HOME -> モバイル時代のSEO情報ブログ

このエントリーをはてなブックマークに追加

揺らぐネット情報の信頼性

2016年11月25日
この1週間で今のインターネット上で何が起きているかを示す2つのニュースがありました。
これらのニュースという点と点と結び線にするとその線の先、つまり私達サイト管理者が何をするべきがという方向性が見えてくるはずです。

それらのニュースとは次のものです:

1、『「死にたい」検索トップの「welq」の記事、DeNAが広告削除 「不適切」指摘受け
Googleで「死にたい」と検索すると、トップに表示されるwelqの記事に不適切な内容が含まれいる――こんな指摘を受け、DeNAは記事内のアフィリエイト広告を削除した。』

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/26/news117.html

2、『Amazon、宣言通りインセンティブ付きレビューの大量削除で評価システムの信頼回復を図る
Amazonはインセンティブ付きレビューを同社のウェブサイトから禁止し、宣言通りにレビューを削除している。3万2000以上のプロダクトに渡る6500万のレビューの分析結果からそのことが分かった。プロダクトに対する不当に高い評価が横行し、信頼できないレビューが蔓延した問題を解決するため、Amazonはインセンティブ付きレビューの禁止に至った。』

http://jp.techcrunch.com/2016/11/24/20161003amazon-bans-incentivized-reviews-tied-to-free-or-discounted-products-2/

1のwelqというサイトについては親しい方から数日前に『健康関連のキーワード、病気関連のキーワードでGoogle検索するといつも上位表示している』というお話を丁度聞いたばかりでした。実際に『坐骨神経痛』などの比較的競争率が高いキーワードで検索しても今日現在2位に表示されています。

このニュースを論評する方のブログ
https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=30141
に書かれていたのですが、このサイトにある情報はその道の専門家が書いたものではなく、ライティングが得意なライター達にネット上の情報や書籍に書かれている情報を見てわかりやすくまとめただけの情報でしかないそうです。

実際に私も複数の記事を読んでみたのですがそのブロガーの方がおっしゃるように『・・・だと言われています』というような伝聞形式でまとめただけのキュレーション的な記事でしかないことがわかりました。

私はwelqさんが実際にどのような体制でこうした記事を書いているのかその事実関係については分かりませんが、記事を読む限り専門家が書いた記事ではないということは推察出来ます。

次に2つ目のニュースですが、アマゾンがやっとやらせ、ステマのレビュー記事を追放するために処置を取るというニュースです。
良く見受けられるのは実際にアマゾンで購入してもいないのに根もはもない感想を書いたり、プレゼント欲しさにキャンペーンで誘導されてポジティブなレビューを書くという行為がこれまで横行し、多くの人達、企業が非常に迷惑を被ってきました。

これら2つのニュースの共通点は、今、インターネット上の情報の信頼性が問われているということです。

インターネット上では確かに誰もが何でも書くことが出来ます。

しかし、長期的な視点に立つと目先の利益だけを追い求めて情報を発信しても結局は信頼性を失い、長期的な利益を失ってしまうのではないかということです。

長期的に自社サイトの集客に役立つコンテンツはそうしたものではなく、その道のプロが作ったコンテンツです。

健康関連の情報ならばその分野で資格を持っている人や、公的な資格がないとしても長年その分野で仕事をしてきた人達が発信する情報が信頼出来るコンテンツになります。

ここにWebサイトやブログ、ソーシャルメディアを活用したWebマーケティングの本質があります。

私たちは日々、自分の仕事をするだけではなく、その中で気がついたこと、人に教えたら少しでも喜んでもらえるような情報をWebコンテンツとして発信すべきです。

そうすることにより、その分野において問題を抱えて悩んでいる人達の目に私達が発信する情報が入り、私達の存在を認識してくれるのです。

このシンプルな流れを繰り返すことが長期的には自社のWebマーケティングの成功に繋がるのです。

その道のプロの人達がそうしたことをしていれば不正な情報などネットユーザーの目に触れることなどなくなるはずです。

少しでも早く各分野のプロたちが自分の日々の仕事をするだけではなく自分たちにとっては当たり前の情報こそが、一般人にとってはとても価値のある情報だということに気付き活き活きと情報発信をしていただきたいです。

