HOME -> 鈴木将司公式ブログ | SEOセミナー

このエントリーをはてなブックマークに追加

2017年にはインターネット利用の75%がモバイルになることをロイター社が予測

2016年11月04日
先日、ロイター社がモバイル利用についての重要な発表をしました。

75% of Internet Use Will Be Mobile in 2017 [REPORT]
A report published by Reuters states that 75% of Internet use in 2017 will be from mobile devices. That’s up slightly from mobile web usage this year, according to data from media buying agency Zenith.(Search Engine Journal.2016年10月31日)
『2017年にはインターネット利用の75%がモバイルになることを予測
ロイターのレポートによると2017年にはインターネット利用の75%がモバイルユーザーによるものになるだろう』


というニュースです。

これはインターネットを使うユーザーの4人に1人だけがPCユーザーでその他3人がモバイルユーザー(スマホユーザー)になるだろうという発表です。

すでに若年層、女性層向けの商材を販売しているサイトのGoogleアナリティクスを見ると70%近くのユーザーがモバイルユーザーだということがわかります。

また、GoogleキーワードプランナーというGoogle検索のユーザーが検索している関連キーワードを教えてくれるソフトの「デバイス別動向」を見るとそうした商材を販売しているサイトが狙っている検索キーワードの検索ユーザーの75%近くがモバイルユーザーだということも1年以上前からデータとして現れています。



しかし、今回の発表はそうした特定の商材だけではなく、全てのインターネット利用のデバイス別比率です。75%もがスマートフォンユーザーだということは私達サイト運営者はスマートフォンユーザーのことを真っ先に考えて、企画、デザイン、制作、運営をしなくてはならないことを意味するはずです。

私達の全ての行動がモバイルファーストにならなければならないということです。

そうした中、2016年10月13日 にGoogle社のウェブマスタートレンドアナリストのゲイリー・イリーズ氏が発表した「Googleがモバイル版とPC版を分離する事を発表!数ヶ月以内に実施の予定」という発表はこうしたトレンドを受けたある意味当然の対応だとも言えます。

Googleはこれから私達が運営するモバイルサイトの内部をチェックしてモバイル版Googleの検索順位を決めることを発表したのですから、真っ先にしなくてはならないのは、モバイルサイトのコンテンツの充実です。

モバイルサイトだからといって文字数を減らすのはサイト運営者の自由です。

しかし、それによりサイトの内容がわかりづらくなり検索順位が下がる恐れがあります。

ということはモバイルサイトだからといって極端に文字数を減らしたり、サイト内リンクや画像を減らすのは古いやり方になるはずです。

ただしスマートフォンという小さな画面しか無い限られた画面の中で何千文字、何万文字のコンテンツをそのままユーザーに見せるのは無茶です。

ではどうすれば良いのか?

その方法の1つはモバイルサイト内のコンテンツの一部を隠すという方法です。

隠し方は:

(1)もっと見る というリンクをタップすると続きが読める

(2)ヘッダー部分に項目別のタブを設置して各タブをタップするとその詳細が見れるようにする

というようなものがあります。



当然予想出来ることとしてはGoogleは隠れている部分の文字はコンテンツとして高く評価しない可能性があるということです。
何故なら故意にたくさんの文章をそうした部分に隠すという新たなスパム(検索エンジンロボットを騙す不正行為)を生むことになるからです。

ではどうすれば良いのでしょう?

それは、ページの上の部分に結論を書いた全体のまとめを掲載して、「もっと見る」というリンクや、「詳細」というタブをタップするとその詳細が長文で見れるという方法が考えられます。

これならスマートフォンユーザーにとって限られた移動時間、屋外という劣悪な環境でもさっと見てさっと意味がわかるので便利です。そしてちょっと時間があったらそうしたリンクをタップして詳細を見てもっと深くコンテンツを見るということが出来ます。

ここで重要なのは「さっと見てさっと意味がわかる」という点です。

毎日の電車通勤時間やエレベーター、エスカレーター等のちょっとした待ち時間や移動時間には完全に集中してスマートフォンを見ることは困難です。

(そう言えば、、、先週、地下鉄銀座線に乗ったら車内放送や社内広告で「ドアの付近でスマホをしていると他のお客様が下車出来なくなります」というのを見た翌日、あるビルで比較的大きなエレベーターに乗ったらドアが開いてもあるおじさんがスマホに夢中になっていて後ろの人達がエレベーターから出れないというのを見てとても驚いた記憶があります)

