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被リンク獲得目的の寄稿がペナルティーになるとGoogleが発表!

2017年06月03日

Googleが公式に2017年5月25日の英語版ウェブマスター向け公式ブログで被リンクのペナルティーについての重要な発表をしました。
https://webmasters.googleblog.com/2017/05/a-reminder-about-links-in-large-scale.html

この発表によると被リンク獲得目的で他社のサイトに記事を寄稿した場合、一定の特徴が発見されると、リンクを張られたサイトも張ったサイトも双方ともGoogleによって被リンクに関するペナルティーを受けるというものです。

他社に記事を寄稿するというのは、例えば、海外のマーケティングの情報を日本語で発信しているブロガーが、日本の出版社が運営している海外マーケティングニュースサイトでコラムを書いていて、著者の名前の部分がリンクになっていてその部分をクリックするとそのブロガーのブログに飛ぶというものです。

しかし、こうしたやり方自体は何も悪いものではなく、ノーマルなものです。

今回の発表によると次のような場合にペナルティーが与えられる可能性があるということです:

1、リンク部分に著者の名前やブログ、サイト名ではなく、上位表示を目指すキーワードを詰め込んでいる場合
→ 通常、情報提供元のサイトにリンクを張る時は、その情報を提供した個人名、サイト名、会社名、またはブログ名などでリンクを張るか、http・・・というようにURLをアンカーテキストにしてリンクを張るのが常識ですが、そこにわざと「整体 大阪」だとか、「ホームページ制作東京」というようないかにも上位表示を目指すようなキーワードを含めるとSEO目的のように見えるということです。

2、同じ内容のコンテンツを1つのドメインのサイトだけではなく、複数のドメインのサイトに転載してそれら全てから著者のサイトにリンクを張ってもらうこと
→ より多くのドメインのサイトからリンクを張ってもらうほうが1つのドメインのサイトからリンクを張ってもらうよりも通常SEO効果が高いのは常識です。だからといって同じ内容のコンテンツを複数のドメインのサイトに転載してそれら全てから自分のサイトにリンクを張ってもらうというはまるでSEO目的のように見えます。

3、そのテーマに精通していない経験や知識が乏しい外部のライターを雇って書かせた記事を他社のサイトに掲載してそこから自社サイトにリンクを張ってもらうこと
→ 検索ユーザーが求める情報は彼らが知ろうとしているテーマにおいて知見のある人間が作ったコンテンツです。クラウドソーシングのようなサービスや外部のライティング会社にお金を払うことによってその分野に何も知識も経験も無い文章を書くことだけが上手い人間が作ったコンテンツは面白くないもの、役に立たないものがほとんどです。

外部のライターさんにコンテンツの作成を依頼する時は、発注者側が自身の経験や一次情報に基づいて収集、準備した情報を外部のライターさんに文字起こしをしてもらったり、読者に伝わりやすいように上手に編集してもらう程度にしておいた方が安全です。

Googleはこれら3つのポイントに注意するよう呼びかけています。

また、他人のコンテンツを自社サイトに掲載しようとしているサイト運営者には次の点を自分自身に問いかけるべきだと述べています:

「私はこのコンテンツを作った著者のことを知っているのか?」
→ 知りもしない人物がコンテンツを自社サイトに載せるというのは自社サイトの読者に有益な情報を提供するという本来の目的に逸れるものであり、それはそのままSEO目的のためにリンクを張ってあげているとGoogleに解釈されても仕方がありません。サイト運営者は自社サイト上で発信する情報に対して責任を持たなくてはなりません。特にWelqやMeryなどのキュレーションサイトの問題が昨年起きたばかりです。

「この著者のコンテンツは私のサイトのテーマにフィットするか?」
→ これも常識的なことです。自社サイトのテーマにフィットしないコンテンツを載せることに合理性はほとんどありません。

「掲載しようとしているコンテンツは有益なものか?」
→ 有益なコンテンツ以外を自社サイトに載せるということはサイト訪問者を裏切ることになります。

「もしも少しでも疑わしい意図のあるコンテンツの場合は、 その著者のサイトにリンクを張る時にrel=”nofollow” を含めたリンクを張っているか?」
→ リンク先にリンクの効果を与えたく無い場合はアンカータグの中にrel=”nofollow” という属性を含めるようGoogleは以前より提唱しています。

以上が今回のGoogleの発表ですが、これまで以上にリンクを他人に張る時には注意をしなくてはならなくなりました。
リンクを張る方も、張られる方もより一層の注意が求められます。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

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