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GoogleがAMP実装サイトを自然結果結果ページに表示すると発表!

2016年08月04日
Googleウェブマスター向け公式ブログが昨日8月3日にスマホ版Googleについての重要な発表をしました。

それは、スマホ版Googleの自然結果上にAMP実装サイトが表示された時に「AMP」の雷マークのロゴが表示されるというものです。



これまでAMPロゴが表示されるのはニュースサイトだけが表示されるニュースサイト用のカルーセル(横にスライドする特別欄)だけでした。しかし今回は通常の自然検索結果のところにAMP実装サイトが表示された場合にもAMPロゴが表示されるようにする実験を現在しているということです。

実際に開発者用のスマホ版Googleにスマホ環境からアクセスしてAMP実装サイトが表示されるようなキーワード、例えば「EU離脱」というキーワードで検索すると下図のようにAMPを実装しているサイトはAMPロゴが表示されます。



これはあくまでも試験的なものですが、今後は一般のユーザーが使うスマホ版GoogleでもAMPロゴが表示される可能性が高くなってきました。

この発表を受けて、Search Engine Landのニュース「AMP breaks out of news into the main Google search results
But the company says that AMP pages will not receive a rankings boost.」
(Greg Sterling2016年8月2日)
『Googleが通常の検索結果上にAMP実装サイトを表示。しかし、検索順位アップには直接的に貢献はしない。』

というレポートが発表されました。このレポートによるとAMPを実装することにより・・・

(1)通常のスマホ版サイトよりも4倍ダウンロード速度が早く、データダウンロード量は10分の1以下になる

(2)AMP実装ページは表示するのに平均1秒以下しか時間がかからない

(3)AMPを実装したニュースメディアの90%はCTR(クリック率)の改善を実感している

(4)AMPを実装したニュースメディアの80%が以前より高い広告のビューアビリティー(実際にユーザーが閲覧できる状態にあったインプレッション)を達成している

というようにサイトの表示速度を極限まで早めることによりユーザビリティーの飛躍的な向上を実現しているそうです。

実際にAMP実装サイトが見れるスマホ版GoogleやFacebook等でAMP印が表示されているサイトのリンクをタップするとほとんど一瞬でページが表示され非常に快適に感じます。

現在のところ、ニュースサイトや一部の人気ポータルサイトばかりがAMP実装サイトを運営していますが、今回の動きによって一般のサイトもAMP実装サイトを持つところが増えることが予想されます。

ただし、AMPをサイトに実装するにはたくさんの制約があるため自分が望むようなサイトのデザインを実現するのは困難になります。

例えば広告を表示する場所が減ることや、表現できるデザイン・レイアウトのパターンの制限が生じるのです。

そのため複雑なレイアウトを必要としないニュースサイトや、ブログ等がAMPをサイトに実装する流れが起きるはずです。

今、AMP実装を検討すべきはシンプルなデザインでもあまり問題の無いこうしたニュースサイトや、ブログだけです。

これら2つの共通点は、ユーザーに頻繁にサイトを訪問してもらうサイトであるという点です。

つまりリピーター重視のサイトやブログは快適に閲覧が出来るAMPを実装する必要があるということです。

そうすることにより「あのサイトは見やすい」という強い印象をユーザーに与えることになり単にスマホ対応しているだけのサイトに対して差別化が出来るようになるのです。

ということで、今回の動きによりリピーター重視のサイトやブログはAMPを実装することが課題となりました。

現在のところGoogleの技術スタッフGary Illyes氏は:
「AMP is Not Currently a Ranking Factor」
(Search Engine Journal. June 23, 2016)
(AMPは現在のところ検索順位の決定要因にはなっていない)



にあるようにAMPを実装したサイトにするだけでは検索順位アップには直接貢献はしないと発言しています。

すでに米国ではニュースサイトやブログ以外でも eBay、TripAdvisor、Disney、Food Network等のオークションサイト、ポータルサイト、コミュニティーサイトなどもAMPの実装を発表しています。

恐らく彼らは従来の複雑なデザイン・レイアウトをやめてAMPの基準にある非常にシンプルなサイトデザインのスマホサイトを作るはずです。

スマホサイトは従来のPCサイトのデザイン・レイアウトと比べるととてもシンプルですが、AMPを実装するにはさらにシンプルにしなくてはなりませんのでスマホサイトのシンプル化はさらに進むはずです。

