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【衝撃の事実】古いサイトから駄目になる!新しいサイトが繁盛するのは何故?

2017年01月27日


毎日のようにクライアントさんのサイトをコンサルティングをしているとその時その時の時代の傾向を感じることがあります。

最近、一つの重要な事実を発見するようになりました。

それは、古いサイトほど時代に取り残されてきているという点です。

具体的にどんな点で時代に取り残されているのかというと・・・

1、サイトのコンテンツが高度化しており初心者にはわかりづらくなってしまっている

2、料金体系が古い

3、商品・サービスの内容が陳腐化している

4、サイトのデザインが古いままである

5、今の時代の新しいトレンドを無視して過去のやり方を繰り返している

という少なくとも5つの点においてです。

先日、こんなエピソードがありました。

その方は企業向けに代行サービスを提供している方でその道で15年以上サイトを運営して新規客を獲得してきました。

この数年検索順位が落ちてしまい、それが原因で新規客の数も減ってしまったと思っていました。

しかし、検索順位がかなり回復しても一向に新規客が増えないことに気が付きました。

おかしいと思い、Googleの検索結果に表示されている自社サイトよりも上のサイト、下のサイトを調べてみたら先程の5つの点のほとんど全てに該当するほど古いサイトになっていることに気が付きました。

特に驚いたのが自分だけが昔の相場の料金体系で最も安いプランでも1万円近くの料金で、競合のほとんどがその半額の5,000円前後のプランを載せて安さを訴求しているということでした。

色々と調べてみるとそれら競合は余分なサービスをプランから削除して最低限のサービスを考えそれを5,000円前後で売っていることがわかりました。一方、その方は、たくさんの便利なサービスを含めて10,000円前後で売っていたのです。

その方はとても優秀な方なのですぐに対応しました。

このように価格1つとって見ても気がついてみると自分だけがマーケットで取り残されているということが今起きています。

誰もが市場の変化にいち早く気がついて対応できれば良いのですが、それは簡単なことではありません。

特に長年その業界でビジネスをしてきた会社や個人ほど変化をすることが困難なのが現実です。

何故変化することがそんなに難しいのでしょうか?

それは現在、自社サイトがある程度売上を作っているので・・・

(1)自社サイトを大きくいじると売上が下がるリスクを感じるから
(2)これまでのやり方が正しかったら現在売上を作っていると思うから


の2つが理由でしょう。

しかし、もっと考えてみて下さい。

何故今の売上があるのでしょうか?それは過去の自分がその時の環境の変化に対応して変化をしたからではないでしょうか?

その結果が、数年後の現在花開いて今の自社サイトの売上が立つようになったのではないでしょうか。

ということは、今御社が変化をしなければ将来の売上は立たないのではないでしょうか?
売上が立ったとしてもそれはあなたにとって満足の行く数字にはならないではないでしょうか?

こうした変化の早い時代、そしてそれを反映するGoogleの検索結果ページ上で見込み客に自社サービスを選んでもらうためにはどのような姿勢が必要なのでしょうか?

それは「毎年1月を起業の月にする」というようにいつも新規参入者のように謙虚に見込み客が何を望んでおり、マーケットがどのような商品をオファーしているかを知り、それを即時に自社の商品、そしてそれを売るサイトコンテンツに反映することです。

今日は1月27日ですが1月が終わるまで後4日残っています。

変化の激しいマーケット、その激しい変化を反映するGoogleの検索結果ページで選ばられるサイトになるために今年一年の起業計画を練って変化対応をするためのプロジェクトをスタートして下さい。

Googleとその先にいる検索ユーザーと見込み客は決して古いサイトではなく新しさに溢れたフレッシュなサイトを探しているのです。

古いサイトが優遇される年功序列のSEOは終わっています。誰にでもチャンスのある完全実力社会のSEOで成功するチャンスを掴んで下さい。

次回からは

1、サイトのコンテンツが高度化しており初心者にはわかりづらくなってしまっている

2、料金体系が古い

3、商品・サービスの内容が陳腐化している

4、サイトのデザインが古いままである

5、今の時代の新しいトレンドを無視して過去のやり方を繰り返している

という5つの点を1つ1つ検証して、どうすれば自社サイトを今の時代にあったものにアップデート出来るのかを提案させていただきます。

YouTubeが大手企業サイトの流入元として伸びてきている!?

