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SNSマーケティング
ソーシャルメディアとはどのようなサイトなのか?
2015年07月27日
前回に引き続き今回もシミラーウェブ無料版の活用方法について解説させていただきます。今回は「Social Sources」についてです。
シミラーウェブ無料版で表示されるSocial Sourcesの画面ではソーシャルメディアからのユーザーの訪問状況がわかります。

このデータは今日のSEO対策では非常に重要なデータです。
具体的には次の・・・
1、ソーシャルメディアの定義が分かる
2、スマートフォン活用の進み具合が分かる
3、動画マーケティングの進み具合が分かる
の3つのポイントがあります。
1つ1つ見て行きましょう。
1、ソーシャルメディアの定義が分かる
ソーシャルメディアとはどのようなサービスのことをいうのかは意外に曖昧な部分がありますが、シミラーウェブを見ると
Social Sources
Facebook 66.50%
Twitter 12.98%
Youtube 11.25%
2CH 2.74%
OKWave 2.06%
というように通常私達がソーシャルメディアあるいはSNS(ソーシャルネットワーク・システム)と呼ぶのはFacebook、Twitter、LINE、Google+などですが、それら以外にも、YouTubeという動画投稿サイト、2ちゃんねるという掲示板サイト、OKWaveという質問サイトなども含まれていることがわかります。
ということはソーシャルメディアというのは・・・
・情報を投稿する
・その情報についてレスをする
・その情報に何らかの評価を与えることが出来る
・その情報が拡散可能である
というのが定義になります。
下の図はヤフージャパンをシミラーウェブ無料版で調べてそのソーシャルメディアからの訪問者の打ち合わけを教えてくれるデータです。

Social Sources
Facebook 39.97%
Twitter 30.89%
Hatena Bookmark 10.78%
Youtube 6.58%
2CH 3.31%
とあり、ほとんどが先のサイトのデータに出てくるものと同じですが、Hatena Bookmark というのも出ていますのでソーシャルブックマークサイトも含まれることがわかります。
これらの中で御社が未だ意識的に活用していないソーシャルメディアがあったら今後は活用を検討してみてください。
そうすることにより自社サイトのアクセスアップが達成出来て、それを見ているGoogleが検索順位アップをしてくれるはずです。
人気サイトを上位表示させるシステムを完成させようとするGoogleは、サイトの人気度を測る指標として益々ソーシャルメディアへ注視するようになってきています。
そうした中でソーシャルメディア活用はネットで集客を目指す企業にとって必須科目になりました。
次回は
2、スマートフォン活用の進み具合が分かる
について一緒に考えてみましょう。
広告費を節約するにはソーシャルメディアかマスメディアのどちらかを使うしか無い
2015年06月26日
前回に引き続き「何故、うちのサイトよりもあのサイトの方が検索順位が上なのか?」という質問に対する7つ目の回答は・・・A7:プレスリリースを出しているからです。
というものです。
プレスリリースの目的は:
(1)大手のマスメディアに取り上げられること
(2)ウェブ系のメディアに取り上げられること
の2つがあります。
(1)大手のマスメディアに取り上げられること
これは王道のやり方で朝日新聞や日経新聞などの新聞、有名雑誌、TV局などの大手マスメディアに取り上げられて自社サイトへのアクセスを増やす方法です。
これらのメディアに取り上げられれば大量のアクセスを短期的に獲得して、複数のメディアに継続的に取り上げられるチャンスが得られます。
しかし、これは簡単なことではなくギャンブル性が伴います。
こうした大手メディアに取り上げられるためには次のような話題性を出すためのアングルが必要になります:
社会問題(相続)
法律改正にからめたもの(薬事法など)
経済的な変動(為替、税金)
輸入元の国のこと
季節性、祭日にちなんだもの
(夏休み、バレンタイン、クリスマス等)
会社としての社会貢献活動
自社商材をこうした話題性のあるものに絡めてプレスリリースを出せばすぐには無理でも何度かトライするうちにコツを掴むことを目指すことが出来ます。
(2)ウェブ系のメディアに取り上げられること
大手メディアは無理でも手堅い方法としてはウェブ系のメディアに取り上げられて紹介のリンクを張ってもらうという現実的な方法もあります。
セミナー等のイベント
商品お試し会
新商品の発売
商品、サービスのリニューアル
のような大きな話題性がないものでもプレスリリース代行会社に3万円前後の料金を払うことによりほとんどの場合どこかのメディアに紹介してもらうケースが増えて来ています。
ほとんどの場合、ライブドアニュースやExciteニュース、gooニュースくらいには掲載してもらい自社サイトにリンクを張ってもらうことが期待できます。
さらには波及効果としてこうしたメディアから情報を収集しているNAVERまとめサイトの管理人さんに発見してもらい、リンクを張ってもらうという事例も増えて来ています。
ただしプレスリリース代行会社に3万円前後の料金を払うとなると1回3万円前後の料金はかかるのでむやみやたらに出来ることではありません。
掲載率を高めるためには向こう1年間程度のネタを予め計画してその計画に基づいて毎月、または2ヶ月に1回くらいはチャレンジすることをおすすめします。
プレスリリースを出すことを私が特にオススメしているクライアントさんはソーシャルメディアを使いたくないクライアントさんたちです。
例えば、教育業の方はソーシャルメディアを使うと同業が嫉妬をしてネガティブな投稿をする恐れがあるところがあります。
この傾向が強いのが英語、英会話関連です。また、資格取得の専門学校のクライアントさんも似たような事情からソーシャルメディア活用を見送っています。
ソーシャルメディア活用は絶対に必須というわけではありません。
しかし、ソーシャルメディアを活用しないのならば、代替手段としてプレスリリースを出して大手メディアに掲載されることを目指す必要があります。
つまり、ソーシャルメディアを使うのか、マスメディアを使うのかの二者択一です。
どちらもメディアですが、ソーシャルメディアは一般消費者が主役の民主的なメディアです。
一方、マスメディアはインターネットが登場する前から大きな権力を握っている資本主義的なメディアです。
どちらが良いか悪いかではなく広告を使わずに集客を目指すのならこれら2つのメディアのいずれかは使わなくてはなりません。
そして最終的にはその両方を使うところがその業界でのPRの王者になり売上と利益を総取りすることも有りえます。
そうしたことが起きるのを防ぐためにもソーシャルメディアを使うのか、マスメディアを使うのかを決めて取り組みを始めて下さい。
次回は8つ目の回答「A8」について解説させて頂きます。