ということは結局、今回の流れの影響は・・・

1、リピーター重視のサイトやブログはAMPを実装することが課題になった

2、スマホサイトはよりシンプルなデザイン・レイアウトになるのでこの流れに対応しないと時代遅れのWebデザインになってしまう

という2点です。

変化の激しいWebの世界の中でまた一つ私達がクリアしなければならない課題が生まれました。

私たちはWebでビジネスをする限りこうした1つ1つの流れの意味を理解し、クリアしていかなくてはなりません。

それを怠った時は追いつくのに何倍もの努力をしないとならないほど競合他社に遅れをとってしまうことになります。

移り変わりの激しい検索結果から学ぶこと

2016年07月28日
先日、久しぶりに留学関連のサイトの相談をセミナー受講者の方にしてもらいました。

留学関連のジャンルのサイトはインターネットが出来たばかりの時からあり、私がSEOセミナーの講師を始めた頃から何度も検索結果ページを観察してどのようなサイトがGoogleの検索結果ページ1ページに表示されているのかを見てきたジャンルでもあります。

しかし、数年ぶりに「留学」で検索してみたところ、以前1ページ目に表示されていたサイトのほとんどが表示されておらず、代わりに新興勢力のサイトばかりが表示されているのを見て驚きました。

詳しく見てみたところ次のようなサイトが消えていることがわかりました:

1、留学をテーマにしたサイトを5つから10個くらい作りお互いにリンクを張っていたサイト

2、特定の地域、特に米国の留学先学校ばかりを紹介していたサイト

の2つです。

1、留学をテーマにしたサイトを5つから10個くらい作りお互いにリンクを張っていたサイト
→ これは他の業界も同じことがいえますが、色々なドメイン・ネームを購入して少しだけ内容を変えたサイトをたくさんつくってしまうと、それらのサイトの本質的なテーマが同じ場合(この場合は「留学」)、Googleが類似サイトペナルティーを与え上位表示が出来なくなります。

切り口を少しだけ変えてもっともらしいサイト名でサイトを作り過ぎると起きる問題です。この問題の本質的な原因は、同じ留学先の学校がそれら複数のサイト内に使いまわされていることです。

同じ情報を複数のサイトに載せることは類似サイトペナルティーの原因になるので避けなくてはなりません。

反対に、米国の学校だけを紹介する「米国大学ドッコム」、オーストラリアの大学だけを紹介する「オーストラリア大学ドットコム」というサイト造りの切り口は全く問題はありません。理由は同じ学校の情報がそれら複数のサイトに重複して掲載されることは無いからです。

2、特定の地域、特に米国の留学先学校ばかりを紹介していたサイト
→ 米国の大学ばかりを紹介していたサイトでも以前は上位表示できていたものがあります。しかし、その後Googleは賢くなり、サイトの内容をかなり詳しく理解できるようになりました。

その結果、米国の大学ばかりを紹介しているサイトのテーマは「米国留学」だと判断するようになり、「留学」というキーワードでは上位表示させなくするようにしました。これはある意味自然なことであり当然のことでもあります。

「留学」というキーワードで検索する人は米国だけではなく、その他様々な国の留学情報を探そうとしている可能性が高いので、必然的に様々な国の大学の情報を網羅的に紹介しているところが上位表示に有利になりました。

次にどのようなサイトが最近では「留学」というキーワードで上位表示するようになったかです。

以下のような新興勢力のサイトが上位表示するようになってきていることが分かりました:

1、全国に語学学校を展開している大手チェーン店

2、ニュースサイト

です。

1、全国に語学学校を展開している大手チェーン店
→ 全国に語学学校があるということは多数のネットユーザーがそれらのサイトをアクセスしており訪問者がたくさんいるサイトだということになります。そしてそれらのサイトからその学校が運営する留学情報のサイトにリンクが貼ってあれば人気のあるサイトからリンクをされているサイトだとGoogleが判断をしてリンク先のサイトが上位表示されやすくなります。