2017年01月21日
競合調査ソフトのSEOスコープを使って最近わかったのが難関キーワードで上位表示しているサイトの多くがYouTubeからトラフィック(アクセス数)を獲得していることです。

下の図は前回のブログ記事でご紹介した「転職」でGoogle上位表示している1位から6位のサイトのソーシャルメディア流入データです。



6サイトの内、5サイトがYouTubeからの流入があります。
そしてほとんどのサイトのソーシャルメディアからの流入ランキングの3位にYouTubeが入っていることがわかります。

YouTubeはサイトにトラフィックをもたらす手段として定着していることは明らかです。

問題はどうすればYouTubeから自社サイトにアクセスをもたらすことが出来るかです。

これには2つの方法があります。

1つは自社独自の動画をたくさん作成して、YouTubeに投稿して動画内の画面や画面の下の紹介文から自社サイトにリンクを張ること

2つ目の方法は、YouTubeが販売している動画広告を購入して自社サイトにリンクを張ること

1つ目の方法についてですが、これをするにはYouTube内で検索した時に自社の動画がYouTubeの動画検索エンジンで上位表示する必要があります。



YouTubeの動画検索エンジンで上位表示するには次の2つのことを知る必要があります:

(1)YouTubeの動画検索エンジンで検索されている検索のパターンを知る
→ YouTube内でどのようなキーワードが検索されているのかを知るには:
Keyword Tool
http://keywordtool.io/
というサイトが便利です。
心当たりのあるキーワードを入力して画面上にある「YouTube」というタブをクリックすると検索されているキーワードのリストが表示されます。



(2)YouTubeの動画検索エンジンで上位表示するには何をすれば良いのかを知る
→ 上位表示には:

a. 動画のタイトルや紹介文に目標キーワードを含める
b. 実際にその目標キーワードに関する映像を撮影した動画であること
c. 再生回数が競合よりも多いこと
d. YouTubeユーザーのコメントが多数投稿されていること




というようにテクニックだけではなく、動画の面白さ、品質が問われます。
しかしそれはプロが撮影した高品質な動画でなければならないということではありません。実際に上位表示している動画のほとんどはむしろ素人がスマートフォンやホームビデオカメラ、GoPro、ドローン等で撮影した素人動画ばかりです。
ユーザーが求めているのは内容の面白さ、役立つかどうかだけです。試行錯誤を繰り返し様々な動画をYouTubeにアップすることにより誰でも徐々にユーザーのニーズに合致する動画を提供する力がつくものです。何本か動画をアップして再生回数が少ないからとすぐに挫折するのではなくチャレンジを続けるべきです。

2つ目の方法である、YouTubeが販売している動画広告を購入して自社サイトにリンクを張るにはYouTubeを運営するGoogleが販売するAdwardsの広告管理画面でディスプレイ ネットワークの広告を購入する必要があります。動画内にCM動画を挿入するものや画面下部にバナー広告を表示するもの、検索結果ページ画面に「広告」というサインと一緒に表示される動画等複数のものがあります。

これら2つの方法にはメリットとデメリットがあります。

1、自社独自の動画をたくさん作成して、YouTubeに投稿して動画内の画面や画面の下の紹介文から自社サイトにリンクを張ること:

【メリット】
広告費をかけなくても無料で自社動画をYouTubeにアップすればそれらの動画画面内や、画面の下の動画紹介文から自社サイトに無料でリンクを張ることが出来る

【デメリット】
動画を1つ2つ作っても無数にひしめく動画の中で埋もれてしまいます。最低でも現在では100個以上の様々なパターンの動画を作り検索で上位表示しやすくするためのテクニックを使い投稿する必要があります。
また、動画の再生回数が増えたとしても、ほとんどのYouTubeユーザーは外部リンクをクリックしたがりません。むしろYouTube内に表示される様々な関連動画を見てYouTubeのサイト内にとどまろうとします。そうした中で自社サイトへのリンクをクリックしてもらうためにはリンクをクリックすることよりリンク先のサイトにもっと関連性が高い役立つ情報を得られると思ってもらう必要があります。それには単純に自社サイトのトップページや商品を販売するページにリンクを張るのではなく、自社サイト内に無料のお役立ち情報があるページを作りそこにリンクを張り、とにかく自社サイトに来てもらうことを優先する必要があります。

