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Googleマップに数百万の幽霊店舗情報が表示されていることをGoogleが認めた!

2019年07月07日

米国のSEOニュースサイト Search Engine Journalは「Googleマイビジネスには架空のビジネス名が多数登録されている」というニュースを発表しました。

"Google Responds to Claims That Maps Has Millions of Fake Business Listings"
『Googleが数百万のフェイクビジネスがGoogleマップに表示されていることを認める』(2019年6月22日)


このニュースはもともと米国のウォールストリートジャーナルによるGoogleマイビジネスの架空登録の調査報道を受けてGoogleが公表したものです。

ウォールストリートジャーナルの報道によると「ニューヨーク市内の水道屋をGoogleで検索したところ地図検索上位20件のうち13件が偽の住所であり、上位20件のうちわずか2社だけが実際に顧客にサービスを提供できる状態であるということがわかった」

さらに・・・
「それらいくつかの掲載情報は幽霊企業であり、その他は法外な料金を請求する詐欺企業であることがわかった」
「また、いくつかの掲載情報は、ある企業が同業者に顧客が流れないようにするために消費者を誤誘導するためのものであることがわかった」


ということを伝えています。


こうした報道に対してGoogleはウォールストリートジャーナルに・・・
「数十万件の偽登録が毎月Googleマイビジネスにされており、事前に多数の偽登録を見つけ対処している」
と事実を認めて回答しています。

何故ここまでGoogleマイビジネスの偽登録が増えているのかといえば、それだけGoogleマイビジネスへの登録は集客効果があるからです。

Googleマイビジネスに自社情報を登録すれば通常の検索結果上位10件の真上に自社情報を表示させ見込み客に目に触れさせることが可能になります。


今回のニュースで明らかになったことは:

1、Googleマイビジネスの掲載はこれまで以上に重要性を増している
→ 地域関連のキーワードで検索すると、以前にも増して検索結果上部にGoogleマイビジネスの地図情報が表示されています。SNSで企業の情報を発信するのと同じか、それ以上の時間と手間を割いてGoogleマイビジネスに自社情報を投稿しなくてはなりません。



2、Googleマイビジネスへは真実の情報を登録しないと登録を削除されてしまうリスクがある
→ 幽霊店舗を登録してはいけない。また、住所貸サービスを使って実際に存在しない支店をネット上で創作してGoogleマイビジネスに登録してはいけない。

3、Googleマイビジネスを悪用して消費者や同業者に迷惑をかけてはならない

4、偽レビューの投稿などの不正行為もアカウント削除の理由になるリスクがある
→ 偽口コミ投稿サービスを利用することや、そうしたサービスを提供している可能性が高い業者にサービスを依頼してはいけない。

という少なくても4つはあるはずです。

以前から当ブログでもお伝えしているようにGoogleは本気でGoogleマイビジネスとそれが表示されるGoogleマップの事業に取り組んでいます。

YouTubeに次ぐGoogleの稼ぎ頭にしようとしているのです。そして日々多くのユーザーがGoogleマイビジネスの情報を頼って店舗や企業を探すことが一般化してきています。

そうした場所を荒らすことは決して許されることではなく、必ず取り返しのつかないペナルティーをGoogleと消費者により与えられることになります。

しかし、ルールを守って正しく使えば自社にとってかけがいのない財産になるはずです。その日のためにGoogleマイビジネスの活用に取り組んでください。

検索エンジン集客の新手法「Google Discover」とは?

2019年06月14日

最近一部のサイトのアクセス数を大きく増やす要因が出てきました。それはGoogle Discoverです。

Google Discoverとは、Googleのスマートフォンアプリを立ち上げると検索窓のすぐ下に自動的に表示されるユーザーへのおすすめ情報リストのことです。

【iPhoneにインストールされているGoogleアプリのトップ画面に表示されているDiscover情報】



Googleの公式サイトにあるDiscoverの説明ページには:
『Discover では、ユーザーが Google サービスで行った操作や、ユーザーが直接フォローしているコンテンツに基づいて、さまざまなコンテンツが表示されます。最近公開されたコンテンツだけでなく、ユーザーが関心を持ちそうな古いコンテンツも表示されます。

