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上位表示のヒント
Q&Aページヘのリンクは置き場所を間違えるとユーザーが離脱する?
2015年05月11日
サイト滞在時間を伸ばす7つめのテクニックは:【7】その商品のQ&Aページにわかりやすくリンクを張る
というものです。
ほとんどのサイトにQ&AやFAQがありますが、そうしたページ以外にも、商品詳細ページの下にはその商品に関するQ&Aページヘのリンクを複数載せるとその商品に関心のある見込み客がクリックしくれやすくなりサイト滞在時間を伸ばすことが出来ます。
下のキャプチャは耐震リフォームに関する案内ページのフッター部分に掲載した耐震リフォームに関する複数のQ&Aページへのテキストリンクをしている様子です。

このような形でQ&Aページにリンクを張らないで、全ページの左サイドメニューの下の方に小さなフォントや画像で「Q&A」だとか「よく頂くご質問」というリンク項目を設置したところで、わざわざ「Q&Aはどこだろう?」だとか「よく頂くご質問はどこかなあ?」などと努力して探そうとする人はいることはいますが耐震リフォームについて興味をいだいた人達が100人いたとして一体何人がわざわざ探してくれるのでしょうか?
しかも、やっとQ&Aページに辿り着いたらそこには様々な種類のQ&Aがあり、自分が探している質問文を探すのに時間がかかってしまったら本末転倒です。
見つかれば未だ良いものの、万一見つからなかったらがっかりさせてしまうことになり、離脱の原因にすらなるはずです。
サイト滞在時間を伸ばすコツの1つは「ユーザーにほとんど努力をさせずに無意識的に次のリンク、次のリンクとクリックしてもらうこと」です。
ユーザーには少しでも努力をさせてはいけないのです。
よく中国のサイトを見るとQ&Aページどころかチャットボックスが画面の横に浮いて出てくるものがあります。
日本でも一部のネットショップなどが導入しているところがあります。

このチャットボックスの意図はユーザーが疑問に思ったことをリアルタイムで生身の人間が対応して購入に導こうというものです。
非常に積極的で驚きます。
ある意味自社サイトにチャットボックスをこのように表示することもサイト滞在時間を伸ばすことになるでしょうが、怪しいことはしないように注意して下さい。
次回はサイト滞在時間を伸ばす8つ目の工夫
【8】その商品の仕様ページを作って目立つようにリンクを張る
についてご提案させていただきます。
ユーザーレビューを載せることは上位表示にプラスになるのか?
2015年05月09日
サイト滞在時間を伸ばす6つめのテクニックは:【6】ユーザーレビューを載せて共感してもらう
というものです。
ユーザーレビューというのは通常お客様の声です。
今の時代、ほとんどの企業がサイト内にお客様の声のページを持っていますが、良くあるミスがお客様の声のページヘのリンクがサイト内の目立たない場所にしかないという点です。
最も目立つ部分は商品ページです。
商品ページの真ん中辺りか、その下辺りにその商品を購入したお客様の声を3件以上入れると読んでくれやすくなります。
何故3件以上かというと1件や2件では少ない印象あるいは、声の内容が偏った印象を与えるからです。
ただし、SEO対策上気をつけなくてはならない点としては商品ページに載っている3件のお客様の声と同じものが別のページに作ったお客様の声のページにも重複して載っていることです。
重複コンテンツはGoogleのパンダアップデートのペナルティー対象になり検索順位ダウンの原因になりますので2つかそれ以上のページに同じお客様の声を載せることは避けて下さい。
レビューに関してですが最近の気の利いたECサイトには自動的にリアルタイムにお客様の声がページ内フレームの中に表示されるものもあるのでそうしたプログラムが導入可能な場合は導入するようにして下さい。

レビューを表示するときに重要な点は本物のレビューだということを証明するために年月日を表示出来る場合は表示するようにしてください。
匿名のレビューの場合は、都道府県名と職業、性別などが表示出来る場合は表示してディテールを出すようにしてください。
起業したばかり、サイトを開いたばかりの方は中々お客様の声は集まらないので集めるためのコツとしては無料または、モニター割引によるモニター募集をして参加条件としてレビューを書くようにお願いすることが一般的です。
また、かなりの労力がかかりそうな場合は頼みづらい場合はQUOカードやカタログギフトの引換券などの謝礼を、高額な商品、サービスの場合は数パーセント割引のオファーなどによりレビューを集めて下さい。
世界最大手のECサイトを運営するアマゾン社が創業依頼かなりの力を入れているのが「Amazon Vine 先取りプログラム」というモニター制度です。

