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上位表示のヒント

Googleが新しいリンクのペナルティーを開始!不正リンクを張るサイトがペナルティーを受けるようになった!!

2016年04月12日
Search Engine Landによると先週末Googleは不正リンクを張るサイトに対して手動によるペナルティーを与えるようになりました。

"Google penalizes sites for unnatural outbound linking
Check your Google Search Console message center. Google sent out outbound link penalties over the weekend."(2016年4月11日 Barry Schwartz)
『Googleが不自然な発リンクに対してペナルティーを与えるようになった
Googleのサーチコンソールをチェックしてみてください。Googleが不正な発リンクに対して今週末よりペナルティーを与えるようになったのでメッセージが来ている可能性があります。』




以前は不自然なリンクが張られた、つまり不正リンクを購入したサイトがペナルティーを受けていましたが、今度は不正リンクを張っているサイト、つまり不正リンクを販売するサイトが手動のペナルティーを受けるようになったということです。

不正なリンクを他のドメインのサイトに張っていることがGoogleに発見されると次のようなメッセージがサーチコンソール内のメッセージボックスに届くそうです。



このメッセージが来ていたら不正リンクを削除して、再審査リクエストをしないと、そのサイトからのリンクの効果が極めて低くなるそうです。

不正リンクはどのようなもかというと:

(1)ユーザーがリンクをクリックすることがほとんど考えられない関連性の無いサイトへのリンク

(2)上位表示を目指していると思われる不自然なフレーズによるリンク(例:債務整理 大阪、インプラント デメリット)

(3)ユーザーが発見することが困難な極端に小さなフォントや薄い色、あるいは目立たない場所からのリンク

(4)画像の裏、あるいはブラウザーの外からユーザーの目に見えない形での意図的な隠しリンク

などがあります。

今回のこの動きの影響ですが、これまで以上に送客をするのではなく、SEO目的だけのリンクを張ったり、張ってもらおうという行為が全て無意味になるということです。

今後はこれまで以上に、自社サイトに来たユーザーにおすすめするためのリンク、参照のためのリンク、送客のためのリンクだけを張るように徹底する必要があります。

そして同時に自社サイトの検索順位アップのためにはそうした意味のあるリンクだけを集めるようにしなくてはならなくなりました。

このところ、AMPやモバイルフレンドリーアップデート第二弾だとモバイル関連ばかりのニュースが続きましたが、今回のニュースは久しぶりのPCサイト、モバイルサイト全体の大きなニュースです。

これまで以上に慎重な対策を取るようにしてください。

GoogleはWebサイトの品質をどのような基準で評価しているのか?

2016年01月21日
Googleが海外で発表しているWebサイト品質評価基準「Google General Guidelines」を読めば上位表示のコツがつかめるはずです。何故ならこの品質評価基準をGoogleのサーチクオリティーチームが用いて、Googleのアルゴリズムでは未だ評価不可能なコンテンツの品質を肉眼で見て品質の判定をしているからです。

Googleのアルゴリズムが見過ごしたせいで検索順位が上がったページでも、その後サーチクオリティーチームのスタッフがこの「Google General Guidelines」に基づいて肉眼でページを見て判断した時、品質が低いと判断すればそのページの検索順位は最終的に下ることになります。

今回から複数回にわたってGoogleが昨年2015年11月19日に一般公開した英文のGoogle General Guidelines最新版を読み解いてGoogleが私達のWebサイト作りに何を要求しているのかを調べてみたいと思います。

今回は「Low Quality Pages」p.33『低品質なWebページとは何か?』についての記述についてです。
その項目には次のようなことが書かれています。

「もしも次のような特徴が対象のWebページに見られた場合、低評価として評価をすべきです:

• メインコンテンツの品質が低い

• そのページの目的を考慮した場合、不十分な量のメインコンテンツしか見られない

• そのページの情報を書いた著者はそのテーマについて書くだけの十分な専門知識を持っていない、またはサイト全体として見た場合そのテーマについて書くだけの信用と権威を持っていない。すなわちそのページ、またはサイト全体のコンテンツがE-A-Tに欠けている(※ E-A-TとはExpertise/Authoritativeness/Trustworthiness の略で専門的知識、権威性、信頼性の3つの要素のことを言う)

•そのサイトはネガティブな評判がある

• 補足的なコンテンツがそのページの目的を考慮した場合、ユーザーの混乱を引き起こし、ユーザに不親切である

加えて次の特徴のいずれかに該当した場合も低評価の原因になります:

