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2017年11月

たくさんの地域名で上位表示するにはどうすれば良いのか?

2017年11月18日

最近増えている相談で「たくさんの地域名で上位表示したい」というものがあります。

例えば、大阪を本拠地にしている企業が「XXXX 東京」で上位表示したいとか、埼玉を本拠地にしている企業が「XXXX 東京」で上位表示したいというものです。

どうすれば希望の地域名で上位表示したいかは地域ビジネスをしている企業の方の共通の願いだと思います。

この目標を実現するためには一言で言えば「その地域でのプレゼンスをGoogleに示す」ということです。

プレゼンスというのは「存在する」とか「存在感」という意味です。

上位表示を希望する地域でのプレゼンスをGoogleに示すには少なくとも5つの効果的な方法があります。
実際には小手先のテクニックも含めればもっとありますが、Googleはご承知のようにそうした表面的なテクニックを見破ります。
そのため本質的で正当な方法を今回からご紹介したいと思います。

今回はその1つ目の方法である:

1、その地域のお客様のからの相談事例、成功事例、現地企業紹介ページを増やす

について解説します。

この「その地域のお客様のからの相談事例、成功事例、現地企業紹介ページを増やす」という方法は希望の地域名で上位表示するための最も簡単な方法です。

例えば、埼玉を本拠地にしている治療院が「腰痛治療 東京」で上位表示を目指すためにすぐでに出来ることは、これまで東京から来てくれた患者さんの声を「東京都北区 会社員 男性」などとその人の在住地域名を含めてお客様のからの相談事例、成功事例としてページ化することです。ここで気をつけなくてはならないのは、東京北区のお客様の声は東京北区専用ページに掲載し、東京板橋区のお客様の声は東京板橋区専用ページに掲載することです。

このように同じ東京都内の区でも、区毎にページを作り、それぞれの区のページにはその区に在住するお客様の声を載せることにより、「腰痛治療 東京北区」だとか、「腰痛治療 板橋区」で先ず上位表示を達成しやすくなるからです。

そしてそれら検索数が少なくあまり魅力的に感じないかもしれないキーワードであってもとにかく上位表示させることによって中長期的には東京都内の地域名での流入がGoogleから発生しているということをGoogleが認識してくれて、その実績が増せばますほどGoogleは東京都内にプレゼンスがある治療院だということを認識してくれるようになります。

ここでどうしても理解していただきたいことは、東京で上位表示するには、東京という広域で難易度の高いキーワードをいきなり狙い執着するのはなく、いったん冷静になり東京の中になる区の名前や赤羽だとか、田端だとかより細かな地域名での上位表示の実績をつくることです。



あせらずに、まずは細かな地域名での上位表示を目指すようにして下さい。その実績がかならずGoogleに評価される時が来ます。

ただ、そう簡単に遠方の地域のお客様の声は入手出来ないはずです。入手するためにはチラシが有効な業界の場合はその地域にチラシをまいたり、SNSが効果がありそうな業界ならFacebook広告などを使いピンポイントでその地域在住のユーザーに的を絞って広告を出すことが有効です。また、リスティング広告を出している企業ならその地域在住のユーザーに的を絞ってリスティング広告を出すことを検討して下さい。

また、これらをすることが出来ない場合は、これまでお問合せフォームでいただいたご質問、ご相談を特定の地域在住の方からの相談事例として載せることも考えてみて下さい。

掲載できるのは人だけではありません。B2Bの業界の場合なら、取引先紹介ページを細かな地域名毎に作成して単に社名や住所連絡先を書くだけではなく、先方を丁寧に紹介する文章を掲載すれば企業秘密を漏らすことなく、コンテンツを増やすことが可能です。

Googleは小手先のテクニック、表面的なテクニックを見破ります。ぜひこうした実のある地域コンテンツを御社のサイト内に増やしてみて下さい。

次回は:

2、その地域での活動を増やす

という方法について解説します。

何故、文字数が少ない地味なページが上位表示することがあるのか?

