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Googleマイビジネスに登録することが希望地域名での上位表示への近道

2017年12月02日

これまで2回にわたって「たくさんの地域名で上位表示するにはどうすれば良いのか?」、その対策いついて解説してきました。
今回は最後の2つの対策について提案します。

1つ目の対策は、「その地域に拠点を築く」という方法です。

これは究極の対策であり、本来Googleが最も求めている条件です。
Googleは近年「Googleマイビジネス」というサービスに力を入れています。



ここに自社事業所の所在地情報、事業内容、自社サイトの情報を入力して正式登録することによりGoogleははっきりとその事業がその地域に存在することを認識します。

Googleは最近Googleマイビジネスに非常に力を入れています。考えられる理由はいくつかあります:
(1)Google検索に表示される企業サイトの所在地情報を認識して正確な検索結果、つまり特定の地域で検索された時に「だけ」その地域に実際に存在する事業者のWebサイトを表示するため
→ Googleは実際に各事業者がGoogleマイビジネスの登録画面に申告した住所に存在するのかを確認するためにパスコード付きのハガキを郵送します(他の本人確認の手段としては電話番号に自動電話をかけてパスコードを知らせるという手段もあります。その場合恐らく電話番号の名義を誰が持っていてその名義の事業所の住所を確認していると思われます)
Googleはこうした確認手段によりかなり正確に事業者が所在する住所を確認します。



(2)Google検索に以前に地図情報を表示させ、地図検索結果ページにリンクを張りユーザーを誘導してそこに表示される地図広告の売上を増やそうとしているから
→ 2017年後期くらいから、これまでGoogle検索で地図が表示されなかった検索キーワードでも地図が表示されるようになってきています。そして同時期にそれまで頻繁に表示されていたYouTube等の動画が表示されにくくなってきています。これはGoogleが広告売上を増やす重点領域をYouTubeからGoogleマップに変更したと推測出来ます。

このようにGoogleは「Googleマイビジネス」というサービスを使い特定の地域で検索された時に「だけ」その地域に実際に存在する事業者のWebサイトを表示することを目指していると思われます。

ということは、特定の地域名を含む検索キーワードで上位表示したければ、その地域に存在しているという証拠をGoogleマイビジネスを使ってGoogleに示す必要があるということです。

千葉県浦安市にある整体院が「整体院 千葉」だけではく、確実に「整体院 東京」でも上位表示したければ江戸川を渡って東京のどこかに支店を開くことが最善の策になります。

このことは同時にチェーン店が何故最近様々なキーワードで以前に比べてGoogleで上位表示するようになっているかの説明にもなります。チェーン店の方は支店毎にGoogleマイビジネスに登録することが確実な地域キーワード対策になります。

そしてチェーン店に負けないために単独店舗を運営している経営者がすべきことは支店を希望の地域で少しでも早く開くことです。

最近、自社サイトの上にたくさんの店舗の情報を掲載しているポータルサイトが表示されて困っている場合も、Googleマイビジネスに登録してその地域に存在していることをはっきりとGoogleに認識てもらうことが効果的な対策になります。

ポータルサイトの弱点の一つは1つ1つのページをGoogleマイビジネスには決して登録出来ないという点です。ポータルサイトに負けて悔しい思いをしている方は、すぐにGoogleマイビジネスに登録して本人認証を済ませて下さい。

資金的にどうしても今は支店を開設することが出来ないという場合、一つ考えられる対策があります。それは「上位表示を目指す地域にビジネスパートナーを募集する」という方法です。例えば自社が京都で庭のお手入れサービスを提供しているとします。そして「庭 手入れ 京都」で上位表示しているとします。

しかし色々とやってみても隣の県の地域名である「庭 手入れ 滋賀県」で上位表示が出来なかったとします。その場合は滋賀県で自社サービスを取り次いでくれるような代理店を募集するのです。そしてその代理店がGoogleマイビジネスに登録する時に庭の手入れサービスも提供していることを追記してもらえば代理店のサイトが上位表示して仕事を外注として依頼してくれる可能性が拓けます。

