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SNSマーケティング
SNSのまとめサイトでもGoogleで上位表示は出来るのか?
2018年03月08日

昨日、スカイプコンルティングをした方から「SNSのまとめサイトでもGoogleで上位表示は出来るのでしょうか?」という相談をいただきました。
その方は、ある分野の物販サイトを運営している方で、自社の商材に関するインスタグラムやTwitter、YouTubeなどで投稿されている情報を自社サイトに貼り付けていました。
Googleは本来、独自性の高いコンテンツがあるサイトを上位表示させようとしています。
そのため多くのサイト運営者、ブログ運営者が独自性の高いオリジナル文章を書いてサイトに追加しています。
独自性の高いオリジナルコンテンツは確かに重要ですが、それが少ない、あるいはほとんど無くても例外的にGoogleで上位表示することがあります。
その例外的な条件とはニッチキーワードを狙っている場合です。
私が相談を受けたケースでは比較的競争率が高いビッグキーワードでしたが、ビッグキーワードの場合は、競争率が高いのでそのテーマに関連するページが他に多数あり、それらがGoogleで上位表示している必要があります。
例えば、腰痛 という言葉でサイトのトップページを上位表示させたかったら・・・
腰痛 原因
腰痛 原因 筋肉
腰痛 体操
腰痛 体操 立ったまま
腰痛 改善
腰痛 ストレッチ
腰痛 ストレッチ 椅子
などという腰痛という言葉を核とした複合キーワードや 腰痛 という言葉は含まれていなくても・・・
腰が痛い
腰が痛い 筋肉
腰が痛い 原因 筋肉
腰が痛い 筋トレ
腰 マッサージ
腰 マッサージ 1人
などの関連キーワードで上位表示させることが確実な方法です。
このように競争率が高い検索キーワードでGoogle上位表示するには、自分が目指しているキーワードに関連するページを他にも多数作り、それらを先ず上位表示させる必要があります。
しかし、競争率が低いキーワードの例えば、
腰痛 体操 立ったまま
でGoogle検索した時に該当するページがほとんど無かったとしたら
腰痛 体操 立ったまま
に関するSNSの投稿を自社のページ内に貼付け、自分の独自コメントを500文字程度トータルで書けば何とか上位表示を目指せるレベルになります。
ですので、まとめサイトを作って上位表示させようとしている方は、こうした競争率の激しくないニッチなキーワードを狙うべきです。
ただ、ニッチなキーワードだとそもそもGoogleでの検索数は少ないので例え上位表示したとしても多くのアクセスを稼ぐことは出来ません。
これを補うにはニッチなキーワードで上位表示するページを多数作ることです。Aというニッチキーワードで上位表示して月間訪問者数が10人でも、それを10ページ作れば合計で100人の訪問者に来てもらえることになります。
InstagramやTwitterの投稿データをページ内に貼り付けたり、YouTubeの動画を貼付けてちょっとしたコメントを書いただけでWebページを上位表示させたい場合はこうしたことを考慮してチャレンジしてみて下さい。
若者はGoogleを使わずにTwitterで検索をする!?
2016年02月19日
先日、非常に気になる検索に関する情報を知りました。それは・・・「Yahoo、Google検索なんてもう古い!?イマドキ若者はTwitter・Instagramで検索!
若者生態バラエティ 「みんなのクラウド教室」 番組配信に合わせて若者100人にアンケート!
LIDDELL株式会社 2016年2月9日 」(LIDDELL株式会社のプレスリリースより)
というニュースです。
このアンケート調査の詳細は:
・調査主体:みんなのクラウド教室調べ http://mincloud.jp/
・対象期間:2016年2月1日(月)から2月6日(土)(インターネット及びインタビュー調査)
・調査人数:18歳から22歳の日本人男女・合計100名
というもので、100名の若者を対象にしたものですが一定の傾向が反映されていると思います。
それは検索をするのはヤフーやGoogleだけではなくなってきているということです。