そのためスマートフォンユーザーはほんの僅かの時間をスマートフォン利用に一日何回どころか、何十回、何百回費やすというPC時代にはなかったインターネット利用をするようになっています。

ということはそのちょっとした時間の間に情報を吸収できるようなプレゼンテーションスキルが私達サイト運営者には求められるようになってきているはずです。

食事に例えると、PCでインターネットを利用するのは何十分以上も時間をかけて食事を取るようなものです。そしてスマートフォンでインターネットを利用するのはちょっとずつつまみ食いをしながら食事を取るようなものです。

こうした新しいプレゼンテーションの流儀を生み出し、実践するのがこれからのサイト運営者の課題になるはずです。
そしてそれがモバイル時代への対応方法の一つになるでしょう。

これは面倒なことでもありますが、ポジティブに捉えれば競合との差を開くチャンスでもあるはずです。

ブログが設置されていないサイトはSEO的に不利になる!?

2016年10月28日
前回の記事ではモバイルファーストのコンテンツ造りについて考えてみました。

モバイルファーストのコンテンツ造りは:

(1)ニュース性のあるコンテンツ造り

A) ニュースサイト
B)ブログ
C)ポータルサイト
D)アプリ
E)ソーシャルメディア


(2)ソーシャルメディアと親和性のあるコンテンツ造り
(3)無料情報中心のコンテンツ造り


が必要になります。

今回は:

B)ブログ

について考えてみます。

モバイル時代に何故ブログが重要なのかというと、それはスマートフォンユーザーがスマホ版Googleで知りたいことを検索した時にブログが良く検索の上位に表示されるからです。

何故ブログがスマホ版Googleで上位表示されやすいのでしょうか?

それにはいくつかの理由があります:

1、気軽に書けるコンテンツだから
→ よく聞く話として、企業サイトに新規ページを追加しようとすると1ページあたり35,000円もかかるだとか、そこまでかからなくても5,000円から10,000円くらいの新規ページ作成料金がかかることがあります。

何故そんなに費用がかかるのかというと手作りでHTML形式のページを作成するにはそれなりの知識や設備(ソフトウェア等)が必要で、何を作るか決めるのに一定のコミュニケーションの時間とコストがかかるからです。

しかしブログ記事ならば管理画面で表題と、本文、挿絵を入れてボタンを押すだけで瞬間的に作成されて、しかもブログ内にある他のページからも一斉に新規作成した記事ページにリンクが張られます。

2、頻繁にページが増えるのでそれだけ検索にかかるチャンスが増える
→ このように非常に簡単にページを増やせるので、サイト管理者、ブログ管理者は非常に気軽に記事を増やすことが出来ます。

その結果、通常のWebページよりも多くのページが作成されることになり、それらのページはGoogleなどの検索にかかる可能性が増大します。

3、売り込みの情報ではなく、無料情報中心のコンテンツだから
→ ブログ記事の多くが企業の商品の売り込み情報ではなく、無料で役立つ情報を提供するものがほとんどです。

どうしてかというと私もそうでしたが、ブログを書き始める動機はそもそも自社の売上を増やすことなのでどうしても自社商品の紹介ばかりになってしまいます。

しかしそうした記事をいくつ書いてもほとんどSEO効果どころか、検索にもかからずユーザーも見てくれなくなるのでブログ運営者は次第に自分が間違った方法に進んでいることに気が付きます。

そして「どうすればユーザーに見てもらえる記事を書けるのか?」と自問自答した時に実際に検索エンジンで上位表示しているブログ記事を見てみます。

するとそれらのほとんどは企業の一方通行的な売り込み記事ではなく、読者のために少しでも役にたたなくてはという誠意のある記事ばかりであることに気が付きます。

中にはお金を払わないと得られないような情報もあります。そうした情報を発信しているブログを持つ企業は信用力がブログ記事のおかげで上がりその結果、売上も増えるという経験をすることになります。

4、ソーシャルメディアと親和性があるから
→ ソーシャルメディアをPCで使う人もいますが、一般のネットユーザーの多くがスマートフォンでソーシャルメディアを使っています。