あるいは、それだけでは不十分な場合は、その代理店に庭の手入れサービスのWebサイトを独自ドメインで開いてもらい、その上でGoogleマイビジネスに登録するのです。そうするとその地域のコンテンツが増えて、リンクを張ってくれる被リンク元も増えてその地域名でのSEOが有利になることが期待出来ます。

全てを自前でする資本力が現在ない場合は、このように代理店のようなビジネスパートナーを募集して適正な紹介料金を払って事業を拡大することが可能なはずです。このやり方が上手く行けば代理店がいある地域は全て上位表示出来るのではないでしょうか?

以上が、「たくさんの地域名で上位表示するにはどうすれば良いのか?」、その対策についてです。

小手先のテクニックはGoogleにはもはや通用しません。知恵を絞って誰がどう見てもその地域の地域名を含むキーワードで上位表示されるべきだと思われる実態を作り上げていく必要があります。

ぜひ可能なところから着手して希望の地域名での上位表示を実現して下さい!

イベントを開けばたくさんの地域名で上位表示が可能になる!

2017年11月25日

前回に引き続き「たくさんの地域名で上位表示するにはどうすれば良いのか?」、その対策について解説します。
Googleに対してプレゼンス(存在感)を認識してもらうためには次のような対策があります:

2、その地域での活動を増やす
(1)イベントを開く
セミナー、勉強会、展示会、試食会、試着会等はその地域に拠点が無くても会場を借りるだけで可能なことです。

例えば、福岡県の法律事務所のサイトを隣の県の「相続相談 大分」で上位表示するには大分県にある貸し会議室を借りてそこで特定のテーマの無料相談会やセミナーを開くことが考えられます。

開催する時は必ず参加者を募集するためのWebページを作り、そこにはタイトル、紹介文、日程の他にGoogleマップを埋め込むなどアクセスマップも充実させるのです。

そして出来ればセミナーを無料で紹介してくれるセミナーのポータルサイトに登録してそこから募集ページにリンクを張ればリンク対策にもなります。

身につけるものを販売するファッション系の物販の場合は試着会を、健康器具を販売する場合は体験会を開くのも良いでしょう。

本当にそうしたイベントが効果があるのかを知るにはGoogleで「合コン 大阪」で検索してみるとわかります。
下の図は実際にそのキーワードで検索した時のGoogleの検索結果画面です。



ご覧のように検索結果の中にその地域で開催されている合コンイベントのページへのリンク(サイトリンクと言われています)が複数表示されているのがわかります。10サイト中6サイトにその地域での合コン詳細ページへのリンクが含まれていることがわかります(赤枠内)。

このように上位表示したい地域名の地域でイベントを実際に開催することはGoogle上位表示に効果的な手法だということがはっきりしてきています。

Googleは構造化データ マークアップ支援ツールというものを提供しています。イベントを開催している企業はWebページ上にイベント情報をマークアップしたほうがGoogleにイベントを特定の地域で開催していることを伝えることが出来ます。イベントの他にも映画情報、レストラン情報等の種類があります。詳細は:
https://support.google.com/webmasters/topic/3222270?hl=ja&ref_topic=3068649
を参照して下さい)

(2)イベントに参加して貢献する
自社でイベントを開催することが困難な場合は、他者が主催するイベントに参加するという方法もあります。
ただ参加するだけでなく、講演者として貢献したり、協賛してプレゼント提供することなどもその地域でのプレゼンスを高めることになります。

イベントは企業が開催するもの、政府自治体が開催するものなど様々な主催者がいますのでGoogleで検索して自社に適したイベントを探すと良いでしょう。

(3)事務所の住所を貸してもらう・電話転送をさせてもらう
その地域での活動を増やすもう一つの方法は、取引先や知人の事業所の住所を借りるという方法があります。
本来なら自社名義で借りるのがベストですが、それにはたくさんの費用、現地での人材確保という負担が生じます。