Discover が提供する情報は、動画、スポーツの結果、エンターテイメントの最新情報(新作映画の公開予定など)、株価、イベントの情報(著名な賞の授賞候補者や、予定されている音楽祭のラインナップなど)などさまざまなジャンルに及び、ユーザーが興味や関心を持つあらゆるコンテンツがまとめられた情報拠点として機能します』
という説明がされています。

最近になりサーチコンソール内にもDiscoverという項目が追加され、そこをクリックするとDiscoverに自社サイトのどのページが表示され、それが何回表示されたか、何回クリックされたかをサイト運営者は知ることが出来るようになりました。

【サーチコンソール内のトップページに表示されているDiscoverのパフォーマンスデータへのリンク】



【サーチコンソール内のトップページに表示されているDiscoverのパフォーマンスデータ】


私が管理している当ブログの記事がこれまでページだけですがDiscoverに表示されてたくさんのユーザーがブログを見に来てくれたことがわかります。

Discoverのパフォーマンスデータには:

(1)どのページがDiscoverに表示されたか?
(2)何回表示されたか?
(3)何回クリックされたか?
(4)クリック率は何パーセントか?


というデータが表示されます。

2つのブログ記事はどちらもその時点で最新のGoogleアルゴリズムアップデートのニュース記事でした。

私の場合は、合計450回近くのユーザーがDiscoverに表示されたリンクをクリックして記事を見に来てくれましたのでサイト訪問者を増やす上でかなり役立つということがはっきりしています。

ここで気になるのはどうすれば自社サイトのページやブログ記事をDiscoverに表示させることが出来るかということです。

実際に今現在私のGoogleアプリに表示されているDiscoverの記事とそのリンク先を見ると・・・

● 今朝、ヤフーニュースアプリ経由で見た記事からリンクされていた毎日新聞サイト内の記事が表示されていた
→ Googleのリターゲティング広告用のクッキーのデータが使われている

● YouTubeで頻繁に見るアーチストや、アニメの最新ニュースが表示されていた
→ YouTubeに自社動画をアップして視聴回数、視聴時間、チャンネル登録者数を増やす

● Googleでよく検索するMacのノートパソコンの最新記事が表示されていた
→ Googleの検索履歴のデータが使われている

● Googleで歯科医院のクライアントの検索順位を調べるために「歯科医院」、「歯医者」というキーワードで検索したためか、歯医者さんのニュース記事が表示されていた
→ Googleの検索履歴のデータが使われている

● 様々なニュースサイトで見るAmazon関連のニュース記事が表示されていた
→ Googleのアドネットワーク用のクッキーのデータが使われている

● たまに見るPRTIMESのサイトの記事が表示されていた
→ PRTIMESのサイトは何度も見ているのでChromeブラウザのキャッシュに記録されている。ということはChromeブラウザのキャッシュのデータも使われている

【Googleアプリのトップ画面に表示されているDiscover情報】


ということがわかりました。

ここから言えることは:

1、Googleのリターゲティング広告用のクッキーのデータが使われているのでGoogleのリターゲティング広告や、ディスプレイ広告を購入するとDiscoverに表示されやすくなる可能性が高いのでそうした広告を購入する

2、YouTubeで頻繁に見るコンテンツと関連するニュースが表示されているのでYouTubeに自社動画をアップして視聴回数、視聴時間、チャンネル登録者数を増やす、またはアフィリエイターや他人に自社のYouTube動画をサイト内に貼り付けて露出してもらう

3、Googleでよく検索するキーワードに関連したニュース記事や、ブログ記事が表示されるので、自社サイト内に業界ニュースコーナーを設置したり、自社サイト内のブログには最新の業界ニュースの紹介やコメント記事、解説記事を増やしてゆく

4、PRTIMESというプレスリリース代行会社にプレスリリース記事を投稿して、記事内から自社サイトにリンクを張っておく

という対策が考えられます。

これまでGoogleという検索エンジンから自社サイトへ流入を増やす手段は:

(1)リスティング広告を購入する
(2)Googleマイビジネスに登録して地図検索欄(ローカルパック)の上位3位以内に入ることを目指す
(3)自然検索結果に自社サイトへのリンクを表示してもらうためにSEOをする
(4)画像検索で上位表示するためにオリジナルの良質な画像をサイト内にたくさん掲載する
(5)動画検索で上位表示するために主にYouTubeに良質な動画をたくさん投稿して動画をサイト内にたくさん掲載する
(6)Googleショッピングに表示するために広告を購入する


という6つの手段がありましたが、今後は:

(7)GoogleアプリのDiscover欄に表示してもらうために上の4つの対策を実施する

という新たな検索エンジンマーケティングの手段が増えました。

最近のGoogleはスマートフォンユーザーをメインユーザーと捉えて矢継ぎ早に対策を打っています。

私達サイト管理者もスマートフォンユーザーをメインユーザーと捉えてWebマーケティングに取り組まなくてはなりません。

モバイル版Googleにファビコンが表示されるようなった理由と対応策

2019年06月08日

モバイル版Googleの検索結果ページの表示方式が2019年5月末から変更されました。
従来のモバイル版Googleの検索結果ページでは表示される順番が:

(1)サイト名(リンク付き)
(2)サイトURL
(3)スニペット(ページ紹介文)


【Bofore: 2019年5月末以前のモバイル版Googleでのサイト情報表示形式】



でしたが2019年5月末からは:

【After: 2019年5月末以降現在のモバイル版Googleでのサイト情報表示形式】



というように

(1)ファビコン画像 + サイトURL
(2)サイト名(リンク付き)
(3)スニペット(ページ紹介文)


というように画像の追加が追加され、サイトURLとサイト名の順番が逆転しました。

このことは米国のSEOニュースサイト「Search Engine Land」でも次のように報道されています:
"Google rolling out mobile search redesign with black “Ad” label, favicons for organic results
The new look brings some branding to the search results, and preps the mobile search for more types of content and actions for users to take right from the search results."
(2019年5月22日)
『Googleがモバイル版サイトのデザイン変更を実施:広告欄は黒くAdと表示し、自然検索結果部分にはファビコン画像を表示するように:
新しい見た目の検索結果ページの導入によりブランディングが可能に。そしてモバイル版Googleの検索結果ページのコンテンツが多様に変化』



【情報元】Search Engine Land

今回の1つ目の変化は、ファビコンというサイトのアイコンがモバイル版Googleの検索結果ページの非常に目立つ一行目、先頭に表示されるようになったことです。

ファビコンを実装しているサイトは未だ少ないのですが、Chromeのブラウザなどでサイトを見るとタブの左上に表示されるサイトの小さなアイコンのことです。

【ブラウザのタブ先頭に表示されるファビコン】



【Chromeブラウザのホーム画面上に表示されるファビコン】



これまでファビコンのことはほとんど意識していませんでしたが、確かに企業のアイコンがユーザーの目に入るのでブランディング、つまり企業名や商品名の認知に役に立つ画像です。

まだファビコンを実装していない方は小さな画像を作ってGoogleが指定するタグを一行張るだけですので早急に実装したほうが良いでしょう。
私も急遽赤い背景で右上を向いている検索順位アップを想起するようなアイコンをデザインしてサイトに実装したところです。
それをしてから約2日でモバイル版Googleの検索結果ページに表示されるようになりました。

ファビコンを作る時に注意したことは自社サイトのロゴをそのまま使うのではなく、自社の目標キーワードで検索した時に表示される競合サイトのファビコンの色と比較して目立つ色にしたところです。

私が管理しているサイトのロゴやイメージカラーはブルーですが、競合他社はグレーや、紫、黄色でしたので、それらより目立つ色である赤い色をファビコンに使うようにしました。それによりモバイル版Googleの検索結果ページ上で目立つようになりました。

【自サイトと競合他社のファビコン】



ファビコンを作る時は自社のサイトロゴやイメージカラーに固執するのではなく、検索結果ページ上で目立つ色や形のものを作って下さい。そうしないとせっかくクリック率を高めるチャンスを逃すことになります。