2、ニュースサイト
→ ニュースサイトには留学だけではなく、旅行、ファッション、住宅、その他様々なアクセスを稼ぐコンテンツが満載です。そうしたアクセスが多いサイトはGoogleがトラフィックが集まっている優れたサイトだと高く評価され上位表示する傾向があります。

このように一時は上位表示されていたサイトもGoogleのその時々のアルゴリズムの変化により入れ替わりが起きることが良くあります。

重要な事はどのようなサイトが上位表示されているのか検索結果1ページを観察することです。自分の業界だけではなく、様々な業界、キーワードの検索結果に注視して下さい。

そこから検索結果の過去、現在、そして未来が見えてくるはずです。

新しいリンク対策の時代が来た!

2016年07月22日
米国のSEOの世界で最近ある話題が増えてきています。それはリンク対策が結局は重要だという話題です。

この傾向は今年の3月にGoogleの技術スタッフのAndrey Lipattsevが非公式に発表した『現在のGoogleの検索順位算定3大要素は、リンク、コンテンツ、そしてランクブレインだ』
http://www.web-planners.net/blog/archives/000182.html
というニュース以来のことです。

つい最近でも米国のSEO業界の重鎮のEric Enge氏の会社が発表した『リンクは今でもパワフルな検索順位決定要因なのか?:Are Links Still a Powerful Ranking Factor? (New Study)』というレポートも如何にリンク対策が重要なのかを裏付けるものになっています。



https://www.stonetemple.com/links-remain-a-very-powerful-ranking-factor-study/

ただし、ここで言うリンク対策というのは言うまでも無く質が悪いSEO目的で作られたサイトからのリンクではありませんし、SEO会社が販売するようなリンクでもありません。そのような悪質なリンクを張ってもらったら順位が上がるどころかペナルティーを受けて下がってしまいます。

現在必要とされているのは:

1、他社のサイトを紹介をするための純粋なリンク
2、情報の参照元を紹介するためのリンク
3、企業同士の良い関係を証明するためのリンク
4、自社が提供している他のサイトを紹介するためのリンク
5、情報提供者が自分の自己紹介をするためのリンク


が主なものです。

1、他社のサイトを紹介をするための純粋なリンク
→ これは最近良く見かけるパターンですが、SEOに役立つツールをユーザーに使ったもらうために1つ1つのツールを実際に使ったり、サイトをじっくりと読んで自分の言葉で紹介し、実際のツールを見てもらうためにリンクを張るという純粋なリンクの張り方です。

もう一つよく見かけるのがおすすめできそうな美容皮膚科や、エステサロンなどの情報を収集して1つ1つのサイトを詳しく紹介してリンクを張るものがあります。気がついてみればGoogleの検索結果にはそうした紹介サイト、比較サイトなどが無数に作られており一種の紹介サイト、比較サイトのブームが到来しています。

2、情報の参照元を紹介するためのリンク
→ これは本来のリンクのあり方そのものですが、自分の主張を証明するための根拠を示すために読者に参照して欲しいと願い他者のサイトにリンクを張る行為です。

3、企業同士の良い関係を証明するためのリンク
→ これも私が良くクライアントサイトや自社のサイトの競合の被リンク元を分析すると見かけるものですが、自社の商材を販売してもらうために代理店を募り、彼らのサイトから商材の提供元としてリンクを張ってもらうパターンがあります。

4、自社が提供している他のサイトを紹介するためのリンク
→ もう一つのパターンは、ソフトバンクのように多数の子会社を持っている会社同士がグループ企業を紹介するためにリンクを張るというもので、大手企業のサイトが昨今上位表示するようになってきている理由の1つになっています。
この手法は、大手企業だけではなく、普通の中小企業でも複数のサイトを作り、それぞれのサイトでそれぞれの商材を紹介する専門サイトの制作とそれら相互のリンクによって実現出来るものです。

5、情報提供者が自分の自己紹介をするためのリンク
→ これも良く見かける正当な被リンクの獲得方法ですが、Allaboutのような様々な分野のプロが読者のためにコラムを書き、自分のことをもっと知りたい思ってくれる人のために自分のサイトにリンクを張る方法です。

どうでしょうか?

これらの中に少しでも子供じみた古いリンク対策方法があるでしょうか?