一昔前ならばその地域でサービスを提供している電話代行会社や、住所貸し業者さんと契約すればその地域に存在しているように見せかけることは容易でした。

しかし、Googleもそうした強引で安易な手段に対抗するために電話代行会社や、住所貸し業者さんの住所や電話番号をブラックリストに入れているか将来入れて無効化するというリスクがあります。

こうした理由から電話代行会社や、住所貸し業者さんを利用するという安易な手段は避けるべきでしょう。

以上が上位表示を目指す地域名で上位表示するための2つ目の方法である「その地域での活動を増やす」についてです。

次回は3つ目の方法について解説します。

たくさんの地域名で上位表示するにはどうすれば良いのか?

2017年11月18日

最近増えている相談で「たくさんの地域名で上位表示したい」というものがあります。

例えば、大阪を本拠地にしている企業が「XXXX 東京」で上位表示したいとか、埼玉を本拠地にしている企業が「XXXX 東京」で上位表示したいというものです。

どうすれば希望の地域名で上位表示したいかは地域ビジネスをしている企業の方の共通の願いだと思います。

この目標を実現するためには一言で言えば「その地域でのプレゼンスをGoogleに示す」ということです。

プレゼンスというのは「存在する」とか「存在感」という意味です。

上位表示を希望する地域でのプレゼンスをGoogleに示すには少なくとも5つの効果的な方法があります。
実際には小手先のテクニックも含めればもっとありますが、Googleはご承知のようにそうした表面的なテクニックを見破ります。
そのため本質的で正当な方法を今回からご紹介したいと思います。

今回はその1つ目の方法である:

1、その地域のお客様のからの相談事例、成功事例、現地企業紹介ページを増やす

について解説します。

この「その地域のお客様のからの相談事例、成功事例、現地企業紹介ページを増やす」という方法は希望の地域名で上位表示するための最も簡単な方法です。

例えば、埼玉を本拠地にしている治療院が「腰痛治療 東京」で上位表示を目指すためにすぐでに出来ることは、これまで東京から来てくれた患者さんの声を「東京都北区 会社員 男性」などとその人の在住地域名を含めてお客様のからの相談事例、成功事例としてページ化することです。ここで気をつけなくてはならないのは、東京北区のお客様の声は東京北区専用ページに掲載し、東京板橋区のお客様の声は東京板橋区専用ページに掲載することです。

このように同じ東京都内の区でも、区毎にページを作り、それぞれの区のページにはその区に在住するお客様の声を載せることにより、「腰痛治療 東京北区」だとか、「腰痛治療 板橋区」で先ず上位表示を達成しやすくなるからです。

そしてそれら検索数が少なくあまり魅力的に感じないかもしれないキーワードであってもとにかく上位表示させることによって中長期的には東京都内の地域名での流入がGoogleから発生しているということをGoogleが認識してくれて、その実績が増せばますほどGoogleは東京都内にプレゼンスがある治療院だということを認識してくれるようになります。

ここでどうしても理解していただきたいことは、東京で上位表示するには、東京という広域で難易度の高いキーワードをいきなり狙い執着するのはなく、いったん冷静になり東京の中になる区の名前や赤羽だとか、田端だとかより細かな地域名での上位表示の実績をつくることです。



あせらずに、まずは細かな地域名での上位表示を目指すようにして下さい。その実績がかならずGoogleに評価される時が来ます。

ただ、そう簡単に遠方の地域のお客様の声は入手出来ないはずです。入手するためにはチラシが有効な業界の場合はその地域にチラシをまいたり、SNSが効果がありそうな業界ならFacebook広告などを使いピンポイントでその地域在住のユーザーに的を絞って広告を出すことが有効です。また、リスティング広告を出している企業ならその地域在住のユーザーに的を絞ってリスティング広告を出すことを検討して下さい。