2、YouTubeが販売している動画広告を購入して自社サイトにリンクを張ること:

【メリット】
自社独自の動画を作成しなくても指定した動画の中にバナー広告を挿入して自社サイトに誘導することが出来る

【デメリット】
たくさんの広告費用がかかる

重要なことは、何らかの形でYouTube動画を自社サイトのトラフィックを増やすため、見込み客を誘導するために活用することです。

大手企業の多くがテレビCMに比べて効果測定がしやくて費用も少なくて済むYouTube広告に予算を投じるようになってきています。

YouTubeを活用するかどうかを考える時期は終わりました。

どのようにしてYouTube動画をサイトの集客に役立てるのかを考える時代が来ています。

企業サイトにアクセスをもたらす送客力の高いソーシャルメディア「ベスト4」はどこか?

2017年01月14日
競合調査ソフトのSEOスコープを使い難関キーワードで上位表示しているサイトにどのソーシャルメディアから訪問者が流入しているかを調べると多くの場合、次の4つのソーシャルメディアが次の順位で登場することがわかりました:

1位:Facebook
2位:Twitter
3位:YouTube
4位:はてなブックマーク


の4つです。

次のデータはSEOスコープを使って調査した、難関キーワードである「転職」でGoogle上位表示しているサイトのソーシャルメディア流入データです:



さらに「賃貸」でGoogle上位表示しているサイトのソーシャルメディア流入データです。



ご覧のようにほとんどのサイトのソーシャル流入No.1はFacebookです。

Facebookは日本でも根付いていて、送客力が最も高いソーシャルメディアとしてその地位を確立しています。

Facebookユーザーの特徴は私のクライアント企業の状況を見ると多くの場合30代以上のユーザーが使っている傾向が高く企業経営者、マネージャークラス、ビジネスパーソンによる利用が非常に高い傾向がり、そうした層に商材を売りたい場合非常に有効なツールです。

そしてもう一つFacebookユーザーには特徴があります。それはほとんどのFacebookユーザーがスマートフォンユーザーであるということです。

Facebook社の決算発表によると「モバイルは今やFacebookの広告収入の84%を占めている。率としては第2四半期と変わらない。昨年同期にはモバイル広告の割合は78%だった。つまり同社は68億ドルの全広告収入のうち57億ドルをモバイル広告から上げていることになる。」(2016年11月03日 TechCrunch日本版)

というように広告売上の84%もがモバイル向け広告であり、それはそのまま80%近くのFacebookユーザーがスマートフォンユーザーであることを意味します。

これから本格的に始まる「モバイルファースト時代」に自社サイトの集客を成功させるため、モバイルSEOを成功させるための必須科目、最重要科目がFacebook活用だということは明らかです。

次にほとんどのサイトで共通なのが、Twitterからの流入が2位であることです。
Twitterは主に比較的若い人たちにこの日本では絶大な人気がり、そうした世代にリーチしたい場合の必須ソーシャルメディアであることがはっきりしてきています。
(参考:「若者はGoogleを使わずにTwitterで検索をする!?」
http://www.web-planners.net/blog/archives/000177.html

第3位が意外なことにYouTubeであることがほとんどです。
YouTubeは一時期大きな話題になりましたが、今や一過性の流行などではなく、ビデオソーシャルメディアとしての盤石な集客力を誇っています。

最後が第4位で、これが最も意外なのですが、はてなブックマークが送客力のあるソーシャルメディアとして日本で定着しました。はてなブックマークの特徴はユーザーのリテラシーが高く、影響力のあるユーザーが非常に多く、はてなブックマークにブックマークをされただけで一日に何千人、何万人がリンク先の自社サイトに見に来てくれるという例を私は何度も見てきました。

ソーシャルメディア活用は現代のWebマーケティング、PC版GoogleのSEO対策、そしてこれから本格的に始まるモバイル版GoogleのSEO対策の成功の鍵です。