そうすることにより、自ずと検索上位表示という課題は自動的に解決され、それによりたくさんの広告費をかけなくても見込み客を検索エンジンなどを通じて集客できるようになるはずです。

そして消費者はそうした誠意ある行動をとる企業や個人をリスペクトして商品やサービスを試してくれるはずです。

サイト上のコンテンツ評価基準を年々向上させている今のGoogleは必ず専門家の書いた価値のあるコンテンツを見抜いて上位表示させるようになってきています。

また、専門家ではないアフィリエイトサイトの場合は、少なくとも自分がその商品やサービスを実際に試してそれについて論評するのならば情報の信憑性は担保されます。

実際に最近相談が増えているのがGoogleのサーチコンソールに次のようなメッセージが来ている事例です:

『貴サイトで、価値のない質の低いコンテンツが検出されました。この重大な問題によって、Google 検索ユーザーには無関係な検索結果
や価値の低い検索結果が表示され、貴サイトのランキングは低下する可能性があります。このため、XXXXXXX.com/に
対して手動によるスパム対策を適用しました。


貴サイトでの手動による対策を解除するには、コンテンツが Google のウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン
)に準拠するよう大幅に変更し、再審査リクエストを送信してください。Googleのガイドラインを満たしていることを確認できた場合
は、こうした手動による対策を解除させていただきます。


この問題の解決方法:

1
サイト上の重複コンテンツや質の低いコンテンツを変更する
他のサイトから無断で複製されたコンテンツや、価値の低いコンテンツをサイトで探します。コンテンツを変更して、貴サイトに関連する独自のコンテンツになるようにします。』


長年SEO(検索エンジン最適化)をしてきた方はこのGoogleからのコンテンツに対する手動ペナルティー実施のお知らせを見て驚くはずです。

確かにGoogleはこれまで不正リンクに対して手動でペナルティーを与えてサーチコンソールを通じて手動ペナルティー実施のお知らせを発してきました。

しかし、今度はサイトのコンテンツの内容について問題があるかを人間がチェックして、問題がある場合はGoogleの検索結果の上位に表示されないようにペナルティーを与えるようになったのです。

これはこれまでの検索エンジンの歴史の中でも画期的な出来事です。

昔良くあった問題は、審査料金5万円から15万円を払って登録申請をするヤフーカテゴリの審査に落ちるという問題でした。
情報の信憑性が少しでも疑わしいとヤフーカテゴリには絶対に登録してもらえないという事がありましたし、今日でもこの問題は多くのサイト運営者を悩ませています。

しかも、ヤフーカテゴリに登録された後でもサイト内に信憑性が低い情報を掲載するとヤフーカテゴリのスタッフの定期巡回にひっかかり登録を取り消しされることがあります。

ヤフーさんには審査料金を払っているのでそれを原資にしてこうした活動をするのは理解が出来ます。

しかし、Googleの場合は自動登録ですので、サイト運営者は登録審査料金は払っていません。

Googleさんにはお金を払わなくてもボランティアでサイト上のコンテンツの信憑性をチェックしてくれるというのはサイト運営者としては有難迷惑でしょうが、Google検索のユーザーにとってはとても有難いことのはずです。

このようにアフィリエイターの方は、自分が体験した事を偏り無く報道するという態度が求められています。
もはやアフィリエイターだということで何を言っても良い時代は終わりました。
アフィリエイターさんにはジャーナリストのような精神とプライドが求められる時代が来たのです。

レビューをするレビュアーの方にも同じことが言えます。プレゼントや金銭をもらって自分の心を売ることは自分自身と社会全体を貶めることになる時代が来ました。

そして企業サイトの運営者には副業ライターや職業ライターに丸投げした寄せ集めの情報ではなく、どんなに忙しかろうが、己の体験に基づいた無料のアドバイス、無料の情報発信が求められているのです。