今回のデザイン変更によるもう一つの変化は検索結果ページ上の広告欄の表示形式です。
このニュースでも伝えているように自然検索結果ページの上に表示されるリスティング広告部分には以前は緑色のフォントで「広告」と表示されていたものが黒い字で「広告」と表示されるようになりました。

これによりリスティング広告欄に表示される有料の情報欄はより、自然検索結果の情報に溶け込み広告だと判別がつきにくくなりました。

こうした広告を広告に見えないように見せる調整の方向性は以前よりありました。
今から2年前の2017年02月までは「広告」という文字は緑色の背景に白抜きで書かれており一目で広告だと認識出来るものでしたが、2月からは緑色の背景は無くなっており代わりに緑色の細い線で囲われているだけになり広告とは分かりづらくなりました。

しかも、黒い字で「広告」と表示されているすぐ下に表示される自然検索のサイトの左上にはファビコンが表示されているので広告の部分のサイズがファビコンのサイズとほとんど同じなので広告であることが曖昧に見えるようになりました。

【広告部分の表示と自然検索部分の表示の比較】



ここで疑問に思うのは何故Googleがモバイル版Googleの検索結果ページにファビコンをつけるようになったか、その理由です。

2つ考えられます。

1つはスマートフォン上でユーザーが使うアプリはカラフルなものばかりですし、今はやっているサービスはInstagramやPinterest、YouTube等画像や動画を主体にしたものばかりです。

そうした中でGoogleだけがいくら検索結果ページだといっても、従来のようにテキストばかりでは面白みに欠けて見えます。

ということは私達サイト管理者もモバイル版サイトはそうした文脈でユーザーに見られているのでテキストばかりではなく、画像や動画をこれまで以上にWebページに載せることを心がけなくてはなりません。

2つ目に考えられる理由は、モバイル版Googleの広告売上を増やすこと、あるいは広告欄のクリック率を減らさないことでしょう。これは営利企業なのでこれは仕方がありません。ただ、その背景は何でしょうか?

それは、年々ネットユーザーが広告を見なくなっている傾向があり、その変化に対応するための可能性があります。
ネット広告が見られる数は増えています。しかし、一人あたりがクリックする広告リンクの数は減っています。その理由は、ネットでの情報収集に慣れてくれば来るほど広告と自然検索のリンクのどちらが信用出来るかがわかってくるからです。ネットに慣れればなれるほど、広告のリンク先の情報よりも、自然検索のリンク先の情報を信頼するようになるのです。

このことはご自分の普段のWeb閲覧の行動を思い起こしたり、周りの人達に、「検索結果上の広告欄と自然検索結果ページのリンクのどっちを信用する?」と聞けばすぐわかることです。しかし、どういうわけか、このことをテーマにしたアンケート調査結果はほとんど発表されていないので見たことがありません。恐らくそうした統計情報を発表する企業のほとんどは広告から利益を得ている企業や団体なので自分たちの不利益になる調査をしたり、その結果を発表するメリットが何もないからでしょう。

Googleなど広告収益に依存してきた企業が今一番注力しているのが広告以外の収益源を増やすことです。国内ではヤフージャパンそうしたニュースは連日のように大手メディアでも報道されています。この流れの背景には広告の信用が下がっているという大きなトレンドがあり、その流れは変えようの無いように思われます。

皆さんの中で:

1、広告収益に依存している収益構造を持っている
または
2、広告による集客に依存している

という方は早急にオーガニック(自然)での集客に力を入れるべきす。

オーガニックによる集客は:

(1)検索エンジンならばSEO
(2)SNSによる情報発信
(3)YouTubeによる情報発信


が主たるメニューです。

以上ですが今回のGoogleの動きに対応するには:

● 競合他社よりも検索結果ページ上で目立つファビコンを実装しなくてはならない
● 自社サイトにもっと画像や動画を載せてスマートフォンユーザーが退屈しないユーザー体験を提供しなくてはならない
● 広告収入や広告による集客に依存してはならない


という3つのことに取り組んでいく必要があります。対応が遅くなれば遅くなるほど不利になります。対応を急いで下さい。

【予告】Googleが6月のコアアルゴリズムのアップデートを予告!