しかし、多くの企業が未だその活用に本格的に着手していない、あるいはやってみたけれど大きな効果が得られなかったのでストップしているのが現実です。

それにはいくつか理由があると思いますが、理由の一つは「どのソーシャルメディアをどのように活用したら良いのかがわからない」というのがあるはずです。

しかし、この送客力のあるTOP4のソーシャルメディアを知ることによりどれを使えば良いのかははっきりしてきました。

もう迷う必要はありません。

そしてそれらTOP4のソーシャルメディアをどのように使えば良いのかはそれぞれのソーシャルメディアでライバル会社、目標とする会社の名前で検索して彼らがどのような記事を誰に向けて発信しているのか、そして自社サイトにどのようにリンクを張ってユーザーを送客しているのかを観察することが確実な方法です。

次回は、これらTOP4の第3位のYouTubeについて考えて見たいと思います。

総務省の調査報告書を見るとスマートフォンユーザーの行動が見えてくる

2017年01月06日
競合調査ソフトを使うとGoogleで上位表示しているサイトの特徴を発見することがあります。つまり「今のSEO」に効果のある対策が見えてくるとうことです。

私は競合調査ソフトのSEOスコープを使い日々クライアントサイトとその競合サイトの流入元を調べていますが最近:

1、ソーシャルメディアからの流入が増えてきている

2、流入をもたらすソーシャルメディアに一定の特徴がある

3、YouTubeからの流入が増えてきている

という3つの点に気が付くようになりました

1、ソーシャルメディアからの流入が増えてきている
→ 現在のWebマーケティングの主軸は従来のPCサイトから多くのスマートフォンユーザーが見るモバイルサイトにシフトしてきています。

この流れを受けてGoogleは2017年1月頃にモバイルファーストインデックス(GoogleがPC版サイトではなく、モバイル版サイトを評価対象にする大きな変更)を導入する予定です。

スマートフォンユーザーがスマートフォンの小さな画面で頻繁に使うのがFacebook、Twitter、LINE@、Instagramなどのソーシャルメディアです。

総務省が発表した「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると:

「スマートフォンによるネット平均利用時間(スマートフォン利用者ベース)の全体は、平成24年から26年にかけて67.3分→68.8分→73.0分と増加傾向にはあるものの、極端な増加にはなっていない。

• 利用項目別にみると、「ブログやウェブサイトを見る・書く」は横ばい傾向。

• 増加傾向にあるのは、「ソーシャルメディアを見る・書く」及び「オンラインゲーム・ソーシャルゲームをする」。

それぞれ平成24年調査と平成26年調査の値とを比較すると、16.2分→28.0分及び6.7分→13.7分。

• 「メールを読む・書く」は平成24年の30.7分から平成26年の18.7分に減少。」
(P.26「スマートフォンのネット利用項目別平均利用時間」の実態調査より)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01iicp01_02000028.html



というようにスマートフォンでソーシャルメディアを使っているユーザーは確実に増えてきます。反対にインターネットを使ったコミュニケーションツールの主役であったメールの利用者は平成24年の30.7分から平成26年の18.7分に減少しています。

こうした統計でも分かるようにスマートフォンユーザーの集客にはソーシャルメディア活用が必須であり、ソーシャルメディアに投稿する記事内に自社のモバイルサイトにリンクを張ることによりモバイルサイトのトラフィックを増やすことが出来ます。そしてGoogleはトラフィック(アクセス数)が多いサイトを高く評価するのでソーシャルメディア活用はGoogleでの検索上位表示には欠くことが出来ないツールになってきています。

実際に競合調査ソフトのSEOスコープを使って難易度が高い検索キーワードの1つである「賃貸」というキーワードで検索すると次の図のように上位表示しているサイトほどソーシャルメディアからの流入が多いことが分かります。



反対にこうした難易度が高い検索キーワードで上位表示が出来ていないサイトほどソーシャルメディア活用をしていない傾向があります。

これは何故でしょうか?