そのため、企業がFacebook、Twitter、はてなブックマーク等のソーシャルメディアで自社サイト内に設置したブログの更新情報とその記事ページのURLを投稿という形で発信すると、それらソーシャルメディアを使っているスマートフォンユーザーが自社ブログを訪問してくれるようになります。

そしてそれはブログが設置しているドメインにある企業サイトのGoogleによる評価を高めることなります。その結果、その企業サイトの中にある商品情報など無料情報では無いページの検索順位が上がるようになります。

以上が、企業が自社サイト内にブログを設置することによりどのような作用が働きスマートフォンユーザーを集客し、それがサイトの検索順にを上げるかのメカニズムについてです。

このことは実際にスマートフォンユーザーを集客している企業にとっては常識であり、反対にそれをしていない企業にとっては未体験のためすぐに信じることが出来ないことでもあります。

ソーシャルメディアや、スマートフォンが登場する前のPC時代のWebマーケティング、SEOには考えられなかった現象が今起きるようになってきています。

このチャンスを掴み自社サイトのアクセス増、検索順位アップを実現して下さい。

モバイルファーストのコンテンツ造りが本格化する

2016年10月20日
前回のブログ記事ではGoogleが数ヶ月以内にモバイル版Googleをスタートさせるというニュースを報告させていただきました。

今回の記事では、モバイル版Googleがリリースされた後にサイトのコンテンツ面ではどのような対応をしなくてはならないかということを考えてみたいと思います。

ほとんどのWebサイト運営者が「サイトにコンテンツを追加しよう」とする時にPC版Webサイトへのコンテンツ追加のことを真っ先に思うはずです。

この態度はこれまでのPC版サイト時代では許されてきましたが、現在進行しているモバイルシフトの時代においてはそうした考えでは時代に取り残される可能性があります。

つまり、スマホユーザーを想定したコンテンツ造りが必要になるのです。

Googleもこうしたモバイルシフトの時代を意識したからこそモバイル版Googleをスタートさせるという発表を行ったはずです。

では具体的にモバイル時代のコンテンツ造りには何が有効になるのでしょうか?

現在考えられるものとしては:

(1)ニュース性のあるコンテンツ造り

(2)ソーシャルメディアと親和性のあるコンテンツ造り

(3)無料情報中心のコンテンツ造り

があります。

(1)ニュース性のあるコンテンツ造り
モバイル時代においては情報収集をするためのメインツールはPCではなく、スマホです。
ここで考えなくてはならないのは私達自身がスマホで情報収集をする時にどこを見ているかです。

ほとんどの場合:

A) ニュースサイト
B)ブログ
C)ポータルサイト
D)アプリ
E)ソーシャルメディア


を見ているはずです。

ニュースサイトは自分が興味がある情報が配信されているところや、自分が仕事をしている業界のニュースが配信されているところを頻繁に見ることがあります。

ニュースサイトの活用方法としてはすでに存在しているところに自社のニュースを載せてもらうためにプレスリリース代行会社に料金を払って各種メディアにニュースを配信してもらうことが有効な手段です。これにかかるコストは1回につき3万円程度ですが、これは毎年1回というレベルではなく、毎月1回かそれ以上を目指すべきです。

何故ならほとんどのニュースは単なる企業の商品発表でしかなく、特に新規性のある話題を提供するようなものではないからです。そのため1回程度の配信では掲載してくれるメディアの数が限られてしまい大きな集客効果は発揮出来ません。もう一つの理由はそうした独りよがりのニュースでも時にはたまたまその時期の大きな出来事に絡んだものであり少しでも話題性のあるプレスリリースを出す確率が高まるからです。

いずれにせよ、この段階でふるいにかけられるのはニュースを発信出来ない企業です。ニュースは生まれるものではなく、自らが作るものです。新しい商材、新しい事業を仕掛ける努力をする必要があります。

有利な形で取り上げられるには・・・

・社会問題 (相続税の改正など)
・法律改正にからめたもの (薬事法など)
・経済的な変動 (為替、税金)
・輸入元の国のこと
・季節性、祭日にちなんだもの (夏休み、バレンタイン、クリスマス等)
・会社としての社会貢献活動
・セミナー等のイベント
・商品お試し会
・新商品の発売
・商品、サービスのリニューアル
・自社の独自調査の調査結果の発表
・海外レポート


