていないページでも最低500文字以上は文章を書くようにして下さい。

ただし、例外的に文字数がゼロでも問題ないサブページがあります。それは、他のページにリンクを張っているリンク一覧ページです。サイトマップページなどはほとんどの場合、本文が書かれておらずサイト内にある主要ページへのテキストリンクだけで成り立っているページです。

サイトマップページの目的はサイト内にある主要なページにリンクを張ってユーザーがスピーディーに自分が見たいページにジャンプすることです。

そのため、サイトマップページは傾向として文字数がほとんど無く、テキストリンクばかりになることがほとんどです。

サイトマップの他にも複数のQ&Aページにリンクを張っているQ&Aの目次ページもテキストリンクばかりのため、本文の文字数が全く無かったり、あったとしても500文字未満のことが多いものです。

このような理由から、サイト内にある他のページにリンクを張っているリンク一覧ページは例外的に文字数がゼロでも問題はありません。

上位表示を目指すサブページ

次に上位表示を目指すサブページは何文字書けば良いかですが、リンク一覧ページで無い、通常のテキストを中心にしたサブページの場合は、どんなに少なくても800文字以上、出来れば1200文字以上を目指すべきです。

ただし、これは目標キーワードの競争率の度合いによって増減します。

例えば、画像中心のページばかりが上位表示しているビジュアル系の商材を扱うサイトにあるサブページならば、ユーザーが見たいコンテンツは文字コンテンツというよりは画像コンテンツであることがほとんどなので、画像の掲載数を増やすことと、魅力的な画像を増やすことが本質な対策です。


一方、「離婚 方法」で上位トップ10にランクインしているサブページの文字数は数千文字あるものばかりです。

【「離婚 方法」で上位トップ10にランクインしているサブページの文字数】


このようなテキスト系商材のキーワードで上位表示を目指すサブページは数千文字のオリジナル文章をサブページの本文に書くことを目指すべきです。


そして最高何文字書けばよいかですが、それは実際に上位表示している上位トップ10のページでサブページのページの本文の文字数をカウントして、それらと同じか、やや多くしておければ上位表示するための必要文字数を実装出来ます。

上位表示を目指すブログ記事というサブページ

これまでは、サイト内にある普通のサブページについて述べてきましたが、サイト内にブログを設置している場合、そのブログに投稿する記事ページもサブページということになります。

こうしたブログ記事というサブページは何文字書けば良いのでしょうか?

私がこれまで上位表示しているブログ記事の本文の文字数をカウントしたところ、ほとんどの場合、1200文字以上です。

しかし、これも競合他社サイトの上位表示しているブログ記事との相対的な話ですので、実際に上位表示している上位トップ10のページでブログ記事ページの本文の文字数をカウントして、それらと同じか、やや多くしておくべきです。

実際に上位表示している上位トップ10のページでサブページのページの本文の文字数をカウントして、それらと同じか、やや多くしておければ上位表示するための必要文字数を実装出来ます。

まとめ

以上がSEOと文字数の関係、つまりGoogleで上位表示するには何文字書けば良いのかについての報告です。

上位表示に必要な文字数は:

(1) トップページ、カテゴリページ、サブページ等サイトの中のどのページかによって異なる
(2) Googleが2018年8月から実施を始めたコアアルゴリズムアップデート以降は文字数を単に増やすだけでは上位表示できなくなってきている
(3) 業種や狙っている目標キーワードによって必要な文字数は異なる
(4) サブページにも複数の種類があり、それぞれ上位表示に必要な文字数は異なる


という傾向にあります。

今後Googleがどのようにランキングシステムを変更したとしても、絶えず上位表示されている競合ページの特徴を掴み、それを自社ページに取り込むようにしてください。

それを続ける限り、いつも競争力のあるページを持つことが可能になり上位表示を維持することが出来るはずです。

ページのフッターに無理やり文字を詰め込むとSEOにマイナスになる!

2019年05月14日

Googleのウェブマスタートレンドアナリストのジョン・ミュラー氏はSEOプロフェッショナルたちとの動画で:
"Don't Stuff Content At The Bottom Of Your E-Commerce Category Pages
stuffing content in the footer isn't a great practice. Instead he said you should "make sure that those pages are well integrated with your website so that we have clear context of how those pages should belong the website and what those pages are about." "And another thing you can do is when you have that listing of products, make sure that there's some information on that on those listings that we can understand what this page is about.," he added."