恐らく、副業ライターさんも職業ライターさんも何も努力しようとしないクライアントに呆れ返るどころか、心の底で軽蔑しているはずです。

こうしたプライドを持ち責任ある情報発信をすることが今のそして未来のSEOの本質であるはずです。

SEOというものを単なるリンク集めやソースを弄り回すことだとか、サイトの魂であるコンテンツを安易に他人に丸投げするようならば絶対にSEOの継続的な成功は無理です。

私は今回のこうした事件をきっかけに必ず良い方向に向かっていくと信じたいです。


モバイル版Googleに画像が表示される!その対策は?

2016年11月18日
特定のキーワードで検索するとモバイル版 Googleの検索結果の1ページ目や2ページ目の半数近くが画像と一緒に表示されているケースが増えています。

実験したところ、画像があったほうがユーザーにとってプラスになると思われるキーワードにはこ うした画像が検索結果に表示される傾向が高いことが分かりました。

私が最初に検索した言葉は「畳」というキーワードで、右図のように検索結果のいくつかに畳の画像が出てきました。



反対に画像はあまり関係なく、概念、抽象理論である「物理学」というキーワードで検索したら画 像は出てこないで従来通りテキストだけが表示されていました。



イメージが重要なキーワードだと画像が出てくるかと思いましたが:

「猫」



「猫 イラスト」



で検索しても全く画像は出てきませんでした。

そして「画像があったほうが判断がしやすいものではないか?」と思い「ロンドン」という言葉で検索したら検索結果トップ20のうち7件もロンドンの画像が出てきました。



これらの実験で考えられる要因は、検索ユーザーにとって画像があったほうが何かの判断に役立つもの、またはそれらのキーワードでGoogleの画像検索で見られているものがモバイル版 Googleの検索結果ページに画像も一緒に表示されるのではないかと思われます。

いずれにせよ対策としては自社のサイト内に何かについて説明、紹介するときはテキストだけではなく、画像を次の点に気をつけてWebページに豊富に掲載することです:

1、ユーザーがイメージを掴みやすいキーワードとの適合性が高い写真

→ 調べて見るとモバイル版Googleの検索結果に表示されている画像付きのサイトには検索したキーワードと適合性がとても高いものが表示されていることがわかりました。

適合性というのは例えば、犬 と検索したら 犬 だけの写真が上位表示されやすく、その背景に物や他の動物も一緒に写っている写真は表示されずらくなるという傾向があります。Googleは明らかにモバイルユーザーが検索したキーワードだけが写っている写真が掲載されているWebページを優先していることが分かります。

2、質が高い画像

→ 解像度が低い写真よりも高い方が、小さな写真よりも大きなサイズの写真が優遇されている傾向があります。

3、画像のファイル名に目標キーワードを含める

→ 画像のファイル名に目標キーワードが例えば「london.jpg」と含まれているほうがGoogleは画像の内容を理解しやすいということが分かってきています。

4、画像のALTやその周囲に目標キーワードを含める

→ 1から3に比べると効果は低くなりますが、画像の裏に記述されたALT属性テキストやその周囲の目に見える部分に目標キーワードが書かれている方が有利になります。



5、タイトルタグ、メタディスクリプション、H1、本文に目標キーワードを含める
→ 通常のSEO対策と同じようにGoogleが重要視ししているタイトルタグ、メタディスクリプション、H1の3大エリアや、コンテンツの中心である本文にも目標キーワードが含まれているほうが有利です。



以上ですが、これらのテクニックは通常の画像検索の上位表示対策にも応用が出来ます。

可能な限りこのことを心がけてください。

そしてモバイル版Googleの検索結果上でより多くのモバイルユーザーに御社のサイトへのリンクをクリックしてもらいクリック率を高めて下さい。

何故モバイルユーザーはポータルサイトが好きなのか?