私が日頃感じるのは・・・

(1)以前ソーシャルメディアを自社サイトの集客のために使ってみたが思うように結果が出なかったのでソーシャルメディア活用をやめた

(2)ライバル企業がソーシャルメディアをあまり活用していないので自分も活用しないで良いのではと思っている

(3)ソーシャルメディアにはFacebook、Twitter、LINE@、Instagramなどたくさんの種類がありそれらすべてに構っている時間が無い

というような「言い訳」によりソーシャルメディア活用を意識的、無意識的に避けている経営者やサイト運営者が多いということです。

しかし、そのような消極的な態度ではモバイル時代に取り残されてしまうはずです。

次回のブログでは:

2、流入をもたらすソーシャルメディアに一定の特徴がある

について報告させていただきます。それにより具体的にどのソーシャルメディアがズバリ、モバイルサイトにトラフィックをもたらし、Google上位表示に貢献するのかを見てみましょう。

モバイルサイトのページは縦に長ければ長いほど良いのではないか!?

2016年12月22日
現在、多くの企業が2017年1月ころに実施されると予想されるGoogleのモバイルファーストインデックス(Googleがモバイルサイトの内部を評価するようにする方針転換)に向けて自社サイトのモバイル対応に追われています。

その中でよく見かけるのが、「モバイルサイトだから情報量を少なめにする」という方針の元でPCサイトよりも、モバイルサイトの方の情報量を少なくするという行為です。

私がいつも疑問に思うのは「それは本当なのか?」ということです。

皆さんは普段スマートフォンでどのようなサイトを見ることが多いでしょうか?

私はニュースサイトやブログを良くスマートフォンで見ます。
他にはソーシャルメディアのFacebookやTwitterも見ます。

これらのサイトやソーシャルメディアにあるページは1つのページにたくさんの情報がある「縦長のページ」ではないでしょうか?

FacebookやTwitterのタイムラインも、ヤフージャパンのトップページもほとんど無限と言ってもよいほどページが下に長いスタイルをとっています。

無論これらのページは複数のページを束ねる一覧ページであり、物販サイトの商品詳細ページのようなものではありません。

しかし、私が1スマートフォンユーザーとして嬉しくなるページは1つのページに必要な情報が全て詰まった縦長のページです。
スマートフォンを使うのは通常2,3分くらいから長くても10分前後のスキマ時間ですので複数のページを見るのが億劫になります。

複数のページを遷移しなくても良いのでこうした縦長のページは非常に楽です。
最近ではこうしたページを見ると「ああ、良かった・・・」と感謝するくらいです。

ヤフーニュースや、モバイルの分野で圧倒的な人気のあるFacebookやTwitterはタイムラインのように画面を下にスクロールすると延々と情報が表示されるのはモバイルユーザーの好みをしっかりと理解しているからではないでしょうか?

では何故、ほとんどのサイト管理者は縦長のモバイルページを嫌がり、コンパクトな短めのページを好むのでしょうか?

考えられる原因は:

(1)ダウンロード速度が重くなるのではないかという恐れ

(2)何の根拠もない思い込み

(3)ページビューという古い概念に取り憑かれている

(4)自社のサイトは素晴らしいので全体を見て欲しいというエゴ

(5)ページが長すぎると買い物かごボタンや、お申込みボタンまでの距離が遠くなるので成約率が下がるのではないかという恐れ

などがあります。

縦長のページはSEO面でのメリットも大きいです。

縦長のページになることにより文字数が多くなることと、サイト滞在時間が伸びることです。

現代のWeb運営においてはページビューの多さを競うのではなく、サイト滞在時間の長さ、つまりユーザーの「エンゲージメント」(サイトに対する愛着度、夢中になっている度合い)を高めることが主流になってきています。

これはFacebookなどのソーシャルメディアの運営者専用管理画面を見ても明らかです。エンゲージメントがどのくらい高いか、様々なデータを見せてくれます。



「ダウンロード速度が重くなる」という恐れについてはCSS、Javascriptのソースコードの最適化やファイルのキャッシュ、画像のロスレス圧縮などをすればかなり軽量化が可能になります。これをするためにはGoogleが提供する Page Speed Insightsがかなり役立ちます。



※ https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=ja

また、ページが長すぎると買い物かごボタンや、お申込みボタンまでの距離が遠くなるので成約率が下がるのではないかという問題に対してはページの中に一定距離間隔でお申込ボタンを設置することや、画面の下のほうに申し込みボタンを固定するという方法もあるのではないでしょうか?