などに絡めたプレスリリースを出すことが有効です。

この中でも特に有効なのは:

・自社の独自調査の調査結果の発表
・海外レポート

です。

自社の既存客や無料サービスを運営している場合はそのユーザーの人達にアンケートへの協力を依頼してそれをグラフや表に取りまとめて自社サイト上で発表するのです。そうすることによりそのページにリンクを張る第三者が増えることがありますし、ニュースメディアが取り上げて情報参照元としてリンクを張ってくれることがあります。

海外レポートというのは自社の誰かが海外に行った時に自社の商材に関する現地の様子を写真にとったり、展示会、カンファレンスに参加してその感想を自社サイト上に載せるのです。

こうした一次情報は希少性が高いためニュースメディアが比較的大きく取り上げてくれることがあります。

また、ニュースサイトは既存のものに投稿する以外には自社がニュースサイトか、それに近いものを立ち上げてそこで配信するという方法もあります。

これはいわゆるオウンドメディアと言われているもので、企業が自社サイトに見込み客を集客するために自社サイトは違ったドメインで自社の商材と関連性のあるテーマのサイトを作るという手法です。

ただ、そうしたニュースサイトを作りたくても今どきのニュースサイト的なかっこ良いデザインが出来ないという場合は、Googleで「news website templates」で検索してみて下さい。数千円くらいでかなり今風のデザインのニュースサイト用デザインテンプレートを購入することが出来ます。その中にはWordPress用のデザインテンプレートもたくさんありますし、もちろんほとんどのテンプレートがスマートフォン対応をしています。

それと、オウンドメディアを作ったら必ず全ページから目立つ画像で自社サイトにリンクを張るようにして下さい。

よく見かけるのが自社サイトにリンクを全く張っていないケースや、張ってあってもテキストリンクで目立たない形でリンクをしているというケースがあります。これでは何のためにオウンドメディアを運営しているのかその本来の目的を失ってしまいます。必ず目立つ形で堂々と自社の営業目的のサイトにリンクを張って下さい。

次回は:

B)ブログ

を使ったモバイルファーストのコンテンツ造りについて考えてみたいと思います。

【重要発表】Googleがモバイル版とPC版を分離する事を発表!数ヶ月以内に実施の予定

2016年10月14日
米国のSEOニュースサイト「Search Engine Land」によると、これまでGoogleのモバイル版の検索結果はPC版の順位に対してスマートフォン最適化をしているかどうかでプラスマイナスを加味するという順位決定方式だったのを数ヶ月以内に分離して、モバイル版Googleは独自の検索結果を表示することになりました。

Within months, Google to divide its index, giving mobile users better & fresher content
Currently, Google has a single index of documents for search. Google's Gary Illyes announced they plan on releasing a separate mobile search index, which will become the primary one.

『数ヶ月以内にGoogleはインデックスを分離することを発表。これによりモバイルユーザーにより良く、新鮮なコンテンツを提供することを目指す。Googleは現在1つのインデックスしかないが、Googleのゲイリー・イリーズ氏によると同社は分離されたモバイル専用のインデックスを公開予定。そしてこのモバイル専用のインデックスが今後Googleの主要なインデックスにすることを決定』(2016年10月13日 Search Engine Land by Barry Schwartz)

これはGoogle社のウェブマスタートレンドアナリストのゲイリー・イリーズ氏がPubconというSEOのカンファレンスの基調講演で正式に発表したことを伝えるものです。

スマートフォンが登場する前のガラケーの時代にはガラケー版Googleが存在していました。

しかしその後、スマートフォンの時代に移行してからは、それまでのPC版Googleの検索順位があくまで基本であり、そこにスマホ対応しているかどうか、つまりスマホ対応している場合はプラス点を与えて順位を上げ、していない場合はマイナス評価を下して順位を下げるという方式のままでした。

この方法は2つの検索エンジンを持たなくて良いのでGoogleにとってはコストがかからない楽な方法でしたし、私達サイト運営にとってはスマホ版Googleで上位表示するためにはPC版Googleで上位表示するためのSEO対策をすることと、サイト内の全ページをスマートフォンで見ても見やすいようにするという、いわゆるスマートフォン最適化さえやっておけば良かったのです。これはGoogleとサイト管理者双方にとっての楽な道でした。