2016年11月10日
前々回のブログ記事ではモバイルファーストのコンテンツ造りは:

(1)ニュース性のあるコンテンツ造り

A) ニュースサイト
B)ブログ
C)ポータルサイト
D)アプリ
E)ソーシャルメディア


(2)ソーシャルメディアと親和性のあるコンテンツ造り
(3)無料情報中心のコンテンツ造り


が必要になり

B)ブログ

がどれほど重要かについて考えてみました。

今回は:

C)ポータルサイト

について考えてみます。

これはモバイルだけに限ったことではありませんが、近年様々なポータルサイトがGoogleで上位表示しています。

ポータルサイトとは本来の意味はヤフージャパンやBiglobeなどネットサーフィンをするための出発地点である様々なサイトにリンクを張っているサイトのことです。

しかし、ここでいうポータルサイトというのはもう一つの意味である「何か特定のテーマに特化したそのテーマに関して様々な情報を提供している情報サイト」のことです。

グルメのポータルサイトで有名なのはぐるなびや食べログ、美容ならホットペーパービューティー、不動産ならHOMES、法律関連なら弁護士ドットコム、求人情報ならリクナビ、マイナビなどが典型的な今日の人気ポータルサイトです。

何故こうしたポータルサイトがスマートフォンユーザーの間で特に人気がある、つまり閲覧されるのでしょうか?

考えられる理由は:

(1)閲覧時間が連続的ではなく、断続的だから
→ スマートフォンを使うのは椅子に座ってゆったりとすることは少なく、多くの社会人は電車やエレベーター、エスカレーターなど移動中に見るので落ち着いてGoogleで検索して見つけた複数のWebサイトを比較するのが困難です。

(2)情報が整理されていて、複雑な検索も出来るから

ポータルサイトなら一定の条件を入力して検索ボタンをタップするだけで自分が探しているサービス提供者が瞬時で検索出来ます。
一方、Googleで検索して出て来るWebサイトは1つ1つ異なったデザイン、レイアウト、構成なので自分が探してる情報を見つけるのに時間がかかってしまうというハンディーがあります。

(3)スマートフォンが画面が小さいので複数のサイトを比較するのが難しいから
→ パソコンのブラウザと違って複数のサイトを同時に見たり、タブで切り替えるのが面倒なのがスマートフォンのブラウザの特徴です。そのため1つのポータルサイトを見るだけで情報がスピーディーに見つかるというのは魅力的なことになります。

(4)クーポンやお得な情報が豊富にあるから
→ Googleで検索して複数のサイトを見ても、どのサイトにお得なクーポンがあるのかがすぐに分かりませんが、クーポン券を発行しているのが当たり前のポータルサイトならそうしたお得なセールやサービスばかりのお店が載っているから。

(5)有名サイトなので情報が信頼できるから
→ 一定の審査に合格した企業の情報だけが載っているので情報の信憑性が高い。そして有名ポータルサイトを運営している企業そのものも企業としての実績があるので信頼出来る。一方、通常の独立したWebサイトの場合、そこにある情報が不正確だったり、詐欺の可能性もある。

などがあります。

では新規客を増やしたいサイト運営はどうすれば良いのでしょうか?

1つは、こうしたポータルサイトのメリットを全ては無理だとしても1つでも自社サイトに取り込みユーザーの利便性を高めることです。

しかし、それだけでは限界があります。

その限界を超えるためには自分の業界において集客力を持っているポータルサイトを見つけてそこに掲載依頼をすることです。

無料のプランもあるでしょうが、ポータルサイト内にもGoogleの検索結果と同じかそれ以上の競争がありますので、より目立つようにするためには有料のプランを利用するべきです。