2019年06月03日

Googleが公式に6月3日にコアアルゴリズムのアップデートを実施するという発表をしました。
米国のSEOニュースサイト「Search Engine Land」によると:
"Google pre-announces June 2019 core search algorithm update
Monday, June 3, there will be a confirmed Google algorithm update - keep an eye out."
(2019年6月2日)
『Googleが2019年6月のコア検索アルゴリズムのアップデートを予告
6月3日(月)(米国サンノゼ時間)に検索アルゴリズムのアップデートを実施するので注目すべき』

という発表をしました。


同記事で報道された重要ポイントは:

1、"It is called the June 2019 Core Update."
『6月のアップデートの名前は正式に2019年6月コアアップデートという名称である』

2、"Google is being proactive about notifying site owners and SEOs, Sullivan said, so people aren’t left “scratching their heads after-the-fact."
『Googleは積極的にサイト運営者がアップデート後にアップデートのことを知り悩まないように、アップデート前に予告するよう心がけるようにする』

3、"Our guidance about such updates remains as we’ve covered before."
『このアルゴリズムアップデートに対するアドバイスは以前のアドバイス内容と同じである』

以前のアドバイスとは:
"As with any update, some sites may note drops or gains. There’s nothing wrong with pages that may now perform less well. Instead, it’s that changes to our systems are benefiting pages that were previously under-rewarded.
There’s no ‘fix’ for pages that may perform less well other than to remain focused on building great content. Over time, it may be that your content may rise relative to other pages.”"

『他のアップデートと同様、一部のサイトの検索順位が下落、または上昇するはずである。順位が落ちたサイトは特に何かが悪いからだというわけではなく、当社のシステムがそれまで過小評価されていたサイトを有利にするためである。この問題に対しての解決策は特に無いので、サイト運営者は引き続き自サイトに良質なコンテンツを掲載することに注力すべきである。そうすれば時間とともにそれらのコンテンツが掲載されたWebページの順位が相対的に上昇するはずである』

の3つです。


Googleは広範囲なアルゴリズムアップデートを実施する時にアップデートに名前をつけます。
前回実施された広範囲なアルゴリズムアップデートは2019年3月コアアップデートと命名され、非常に大規模な順位変動を引き起こしサイトのGoogleからのアクセス数が何十倍になったところも多数報告されました。反対にGoogleからのアクセス数が9割近く減ったところやほとんどゼロになったサイトもありました。

今回も名前がつけられたということは非常に大きな順位変動が起きるということが予想されます。

2つ目のポイントはGoogleはこれまでアルゴリズムアップデートを実施した後にアップデートの実施を認めるというスタンスでしたが、サイト運営者たちとのリレーションを重要視する企業として知られるGoogleは今後も事前にアルゴリズムアップデートを予告するようになるということが予測されます。

そして3つ目のポイントが一番重要です。何故なら対策について述べているからです。

ただ残念ながら「サイト運営者には何も出来ることが無い」「良質なコンテンツを作ることしかない」としか発表してくれていません。

ではどうすれば良いのでしょうか?

それは以前にも「サイト運営者には何も出来ることが無い」「良質なコンテンツを作ることしかない」とだけ発表した時があったのですが、その時は検索意図に沿ったページの順位が上がり、そうでないページの順位が下るということが起きたことを思い出すことです。

検索意図にもともと沿っていないページは表面的な対策をしようとしても出来ません。

例えば、検索ユーザーの検索意図が「XXXXXの意味を知りたい」という場合、そのとき検索するクエリは「XXXXXとは?」または、「XXXXX 意味」のようなものになるはずです。

これらの検索意図を満たせるのは純粋にXXXXXの意味を説明しているだけのページです。にもかかわらずXXXXの意味だけでなく、その作り方や、使い方、YYYYYとの違いなど余計なことまで書いているページは検索意図に沿っていないので表面的に何かを取り繕うとしても本質は変えることは出来ません。