ヤフーやGoogleの最大の弱点はインデックスのスピードが遅いという事です。
サイトに新しくページをアップしてもそれがすぐに検索結果の上位に来ることは簡単なキーワードでも無い限り非常に難しいことです。
人気がとてもあるサイトやフォロワーがたくさんいるソーシャルメディアで告知をしてすぐにアクセスが増える体制があれば少しはインデックスは早くなりますが、それでも即時に検索にかかることは難しいのが現実です。
Googleのサーチコンソールにあるサイトマップ機能を使ってもインデックスされやすくなることはあっても即時に上位表示させるには不十分です。
その点Twitterの強さは最新の情報が見つかりやすいことなので、このアンケートによるとTwitterで検索する時は「速報などを知りたい時・検索エンジンでもヒットしない情報を探す時。ニュース速報、ライブ情報、ゴシップ・トレンド情報等、最新の情報を知りたい時に活用することが多い」というように最新情報を見つけやすいのがTwitterの特徴です。
若者だけではなく、他の世代の人もネットになれた人だと天候や、イベントのこと、受験の合格発表のことなどはGoogleでは無くTwitterで検索するという方が大勢います。
こうした状況に対して私達Webサイト運営者はどう対応すれば良いのかというとそれは自社のTwitterアカウントを立ち上げてTwitterという小さなインターネット上に存在をするということです。
これまでTwitterを立ち上げたけど集客の効果が無いからやめたという企業は多いと思います。
私もそのうちの1人でしたが、ソーシャルメディアの影響力が増すにつれてTwitterは必須だと思い、今では土日祝祭以外はほぼ毎日サイトの更新情報を投稿するようにしています。
アクセス解析ログで効果を検証するとFacebookからの流入の10分の1から6分の1の流入が生じるようになりました。
しかし、最初はほとんど毎日0人の流入という日が続き、やり始めて3ヶ月くらいで一日1人くらいになり、一年後くらいに10人くらいになりました。とてもありがたいことです。自社サイトに追加したページを1行くらいで紹介してそこにリンクを張るだけで1日10名、月300名、年3600名が訪問してくれるのは普通簡単なことではありません。
Twitterという最新情報の検索エンジンで上位表示するための第一歩は自社のTwitterアカウントを開いてそこでほぼ毎日ツイートをすることです。
そこで初めてTwitterの検索エンジンで検索にかかるチャンスが生じます。やならなければ0です。
下の図は実際にTwitterの検索エンジンで「インプラント 大阪」というキーワードで検索した検索結果ページです。投稿内にインプラントや大阪が書かれているものが上位表示されています。

以上がTwitterという一つの検索エンジンで自社のプレゼンス(存在感)を先ず確保して検索にかかるための方策です。
これを継続的に行い慣れた頃には、もう一つの検索エンジン集客のチャンスが開けるはずです。
それは、もう一つの巨大ソーシャルメディアであるFacebookの検索エンジンです。
昨年2015年末に米国のFacebookでは投稿した内容も検索にかかるようになりました。これによりFacebookのSEOがスタートしました。

日本のFacebookは未対応ですが、時間の問題で投稿された情報を検索出来るようになるはずです。
そこから必ず新しいチャンスが生じるはずです。
その時が来るまでは、Twitter上でのSEOに参加をするべきです。

競合他社のソーシャルメディア活用を見ればスマートフォン活用の進み具合が分かる!
2015年07月28日
前回に引き続き今回もシミラーウェブ無料版の活用方法について解説させていただきます。今回は「Social Sources」から読み取れる2つ目の情報である
2、スマートフォン活用の進み具合が分かる
についてです。
ソーシャルメディアから集客が上手く行っている企業サイトほどスマートフォン集客が進んでいるということがわかってきました。
つまり、スマートフォン集客の目玉はソーシャルメディア活用なので、ソーシャルメディア活用が上手く出来ているところほどスマートフォンユーザーを集客出来るのです。
下の図は、Googleが2013年に発表した「Our Mobile Planet 2013年度版」にある調査結果です。