ただし、いくつものポータルサイトにむやみに掲載依頼をするのはなく、自分の業界のトップポータルサイトだけに登録をすることです。

そして掲載後は他の掲載企業の情報を参考にして差別化された内容の情報を投稿することが必要です。

さらには、多くのポータルサイト自身が他のポータルサイトと差別化するために力を入れているレビューを既存客に書いてもらうためのプロモーションをすることです。

他社の情報にはレビューがたくさんあり、自社の情報だけがレビューがゼロでは逆に信用を落と恐れがあります。

ということはポータルサイト対策は最終的にレビュー対策、評判管理対策に帰結します。

レビューはより早く掲載された企業のほうが多く書かれる傾向があります。参加が遅ければ遅いほど書かれるレビューの数は先行者達よりも少なくなり、追いつくのには何倍、何十倍のエネルギーを必要とします。

以前よりポータルサイトに掲載するべきかどうするか迷っていた方はぜひ今回のモバイル時代の幕開けを機会にポータルサイト内での競争に積極的に参加すべきです。

2017年にはインターネット利用の75%がモバイルになることをロイター社が予測

2016年11月04日
先日、ロイター社がモバイル利用についての重要な発表をしました。

75% of Internet Use Will Be Mobile in 2017 [REPORT]
A report published by Reuters states that 75% of Internet use in 2017 will be from mobile devices. That’s up slightly from mobile web usage this year, according to data from media buying agency Zenith.(Search Engine Journal.2016年10月31日)
『2017年にはインターネット利用の75%がモバイルになることを予測
ロイターのレポートによると2017年にはインターネット利用の75%がモバイルユーザーによるものになるだろう』


というニュースです。

これはインターネットを使うユーザーの4人に1人だけがPCユーザーでその他3人がモバイルユーザー(スマホユーザー)になるだろうという発表です。

すでに若年層、女性層向けの商材を販売しているサイトのGoogleアナリティクスを見ると70%近くのユーザーがモバイルユーザーだということがわかります。

また、GoogleキーワードプランナーというGoogle検索のユーザーが検索している関連キーワードを教えてくれるソフトの「デバイス別動向」を見るとそうした商材を販売しているサイトが狙っている検索キーワードの検索ユーザーの75%近くがモバイルユーザーだということも1年以上前からデータとして現れています。



しかし、今回の発表はそうした特定の商材だけではなく、全てのインターネット利用のデバイス別比率です。75%もがスマートフォンユーザーだということは私達サイト運営者はスマートフォンユーザーのことを真っ先に考えて、企画、デザイン、制作、運営をしなくてはならないことを意味するはずです。

私達の全ての行動がモバイルファーストにならなければならないということです。

そうした中、2016年10月13日 にGoogle社のウェブマスタートレンドアナリストのゲイリー・イリーズ氏が発表した「Googleがモバイル版とPC版を分離する事を発表!数ヶ月以内に実施の予定」という発表はこうしたトレンドを受けたある意味当然の対応だとも言えます。

Googleはこれから私達が運営するモバイルサイトの内部をチェックしてモバイル版Googleの検索順位を決めることを発表したのですから、真っ先にしなくてはならないのは、モバイルサイトのコンテンツの充実です。

モバイルサイトだからといって文字数を減らすのはサイト運営者の自由です。

しかし、それによりサイトの内容がわかりづらくなり検索順位が下がる恐れがあります。

ということはモバイルサイトだからといって極端に文字数を減らしたり、サイト内リンクや画像を減らすのは古いやり方になるはずです。

ただしスマートフォンという小さな画面しか無い限られた画面の中で何千文字、何万文字のコンテンツをそのままユーザーに見せるのは無茶です。

ではどうすれば良いのか?

その方法の1つはモバイルサイト内のコンテンツの一部を隠すという方法です。

隠し方は:

(1)もっと見る というリンクをタップすると続きが読める

(2)ヘッダー部分に項目別のタブを設置して各タブをタップするとその詳細が見れるようにする

というようなものがあります。



当然予想出来ることとしてはGoogleは隠れている部分の文字はコンテンツとして高く評価しない可能性があるということです。
何故なら故意にたくさんの文章をそうした部分に隠すという新たなスパム(検索エンジンロボットを騙す不正行為)を生むことになるからです。

ではどうすれば良いのでしょう?

