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2016年09月09日

ブログパーツ等のリンクは隠しリンク扱いでペナルティーを受けるようになった!

2016年09月09日
Googleがまた被リンク評価の基準を厳しくしました。
Googleウェブマスター向け公式ブログ(2016年9月8日)によると「大量のキーワードを含むリンクや、隠しリンク、低品質のリンクが、ウィジェットに埋め込まれたまま様々なサイトへ配布されているケースについて確認します。
ウィジェットをうまく活用すると、ウェブサイトにおける体験をより価値あるものへと高め、ユーザーを引きつけることができます。しかし一部のウィジェットは、ウェブマスター自身が配置した覚えのないリンクを、アンカー テキストが編集できないような形で、勝手に配置することがあります。これらのリンクは自然に配置されたものではないため、Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)の違反と見なされます。」




これより次のようなブログパーツやアクセスカウンター等にリンク情報をつけたまま配布すると手動によるリンクのペナルティーを受けて検索順位が著しく落とされることになりました。



こうした形で被リンクを集めているサイト管理者や、そうしたリンクを購入しているサイト運営者は至急対応しなくてはなりません。

対応策はそうしたリンクを削除すること(削除してもらうこと)、またはrel="nofollow" 属性を追加して被リンクとしての効果をゼロにするかのどちらです。

こうしたところに広告を表示している企業や被リンクを販売している企業は事業モデル事態に影響が出るはずです。

こうしてGoogleは被リンクの集め方に対して非常に厳しくなってきていますが、結局はサイト管理の知らぬ間に張られたリンクは今後禁止されてゆく報告性にあることが見えてきました。

例えば、無料HPレンタルサービスを使うとフッターに提供元企業のサイトへのリンクやテキストリンク広告が張られている場合もrel="nofollow"を貼るか、リンクそのものを削除しないとリンクを張っているサイトも、張られているサイトも両方ペナルティーを受ける可能性が出てきました。

さらには、Web制作会社がクライアント企業のサイトを制作した際にフッターに「Powered by XXXXX」と書いて自社サイトにリンクを張ることもリスクが生じてきました。

そして最も危険なのはデザインテンプレ―トです。良くあるのがWordPressやブログのデザインを良くするためにデザインテンプレートを購入して自社サイトに適用するケースがありますが中には「Desigined by XXXXX」だとか、「Provided by XXXXX」というように販売元のサイトへのクレジットリンクが含まれていることがあります。デザインテンプレートは比較的誰でも作って配布することが容易なものなのでGoogleのペナルティー対象になる可能性が高いはずです。

Googleが許すリンクというのはユーザーが自分の意志でクリックするリンクか、クリックする可能性があるリンクだけになるということだと思います。

これまで効率的に被リンクを集めてきた企業は考え方を変えなくてはなりません。集めて良い被リンクは「サイト運営者が積極的に紹介をするためのリンク」だけになりました。
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