しかし、スマートフォンがPCに代わりネットユーザーの主要デバイスになったことを強く認識するようになったGoogleは敢えて楽な道を捨てて、スマートフォンユーザーにとっての利便性を追求するためにスマートフォンユーザーにとってゼロベースから検索順位を算定するというコストも時間もかかる道を歩むことにしたのです。

しかも、今回の発表にはもう一つ重要なポイントがあります。

それは『モバイル専用のインデックスが今後Googleの主要なインデックスにすることを決定』という部分です。

伝統的にはPC版Googleがメインの検索エンジンだというのがこれまでの常識でしたが、ここでもGoogleはその常識を壊して、モバイル版GoogleのほうをメインのGoogle検索にするという発想の逆転をするということです。

少なくてもこの点が意味するのは過去に私達が積み上げてきたSEOのノウハウの多くが無効化して、また研究をしなおさなくてはならないということさえ考えられるということです。

現在のところどのようにこのスマホ版Googleの検索順位が算定されるのか全く情報は公開されていません。

しかしこれまでの経緯から判断すると次のようなことが予想されます:

1、従来どおりサイト内の全ページをスマートフォンで見ても見やすいようにスマートフォン最適化をしなくてはならない

2、自社が運営している全てのサイト、全てのブログの全てのページをスマートフォン最適化しなくてはならない

3、そのため、これまでPC版サイトの一部だけをスマホ対応するという「小型サイト」を運営してきた企業は今後メインの検索エンジンになるスマホ版Googleには限られたページしかない「小型サイト」が表示されることになり多くの本来得られるべきアクセスを失う

→ 小型サイトは捨てて、全てのPCサイトの全てのページを丁寧にスマートフォン最適化する必要が生じるようになった!

4、スマホ版Googleで上位表示するためのリンク対策はこれまで特になかった。
PC版Googleで上位表示するためにPC版サイトからリンクを張ってもらうことだけをやっていれば何とかなった。


→ しかし、今後はスマホ版Googleが評価するサイトからのリンクを独自に集める必要が生じる。これはつまり他のスマホ版サイトからのリンクを集めないとスマホ版Googleでは上位表示出来ないことになる可能性が生じるということです。

ということは私達サイト運営者は二種類のリンク対策をしなくてはならないということになります。つまり、PC版Googleで上位表示するためにはPC版サイトからリンクを張ってもら、スマホ版Googleで上位表示するためにはスマホ版サイトからリンクを張ってもらうという二度手間が生じるということです。

以上、今後の予測ですが、正直想定外のことになりました。

これまで想定していたのはGoogleはPC版をメインの検索エンジンととらえて、それに対してじゃっかんのスマートフォン最適化の要因を加味してプラスマイナスをするという楽な方法です。

しかし、これからはGoogleにとってもサイト管理者にとっても楽ではない道を歩まねばなりません。

そしてその理由はたった1つです。

それはユーザビリティーの追求をして、ユーザーへのメリットを最大化した企業と個人だけが生き残れる

という厳しい論理です。

早急に行動を起こして下さい。

化粧品サイトのアクセスのほとんどはXXXXから来ている?!

2016年10月07日
現在のSEOでは昔のようないい加減なサイトや自動リンク集からのリンクは効果があるどころか、順位が下がるというのが常識になってきています。また、関連性の無いサイトとの相互リンクも効果は無く、逆効果になります。

しかし、そうなると一体何をすれば被リンクを集めることが出来るのでしょうか?しかもGoogleが要求するのは単にリンクを張ってもらうことではなく、クリックされるリンク、つまりアクセスが発生するリンクです。

まともに考えても安全で効果的な被リンク獲得のアイデアはなかなか出てきません。

今回は、コンサルティングの最中に競合チェックソフトを使ってわかったことをご報告します。

それは化粧品関連のサイトで難関のビッグキーワードで上位表示しているサイトをいくつも調査してそれらの流入元を調べてわかったことです。

化粧品関連のキーワードは昔から非常に上位表示が難しく、上位表示サイトたちはしのぎを削ってSEO対策を競っています。

それらのサイトを調査してわかったアクセスが発生しているリンク元、つまり流入元サイトには次の8種類の共通点がありました:

1、ニュースサイトを装った衛星サイトからのリンク
→ 運営者情報が無いので検索順位を上げるために作った被リンクサイトだということが分かる

2、A8などアフィリエイトサービスプロバイダーからのリンク
→ adv.a8.net というドメインのサイトからのリンクだということはアフィリエイターが張った広告リンクであることが分かる

3、ポイントサイトからのリンク
→ サイトを見に行ってアンケートに答えたり、ゲームをするだけでポイントがもらえるサイト。

4、自社運営のオウンドメディアからのリンク
→ オウンドメディアを構築、運営代行する企業の作品からのリンク

5、お仕事依頼サイトからのリンク
→ クラウドワークスやランサーズ等にデザインやライティングの仕事を出して自社サイトにリンクを張っている

6、デザイン見本サイト
→ 大手企業ほど奇抜なデザインのウェブサイトを持っているので有力なデザイン見本サイトにも登録されたくさんのアクセスを得ている。代表的なものとして「MUUUUU.ORG」、「WEBデザインの見本帳」等がある。

7、ポータルサイト
→ アットコスメが最有力。月額数万円からの費用で自社商品を宣伝する専用ページを作ってくれてリンクも張ってくれる

8、業界特化型ニュースサイトからのリンク
→ 女性向けニュースを提供しているものがいくつかあり、代表的なものとしてMERYというサイトがある

これらの中でも特に驚いたのは「3、ポイントサイトからのリンク」です。

これらのサイトを企業が利用すれば不特定多数のネットユーザーに自社サイトを訪問してもらうためにリンクを張ってくれます。
そしてそのリンクを辿ってユーザーがスポンサーサイトを訪問するとそこでアクセスが発生してトラフィック効果が生じ上位表示にプラスに働きます。この段階でスポンサーサイトは良質な被リンクとトラフィックという上位表示にプラスに働く要因を獲得出来ます。獲得出来るのはそれだけではありません。ポイントサイトのユーザーはアンケートに記入するだとか、ゲームをする、資料請求をするなどしてサイトの長時間滞在し複数のページを閲覧します。それによりGoogleが評価するもう一つの要因であるエンゲージメント要因を満たすことが出来ます。エンゲージメントというのはユーザーがそのサイトで様々な行動を起こせば起こすほと高まります。逆にそのページがつまらないと分かり参照元に戻ってしまうと直帰率が高まり上位表示にマイナスに働きます。

ポイントサイトはGoogleの規約に違反しないサービスです。広告のリンクでもないのでrel=nofollowというタグをアンカータグに貼る必要も無いのでリンクとしての効果が生じます。トラフィックとエンゲージメントも高まります。たった一つのサービスを使うだけで一石三鳥のSEO効果を得ることが出来ます。

化粧品業界の方で自社サイトの順位が中々上がらない方は、こうしたサービスが世の中にあり、多くの上位表示サイトが利用しているという事実を認識すべきです。
恐らくこうしたサービスを使うだけで相当検索順位が上がっているはずです。ということは = 新しい形のSEOサービス ということすら言えるかもしれません。

私は個人的にこうしたサービスの利用を推奨したくはありません。しかし、別の形で良質な被リンク数、トラフィック、エンゲージメントを増やす対策をしないと彼らとの差は開くだけになるはずです。

どうすればこれら3つのスコアを高めることが出来るかを考えて下さい。

そして化粧品業界以外の業界にも徐々にこうしたサービスは影響力を増すはずです。

どの業種の人達も、その時がくるまでに良質な被リンク数、トラフィック、エンゲージメントを増やす対策を始めて下さい。

Googleが最後のペンギンアップデートを実施!その特徴と対策は?