それは、ページの上の部分に結論を書いた全体のまとめを掲載して、「もっと見る」というリンクや、「詳細」というタブをタップするとその詳細が長文で見れるという方法が考えられます。

これならスマートフォンユーザーにとって限られた移動時間、屋外という劣悪な環境でもさっと見てさっと意味がわかるので便利です。そしてちょっと時間があったらそうしたリンクをタップして詳細を見てもっと深くコンテンツを見るということが出来ます。

ここで重要なのは「さっと見てさっと意味がわかる」という点です。

毎日の電車通勤時間やエレベーター、エスカレーター等のちょっとした待ち時間や移動時間には完全に集中してスマートフォンを見ることは困難です。

(そう言えば、、、先週、地下鉄銀座線に乗ったら車内放送や社内広告で「ドアの付近でスマホをしていると他のお客様が下車出来なくなります」というのを見た翌日、あるビルで比較的大きなエレベーターに乗ったらドアが開いてもあるおじさんがスマホに夢中になっていて後ろの人達がエレベーターから出れないというのを見てとても驚いた記憶があります)

そのためスマートフォンユーザーはほんの僅かの時間をスマートフォン利用に一日何回どころか、何十回、何百回費やすというPC時代にはなかったインターネット利用をするようになっています。

ということはそのちょっとした時間の間に情報を吸収できるようなプレゼンテーションスキルが私達サイト運営者には求められるようになってきているはずです。

食事に例えると、PCでインターネットを利用するのは何十分以上も時間をかけて食事を取るようなものです。そしてスマートフォンでインターネットを利用するのはちょっとずつつまみ食いをしながら食事を取るようなものです。

こうした新しいプレゼンテーションの流儀を生み出し、実践するのがこれからのサイト運営者の課題になるはずです。
そしてそれがモバイル時代への対応方法の一つになるでしょう。

これは面倒なことでもありますが、ポジティブに捉えれば競合との差を開くチャンスでもあるはずです。

ブログが設置されていないサイトはSEO的に不利になる!?

2016年10月28日
前回の記事ではモバイルファーストのコンテンツ造りについて考えてみました。

モバイルファーストのコンテンツ造りは:

(1)ニュース性のあるコンテンツ造り

A) ニュースサイト
B)ブログ
C)ポータルサイト
D)アプリ
E)ソーシャルメディア


(2)ソーシャルメディアと親和性のあるコンテンツ造り
(3)無料情報中心のコンテンツ造り


が必要になります。

今回は:

B)ブログ

について考えてみます。

モバイル時代に何故ブログが重要なのかというと、それはスマートフォンユーザーがスマホ版Googleで知りたいことを検索した時にブログが良く検索の上位に表示されるからです。

何故ブログがスマホ版Googleで上位表示されやすいのでしょうか?

それにはいくつかの理由があります:

1、気軽に書けるコンテンツだから
→ よく聞く話として、企業サイトに新規ページを追加しようとすると1ページあたり35,000円もかかるだとか、そこまでかからなくても5,000円から10,000円くらいの新規ページ作成料金がかかることがあります。

何故そんなに費用がかかるのかというと手作りでHTML形式のページを作成するにはそれなりの知識や設備(ソフトウェア等)が必要で、何を作るか決めるのに一定のコミュニケーションの時間とコストがかかるからです。

しかしブログ記事ならば管理画面で表題と、本文、挿絵を入れてボタンを押すだけで瞬間的に作成されて、しかもブログ内にある他のページからも一斉に新規作成した記事ページにリンクが張られます。

2、頻繁にページが増えるのでそれだけ検索にかかるチャンスが増える
→ このように非常に簡単にページを増やせるので、サイト管理者、ブログ管理者は非常に気軽に記事を増やすことが出来ます。