『ECサイトのカテゴリページのフッターにコンテンツを詰め込まないほう良い。
フッターにコンテンツを詰め込むことは良いSEO対策ではない。そのようなことをする代わりにカテゴリページがサイトにどのような文脈で属するのかを明確にすべきだ。商品一覧があるページにはGoogleのシステムが何のページなのかを理解するための手がかりになるコンテンツを掲載すべきだ』

というアドバイスをしました。


これはどういうことかというと物販サイトなどの商品カテゴリ一覧ページには通常、各商品カテゴリページへのリンクがメインコンテンツになります。

それらのリンクはテキストリンクか、画像リンクのどちらか、または両方です。

【カテゴリページの例】



そうしたページを持っているサイト運営者がやりがちなのが、テキスト(文字)が少ないのでSEOに不利になりそうなのでなるべくたくさんの文章を詰め込んでページ内の文字数を増やそうとする行為です。

確かに一昔前のGoogleでは文字数を増やすことによりWebページの評価が高まり検索順位が上がる傾向がありました。

しかし、今日のGoogle上位表示対策のキモは:

1、ユーザーの検索意図に沿った内容のページを作ること

2、それによりUX(ユーザー体験)が向上してユーザーエンゲージメント(ユーザーが抱くサイトへの愛着度)を高めること

の2点になっています。

にもかかわらず、未だに文字数を無理やり増やすためにテキストリンクだけがあるカテゴリページのフッターにそのページのテーマに合った文章を適当に書いて文字数を増やすという行為は:

1、ユーザーの検索意図を無視して、サイト運営者が抱く己の欲のために自分勝手なことをする

2、それによりUX(ユーザー体験)が悪化してユーザーエンゲージメント(ユーザーが抱くサイトへの愛着度)が低下する

という、今求められるSEOの真逆の方向に向かうことになってしまいます。

カテゴリページとはいうのは確かにそっけないコンテンツになりがちです。例えば、健康というカテゴリ一覧ページにはただ単に・・・

病院
歯科医院
整体院
薬局・・・・

という名詞が並んでいて病院というカテゴリリンクをクリックすると病院情報の一覧が出てくるという無機的なコンテンツになるでしょう。

しかし、検索ユーザーは自分が病院というリンクをクリックすることにより、病院情報の一覧が見たいだけなのです。

それこそが検索意図です。その検索意図に逆らうのではなく、従い、満たしてあげたほうがUX(ユーザー体験)が向上し、リンクをクリックして様々なページを見てくれやすくなりユーザーエンゲージメントが高まりやすくなります。

その自然な行為を邪魔するような文章を無理やり詰め込むのは得策ではありません。

実際に、検索意図に沿ったページが上位表示するようになった2018年8月1日にGoogleが実施したコアアルゴリズムアップデート以降、そしてそれがさらに強化された2019年3月12日のコアアップデート以降は無理やり文字を詰め込んでいたページの順位が下るようになりました。

今回のジョン・ミュラー氏からのアドバイス内容はECサイトのカテゴリページを例に上げていますが、他のジャンルの他のタイプのページのどこか、特にフッター部分にユーザーが特に興味の無い文章を適当にSEO目的のために載せても上位表示は出来ないというメッセージでもあるはずです。

ぜひ皆さんの中にも、文字数を増やすがために適当に掲載した文章がサイト内の各ページのどこかにあるようなら早急に削除したほうが良いです。
今現在順位が高いページは未だそれをする必要はありません。しかし、過去1年の間にGoogleが実施したアルゴリズムアップデートの度に順位が下がっているサイトを運営している人はそうしたノイズを削除して、検索ユーザーがそのページに求めるコンテンツは何かを推測し、それを追加すべきです。

そうすることにより、検索意図に沿うことによりユーザー体験を向上させるWebページになり、ユーザーエンゲージメントが高いページになりGoogle検索の順位が高まるはずです。

検索順位が徐々に落ちてきたページをアップデートすると検索順位が上がる!?