また、これらをすることが出来ない場合は、これまでお問合せフォームでいただいたご質問、ご相談を特定の地域在住の方からの相談事例として載せることも考えてみて下さい。

掲載できるのは人だけではありません。B2Bの業界の場合なら、取引先紹介ページを細かな地域名毎に作成して単に社名や住所連絡先を書くだけではなく、先方を丁寧に紹介する文章を掲載すれば企業秘密を漏らすことなく、コンテンツを増やすことが可能です。

Googleは小手先のテクニック、表面的なテクニックを見破ります。ぜひこうした実のある地域コンテンツを御社のサイト内に増やしてみて下さい。

次回は:

2、その地域での活動を増やす

という方法について解説します。

何故、文字数が少ない地味なページが上位表示することがあるのか?

2017年11月11日

クライアントさんや会員さんからいただく質問で最も答えることが難しい質問があります。それは「何故あの地味なサイトがうちのサイトより上位表示しているのでしょうか?」というものです。

それらのページはほとんどの場合、400文字から500文字程度の文章しか書かれていないページです。

最近のSEOの傾向としては、文字数は2,000文字、4,000文字、6,000文字とエスカレートしてきてブログで上位表示しているページの文字数などは最近では20,000文字を上回るものが増えてきているほどです。

しかし、私が質問を受けて目撃するページの文字数は極めて少ないのです。

2つの例をご覧下さい。Googleで「歯科医院 横浜」で検索してみて下さい。1位の歯科医院のサイトのページには250文字しか書かれていません。

その他は写真が4枚、地図が1枚だけです。サイト内の他のページへのリンクはヘッダーに5個、左サイドメニュー3個、フッターにはありません。

非常にシンプルな作りのためページの高さはとても低くなっています。最近はたくさんの文字と画像を載せるページが増えておりそれらのページの高さは何メートルもの高さになってきているのとは対照的な低さです。

もう1つ事例をご覧下さい。Googleで「坐骨神経痛 原因」で検索すると1位表示されているサイトです。

このページも非常にシンプルで地味な作りで文字数は1805文字です。
一見この数値は多いように感じるかもしませんが、この検索キーワードでの2位のページは8,039文字、3位のページは2,422文字で関連ページはリンクがたくさんあります。

サイト内にある他のページへのリンクの数は、本文下にあるフッターから トップページへ戻る というリンクが1個しかありません。

こうした文字数が少ない地味なページが上位表示するのには次のような条件に当てはまる時がほとんどです:

1、検索キーワードの意味のままのコンテンツになっている
→ 「歯科医院 横浜」で1位のページは、どのようなコンテンツがあるのかというと:

・医院の特徴の簡単な説明
・住所・電話番号
・診療時間
・地図
・院内風景

だけです。

これらのコンテンツはまさに「歯科医院 横浜」の検索キーワードが意図する「横浜にある歯科医院のことが知りたい」というものに100%合致しているのではないでしょうか?

Googleで「坐骨神経痛 原因」で検索すると1位表示されているサイトのほうはどうかというと:

・坐骨神経痛とは?、坐骨神経痛の原因、坐骨神経痛を改善するためには という最もベーシックな説明だけをしている
・人体図が6個ある

単純に坐骨神経痛の原因だけを知りたいのなら検索結果ページにランクインしている他のどのページよりも検索意図を満たしていると言えないでしょうか?