その結果、通常のWebページよりも多くのページが作成されることになり、それらのページはGoogleなどの検索にかかる可能性が増大します。

3、売り込みの情報ではなく、無料情報中心のコンテンツだから
→ ブログ記事の多くが企業の商品の売り込み情報ではなく、無料で役立つ情報を提供するものがほとんどです。

どうしてかというと私もそうでしたが、ブログを書き始める動機はそもそも自社の売上を増やすことなのでどうしても自社商品の紹介ばかりになってしまいます。

しかしそうした記事をいくつ書いてもほとんどSEO効果どころか、検索にもかからずユーザーも見てくれなくなるのでブログ運営者は次第に自分が間違った方法に進んでいることに気が付きます。

そして「どうすればユーザーに見てもらえる記事を書けるのか?」と自問自答した時に実際に検索エンジンで上位表示しているブログ記事を見てみます。

するとそれらのほとんどは企業の一方通行的な売り込み記事ではなく、読者のために少しでも役にたたなくてはという誠意のある記事ばかりであることに気が付きます。

中にはお金を払わないと得られないような情報もあります。そうした情報を発信しているブログを持つ企業は信用力がブログ記事のおかげで上がりその結果、売上も増えるという経験をすることになります。

4、ソーシャルメディアと親和性があるから
→ ソーシャルメディアをPCで使う人もいますが、一般のネットユーザーの多くがスマートフォンでソーシャルメディアを使っています。

そのため、企業がFacebook、Twitter、はてなブックマーク等のソーシャルメディアで自社サイト内に設置したブログの更新情報とその記事ページのURLを投稿という形で発信すると、それらソーシャルメディアを使っているスマートフォンユーザーが自社ブログを訪問してくれるようになります。

そしてそれはブログが設置しているドメインにある企業サイトのGoogleによる評価を高めることなります。その結果、その企業サイトの中にある商品情報など無料情報では無いページの検索順位が上がるようになります。

以上が、企業が自社サイト内にブログを設置することによりどのような作用が働きスマートフォンユーザーを集客し、それがサイトの検索順にを上げるかのメカニズムについてです。

このことは実際にスマートフォンユーザーを集客している企業にとっては常識であり、反対にそれをしていない企業にとっては未体験のためすぐに信じることが出来ないことでもあります。

ソーシャルメディアや、スマートフォンが登場する前のPC時代のWebマーケティング、SEOには考えられなかった現象が今起きるようになってきています。

このチャンスを掴み自社サイトのアクセス増、検索順位アップを実現して下さい。

モバイルファーストのコンテンツ造りが本格化する

2016年10月20日
前回のブログ記事ではGoogleが数ヶ月以内にモバイル版Googleをスタートさせるというニュースを報告させていただきました。

今回の記事では、モバイル版Googleがリリースされた後にサイトのコンテンツ面ではどのような対応をしなくてはならないかということを考えてみたいと思います。

ほとんどのWebサイト運営者が「サイトにコンテンツを追加しよう」とする時にPC版Webサイトへのコンテンツ追加のことを真っ先に思うはずです。

この態度はこれまでのPC版サイト時代では許されてきましたが、現在進行しているモバイルシフトの時代においてはそうした考えでは時代に取り残される可能性があります。

つまり、スマホユーザーを想定したコンテンツ造りが必要になるのです。

Googleもこうしたモバイルシフトの時代を意識したからこそモバイル版Googleをスタートさせるという発表を行ったはずです。

では具体的にモバイル時代のコンテンツ造りには何が有効になるのでしょうか?