2019年04月29日

最近のGoogle検索の傾向として、「古いページの順位が下る」というものがあります。私のサイトや私のクライアントのサイトにあるページで、それまで検索順位が比較的高かったものが一定の期間を過ぎると順位が徐々に下がるという現象があります。

特に顕著なのは2015年から2016年頃に作ったページが下がりやすい傾向にあります。今日は2019年4月29日ですが、ページを作ってから3年以上経つとその傾向は強まるようです。

Googleがこのような情報の鮮度に重点を置くのはすべてのクエリ(検索キーワード)ではなく、一部のジャンルのクエリに特に情報の鮮度を重視することがわかっています。

例えばGoogleで「家具 通販」という物販系のクエリで検索すると下図のように1位から10位までのスニペット(検索結果ページに表示されるWebページの要約文)には日付は表示されません。

【PC版Googleで「家具 通販」で検索した検索結果ページ】



一方、いつの情報なのかが重視されるニュース性の高いクエリで検索するとスニペット部分に日付が表示されるケースが増えます。

【PC版Googleで「Googleアルゴリズム」で検索した検索結果ページ】



【PC版Googleで「金 買取相場」で検索した検索結果ページ】



また、日付が表示されるのにもいくつかのパターンがあります。あるサイトは「3日前」と表示されたり、「2019/01/15 - 」というようにページの作成日またはGoogleがインデックスした日だったり、Webページ上の日付が表示されている部分をそのまま拾ったりと一貫性がありません。

よくセミナー中に受講者の方から「サイトを更新すると検索順位は上がるのでしょうか?」という質問をいただきます。更新しないよりも更新したほうが上がりやすそうですが、確かな法則性がこれまでわかりませんでした。そのため「更新したほうが更新しないより上がりやすい」とだけ受講者の方に言う他無い状態でした。

しかし、最近のGoogleは検索ユーザーが情報の鮮度をどれだけ気にしているかを予め予想し、それが重要なジャンルのクエリに答える検索結果は情報の鮮度を重視していると思われます。

皆さんの中で情報の鮮度が重要なクエリで上位表示を目指している方は特に鮮度に気を配るべきです。

私や私のクライアントは最近、無理して新しいページを作るのではなく、これまで作ったページの鮮度を高めることに注力するようにしています。

例えば私のブログの記事で「Google 口コミ ばれる」というクエリで検索順位が落ちてきたのでページに対して2019年4月5日に若干の更新をしたところ下図のサーチコンソール内の検索パフォーマンスの検索順位を示すグラフでもわかるように検索順位が2つ上昇して現在でも安定するようになっています。

【PC版Googleで「Google 口コミ ばれる」で検索した検索結果ページ】



他にも法律に関するページや、情報の鮮度が重要なクエリで順位が下がってきたページを更新したら検索順位が上昇して安定するようになるということがわかりました。

ではどのような更新をしたことによって順位が上がったのかと言うと:

1、ページ冒頭に「最終更新日XXXX年XX月XX日」というようにページを更新した日付を追加した

2、2,3枚のオリジナル画像を追加した

3、画像の前後に新しい文章を2、3行追加した

4、そのブログ記事を書いた後に投稿したブログ記事の中で関連性が高いページを見つけて2,3ページに「関連情報」という見出しつきでサイト内リンクを張った

5、上位表示を目指す目標キーワードでGoogleして他社のサイトを複数見て、読者に役立つと思われる信頼性の高いサイトを見つけて「参考情報」という見出しつきで外部リンクを張った

の5つだけです。かかった時間は1記事あたり30分前後だったと記憶しています。

ただし、更新をしても順位が上がらないページも複数ありました。順位が上がったページと上がらなかったページを比較してわかったのは追加する必要性が特にないのに形だけ更新をするために無理やり画像を増やしたり、外部リンクを張ったページは順位が上がらないということです。

一方、これは読者にとってあったほうが無いよりも確実にプラスだと思えるような更新をした記事ページは検索順位が上がりました。

今回のことでわかった法則性は:

(1)読者が情報の鮮度を気にするジャンルの場合、古くなってきたページを更新することが順位アップに貢献する

(2)読者の利便性を高めるための更新だけが評価される

という2つです。以上ですが、検索順位が時間とともに少しずつ下がっている方の参考になれば幸いです。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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