モバイルサイトは情報量が少なくても良いと決めつける前に、スマートフォンでたくさんのサイトを見てユーザーとしてどのようなモバイルサイトが本当に良いかのかを確認してから判断をして頂きたいです。

モバイルファースト時代の外部ドメインへの発リンク

2016年12月16日
モバイルファースト時代の3つ目の重要な注意点は:

3、PCサイトと同量の外部リンクをモバイルサイトに載せる

という点です。

自社サイトから外部のサイトにリンクを張るということは2つの重要な意味があります。

1つは、リンク先のサイトを上位表示しやすくさせるというベーシックなリンク対策です。
例えば、鈴木弁護士事務所の公式サイト(総合サイト)www.suzuki.comから鈴木弁護士事務所が運営する www.souzokusoudan-suzuki.com というドメインの相続相談の専門サイトにリンクを張ることにより相続相談の専門サイトが同じ法律業務のサイトからリンクを張られることにより関連性の高いサイトからのリンクをされ「相続 相談」というキーワードで検索順位が上がりやすくなります。



こうしたことをPCサイト同士でしている企業は多いのですが、モバイルサイトを作った時にページの中のすっきりさせるためにわざとこうした外部リンクを削除することがあります。あるいはもっと良くないのはリンクを張ることをただ単に忘れてしまうということです。

今日も実は、クライアントさんのサイトのモバイル対応のコンサルティングをしている時に1つの問題を発見しました。
それはPCサイトのトップページのフッター部分から、その会社が運営している他のサイトへのリンクが張られているのに、モバイルサイトのトップページからはリンクが張られていないのです。

2017年1月頃からはGoogleが予告したようにモバイルファーストインデックスがスタートします。それがスタートしたらGoogleはモバイル版Googleの検索順位を決める時と、PC版Googleの検索順位を決める時にモバイルサイトの中身を評価対象にすると発表しています。

そのため、そのクライアントさんのようなケースでは、これまでせっかく自社が運営する専門サイトにリンクを張っていたのに、モバイルサイトではリンクを張っていないのですからGoogleは「リンクは張りたくなくなったのだな・・・」と判断して専門サイトの検索順位を落とすことになってしまいます。

自社サイトから外部のサイトにリンクを張る2つ目の意味は、適切なサイトにリンクを張ることにより、リンクを発しているページの評価が高まるという点です。

先の例で言うと、鈴木弁護士事務所の公式サイト(総合サイト)www.suzuki.comから鈴木弁護士事務所が運営する www.souzokusoudan-suzuki.com というドメインの相続相談の専門サイトにリンクを張ることにより、鈴木弁護士事務所の公式サイト(総合サイト)www.suzuki.comのGoogleからの評価が上がりwww.suzuki.comは検索順位が上がりやすくなるというメカニズムです。

これは何故かというとGoogleは被リンクだけではなく、発リンクも見ているからです。
Googleの考え方は「相続相談の専門サイトにリンクを張っているサイトは相続相談がテーマか、あるいは法律関連のサイトだな」というものです。

ということは自社サイトから関連性の高いサイトに積極的にリンクを張ることが1つのSEOテクニックになるということです。

先日、東京でGoogleの技術特許の研究成果を発表するカンファレンスが開催されました。講師の郡司武さんの研究によるとNAVERまとめや業種別ポータルサイトの順位が高い一つの理由は関連性の高いサイトにリンクを張っているからだということです。



『特許文書から読み解く人工知能時代のGoogle検索アルゴリズム最新レポート』(全日本SEO協会特別研究員 郡司武 作成)
https://www.ajsa-members.com/seo-video/conference/
より

その特許によるとGoogleは1つのサイトを評価する時に、そのサイトだけ見るのではなく、そのサイトにリンクを張っているサイト(被リンク元)とそのサイトがリンクを張っているサイト(発リンク先)の両方を見ているということです。

モバイル対応の作業を慌てて行うとこのような発リンクをするのを忘れてしまうというアクシデントが発生する恐れがあります。

どうか慌てずにサイトの中の文字コンテンツ、サイト内の他のページへのリンク、そして別ドメインのサイトへの発リンク、この3つの点がPCサイトとモバイルサイトで同じになるように心がけるようにして下さい。

それがモバイル対応の第一歩であり、来るべきモバイルファースト時代に適用するための必須事項です。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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