ありません。

これらは完全に大人にしか出来ないリンク獲得の手法であり、厳しいGoogleでも咎める事ができない正当なものばかりです。

これら5つの条件をリンク対策をする上で1つのチェックリストとして使って下さい。

質が悪いSEO目的で作られたサイトからのリンクではありませんし、SEO会社が販売するようなリンクという大昔の子供じみた手法ではなく、こうした社会人として当たり前で常識的な被リンク獲得方法の高い基準を持たなくてはならない時代が来たのです。

この意味において全く新しい新リンク対策の時代が到来したのです。

子供のリンク対策の時代が終わり、大人のリンク対策の時代が来たのです。

全ての大人はかつて子供の時がありました。

リンク対策においても私たちは成長して大人にならなくてはなりません。

他のサイトからリンクを張ってもらい痛い目にあった人達は怖くてリンク対策がほとんど出来ない状態です。

こうした状況は二度と来ない大きなチャンスとして捉えるべきです。

コンテンツも確かに重要です。しかし、コンテンツの時代だと思ってばかりいては駄目です。
何故ならコンテンツを無料で提供するサイトが急激に増えた結果、これまででは考えられないくらい良質なコンテンツが求めれる時代が来たからです。

確かに良質なコンテンツがいつもいつも作れれば良いのですが、良質なコンテンツであればあるほどより多くの時間と人間として企業としての経験や知識が要求されます。

コンテンツだけで上位表示しようとしてもそれを作っている間にライバルに抜かれてしまったら元もこもありません。

本当の答えは・・・

良質なコンテンツを作りながら、良質なリンクを集める

ということなのではないでしょうか?

この難しい2つを同時に行わなくてはならないのです。

どんな競争においてもそうですが、1つのことだけを無我夢中にやって勝ち続けることは出来ません。

現実は厳しいので、1つのことに集中しながらさらに2つ、3つの事も同時にこなさなければならないのが現実ではないでしょうか?

このことを怠れば、「コンテンツが重要だ・・・」と言ってコンテンツ作りだけに集中するのはリンク対策をしたくないから、しないための言い訳にしかなりません。

ライバルが怖がっている時にこそ、リンク対策という駒を前に進めてこのゲームに勝って下さい。

そしてその先に本来自分が出会うべきである多くの見込み客が見えてくるはずです。

リスティング広告 VS 自然検索!どちらが効果があるのか?

2016年07月14日
先日、名古屋の会員さんとのSEOカンファレンスで非常に興味深い話題が出ました。SEOカンファレンスでは最新の現場での情報交換と活発な議論がされることがあります。

その中で出た話題は「リスティング広告の効果が落ちているのではないか?」という疑問です。

非常に不思議な傾向としてGoogleもその他検索エンジン会社も検索結果に表示される広告のクリック率と自然検索の部分のクリック率のデータを発表しているのを見たことも聞いたこともありません。

ただネット広告の市場が拡大しているという報道や発表は頻繁にされます。
しかし、それはこれまでネット広告を利用していなかった企業が新たにネット広告を利用し始めているからであって

一つ言えるのは検索エンジンを日常的に使っていると広告と自然検索の違いが分かるようになります。

リスティング広告は検索結果ページの上の部分と下の部分の両方に表示され、自然検索結果10件がその間に表示されます。

昔は検索結果上の広告はそれと分かるように非常に分かりやすい表示方式をとっていましたし、表示される件数も少なめでした。

下の図はGoogleとヤフーで「賃貸マンション 港区」というキーワードで検索した際の検索結果ページの画面です。

【Googleの検索結果ページの画面】



【ヤフーの検索結果ページの画面】



Googleのほうは広告というサインが以前は目立つオレンジ色だったのが、最近目立たない緑色に変更されています。

また、ヤフーの方はグレーの色で広告という言葉がページの上のほうに一回だけ表示されているだけで、検索に慣れていない人達はこれらが広告だということが分からない可能性があります。ちなみに4,5年前のヤフーの広告欄は薄い水色の背景色があり広告だということがはっきりとしていました。当時すでに、検索エンジンとしての広告売上が減少していたライブドア検索やgoo検索では自然検索と違いがわからないように広告が表示されており驚いた記憶があります。