ソーシャルメディア活用を怠ると取り返しのつかないハンディーを背負うことになる!
2015年06月24日
前回に引き続き「何故、うちのサイトよりもあのサイトの方が検索順位が上なのか?」という質問に対する6つ目の回答は・・・A6:ソーシャルメディアを使うのが上手いからです。
というものです。
最近良くある傾向としてはFacebook、Twitter、Google+などのソーシャルメディアを使い自社サイトへのトラフィックを増やしているというものがあります。
自社サイトへのトラフィックが増えることにより、Googleがそのサイトへの評価を高めて検索順位を上げてくれるというメカニズムが確認されるようになってきています。
特に新興企業が市場に参入する時に彼らには特に大きな実績というものがないので、ほとんど無料で使えるソーシャルメディアをフル活用してGoogleに対して実績をアピールすることがあります。
古くからサイトを開いてビジネスをしている企業は過去の実績があるのでことさらソーシャルメディアを使わなくてもこれまでのリピーターがサイトを訪問してくれるのでソーシャルメディア活用に力を入れないことがよく有ります。
しかしそのままの状態だと、実績が無かった新興企業がソーシャルメディアを使ってサイト訪問者を増やし実績を積み上げていくためにある時点で古くからサイトを開いてビジネスをしている企業の検索順位よりも高く表示されることが起き得るのです。
これは油断以外の何物でもありません。
古い企業が新興企業に抜かれるのは検索順位だけではありません。
こうした状態が長引けば徐々に新規客をソーシャルメディア活用が上手いというだけで奪われることが起き得ます。
それで良いのでしょうか?
良いわけがありません。ではどうしたらよいのでしょうか?
それは新興企業がどのようにソーシャルメディアを活用しているのかを観察して、彼らと同等あるいはそれ以上の施策を考え実施することです。
しかし、それだけでは彼らのレベルを超えることは困難です。
彼らのレベルを超えるには異業種のソーシャルメディア活用を観察してそれを自社でも取り入れてみることです。
一度新興企業に負けることはあっても仕方はないでしょう。しかし負け続けることは認めるべきではありません。
一度負けたものは倍返しをするために逆襲することです。
ソーシャルメディア活用はSEO対策の必須科目になってきています。
この科目で0点を取ることも出来ますが、その場合は他の科目、つまり内部対策、コンテンツ対策、リンク対策などはかなり高得点を取らなくてはなりませんが、それは非常に厳しい道程です。
Googleやヤフーなどから高い広告を買ってトラフィックを補う道もありますが、札束を燃やす覚悟が必要です。
だったらソーシャルメディア活用という科目で100点満点中50点以上取るほうが楽です。
以上ですが、ソーシャルメディア活用をこれまで軽視してきてきた方は、一度冷静に競合他社のソーシャルメディア活用の実態を調べてみてください。驚くほど差を付けれていることも有りえます。
もしそうだとしても決してあせらず、競合他社と同じレベルでも良いので先ずはスタートして下さい。
そもそもが御社の業界で何の実績も無かった企業が出来たことです。御社に出来ないはずが無いですし、一度やってコツさせつかめれば元々実力のある企業なのですからよりスマートに活用して圧倒的な差をつけることが出来るはずです。
次回は7つ目の回答「A7」について解説させて頂きます。

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