現在考えられるものとしては:

(1)ニュース性のあるコンテンツ造り

(2)ソーシャルメディアと親和性のあるコンテンツ造り

(3)無料情報中心のコンテンツ造り

があります。

(1)ニュース性のあるコンテンツ造り
モバイル時代においては情報収集をするためのメインツールはPCではなく、スマホです。
ここで考えなくてはならないのは私達自身がスマホで情報収集をする時にどこを見ているかです。

ほとんどの場合:

A) ニュースサイト
B)ブログ
C)ポータルサイト
D)アプリ
E)ソーシャルメディア


を見ているはずです。

ニュースサイトは自分が興味がある情報が配信されているところや、自分が仕事をしている業界のニュースが配信されているところを頻繁に見ることがあります。

ニュースサイトの活用方法としてはすでに存在しているところに自社のニュースを載せてもらうためにプレスリリース代行会社に料金を払って各種メディアにニュースを配信してもらうことが有効な手段です。これにかかるコストは1回につき3万円程度ですが、これは毎年1回というレベルではなく、毎月1回かそれ以上を目指すべきです。

何故ならほとんどのニュースは単なる企業の商品発表でしかなく、特に新規性のある話題を提供するようなものではないからです。そのため1回程度の配信では掲載してくれるメディアの数が限られてしまい大きな集客効果は発揮出来ません。もう一つの理由はそうした独りよがりのニュースでも時にはたまたまその時期の大きな出来事に絡んだものであり少しでも話題性のあるプレスリリースを出す確率が高まるからです。

いずれにせよ、この段階でふるいにかけられるのはニュースを発信出来ない企業です。ニュースは生まれるものではなく、自らが作るものです。新しい商材、新しい事業を仕掛ける努力をする必要があります。

有利な形で取り上げられるには・・・

・社会問題 (相続税の改正など)
・法律改正にからめたもの (薬事法など)
・経済的な変動 (為替、税金)
・輸入元の国のこと
・季節性、祭日にちなんだもの (夏休み、バレンタイン、クリスマス等)
・会社としての社会貢献活動
・セミナー等のイベント
・商品お試し会
・新商品の発売
・商品、サービスのリニューアル
・自社の独自調査の調査結果の発表
・海外レポート


などに絡めたプレスリリースを出すことが有効です。

この中でも特に有効なのは:

・自社の独自調査の調査結果の発表
・海外レポート

です。

自社の既存客や無料サービスを運営している場合はそのユーザーの人達にアンケートへの協力を依頼してそれをグラフや表に取りまとめて自社サイト上で発表するのです。そうすることによりそのページにリンクを張る第三者が増えることがありますし、ニュースメディアが取り上げて情報参照元としてリンクを張ってくれることがあります。

海外レポートというのは自社の誰かが海外に行った時に自社の商材に関する現地の様子を写真にとったり、展示会、カンファレンスに参加してその感想を自社サイト上に載せるのです。

こうした一次情報は希少性が高いためニュースメディアが比較的大きく取り上げてくれることがあります。

また、ニュースサイトは既存のものに投稿する以外には自社がニュースサイトか、それに近いものを立ち上げてそこで配信するという方法もあります。

これはいわゆるオウンドメディアと言われているもので、企業が自社サイトに見込み客を集客するために自社サイトは違ったドメインで自社の商材と関連性のあるテーマのサイトを作るという手法です。

ただ、そうしたニュースサイトを作りたくても今どきのニュースサイト的なかっこ良いデザインが出来ないという場合は、Googleで「news website templates」で検索してみて下さい。数千円くらいでかなり今風のデザインのニュースサイト用デザインテンプレートを購入することが出来ます。その中にはWordPress用のデザインテンプレートもたくさんありますし、もちろんほとんどのテンプレートがスマートフォン対応をしています。

それと、オウンドメディアを作ったら必ず全ページから目立つ画像で自社サイトにリンクを張るようにして下さい。

よく見かけるのが自社サイトにリンクを全く張っていないケースや、張ってあってもテキストリンクで目立たない形でリンクをしているというケースがあります。これでは何のためにオウンドメディアを運営しているのかその本来の目的を失ってしまいます。必ず目立つ形で堂々と自社の営業目的のサイトにリンクを張って下さい。

次回は:

B)ブログ

を使ったモバイルファーストのコンテンツ造りについて考えてみたいと思います。

< 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 >
このエントリーをはてなブックマークに追加
                    
鈴木将司の最新作品
プロフィール
一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
2017年 12月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事