冒頭でも述べたように、Googleもその他検索エンジン会社も検索結果に表示される広告のクリック率と自然検索の部分のクリック率のデータを発表しているのを見たことも聞いたこともありません。

ただネット広告の市場が拡大しているという報道や発表は頻繁にされます。
しかし、それはこれまでネット広告を利用していなかった企業が新たにネット広告を利用し始めているので広告市場の全体の売上が増えているだけであって、広告の費用対効果が高まっている、または横ばいという報道や発表はありません。

過去のGoogleとヤフーの傾向を見る限り、以前は明らかに広告と分かるような表示をしていたのが最近ではどんどん自然検索と区別するのが難しくなってきています。

以前よりテレビ広告や、新聞雑誌広告の効果が薄れてきており、その影響でネット広告に切り替える企業が増えていると言われ続けています。

しかし、これは推測ですが、広告の費用対効果が下がってきているのはそうした従来型メディアだけではなく、ネット広告全般や、その代表格であるリスティング広告も下がっている可能性があります。

現に私の周りでも昔からネット広告を使っていた人達は「以前ほど広告の効果が無くて困っている。以前は広告欄の順位が3位、4位でも高い集客効果があったが最近で1位表示しなくては以前ほどの反応を取れなくなっている」とおっしゃる方が増えてきています。

皆さんもぜひ周りに人でネット広告を昔から使ってきている企業の方にこの事とを聞いてみてください。恐らく同じような答えが返ってくるはずです。

ただ、このことは短絡的に自然検索結果で上位表示することが絶対的に集客率が高いということを意味するものではありません。

一つの仮説ですが全てはキーワードに依るのではないかというのが真実のはずです。

検索ユーザーがある物や事に対して知識が全く無い場合は広告の情報でも役に立ちます。

しかし、その物や事に対して知識がかなりあるならば広告の情報に頼らずとも自然検索結果の中で自分が信用できる情報を難なく見つけることが出来るはずです。そしてそのレベルになれば広告をクリックして表示されているサイトにある商品が自分にとって必要なものか、信用できるものかが予測出来ます。

反対にその物や事に対して知識がなければ広告の情報でもとても有難い情報になる可能性があります。

ということは・・・

(1)商品知識が無い人あるい初心者を対象に売りたい時はネット広告が向いている
(2)商品知識がある人には自然検索で上位表示を目指すSEOだけでいける


ということが言える可能性があります。

そう考えて見ると広告のキャッチフレーズは分かりやすいものが効果があると言われていますし、クリックした時のいわゆるランディングページは絵本やチラシ広告のように分かりやすい作りのほうが反応が高い分野が多いというのも納得出来ます。

では、結局どうすればよいのでしょうか?

それは(2)を制覇して売上・利益を増やす。そしてその利益と経験値を投資してネット広告を買い進めて初心者にも購入してもらうようにする

という二段階の作戦が有効なのではないでしょうか?

そして自社のフィールドでNo1企業を目指すなら最後は必ず(1)を制覇しなくてはならないということでしょう。
その証拠に大手企業ほど広告欄に表示される傾向が昔からあります。

以上が今回の仮説ですが自然検索とリスティング広告、またはネット広告全般の関係性について混乱した時はこうした考えも参考にしていただきたいです。

トラストフローが分かれば安全確実なリンク対策をして上位表示が目指せる!

2016年07月06日
前回のブログ記事では世界のSEOプロフェッショナルが使っているマジェスティックSEOという被リンク元を解析するソフトについてご紹介しました。

マジェスティックSEOが他の被リンク元解析ソフトと比べると決定的に優れいている点は被リンク元を独自の評価基準で数値化しているところです。

Googleが今年の初頭まで公開していたページランクの公開を中止して以来、被リンク元の評価をするのが非常に困難になりました。

しかし、マジェスティックSEOが公開している「トラストフロー」という評価基準を知ることによりページランク無しでも被リンク元の評価ができるようになります。

トラストフローというのは、質が高い被リンク元からリンクを張ってもらうと高まる数値です。また、質が高いサイトに自分のサイトからリンクを張ることもトラストフローを高めることになります。