2、関連性の低いページへのリンクが無い(あるいは、ほとんど無い)
→ 「歯科医院 横浜」で1位のページからは歯科医院のリンク集、アクセスマップ、トップページ、ご挨拶、治療方針、治療料金、歯科Q&Aにリンクを張っているだけであり、これも「横浜にある歯科医院のことが知りたい」という検索意図にストレートに答える詳細ページへのリンクだけになっています。

通常の歯科医院のサイトだと具体的な診療科目の詳細ページ、例えばインプラント、矯正、入れ歯、歯周病、ホワイトニングなどのページへのリンクを張っていることがほとんどですが、それらは確かに「歯科」のことではありますが、「歯科医院」の「医院」の部分の説明ではありません。

つまり「歯科医院 横浜」の検索キーワードが本当に意図するものは「横浜にある歯の治療をしてくれる"医院"のことが知りたい」というように「医院」そのもののことであり、「医院」そのもののことをピンポイントで説明したコンテンツにすると上位表示する可能性が高まるということです。

もう一つの「坐骨神経痛 原因」で1位のサイトはフッターから トップページへ戻る というリンクが1個しかありませんのでこれも関連性が低いページへのリンクがほとんど無いと言い切れます。

3、ページが作られた時に競争がほとんどなかったので累計クリック数が他社のページよりも多い
→ これら2つのサイトの大きな特徴が古いデザインのサイトだということです。このデザインは4年から10年くらい前のデザインですので、古くから存在していたということが言えます。

そして古くから存在していたということは、推測になりますが、それだけ当時はコンテンツを無料で提供するというコンテンツマーケティングが流行していなかったので現在ほど競争率が高くなかったはずですので、それだけGoogleの検索結果ページ上でクリックされておりアクセスを稼いでいたはずです。

Googleは検索結果ページ上でどのサイトがどれだけクリックされているのかをずっと計測、集計しており、その数が多いものやクリック率が高いサイトは検索キーワードとの関連性が高いと認識して上位表示する傾向があります。これもこれら2つのサイトが上位表示している原因の1つのはずです。

4、質が高いサイトからリンクされている
→ 最後に念のため外部サイトからこれらのサイトへのリンクが多いから上位表示しているのではないかと思い、マジェスティックSEOという有料の被リンク分析ツールでリンク元を測定すると:

「歯科医院 横浜」で1位のサイトの被リンク元は:
・被リンク数= 9サイト
・被リンク元サイトのテーマ= 9サイト全てが歯科医院関連サイト

坐骨神経痛 原因」で1位のサイトの被リンク元は:
・被リンク数= 4サイト
・被リンク元サイトのテーマ= 4サイト全てが医療関連のサイト

というように数が多くはありませんが、被リンク元のテーマは完全に関連性が高いものばかりでした。

以上が、何故難しいキーワードなのに文字数が少ないページがGoogleで上位表示するのかの原因についてです。

もちろんこれらが全てだとは言い切れないでしょうが、主要な理由のほとんどはこれら4つのポイントのはずです。

では私達サイト運営者はどうすれば良いのでしょうか?それは・・・

(1)検索ユーザーが意図しているものには何か?つまりどんなコンテンツを見たがっているのかを推測して、そのことだけを書いたページを作る
→ それ以外は全てノイズだと割り切って極力それらノイズを極限まで減らす!

(2)関連性の高いページへのリンクばかりにする
→ それ以外は全てノイズだと割り切って極力それらノイズを極限まで減らす!

(3)思い立ったらなるべく早くページを作り、Googleの検索結果ページ上での累計アクセス数を増やす
→ さらに、検索結果上に表示された時にユーザーにクリックしもらいやすくするために検索結果上に表示されるタイトルタグやメタディスクリプションには事務的、無機的な書き方ではなく、クリックしたくなるようなインパクトのある書き方に改善する

(4)数は追わなくてよいのでとにかく関連性が高い他人のサイトからリンクを張ってもらうよう心がける
→ そのためには情報の信憑性を担保する書き手のプロフィール、ライティングの質、営業情報を書かずに一心に無料情報提供のみを心がける。そしてリンクを張ってくれそうな個人、企業を知っていたらリンクを張ってくれるように働きかける。(ただし、Googleが禁じる広告としてのリンクではなく、推奨、参照のためのリンクのみ)

今後、不思議なサイトを見かけたらこうした視点で観察してみてください。そしてそれらのサイトと自社サイトを比較して余分なものは削ぎ落として、必要なものを追加するようにして下さい。