2017年11月11日

クライアントさんや会員さんからいただく質問で最も答えることが難しい質問があります。それは「何故あの地味なサイトがうちのサイトより上位表示しているのでしょうか?」というものです。

それらのページはほとんどの場合、400文字から500文字程度の文章しか書かれていないページです。

最近のSEOの傾向としては、文字数は2,000文字、4,000文字、6,000文字とエスカレートしてきてブログで上位表示しているページの文字数などは最近では20,000文字を上回るものが増えてきているほどです。

しかし、私が質問を受けて目撃するページの文字数は極めて少ないのです。

2つの例をご覧下さい。Googleで「歯科医院 横浜」で検索してみて下さい。1位の歯科医院のサイトのページには250文字しか書かれていません。

その他は写真が4枚、地図が1枚だけです。サイト内の他のページへのリンクはヘッダーに5個、左サイドメニュー3個、フッターにはありません。

非常にシンプルな作りのためページの高さはとても低くなっています。最近はたくさんの文字と画像を載せるページが増えておりそれらのページの高さは何メートルもの高さになってきているのとは対照的な低さです。

もう1つ事例をご覧下さい。Googleで「坐骨神経痛 原因」で検索すると1位表示されているサイトです。

このページも非常にシンプルで地味な作りで文字数は1805文字です。
一見この数値は多いように感じるかもしませんが、この検索キーワードでの2位のページは8,039文字、3位のページは2,422文字で関連ページはリンクがたくさんあります。

サイト内にある他のページへのリンクの数は、本文下にあるフッターから トップページへ戻る というリンクが1個しかありません。

こうした文字数が少ない地味なページが上位表示するのには次のような条件に当てはまる時がほとんどです:

1、検索キーワードの意味のままのコンテンツになっている
→ 「歯科医院 横浜」で1位のページは、どのようなコンテンツがあるのかというと:

・医院の特徴の簡単な説明
・住所・電話番号
・診療時間
・地図
・院内風景

だけです。

これらのコンテンツはまさに「歯科医院 横浜」の検索キーワードが意図する「横浜にある歯科医院のことが知りたい」というものに100%合致しているのではないでしょうか?

Googleで「坐骨神経痛 原因」で検索すると1位表示されているサイトのほうはどうかというと:

・坐骨神経痛とは?、坐骨神経痛の原因、坐骨神経痛を改善するためには という最もベーシックな説明だけをしている
・人体図が6個ある

単純に坐骨神経痛の原因だけを知りたいのなら検索結果ページにランクインしている他のどのページよりも検索意図を満たしていると言えないでしょうか?

2、関連性の低いページへのリンクが無い(あるいは、ほとんど無い)
→ 「歯科医院 横浜」で1位のページからは歯科医院のリンク集、アクセスマップ、トップページ、ご挨拶、治療方針、治療料金、歯科Q&Aにリンクを張っているだけであり、これも「横浜にある歯科医院のことが知りたい」という検索意図にストレートに答える詳細ページへのリンクだけになっています。

通常の歯科医院のサイトだと具体的な診療科目の詳細ページ、例えばインプラント、矯正、入れ歯、歯周病、ホワイトニングなどのページへのリンクを張っていることがほとんどですが、それらは確かに「歯科」のことではありますが、「歯科医院」の「医院」の部分の説明ではありません。

つまり「歯科医院 横浜」の検索キーワードが本当に意図するものは「横浜にある歯の治療をしてくれる"医院"のことが知りたい」というように「医院」そのもののことであり、「医院」そのもののことをピンポイントで説明したコンテンツにすると上位表示する可能性が高まるということです。

もう一つの「坐骨神経痛 原因」で1位のサイトはフッターから トップページへ戻る というリンクが1個しかありませんのでこれも関連性が低いページへのリンクがほとんど無いと言い切れます。

3、ページが作られた時に競争がほとんどなかったので累計クリック数が他社のページよりも多い
→ これら2つのサイトの大きな特徴が古いデザインのサイトだということです。このデザインは4年から10年くらい前のデザインですので、古くから存在していたということが言えます。