被リンク(Inbound links)だけではなく、発リンク(Outbound links)もトラストフローには影響を及ぼします。

私はGoogleのページランクが公表されている時に何度もマジェスティックSEOのトラストフローの数値と比較をしていましたが、ページランクが5のページのトラストフローはだいたい40〜50の間で、ページランクが1の場合のトラストフローもだいたい10から20というようにほぼ正比例しているということを発見しました。

※ 参考情報「ページランクの表示が停止されることになった!」
http://www.web-planners.net/blog/archives/000180.html

マジェスティックSEOは無料プランでも一日数回までなら気になるサイトのトラストフローを見ることが出来ます。
https://ja.majestic.com

試しに「買取」という言葉でGoogleで1位表示されているソフマップのサイトのドメインを入れて調べてみました。

トラストフローは65もあります。



このトラストフローのすごいところは、適当な自動計算ではなく、マジェスティックSEOの熟練のスタッフが手作業で信頼出来るサイトを指定してそのサイトからリンクされているサイトのトラストフローを高くして、さらにそこからリンクされているサイトのトラストフローも高くするというところです。

そして反対に、質が悪いサイトもスタッフが指定して、そのサイトのトラストフローを低く設定して、そこからリンクされているサイトのトラストフローも低くするという非常に手間がかかり経験が要求される作業を丁寧にしているところです。

この仕組は人間社会に例えると、良い仲間と付き合っている人間は良い人間で、その人と付き合っている人も良い人間の可能性が高く、逆に悪い人間と付き合っている人は悪い人間の可能性が高いという社会の集団心理、人間心理をプログラミングによってアルゴリズム化しているところです。

こうした理由によりトラストフローをごまかしたり、不正に吊り上げることは非常に困難になっているのでトラストフローの数値はとても信頼が出来るのです。

下図はソフマップの被リンク元をマジェスティックSEO調べた結果の一部です。
赤枠の部分がソフマップをリンクしているサイトのトラストフローの数値です。100点満点中、77、51、52、45、45というようにかなり高い数値です。

いいかげんなサイトばかりにリンクを張っていたり、いいかげんなサイトばかりからリンクを張られているとトラストフローは10から20くらいまでしかとれないので40から70というのはかなりトラストフローが高い方です。



念のため「買取」というキーワードで検索順位が40位前後のサイトのトラストフローを調べると:



というようにわずか9しかありません。

そしてこのサイトの被リンク元をマジェスティックSEOで調べると下図のようにトラストフローの数値が、24、22、15、9、12というように一桁しか無いものから多くても20程度のものばかりです。



実際にそれらトラストフローの低い被リンク元のサイトを見てみましたが、どう見てもサイト運営者がリンクを張るためだけにつくったブログがいくつもあったり、昔良く見かけた無意味な日記記事が書かれていてフッターからテキストリンクで「XXXの買取」というSEO目的のリンクがごちゃごちゃ張っているサイトなどが多数見つかりました。

これこそがSEOに効果の無いサイト、あるいは順位を下げることになる逆効果のサイトの典型例です。

それでは、自社サイトのトラストフローを上げるためにはどうしたら良いかですが:

1、トラストフローの低いサイトからはリンクを張らない
2、トラストフローの低いサイトへもリンクを張らない
3、トラストフローの低いサイトからリンクを張ってもらっている場合は削除してもらう
4、トラストフローの低いサイトへのリンクを自社サイトから張っているかを確認して張っていたらそれらを削除する


ということです。

これこそが今日のGoogleが私たちに期待してることでもあります。

このように質が高いサイト、質が低いサイトの定義が曖昧だったものが、トラストフローという数値を見ることによってかなり明確になってきます。

今後はぜひ自社サイトのトラストフローを上げるためにトラストフローの低いサイトとのかかわり合いを減らす一方で高いサイトとのかかわり合いを増やすようにして下さい。

そうすることが安全で確実なリンク対策になり、今日のGoogleでの上位表示をより確かなものにします。

サイテーションフローとトラストフローがページランクに代わる被リンク元の指標だ!

