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イベントを開けばたくさんの地域名で上位表示が可能になる!

2017年11月25日

前回に引き続き「たくさんの地域名で上位表示するにはどうすれば良いのか?」、その対策について解説します。
Googleに対してプレゼンス(存在感)を認識してもらうためには次のような対策があります:

2、その地域での活動を増やす
(1)イベントを開く
セミナー、勉強会、展示会、試食会、試着会等はその地域に拠点が無くても会場を借りるだけで可能なことです。

例えば、福岡県の法律事務所のサイトを隣の県の「相続相談 大分」で上位表示するには大分県にある貸し会議室を借りてそこで特定のテーマの無料相談会やセミナーを開くことが考えられます。

開催する時は必ず参加者を募集するためのWebページを作り、そこにはタイトル、紹介文、日程の他にGoogleマップを埋め込むなどアクセスマップも充実させるのです。

そして出来ればセミナーを無料で紹介してくれるセミナーのポータルサイトに登録してそこから募集ページにリンクを張ればリンク対策にもなります。

身につけるものを販売するファッション系の物販の場合は試着会を、健康器具を販売する場合は体験会を開くのも良いでしょう。

本当にそうしたイベントが効果があるのかを知るにはGoogleで「合コン 大阪」で検索してみるとわかります。
下の図は実際にそのキーワードで検索した時のGoogleの検索結果画面です。



ご覧のように検索結果の中にその地域で開催されている合コンイベントのページへのリンク(サイトリンクと言われています)が複数表示されているのがわかります。10サイト中6サイトにその地域での合コン詳細ページへのリンクが含まれていることがわかります(赤枠内)。

このように上位表示したい地域名の地域でイベントを実際に開催することはGoogle上位表示に効果的な手法だということがはっきりしてきています。

Googleは構造化データ マークアップ支援ツールというものを提供しています。イベントを開催している企業はWebページ上にイベント情報をマークアップしたほうがGoogleにイベントを特定の地域で開催していることを伝えることが出来ます。イベントの他にも映画情報、レストラン情報等の種類があります。詳細は:
https://support.google.com/webmasters/topic/3222270?hl=ja&ref_topic=3068649
を参照して下さい)

(2)イベントに参加して貢献する
自社でイベントを開催することが困難な場合は、他者が主催するイベントに参加するという方法もあります。
ただ参加するだけでなく、講演者として貢献したり、協賛してプレゼント提供することなどもその地域でのプレゼンスを高めることになります。

イベントは企業が開催するもの、政府自治体が開催するものなど様々な主催者がいますのでGoogleで検索して自社に適したイベントを探すと良いでしょう。

(3)事務所の住所を貸してもらう・電話転送をさせてもらう
その地域での活動を増やすもう一つの方法は、取引先や知人の事業所の住所を借りるという方法があります。
本来なら自社名義で借りるのがベストですが、それにはたくさんの費用、現地での人材確保という負担が生じます。

一昔前ならばその地域でサービスを提供している電話代行会社や、住所貸し業者さんと契約すればその地域に存在しているように見せかけることは容易でした。

しかし、Googleもそうした強引で安易な手段に対抗するために電話代行会社や、住所貸し業者さんの住所や電話番号をブラックリストに入れているか将来入れて無効化するというリスクがあります。

こうした理由から電話代行会社や、住所貸し業者さんを利用するという安易な手段は避けるべきでしょう。

以上が上位表示を目指す地域名で上位表示するための2つ目の方法である「その地域での活動を増やす」についてです。

次回は3つ目の方法について解説します。
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