唯一できることはXXXXXの意味を説明している部分だけを残してその他のコンテンツは削除し、そのままにするか、他にページを作ってそこに移動することです。

しかし、そうしてしまうともともとあったページにはXXXXXの意味を説明している部分だけが残るだけで文字数が極端に少なくなってしまい、コンテンツが薄いのでコンテンツ量の薄さという意味でマイナス評価を与えられてしまい上位表示しにくくなるのです。

だからこそGoogleは「サイト運営者には何も出来ることが無い」「良質なコンテンツを作ることしかない」としか言えないのだと思います。

ただ私の意見では、何も出来ることは無いというのは言い過ぎだと思います。ただGoogleはゲームの大本の企業ですので、プレーヤーたちにプレー方法を伝授するわけにはならない立場にいるので仕方が無いことです。

実際にはXXXXの意味を説明するためにそのページから余計なものを削除してから、意味をもっとわかってもらうために図や動画を追加したり、例を書いてみたり、関連性の高いページへ参考情報としてリンクを張って見るなどするとXXXXの意味の説明が見たいというユーザーの検索意図に沿ったページに改造することが可能になるはずです。

実際にこれまで私のクライアント企業の多くがコアアップデートが実施されて落ちたページでも、後からコンテンツを作り直して順位アップが出来るようになっています。

後数時間でこの日本にも今回の2019年6月コアアップデートが実施され検索順位が変わると思いますが、もし検索順位が落ちたページがあったら:

(1)検索ユーザーはそのクエリで検索することによってどのようなページが見たいのかを推測する
(2)実際に上位表示されるようになった新参サイトの内容と自サイトのページの内容を比較する
(3)自分のページだけにある余分なものは削除して、新参サイトのページにはあるコンテンツを自分のサイトのページにも追加してみる


という作業をしてみて下さい。

そうすることにより検索意図に沿ったページに蘇り、検索順位も再び上昇するようになるはずです。

自分が作りたいサイトを作りたいように作れる時代は終わっています。

自社の営業意図を出さずに、検索ユーザーの検索意図を尊重しないと上位表示は出来ないのです。

検索ユーザーが望むコンテンツのあるWebページを作ることだけがGoogleという生態系で生き残れる時代に私達はいるのです。

いつもGoogleの先にいる、Googleが見つめている検索ユーザーのことを考えて行動して下さい。

【重要】Googleが新しいサイト全てに対して7月からモバイルファーストインデックスを無差別に適用すると発表!

2019年05月29日

Googleが公式サイトで7月1日以降にGoogleが発見した新しいドメインのサイトに対しては一律最初からモバイルファーストインデックスを適用すると発表しました。

【情報元】Mobile-First Indexing by default for new domains(2019年5月28日)
https://webmasters.googleblog.com/2019/05/mobile-first-indexing-by-default-for.html

この発表には・・・

● モバイルファーストインデックスを初めて発表して以来、ほとんどの新しいドメインのサイトは最初からモバイル対応している傾向が高いということがわかったので、7月1日以降にGoogleのクローラーが新たに発見する新しいドメインのサイトはデフォルトで(最初から)モバイルファーストインデックスを適用した状態でサイトを評価することにした

● Web上のほとんどのサイトがモバイル版サイトとPC版サイトの両方で同じコンテンツを掲載することになったことは非常に喜ばしいことである

ということが書かれています。

7月1日以降に新しいドメインで新しいサイトをオープンする予定の人はモバイル版サイトとPC版サイトの両方で同じコンテンツであることを徹底すべきです。

そうしないと検索上位表示に不利に働きます。何故ならモバイルファーストインデックスとはPCサイトの方も見ることは見ますが、基本的にモバイル版サイトの中身を中心にGoogleが評価してモバイル版Googleの順位だけでなく、PC版Googleの順位も決める仕組みだからです。