2016年06月29日
世界のSEOプロフェッショナルが使っている重要なソフトがあります。

それはマジェスティックSEOという被リンク元を解析するソフトです。

被リンク元解析ソフトは国内でも無料の物がありますが、それらのソフトを使えば自社サイトや競合サイトにリンクをしているサイト、つまり被リンク元がどこかある程度見ることが出来ます。

しかし、それらのソフトでは被リンク元の数とそのリストしか見ることが出来ないので次のようなデメリットが生じます:

1、自社サイトと競合他社のサイトの被リンク元を調べて単純にどちらが数が多いのかを見てしまう傾向があり、被リンク元の数が多ければ多いほど上位表示されやすいと勘違いしやすくなる

2、その結果、被リンク元の数をただ増やしたくなる衝動に駆られやすくなる

3、そして最終的に質の悪い被リンク元を増やしてしまうことになり、Googleにそれを見破られて上位表示をするどころか、ペナルティーを受けて検索順位が大きく下落する

このように単純に被リンク元の数とそのリストを見るだけでは、再び被リンク元獲得競争に巻き込まれて最終的にGoogleからリンクに関するペナルティーを受けるという最悪の結果が生じやすくなります。

ここで重要になるのは、被リンク元の数だけではなく、質の見極めです。

残念ながら今年中旬にGoogleは被リンク元の質の重要指標であるページランクの一般公開をやめてしまいました。そのため客観的に被リンク元の質を数値化することが困難になってきました。

しかし、そのような中、世界のSEOのプロフェッショナル達が使い続けてきた被リンク元調査ツールのマジェスティックSEOが脚光を浴びるようになりました。

その最大の理由は、被リンク元の質を独自の評価基準に基づいて客観的な数値として公開しているからです。
しかも、その数値はページランクがGoogleによって公開されていた時に比較するとほとんどページランクと正比例しているためページランクが公開されなくなった今、それに代わる信頼性の高い指標として利用することが出来るのです。
つまり、マジェスティックSEOの独自指標が高ければ高いほどGoogleのページランクも高く、反対にマジェスティックSEOの独自指標低ければ低いほどGoogleのページランクも低くなるのです。

試しにマジェスティックSEOの無料版に気になるサイトのドメイン名を入れて調べてみてください。

https://ja.majestic.com

から利用出来ます。



そのマジェスティックSEOの独自指標とは:

1、サイテーションフロー
2、トラストフロー


という2つの指標です。

1、サイテーションフロー
サイテーションフローというのはリンクポピュラリティーといって単純にたくさんのサイトからリンクを張ってもらっていると高くなる数値です。やみくもに相互リンクをしてもこの数値は上がりますし、昔あったリンク販売サービスを利用してリンクを張ってもらってもこの数値は高まります。

2、トラストフロー
トラストフローというのは、質が高い被リンク元からリンクを張ってもらうと高まる数値です。また、質が高いサイトに自分のサイトからリンクを張ることもトラストフローを高めることになります。
被リンク(Inbound links)だけではなく、発リンク(Outbound links)もトラストフローには影響を及ぼします。

試しにマジェスティックSEOに慶応義塾大学の公式サイト
https://www.keio.ac.jp/ja/
を入れて調べみてみました。下の図をご覧下さい。



ご覧のように慶応義塾大学の公式サイトのサイテーションフローとトラストフローはそれぞれ:

サイテーションフロー:65

トラストフロー:86

になっています。

Googleがページランクを一般公開されている時に見た慶応義塾大学の公式サイトのページランクは8〜9です。

ページランクは0から10までの11段階評価で、サイテーションフローとトラストフローは共に100段階評価です。

ここで注目すべきはトラストフローが86もあるという点です。

一般企業のサイトのトラストフローは30から40程度がほとんどです。そしてSEOのためだけに相互リンクやリンクサービスを利用しているサイトのトラストフローは20から30程度がほとんどです。

そして現在のGoogleではトラストフローが高いサイトほど検索順位が上位表示しなくなっており、かつトラストフローが高いサイトからのリンクが上位表示に貢献することが分かってきています。

今後のSEOの課題の1つは自社サイトのトラストフローを高めることと、トラストフローが高いサイトからリンクを張ってもらうことを心がけなくてはなりません。

次回の記事ではさらにこのトラストフローの仕組みについてと、どうすれば自社サイトのトラストフローを高めることが出来るのかについて解説させていただきます。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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