2016年09月29日
Googleが最後のペンギンアップデート「Penguin 4.0」を9月23日に実施しました。

この事はGoogleの公式ブログ
https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/09/penguin-is-now-part-of-our-core.html
でも詳しく発表されています。



公式発表によると今回のペンギンアップデートは:

(1)Penguin のアップデートがリアルタイムになった
(2)サイト全体へのペナルティーだけではなく、個別ページへのペナルティーも与えるようになった


これにより今後は手動によるアップデートではなくなるためペンギンアップデートの更新をGoogleは発表しなくなるということです。

実際に今回の変動はどのくらいのものかというと私のクライアントや私が管理するサイトの範囲でいうと2年ぶりくらいの大きな大変動です。

これらの情報を知るだけは何のメリットもありません。何故なら今回のアップデートによってどのようなサイトの順位が下がり、上がったのかその差を知り、その差を埋めていくことが順位復旧に繋がる唯一の行動だからです。

幸いなことに今回の変動の原因は比較的短時間にはっきりと把握して、対処策も考案することが出来ました。

全日本SEO協会が来月、正式にリリースする外部要素調査・比較の最新ソフトを駆使して調査対象のサイトを調べた結果、ペンギンアップデート激変で下落したサイト、上昇したサイトの違いがわかりましたのでご報告します。このソフトを使うと非常に短時間にどのような変動が起きても特徴と対策が分かるようになるからです。

今回の変動により順位が下がるか、上がるかは「関連性のあるサイトからリンクされているか、そしてリンクを張っているか」です。非常にシンプルです。

順位が下がった企業から相談を受けてそれらのサイトの様々な外部要素を調査したところ、明らかに関連性の高いサイトからリンクを張ってもらっていないサイトの順位が下がり、張ってもらっているサイトの順位が相対的に有利になり順位が上がりました。

本来ペンギンアップデートというのは過剰最適化に対するペナルティーであり、それは:

(1)キーワードの詰め込み過ぎ

(2)不正リンクの集め過ぎ

の2つ、あるいはどちらかが該当したサイトに適用されるペナルティーです。

不正リンクの集め過ぎとはどういう意味かというとそれはGoogleからの評価が高いと思われるだけのサイトから業種や関連性を無視してとにかく自社サイトのユーザーにとって無関係だと思われるサイトからでもリンクを張ってもらおうとする事です。つまり節操の無い被リンク獲得活動のことです。

皆さんの中で、順位が9月23日以降落ちてしまい原因がわからなった方は、関連性の低いサイトへのリンクをサイトから削除することから始めて下さい。

正直、これまでたくさんの関連性の低いサイトからの被リンクを増やし、かつ発リンクを増やしたのにそれらをゼロにするのは辛いです。しかし、それをし続ける限りGoogleは許しません。

Googleは被リンクだけではなく、発リンクに対しても厳しく監視しており関連性の低いサイトと関わり合う事自体を無くそうとしています。その理由は、関連性の高いサイト同士の相互リンクが過去にものすごい効果があり、そうした状態を放置しておくと今でも被リンクというデータに依存した順位計算体系が崩壊するからです。

つまり簡単に集めやすい被リンクを一掃するのに一番効果的なのは関連性の低いサイトに気軽にリンクを張ったり、張られたりすぐ関係を壊すことだからです。

ただ、Googleはそんなに簡単に関連性が高いリンクかどうかを見破ることは出来るのでしょうか?

出来ます。

その証拠としては:

A) アドセンス広告などは何年も前からページのテーマにあった広告を自動表示するようになっておりそうした技術をGoogleは持っている
B) Googleのように被リンク元、発リンク先を分析することに特化した企業のマジェスティックSEOでさえも下図のように業種を色分けして非リンク元に関連性が高いかどうかを見せる機能を持っている


という2つがすぐに思い出されるくらいWeb業界の中では常識になっています。



少しでも早く、関連性の低いサイトへの発リンクを削除して、同時に関連性の高いサイトからのリンクを獲得する活動をスタートして下さい。

ただし、関連性が低いサイトからのリンクでも有名なサイトや権威のあるサイトからの被リンクを減らすことはマイナスになります。

重要なことは関連性の高いサイトからの被リンクが大半であり、関連性の低いが有名なサイトや権威のあるサイトからのリンクが少しあるという比率がカギになります。

何故なら関連性の高いサイトへの発リンクを減らすことはすぐに出来ても、そうしたサイトからの被リンクはそんなに急激に増やすことが出来ないが現実だからです。

今回のアップデートで影響を受けなかったサイトを管理している方でも将来に渡りこうした新しく、厳しいルールをGoogleが適用したことを忘れないで下さい。
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >
このエントリーをはてなブックマークに追加
鈴木将司の最新作品
プロフィール
一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
2017年 04月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
最新記事