ただし、コンテンツだけを同じにするのではなく、他の点も同じにする必要があるとGoogleは述べています:
we determine their readiness for mobile-first indexing based on parity of content (including text, images, videos, links), structured data, and other meta-data (for example, titles and descriptions, robots meta tags). We recommend double-checking these factors when a website is launched or significantly redesigned.
『モバイル対応がしっかりと実施されているかを判断する基準として:
・コンテンツ(文字、画像、動画、リンク)
・構造化データ
・メタデータ(タイトルタグ、メタディスクリプション、ロボットメタタグ(例:robots noindex等)
これらの要素がモバイル版サイト、PC版サイトの両方に同じように記述されているかどうかを二重チェックすることを推奨します。』


すこしでもこれらの要素がPC版サイトだけにあり、モバイル版サイトに欠けていたら上位表示に不利になります。

7月1日以降に新しいドメインで新しいサイトをオープンする場合、このようにGoogleはモバイル対応していなくてもいきなりモバイルファースインデックスを適用しますので、新しいドメインで新しいサイトをオープンする予定の方は、サイトオープン前に必ずこうした項目1つ1つを確認してモバイル版サイトとPC版サイトの要素が同一であることを徹底して下さい。

では、ここで気になるのは7月1日以前からサイトを運営している場合はどうなのかということですが、Googleはこれまで同様モバイル対応をしていないと判断したサイトに対してはモバイルファーストインデックスは適用しないということです。
つまり時間的猶予を与えるということです。

ご自分のサイトがどの程度モバイル対応しているのかを知るにはサーチコンソールを見る必要があります。

サーチコンソールの:
(1)古いバージョンの画面の左サイドメニューにある「メッセージ」をクリックして
"Mobile-first indexing enabled for https://(ドメイン名)/"
というメッセージがあるかを確認して、ある場合はすでに自サイトにはモバイルファーストインデックスが適用されているということになります。その場合は、すでにPCサイトよりもモバイルサイトを中心にサイトを見ているということになります。


《サーチコンソールの古いバージョンのメッセージボックス》



《モバイルファーストインデックス適用完了を知らせるGoogleからのメッセージ》


(2)同じく古いバージョンの画面の左サイドメニューにある「メッセージ」をクリックして
"サイト https://www.(ドメイン名)/ で「モバイル ユーザビリティ」の問題が新たに 検出されました"
というメッセージがあるかを確認して、ある場合はそこで指摘されている問題を解決しなくてはなりません。解決をしないままでいると上位表示に不利になってしまいます。


《サーチコンソールの古いバージョンのメッセージボックス》


《モバイル対応が未だであることを警告するGoogleからのメッセージ》


(3)サーチコンソールの新バージョンの左サイドメニューにある「モバイルユーザビリティー」をクリックし、問題があると指摘されていたらそれらの問題を解決する、つまりしっかりとモバイル対応をやりきる必要があります。それをしないとこれも上位表示に不利に働くようになります。

《サーチコンソールの新バージョン内にあるモバイルユーザビリティー画面》


今回のGoogleの発表の最後には:
While we continue to support responsive web design, dynamic serving, and separate mobile URLs for mobile websites, we recommend responsive web design for new websites. Because of issues and confusion we've seen from separate mobile URLs over the years, both from search engines and users, we recommend using a single URL for both desktop and mobile websites.
『当社では引き続きレスポンシブWebデザインのモバイルサイト、動的配信によるモバイルサイト、PC版サイトとは別個のモバイルサイトをサポートしますが、新しくサイトを作る際にはレスポンシブWebデザインで作ることを推奨します。その理由は、PC版サイトとは別個のモバイルサイトを持っている場合、URLがモバイル版とPC版では異なるため混乱が生じるという問題を過去数年に渡って見てきているからです。検索エンジンとユーザーの双方のためにもモバイル版とPC版でも同じURLになるレスポンシブWebデザインでサイトを作ることを推奨します』
と述べています。

明らかにGoogleはレスポンシブWebデザインを好んでいます。新しくサイトを作る時は必ずレスポンシブWebデザインで作ることと、モバイル版サイトを未だ完全に作り切っていない方は、今からでも遅くないので全ページをレスポンシブWebデザインで作り直し少しでもGoogle上位表示に有利になることを目指すべきです。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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