HOME > アルゴリズムアップデート > 【公式発表】Googleがオリジナルのニュースレポートを高く評価すると発表!
このエントリーをはてなブックマークに追加

【公式発表】Googleがオリジナルのニュースレポートを高く評価すると発表!

2019年09月19日

Googleは2019年9月12日にオリジナル性の高いコンテンツを上位表示するようにアルゴリズムをアップデートしたと公式発表しました。

Googleのニュース担当副社長のRichard Gingras氏は公式サイトで次のように述べました:

『最近、当社では検索順位のアルゴリズムアップデートを実施して検索評価者用ガイドラインを更新しました。そのアルゴリズムアップデートはオリジナルのニュースレポートの認識力を高め、オリジナルのニュースレポートが検索結果ページでこれまで以上に上位表示して目立つようにするもので、同時に長期間上位表示するようにするものです。これにより最新のニュースを読みたい読者が最初に報道されたニュース記事を発見出来るようにして、オリジナルの情報発信者が発信した記事が広く読者に見られることにより利益を得られるようになります』
【原文】
Recently, we’ve made ranking updates and published changes to our search rater guidelines to help us better recognize original reporting, surface it more prominently in Search and ensure it stays there longer. This means readers interested in the latest news can find the story that started it all, and publishers can benefit from having their original reporting more widely seen.


【情報元】 Google公式サイト

今回の発表はニュースレポートの検索ランキングの調整が主なものですが、ニュース記事はGoogleニュース検索だけでなく、一般のWeb検索結果ページにも表示されるものです。

そのため単にGoogleニュース検索のランキング決定方式の変更という狭い問題にとどまるものではなく、一般のWeb検索のランキング方式にも大きな影響を与えるものであると考えられます。

実際に8月末から9月初旬にかけて検索順位が落ちたという相談が多くのサイト運営者の方たちから私のところにも寄せられています。
その期間の前後には今回のオリジナル性を重視するアルゴリズムを導入したという発表以外に大きな発表をGoogleはしていません。

ということは8月末から9月初旬にかけて検索順位が落ちた理由の1つとして考えられるのが独自性が低いコンテンツをサイトに載せているサイトがGoogleによって低く評価されたために検索順位が下がったということが考えられます。

その時期に検索順位が落ちたサイト運営者の方で、何故順位が落ちたのか原因はわからなくて困っている方はぜひ検索順位が落ちたページに独自性の低いコンテンツが混入しているかを確認するべきです。

Googleはこの過去数年間、独自性の低いコンテンツを載せているサイトの検索順位を落とす方向性に舵を切るようになっています。

その最初に起きたことがDeNAが運営していたキュレーションサイトの「Welq」という医療健康情報メディアです。2016年当時、そのサイトは様々なサイトや書籍を参考にして医療の資格の無いライターたちが数千文字に渡る長文の記事を大量生産することにより、Googleの上位を占拠するということをしたサイトです。

他の大手ネット企業も似たようなリライトを中心に作成したキュレーション記事を大量投入して当時Googleの上位にランクインしていました。しかしその後各方面から非難されそれらのサイトは閉鎖を余儀なくされ消滅しました。

その後も、医師や各種専門家が監修したという触れ込みで記事を大量投入してGoogleから大量のアクセス数を獲得したサイトがGoogleがアルゴリズムアップデートを繰り返す度に上位から消えてその存在感を失うようになりました。

このオリジナル性の低いコンテンツを載せているサイトの検索順位を落とすという方向性はGoogleの既定路線です。今後も益々厳しくなるはずです。

Googleの今回のコンテンツの独自性を重視するアルゴリズムアップデートに対応するにはどうすれば良いのでしょうか?

それは自社サイト内において・・・

1、独自取材や調査によるオリジナルニュースの提供をすること
→ ニュースだけではなく、あらゆる種類のコンテンツにもオリジナル性がこれまで以上に求められるようになった可能性が高くなりました。

2、1が無理な場合は、より早くニュースを伝えて、そこに高い付加価値をつけること
→ ただ現実にはいつも必ずしも独自性の高いコンテンツを自社サイトに載せることが困難な状況にいる企業はあります。そうした企業のサイトでも例外的に上位表示している事例が無いことはありません。それらのサイトはいち早くニュースを伝え、そこに独特の意見や解釈を付け加えたり、やらせではなく真実の読者によるコメントなどが書き込める仕組みを持っているサイトです。こうした高い付加価値をつければ完全にオリジナルコンテンツでなくても他の条件を満たせば上位表示を維持出来る可能性はあります。

以上ですが、他者が提供するオリジナルコンテンツを機械的に自社サイトに載せるだとか、表面だけを弄くりまわしてあたかもオリジナルに見せかけて生成したコンテンツの提供に依存している企業や個人は一刻も早く、1か2の施策を採用することによりGoogleからはじかれない、強いサイト造りを目指して下さい。

さらにGoogleは類似コンテンツのGoogleからの追放の手を緩める事無く、容赦なくアルゴリズムをアップデートするはずです。その作業が完了する前にアクションを起こして下さい!
このエントリーをはてなブックマークに追加
                    
鈴木将司の最新作品
プロフィール
一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
<< 2019年 09月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最新記事