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Google+はGoogle上位表示にプラスになるのか?

2015年04月02日
Q: Google+は使いましょう!とセミナーでもお聞きしました。
例えば、私のサイトに新規ページを追加した場合、更新のお知らせとしてGoogle+にその内容とアドレスを明記したとします。
そのアドレスは、リンクする際、以下のどちらの方法が適していますか?
a: 投稿する際の文章を書く部分にそのままの流れで同じ個所にアドレスを書いてリンクする方法。
b: 文章を書くのとは別の箇所、クリップみたいなマークのボタンを押したらそこにリンクするアドレスを記入できますが、そちらの方法でリンクする方法。
また、Google+からのリンクは意味があるのかも知りたいです。


A: a、bどちらでもオリジナル文章である限りリンクの張り方としては問題はありません。
ただ、どちらがより効果的かというと目立つリンクのほうが良いのでbになります。

何故目立つリンクのほうが良いのかというと2015年現在のSEO対策においてはただ単にリンクを張るだけでは意味はありません。

ただリンクを張るという単純作業には価値はなくなりました。

クリックされるリンクを他のドメインのサイトや、ブログ、ソーシャルメディア等から張ってもらい実際にネットユーザーがそのリンクをクリックして御社のサイトにトラフィック(アクセス)が発生しないと駄目です。

そもそもGoogle+からのリンクはリンクとしての効果はありませんが、トラフィック効果があります。今後はリンク対策という言葉を頭からデリートして下さい。
代わりにインプットして欲しい言葉はトラフィック対策です。

ホームページ、つまりウェブサイトが世界で生まれたばかりの1990年代後半、Googleという検索エンジンは無名の存在でした。SEOという言葉すらありませんでした。

しかしその当時からあったのは「如何に他人のサイトからリンクを張ってもらうか?」という命題でした。

この命題をクリアしない限り自社サイトのアクセスは絶対に増えず何も売れないという悲惨な結果を招いていました。

だからこそ当時からアクセスを着実に増やした人たちは次ぎのうちいずれかのことを黙々と行っていました。その2つとは・・・

(1)自社サイトに物を売る以外の情報、データ、いわゆるコンテンツを載せ続けること

(2)他人のサイトを紹介するコーナーを充実させること

(3)誰でも投稿できる仕組みをサイトに持つこと

これらのうちいずれか、あるいは全てを持つことが自社サイトのアクセスアップの源になります。

ホームページ運営とは自社サイトに物を売る情報だけを載せることではありません。

それはやって当たり前の事であり、何も珍しいことではりません。

やるべきことはこの3つです。

この3つで最高得点をとっている企業がヤフージャパンです。

楽天もそうです。一見商売ばかりやっているように見えますが古くは検索エンジン会社の老舗Infoseekを買収したり、様々な無料サービスの買収を繰り返して楽天にトラフィックを増やすことに集中しました。

最近では海外ではLINE並にユーザー数を抱えるメッセージアプリの会社Viberを920億円もかけて買収しました。

楽天はこれを使い世界のトラフィックを楽天経済圏にもたらすことを目指しています。

トラフィックは自分で作るか、他人から買うかです。

高くつくのがネット広告、リスクがあるのが他社サービスの買収です。

そういった意味で最も安上がりなのが自社でコンテンツを作るコンテンツマーケティングです。

そして自社サイトにコンテンツを作ったらGoogle+でおっしゃるようにPRして誘導して下さい。

少しでもユーザーにプラスになるものなら必ずGoogle+はトラフィックを御社にもたらします。

そして御社のサイトの検索順位は上がります。

今でもインターネットはその変化の激しさゆえ、教科書の無い世界です。

だからこそどうせやるなら楽しみながらやりましょう。

健闘を祈っています。

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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

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