そうすれば、検索ユーザーが見たいと思うサイト作りが出来る確かな実力を持つことが出来るはずです。

Google上位表示に必要な「被リンクを集めるための3つのスキル」

2017年11月04日

現在のSEOの世界ではコンテンツの充実、サイトスピードの高速化、SSL化、モバイル化、ユーザーエンゲージメントを高めること、トラフィックを増やすこと等が主流の話題になっています。

そのような中で絶対に忘れてはいけないのが被リンクを獲得することの重要性です。

どのように内容が素晴らしい情報を発信しても信頼できるサイトからリンクを張ってもらわなければ簡単なキーワードで上位表示できたとしても競争率の高いビッグキーワードで上位表示をすることは困難です。

企業サイトや個人サイトが被リンクを獲得するには次の3つのスキルのうちどれかが求められます:

1、情報発信力
→ 役立つ情報を自社サイト上やブログで発信することにより、それに価値を見出した人が自発的にリンクを張ってくれるものです。これを実現するには長年の試行錯誤を繰り返しニーズの高い情報を探り当ててそれを発信し続ける忍耐強さ、長期的な取り組みをする知力、体力が求められます。
このスキルを高めるにはニーズの高い情報は何か仮説を立てて、アクセス解析ログやSNSのいいねの数、シェア数等を見ながら検証すること、競合他社が発信している情報の観察も必要です。

2、無料サービス提供力
→ 無料で楽しめるゲーム、プログラム、動画、画像、その他サービスの提供と継続的な改善、作成した後の告知活動等が求められます。

3、人脈力
→ 人脈力には2種類あり、それらは:

(1)企業としての人脈

(2)個人の人脈

の2つです。

今回特に強調したいのがこの:

(1)企業としての人脈

(2)個人の人脈

重要性です。

(1)企業としての人脈
先日、あるクライアントさんが検索順位が2ページ目の上のほうで、あと一歩で1ページ目にランクできそうだという相談がありました。
その企業のWebページを見るとかなり内部的に充実しており、コンテンツも十分あり、Hタグの使い方やキーワードの分布もかなり充実していました。
プレスリリースも定期的に出しているためニュースサイトからのもリンクされており被リンクは十分では無いかと思ったのですが、検索結果1ページ目に表示されている競合サイトの被リンク元を被リンク分析ソフトで調べたら一つの重要な事に気が付きました。

それは検索結果1ページ目に表示されている競合サイトは彼らのサービスを販売している代理店企業からリンクを張ってもらうことを義務付けている点でした。その一方で、私に相談をしてくれた企業のサイトはそうしたことはしていないということがわかりました。守秘義務があるのでこの場では詳しいジャンルはいえませんが、その企業が取り扱っているのはセキュリティー関連のサービスです。

ある程度知名度がある企業の被リンク元を調べると必ずといって良いくらい見かけるのがこうした代理店企業からのリンクです。自社のサービスが社会的にある程度有益なものであれば、そのサービスを取扱という企業は何社かはあるはずです。自発的に代理店、取扱店を募集、勧誘すれば多数見つけることも出来るはずです。

そうして自社サービスの代理店、取扱店が見つかったら強制的ではないにしても、彼らのサイトからリンクを張ってもらうためのバッジ画像を作り、リンク先も案内すれば何社かは自社の取扱いサービスの充実度をPRするためや、そのサービスの売上を増やすためにリンクを張ってくれる可能性がかなりあります。

心当たりのある企業の方はすぐにでも、自社サービス・商品を取り扱ってくれている代理店、取扱店の担当の方にリンクを張ってもらうためのバッジ画像とリンク先を案内してみて下さい。それだけでかなり質の高い被リンクを獲得出来るようになるはずです。