ご覧のように調査対象の66%がソーシャルネットワークにアクセスすると回答しており、47%が1日に1回以上アクセスすると回答しています。
スマートフォンユーザーの約7割がスマートフォンを使ってソーシャルメディアにアクセスして、さらに47%が毎日1回かそれ以上アクセスをするのです。
このブログを読んで頂いているあなたはどうでしょうか?
私の場合は最近では1日にFacebook、Twitterを平日は10回はスマートフォンで見ていますし、PCでも5,6回は見ていると思います。LINEのアプリでも何か気になるお知らせがあったら必ず見てしまいます。
翻って1日何回Googleやヤフーなどの検索エンジンで検索をしていますか?
私の場合はスマートフォンでは1日1回も見ていません。使う時は自分が知らないものを調べるときやクライアントサイトや自社サイトの検索順位を見たりサイトの表示具合を確認する時にスマートフォンで検索しています。
また、休日や、食事に行く時にたまに検索する程度です。
自分の場合は、スマートフォンを使っている時の時間配分はソーシャルメディアが100だとしたら検索は5くらいだと思います。
これが意味するもう一つの怖さは、スマートフォンユーザーは主体的に情報を探すという習慣が次第に衰えてきて、ソーシャルメディアアプリからプッシュされる情報を受動的に受け取ることに慣れてきているのです。
ニュースを見たかったらブラウザを開かなくても、ヤフーニュースやグノシーなどのニュースアプリをタップすれば良いですし、Facebookでお気に入りのニュースサイトのFacebookページのいいねをタップすれば自動的にフォローすることになるので、毎日滝のように上から下に流れるタイムラインを見ていれば自分が興味のあるニュースソースからニュースを受け身で受信出来ます。
先日の当ブログの記事「ネット集客努力の配分表が発表された!! 大手ネット企業の2014年の広告関連収入比較」
https://www.web-planners.net/blog/archives/000124.html
でも報告させていただきましたがニールセンの調べによると・・・
大手ネット企業の2014年の広告関連収入、つまり広告売上の数字が載っていました。その記事によると:
Google 7兆0867億円(世界)
Facebook 1兆3790億円(世界)
Yahoo JAPAN 2443億円
Twitter 1506億円(世界)
LINE 215億円
ということですが、これを並び替えると・・・
【検索エンジン】
Google 7兆0867億円(世界)
Yahoo JAPAN 2443億円
【ソーシャルメディア】
Facebook 1兆3790億円(世界)
Twitter 1506億円(世界)
LINE 215億円
となり、確かに検索エンジンのほうが昨年の広告売上の総額は約7.3兆円で、ソーシャルメディアはこれら3社の合計は1.5兆円なので圧倒的に検索エンジンのほうが影響力は大きいですが、これは言うまでもなく大半の広告売上がPC版検索エンジンのリスティング広告やPCサイトのディスプレイ広告ですから、スマートフォン、つまりモバイルでの売上はもしかしたらこれら3社のソーシャルメディア企業の合計である1.5兆円よりも少し多いくらいかもしれません。
もしそうならばソーシャルメディアの広告の世界ではすでに検索エンジンとソーシャルメディアではほとんど変わらないのかも知れません。広告の売上はそのメディアの影響力の指標ですから、スマートフォンの世界では検索エンジンとソーシャルメディアの集客力はほぼ同じ程度と見て良いのではないでしょうか?
このような状況において企業がソーシャルメディアを使わないでネット集客をするというのは本来持っている集客のポテンシャルの半分を「捨てる」ということに等しいのではないでしょうか?
しかも、検索エンジンの順位はソーシャルメディア活用によっても影響されてきています。つまりソーシャルメディアを活用して自社サイトにリンクを張り誘導することに成功すれば自社サイトのアクセスが増えて、それを監視しているGoogleがアクセスが増えてきたそのサイトの検索順位を上げるということが実際に起きてきているのです。
是非一度シミラーウェブ無料版を使い、実際に御社の業界でネット集客が上手く行ってそうなサイトや、他の分野で上手く行ってそうな有名サイトの「Social Sources」の項目を覗いて見て下さい。
そしてそこにFacebookの名前が出てきたらその企業のFacebookページを探してどのように情報発信をしてFacebookユーザー達とやりとりをしているのか、つながっているのかを観察してみてください。
無論Facebookだけではなく、Twitterなどの他のソーシャルメディアも同じように見てみて下さい。
そこに見えるのは恐らく新しいネット集客の現実そのものであるはずです。
次回は
3、動画マーケティングの進み具合が分かる
について一緒に考えてみましょう。
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