アマゾンのサイトの不思議なところはあれだけ膨大な数の商品を売っているのに多くの商品に何件ものレビューがあるところです。
創業時は当然レビューはほとんどありませんでしたが、このモニター制度によってかなりのレビューを集めているそうです。
この制度に参加するとアマゾンから知らない商品が突然送られてきてただでもらえる代わりにレビューを書くという仕組みだそうです。
そう言えばレビューのところをよく見ると vineメンバー という言葉が表示されており不思議に思っていた記憶があります。
しかし、こうしたやり方はともすればステルスマーケティングとなり企業の顔に泥を塗ることにもなりますのでくれぐれも好意的なレビューを書くように指示したり、暗示するようなことは避けるべきです。
こうして集めたレビューは質も重要ですが、一定の数が増えればサイト訪問者が読みいってくれてサイト滞在時間が長くなるだけでなく、成約率アップにも貢献します。
次回はサイト滞在時間を伸ばす7つ目の工夫
【7】その商品のQ&Aページにわかりやすくリンクを張る
についてご提案させていただきます。
スタッフの想いを載せることにより検索順位が上がる?
2015年05月07日
サイト滞在時間を伸ばす5つめのテクニックは:【5】スタッフコメントを載せる
というものです。
ただ単に商品やサービスの説明、仕様、価格、お申し込み方法を載せる殺伐としたウェブページよりも商品・サービスを提供している企業のスタッフのコメントが載っているようがより魅入ってくれてサイト滞在時間が長くなることがあります。
スタッフコメントを載せる場所は商品・サービスの案内ページでも良いですし、別ページで新規作成してそこに商品・サービスの案内ページから目立つようにリンクを張っても良いです。
では一体どのようなコメントをどのような立場の人が提供出来るのでしょうか?
主に3つあります。
1、デザイン性が重要な商材の場合はデザイナーのデザイン意図や想いを書く
最近のIT業界の潮流の1つはデザインに重要性を置くスタンスをとる企業が増えてきている事です。
その代表的な企業がアップルです。
パソコンや音楽プレイヤーはデジタルデバイスというその特性のため誰でも部品を調達して作れます。
そうなると結局どこで差がつくかというとデザイン力です。
そのことに早くから着目したのがアップルのスティーブジョブズ氏とそのデザインリーダーであるジョナサン・アイブ氏です。

アップルのサイトの随所にはジョナサン・アイブ氏の新商品デザインに対する想いが文章、画像、動画などで散りばめられています。
デザインでしか差別化が出来ない、客単価アップが出来なくなってきているデジタルデバイス業界で勝ち抜くためにはデザイナーがもっともっと表に出てこなくてはならないということを教えてくれています。
デザイン力が重要なのはウェブデザインの世界です。
中々見ることはありませんが、たまに見かけるウェブ制作会社のサイトにはデザイナーがどのような想いでそのサイトをデザインしたのか、彼らの顔写真とコメントが載っていることがあります。
少しでもデザイン力が重要だと思われる業界の方は今後はこうしたことをウェブサイトにどんどん出していき、サイト訪問者、見込み客のこころと時間を掴むことを目指して下さい。
2、技術力が重要な商材の場合は、技術者の制作意図や想いを書く
技術力が重要な商材の場合にも同じことが言えます。
どのような試行錯誤を経てその製品を開発したのか、その開発物語を載せたり、開発者、技術者の想いを載せるようにしてください。
アップルが一時期見本にしたと言われるソニーやVAIOのサイトにも随所にそうした技術者の顔写真や開発の想い、エピソードが載っていることがあり、それにより高級感が出てきたり、「欲しい」と思わせる工夫が見られます。
3、サービス提供者の想いを書く
デザイナー、技術者以外にもサービス業の場合は、現場のスタッフ、店舗スタッフが日々どのようにお客様に接しているのかを恥ずかしがらずに言葉にして現場での笑顔の写真、懸命に働いている写真と一緒に添えれば見込み客が共感してくれてサイト滞在時間が増えるだけではなく、売上アップに貢献するはずです。
こうした商品・サービスに携わる人々の想いが文字、画像、動画などによってウェブサイトに加わることによって初めて「いのち」が吹き込まれ、それに触れる人々に行動を促すことが出来るようになります。
ウェブサイトに限界はありません。
もっともっと御社の気持ち、人々の心を吹き込んでください。
それが終わった時に世界で1つしかない素晴らしいウェブサイトが出来るはずです。
次回はサイト滞在時間を伸ばす6つ目の工夫
【6】ユーザーレビューを載せて共感してもらう
についてご提案させていただきます。
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