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2015年01月26日

パンダアップデート対策2:コンテンツのオリジナリティー

2015年01月26日
今回は、パンダアップデート対策の二つ目としてコンテンツのオリジナリティーという問題に対して解説をしたいと思います。

SEOにおいてもっとも重要なコンテンツというのは、文字コンテンツです。いわゆるページの中に書いてある文章の部分です。

例えば、「墓石 東京」という言葉で検索します。そうしますと、私のクライアントのAさんのサイトが、検索結果の1番に出てきます。

この方のサイトは、以前パンダアップデートでペナルティーを与えられて、検索順位がかなり落ちていましたが、現在は色々と対策したことによって自力で復活しました。

また、「墓石 東京」だけではなく、「墓石 大阪」や「墓石 埼玉」など、いろいろな都道府県名で検索すると、ほとんど1位表示されるようになりました。そして、お客さんからの問い合わせや、反響も復活したそうです。

では、この方の場合をコンテンツのオリジナティーという面で見てみます。

対策をする以前はどのようなサイトだったのかというと、ページの左側くらいか、中央に、足立区や荒川区や板橋区などと書かれていました。つまり地域名です。

この地域名というのは、コンテンツ、あるいはオリジナルコンテンツといえるかというと、これはいえません。

ただ単に足立区や荒川区などと書くのは、小学生でも書けることです。頭を使わなくとも、どこかの荒川区や足立区などと書いてあるホームページからコピーして貼りつければ誰でも作れます。あるいはソフトウェアを使って、自動的に作ることもできるかもしれません。

つまりこれは、オリジナルコンテンツとはいえません。

ということで、このような地域名の羅列や単語の羅列というのは、オリジナルコンテンツではありませんので、そのようなコンテンツばかりしかないページの方は2012年くらいから、ほとんど調子が悪くなってきているはずです。つまり順位が落ちているはずです。

次に広告欄です。

○○○石材株式会社、株式会社○○○というように広告文があるとします。そこに書いてある文章というのは、このページだけのコンテンツとは限りません。

もしかすれば、このサイトのほかのページにも同じ広告が貼ってあるかもしれません。それどころか、このサイト以外のほかの石材店を紹介するサイトにも、ほぼ同じような形の広告文が載っているかもしれません。

ということはこれもオリジナルコンテンツとはいえません。つまり単語ではなく、文章であるからといっても、オリジナルとは限らないのです。

では、それをどのようにしてチェックするかです。ご自分の目標のページに書いてある文章がオリジナルであれば、SEO的にも評価が高くてパンダアップデートでも処分されませんが、それを測定する方法があります。

とても簡単な方法です。測定したい部分をコピーします。およそ、最大4行くらいコピーします。例えばこの方であれば、ここに書いてある文章をコピーして、そしてGoogleの検索のボックスに入れて検索します。(Googleツールバーをブラウザに設置してそのキーワード入力に数行の文章を入れます)

そうすると、Googleの検索のボックスに入れた文章が太字で連続して出てきます。同じドメインのページも表示されましたが、違うページですのでオリジナルではなかったということになります。

次にサイト内にある地域名で北区というところから足立区というところをコピーしてGoogleで検索します。そうすれば、郵便局が1番に表示されます。2番も郵便局、ほかにはWikipediaやスポーツクラブなど、この日本のなかでは、そのような言葉が出ているサイトが数万以上もあります。先ほどのページは出てきません。オリジナルではないからです。

結局、この方のサイトどのようにして復旧したか、ということですが、このオリジナリティーがほとんどないページの下に、東京都の人からこれまでいただいた質問を匿名にして、100文字ずつくらい掲載しました。

これらは完全なオリジナル文で、ここにしかないはずです。少し検査をしてみます。

検査の方法は測定したい部分を3行、あるいは4行くらいコピーして、そしてGoogleで検索します。

先ほど私が地域名をコピーしたページが、きちんと一番に出てきました。これは完全オリジナルという意味です。

以上が、パンダアップデートで処分されないためのコンテンツのオリジナリティーのお話でした。

まとめますと処分されないためには、単語の羅列やほかのページに書いてあるようなことを書いても効果はなく、むしろ逆効果です。

文章を3行から4行くらい選択、コピーしてGoogleで検索をしたときに、自分のサイトの選択した文章のあるページが1番に表示されればいいのですが、そうではなくて、他のサイトが出てきたら、それはオリジナリティーが低い、ということです。

そのような場合は、対策としてオリジナル文章を追加します。先ほどの墓石サイトの例ですと、その地域の人の立場の質問を5つくらい追加して検索順位が復活ました。

みなさんも、早速ご自分のページで少しでも疑いがあるところをコピーして、同じようにチェックしてみてください。そしてオリジナリティーが低いと思ったならば、質問だけでもいいですから、挿入してオリジナルコンテンツを追加してみてください。

パンダアップデート対策3: ドメイン内のコンテンツ重複
https://www.web-planners.net/blog/archives/000010.html
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