Googleが質が高い被リンクと判断するのは関連性の高いサイトからのリンク、真面目な活動をしている企業サイトからのリンクです。

(2)個人の人脈
個人の方は、代理店、取扱店を探すことは難しいはずです。しかし、自分が作った作品(文章、画像、動画、ソフトウェア、テンプレート、音楽、ゲーム等)を紹介したいと思ってくれる人や企業を見つけることは不可能ではないはずです。

特定のジャンルの作品を紹介するサイトやブログを運営している人が世の中にはいるものです。ただ、彼らと面識がないのにいきなりメールを送って「あなたのサイトで紹介して欲しい」というのでは殆どの場合相手はこちらのことを知らないので迷惑になるはずです。

ではどうすれば良いのかというとそうしたジャンルに関心を持つグループや団体のメンバーになったり、彼らが集うイベントに出向いていけば素晴らしい縁に巡り会える可能性が拓けるかもしれません。

(1)企業としての人脈

(2)個人の人脈

という人脈力が企業と企業、人とひととの信頼関係に基づいた強固な関係を作り上げ、それが被リンクという形に現れるのです。

Googleが求めているのはまさにこの信頼関係の証明なのです。そしてそれはデジタル世界だけでは決して生まれるものではなく、リアルの世界で生まれるのです。

少しでも心当たりのあるものを持っている方はすぐに行動を起こして下さい。必ず質が高いリンクがいくつも得られるようになるはずです。

タイトルタグにキーワードを含めていないサイトが上位表示するようになった!?

2017年10月28日

今週の10月24日からニューヨークで開催されたSMX Eastで恒例の重要発表がされました。
それは検索順位決定要因というGoogleがどのようにして検索順位を決めているかのかという重要情報です。

複数のSEO会社が独自の基準でGoogleの検索順位決定要因を調べ発表したのですが、その中で注目すべきは「タイトルタグにキーワードを含めることが従来のような効果がなくなってきている」という調査結果です。

タイトルタグというのはHTMLファイルの名称に当たる部分でHTMLファイル内の:



の部分です。

この部分はほとんどの場合、そのままGoogleの検索結果に表示される部分でもあり、検索結果ページ上での自社サイトのクリック率を左右する重要なタグです。



SEOという言葉が生まれたころからWebページのタイトルタグにそのページで上位表示させたい目標キーワードを含めることはSEOのイロハのイであり、常識中の常識でした。

しかし、今回の米国のSEO会社の調査結果によるとその常識が崩れ去る可能性が出てきました。

下図はSEMrush社のスライドですが「検索数が多い難易度の高いキーワードで上位表示しているWebサイトの35%が、タイトルタグにキーワードが記述されていない」と述べています。



もう一つのSEO会社のSearchmetrics社のスライドでも「Googleで上位10位にランクインしているWebサイトの48%だけがタイトルタグにキーワードを記述しており、同じ調査を2015年に実施した時は75%、2016年に実施した時は55%と、年々減少している」と述べています。



これらの調査結果を見るとタイトルタグに目標キーワードを含めることは従来ほど効果がなくなってきているように思えます。
確かに、最近は検索したキーワードがタイトルタグに含まれていないサイトがGoogleの検索上位にランクインすることは稀なことですが、増えてきている傾向は高まっています。

実際にGoogleで「糖尿病 原因」で検索してみると1位から10位までのサイトのタイトルタグは:



となっており、「糖尿病 原因」のメインキーワード(主体となる核キーワード)である「糖尿病」は10件中10件書かれていますが、サブキーワード(メインキーワードを絞り込むための補助キーワード)の「原因」は10件中7件だけが含まれており残り3件は含まれていません。

しかし、サブキーワードの「原因」を外してメインキーワードの「糖尿病」だけで検索したら従来通り10件中10件「糖尿病」という言葉はタイトルタグに記述されています:



それだけではなく、10件中4件がタイトルタグに2回も「糖尿病」というキーワードを含めています。

他にも「印鑑」で調べたら10件中10件が、「電気自動車」で調べても10件中10件がタイトルタグにキーワードを含めています。

しかし、サブキーワードを含めた複合キーワードで検索すると確かにサブキーワードがタイトルタグに含まれていないキーワードでも検索上位10位にランクインしているサイトがいくつかありました。

ここまでの調べでわかったことは競争率が非常に高い「糖尿病」、「印鑑」、「電気自動車」等のビッグキーワードでは未だまだタイトルタグに含めないと上位表示は困難ですが、サブキーワードは含まれなくても上位表示しているケースが増えてきているということです。

何故、サブキーワードがタイトルタグに含まれていなくてもGoogleで上位表示するのかというと考えられる原因は:

(1)メタディスクリプションというページ紹介文を記述タグには含まれているから
メタディスクリプションの例:



(2)H1タグという大見出しのタグに含まれているから
H1タグの例:



(3)文中に含まれているから
→ 当然Googleはタイトルタグ、メタディスクリプション、H1タグだけではなく、Webページ上の本文を読み込み評価基準として利用しているから。

(4)他のサイトからサブキーワードを含めたフレーズでテキストリンクを張っているから
→ Googleは従来から、キーワードがWebページ上に書かれていなくても、他のドメインのサイトからそのページにリンクを張る時のリンク文言にキーワードを含めると上位表示するクセがあるから(※有名な話ですが、最近までは「18歳未満はこちら」という言葉で検索するとヤフージャパンのトップページが上位表示していました。現在では恐らくGoogleに苦情を言ったのか、ヤフージャパンのトップページはそのキーワードでは上位表示はしていません)

等があります。

もう一つの傾向としては同義語があるキーワードで検索した場合は、そのキーワードがタイトルタグに含まれていなくても同義語が含まれてれば上位表示するというケースが近年増えてきていることは事実です。

例えば、「椅子」で検索してみると1位から10位までのサイトのタイトルタグは:



漢字の「椅子」がタイトルタグに含まれているのは7件だけでした。
しかし、代わりにカタカナの「イス」、あるいは英語のカタカナ表記の「チェア」が含まれいるので同義語をGoogleが理解していることがわかります。

念のため「携帯電話」というキーワードで検索してみましたが



というように「携帯電話」という言葉が含まれずに同義語である「ケータイ」という言葉だけが含まれているサイトが上位表示していることがわかりました。

以上ですが今回の発見をまとめると:

(1)以前に比べてタイトルタグにメインキーワードが含まれなくても上位表示するケースが増えてきている
(2)サブキーワードが含まれなくても上位表示するケースが増えてきている
(3)タイトルタグにメインキーワードが含まれなくても同義語が含まれていればGoogleは変換するので上位表示することがある


という3点の傾向が明らかになってきました。

しかし、だからといってタイトルタグに目標キーワードを含めなくても上位表示するのだと短絡的に判断してはいけません。

実際に今回見てきたように競争率の高いビッグキーワードである、「糖尿病」、「電気自動車」、「印鑑」などでは未だそうした最近の傾向は見られません。

ではどう考えたら良いのでしょうか?

それは「タイトルタグにさえ目標キーワードを含めれば上位表示する」という甘い考えを捨てて、タイトルタグ目標キーワードを含めるという常識はこれまでどおり持って、タイトルタグに目標キーワードを含めながらも、さらに・・・

(1)メタディスクリプションにも含める
(2)H1タグにも含める
(3)文中にも含める。そして類義語も含めて見た目がくどくならないように工夫する
(4)他のドメインのサイトからリンクを張る時はキーワードを含めた自然なフレーズでテキストリンクを張る、あるいは張ってもらう


というSEOの基本を徹底をすることです。

今後もGoogle上位表示の世界では「・・・さえすれば上位表示する!」という短絡的なテクニック論は通用しなくなるはずです。

出来る限り多面的に出来ることを出来る限り着実に実行することが重要になってきたのです。
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鈴木将司
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