そして古くから存在していたということは、推測になりますが、それだけ当時はコンテンツを無料で提供するというコンテンツマーケティングが流行していなかったので現在ほど競争率が高くなかったはずですので、それだけGoogleの検索結果ページ上でクリックされておりアクセスを稼いでいたはずです。

Googleは検索結果ページ上でどのサイトがどれだけクリックされているのかをずっと計測、集計しており、その数が多いものやクリック率が高いサイトは検索キーワードとの関連性が高いと認識して上位表示する傾向があります。これもこれら2つのサイトが上位表示している原因の1つのはずです。

4、質が高いサイトからリンクされている
→ 最後に念のため外部サイトからこれらのサイトへのリンクが多いから上位表示しているのではないかと思い、マジェスティックSEOという有料の被リンク分析ツールでリンク元を測定すると:

「歯科医院 横浜」で1位のサイトの被リンク元は:
・被リンク数= 9サイト
・被リンク元サイトのテーマ= 9サイト全てが歯科医院関連サイト

坐骨神経痛 原因」で1位のサイトの被リンク元は:
・被リンク数= 4サイト
・被リンク元サイトのテーマ= 4サイト全てが医療関連のサイト

というように数が多くはありませんが、被リンク元のテーマは完全に関連性が高いものばかりでした。

以上が、何故難しいキーワードなのに文字数が少ないページがGoogleで上位表示するのかの原因についてです。

もちろんこれらが全てだとは言い切れないでしょうが、主要な理由のほとんどはこれら4つのポイントのはずです。

では私達サイト運営者はどうすれば良いのでしょうか?それは・・・

(1)検索ユーザーが意図しているものには何か?つまりどんなコンテンツを見たがっているのかを推測して、そのことだけを書いたページを作る
→ それ以外は全てノイズだと割り切って極力それらノイズを極限まで減らす!

(2)関連性の高いページへのリンクばかりにする
→ それ以外は全てノイズだと割り切って極力それらノイズを極限まで減らす!

(3)思い立ったらなるべく早くページを作り、Googleの検索結果ページ上での累計アクセス数を増やす
→ さらに、検索結果上に表示された時にユーザーにクリックしもらいやすくするために検索結果上に表示されるタイトルタグやメタディスクリプションには事務的、無機的な書き方ではなく、クリックしたくなるようなインパクトのある書き方に改善する

(4)数は追わなくてよいのでとにかく関連性が高い他人のサイトからリンクを張ってもらうよう心がける
→ そのためには情報の信憑性を担保する書き手のプロフィール、ライティングの質、営業情報を書かずに一心に無料情報提供のみを心がける。そしてリンクを張ってくれそうな個人、企業を知っていたらリンクを張ってくれるように働きかける。(ただし、Googleが禁じる広告としてのリンクではなく、推奨、参照のためのリンクのみ)

今後、不思議なサイトを見かけたらこうした視点で観察してみてください。そしてそれらのサイトと自社サイトを比較して余分なものは削ぎ落として、必要なものを追加するようにして下さい。

そうすれば、検索ユーザーが見たいと思うサイト作りが出来る確かな実力を持つことが出来るはずです。

Google上位表示に必要な「被リンクを集めるための3つのスキル」

2017年11月04日

現在のSEOの世界ではコンテンツの充実、サイトスピードの高速化、SSL化、モバイル化、ユーザーエンゲージメントを高めること、トラフィックを増やすこと等が主流の話題になっています。

そのような中で絶対に忘れてはいけないのが被リンクを獲得することの重要性です。

どのように内容が素晴らしい情報を発信しても信頼できるサイトからリンクを張ってもらわなければ簡単なキーワードで上位表示できたとしても競争率の高いビッグキーワードで上位表示をすることは困難です。

企業サイトや個人サイトが被リンクを獲得するには次の3つのスキルのうちどれかが求められます:

1、情報発信力
→ 役立つ情報を自社サイト上やブログで発信することにより、それに価値を見出した人が自発的にリンクを張ってくれるものです。これを実現するには長年の試行錯誤を繰り返しニーズの高い情報を探り当ててそれを発信し続ける忍耐強さ、長期的な取り組みをする知力、体力が求められます。
このスキルを高めるにはニーズの高い情報は何か仮説を立てて、アクセス解析ログやSNSのいいねの数、シェア数等を見ながら検証すること、競合他社が発信している情報の観察も必要です。

2、無料サービス提供力
→ 無料で楽しめるゲーム、プログラム、動画、画像、その他サービスの提供と継続的な改善、作成した後の告知活動等が求められます。

3、人脈力
→ 人脈力には2種類あり、それらは:

(1)企業としての人脈

(2)個人の人脈

の2つです。

今回特に強調したいのがこの:

(1)企業としての人脈

(2)個人の人脈

重要性です。

(1)企業としての人脈
先日、あるクライアントさんが検索順位が2ページ目の上のほうで、あと一歩で1ページ目にランクできそうだという相談がありました。
その企業のWebページを見るとかなり内部的に充実しており、コンテンツも十分あり、Hタグの使い方やキーワードの分布もかなり充実していました。
プレスリリースも定期的に出しているためニュースサイトからのもリンクされており被リンクは十分では無いかと思ったのですが、検索結果1ページ目に表示されている競合サイトの被リンク元を被リンク分析ソフトで調べたら一つの重要な事に気が付きました。

それは検索結果1ページ目に表示されている競合サイトは彼らのサービスを販売している代理店企業からリンクを張ってもらうことを義務付けている点でした。その一方で、私に相談をしてくれた企業のサイトはそうしたことはしていないということがわかりました。守秘義務があるのでこの場では詳しいジャンルはいえませんが、その企業が取り扱っているのはセキュリティー関連のサービスです。

ある程度知名度がある企業の被リンク元を調べると必ずといって良いくらい見かけるのがこうした代理店企業からのリンクです。自社のサービスが社会的にある程度有益なものであれば、そのサービスを取扱という企業は何社かはあるはずです。自発的に代理店、取扱店を募集、勧誘すれば多数見つけることも出来るはずです。

そうして自社サービスの代理店、取扱店が見つかったら強制的ではないにしても、彼らのサイトからリンクを張ってもらうためのバッジ画像を作り、リンク先も案内すれば何社かは自社の取扱いサービスの充実度をPRするためや、そのサービスの売上を増やすためにリンクを張ってくれる可能性がかなりあります。

心当たりのある企業の方はすぐにでも、自社サービス・商品を取り扱ってくれている代理店、取扱店の担当の方にリンクを張ってもらうためのバッジ画像とリンク先を案内してみて下さい。それだけでかなり質の高い被リンクを獲得出来るようになるはずです。

Googleが質が高い被リンクと判断するのは関連性の高いサイトからのリンク、真面目な活動をしている企業サイトからのリンクです。

(2)個人の人脈
個人の方は、代理店、取扱店を探すことは難しいはずです。しかし、自分が作った作品(文章、画像、動画、ソフトウェア、テンプレート、音楽、ゲーム等)を紹介したいと思ってくれる人や企業を見つけることは不可能ではないはずです。

特定のジャンルの作品を紹介するサイトやブログを運営している人が世の中にはいるものです。ただ、彼らと面識がないのにいきなりメールを送って「あなたのサイトで紹介して欲しい」というのでは殆どの場合相手はこちらのことを知らないので迷惑になるはずです。

ではどうすれば良いのかというとそうしたジャンルに関心を持つグループや団体のメンバーになったり、彼らが集うイベントに出向いていけば素晴らしい縁に巡り会える可能性が拓けるかもしれません。

(1)企業としての人脈

(2)個人の人脈

という人脈力が企業と企業、人とひととの信頼関係に基づいた強固な関係を作り上げ、それが被リンクという形に現れるのです。

Googleが求めているのはまさにこの信頼関係の証明なのです。そしてそれはデジタル世界だけでは決して生まれるものではなく、リアルの世界で生まれるのです。

少しでも心当たりのあるものを持っている方はすぐに行動を起こして下さい。必ず質が高いリンクがいくつも得られるようになるはずです。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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