•Webサイトそのものについての情報が不足している

•Webページ内に役に立つサブコンテンツが不足している

•デザイン性が不足してる。例えば、ページのレイアウトや空白の使用がメインコンテンツを邪魔しておりメインコンテンツをユーザーが利用することを阻害している

•Webサイトがメンテナンスと更新を怠っている」

以上が「Low Quality Pages」p.33『低品質なWebページとは何か?』の概要、全体像です。

全体的に言えることは・・・

・ページを評価するときそのページだけではなく、そのページが属するサイト全体も評価基準に含めている
→ いくらページそのものに書かれている情報が高品質のように見えてもサイト自体の信頼性が低ければそのページの評価は低くなる

・ページ内の情報だけではなく、その情報を生み出した著者に経歴や資格、または権威があるかどうか?
→ 特に専門知識が必要な医学、美容、健康、法律、技術の世界の情報はその信憑性が厳しく要求される

・メインコンテンツだけではなく、その周囲にあるサブコンテンツまでをも評価対象にしている
→ メインコンテンツ周辺のヘッダー部分、サイドメニュー部分、フッター部分などに関連性の低い情報、バナー画像等を載せるのは良くない

・メインコンテンツの内容だけではなく、そのプレゼンテーション形態も評価対象にしている
→ 文章の体裁、つまり改行や、スペースを入れるかどうかなど国語的な文章作成常識が必要とされる

などの点です。

IT技術の1つとしてスタートしたSEOですが、最近のGoogleの品質評価体制の進歩とともに、より文系的なスキルを磨くことも必要になってきています。

これまで理系ではないのでSEOは無理だとか、技術のことがわからないのでSEOは苦手と思ってきた方は何も気後れすることはありません。

様々な社内の才能や経験を結集してこそよりGoogleに評価され検索順位が上がる世界がすでに到来しているのです。

次回はさらにGeneral Guidelinesについて考えていきたいと思います。

広報とSEOの関係:主要メディアのほんとんどに取り上げられた弁護士さんのサイト

2015年12月11日
先日とても嬉しいことがありました。会員の吉田泰郎さんがワールドビジネスサテライトに取り上げられたのです。
その他にもNHKを始め主要なメディアに取り上げられたということも知り、感動しました。

ワールドビジネスサテライト
https://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-81999.html

TBSニュース
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2652946.html

テレ朝ニュース
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000063896.html

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20151207/k10010332291000.html

フジテレビ
https://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00310497.html

これは偶然ではなく、きちんとプレスリリース等PRとSEOの基本である広報をきっちりと実行した成果です。

サイトの方も
https://xn--7rvn38bmne13z.com/
「東芝 粉飾」など複数のキーワードで上位表示するためにSEO対策の1つ1つを実行しました。

SEO対策とは何か疑問に思った時は思い出して下さい。
SEO対策とはGoogle等の検索エンジンを活用した広報活動だということを。

SEO対策の目的は2つあります。

1つは企業の新規客の獲得する

2つ目は、企業の広報活動を成功させる

というものです。

今回の例は:

企業の広報活動を成功させる

を最初に目指したことにより結果的に

企業の新規客の獲得する

につながるという流れを生み出しました。

SEO対策成功にはそもそも3つの要素があります。

1、企画・人気要素

2、内部要素

3、外部要素

の3つです。

1、企画・人気要素

が上手くいくと自動的に

3、外部要素

が上手くいくことがあります。

つまり、企画が斬新で社会性が高いとプレスリリースを出せば影響力のあるメディアが取り上げてくれて外部サイトからのリンクが増えます。

また、それを見た人達がソーシャルメディアで口コミをしてくれるという好循環が起きることも期待できます。
そして外部サイトからのリンクも自然発生的に増えていきます。

もしもSEO対策成功に近道があるとすれば、それは世の中に何かの問題で困っている人達を見つけ、その人達の問題を解決するためのサービス、商品を考案してそれを堂々と発表する事です。

そしてその受け皿となるサイトのコンテンツを充実させる事です。

多くの場合、良い企画であればあるほど、人気が出るものであればあるほど既得権益への挑戦になるため業界で波風を立てたり、妨害や、誹謗中傷を受けることがあります。

しかし、それを恐れて無難なことばかり毎日繰り返していたら先細りになるだけです。時には勇気持って挑戦する必要があります。

それが実践できた時に想像を遥かに超える報酬が得られるはずですし、外れたとしても次の成功のための学びが得られるはずです。

こうしたことを言葉ではなく、身を持って教えてくれた吉田泰郎さんに心から感謝します。

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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

 鈴木将司

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