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上位表示のヒント
ウェブページの信頼性はどうすれば高まるのか?
2015年04月22日
ユーザーが検索結果ページに直帰する5つ目の理由として考えられるのが・・・【5】情報の信頼性が不足している
という理由です。
検索ユーザーはGoogle等の検索エンジンを利用して自分が探している情報を得ようとしてます。
どのような情報なのか、その基準の一つは信頼性が高いかどうかという点です。
インターネットの良い面でもあり、悪い面でもあるのは誰でも情報をアップすることができる事です。
このことはアップされている情報が必ずしも全て信頼出来ないという問題を生みます。
今日の新聞報道でも「グーグル地図、書き換えいたずら「善意の仕組み」突かれる ネット利用者が情報提供」2015/4/22 3:30日本経済新聞 朝刊というのがあり、でたらめな情報をGoogle地図に書き込んでいる事が発覚しています。
こうした匿名で誰でも情報をアップできるインターネットにおいて私達のウェブサイトにある情報も検索ユーザーによって厳しい目で見られていることは確かです。
検索ユーザーの信用を獲得するためには自社のウェブページに信頼してもらえる情報を載せることが必要になります。
検索結果で御社のウェブページを発見して御社のウェブページにユーザーが来たとします。
その時ユーザーが要求するレベルに達しない信頼度の低い情報しかウェブページで見ることが出来なければユーザーはそのページを見たくなくなり、ブラウザーの戻るボタンをクリックして検索エンジンに直帰してしまうでしょう。
自社のウェブページを信頼してもらえる情報にするために次のことを検討して下さい:
(1)作者名を書く
誰がその情報を提供しているのか、情報提供者の個人名、または社名を明確にサイトのどこかに載せる。
コンテンツの作者を実名、フルネームで記載して所属組織名や肩書をはっりと書く。
より徹底したい場合は個人で開いている作者のFacebookやGoogle+にもウェブページからリンクを張ることです。
(2)作者の略歴を書く
肩書や所属、実名だけではなく、作者がその情報を発表するに値する経験や実績をもっているのかを過去に遡って略歴、プロフィールという形でウェブページのどこかに書く。
(3)情報ソース名や情報ソースへの外部リンクを張る
情報の信憑性をアピールするためにデータソースを明確に載せる。
情報の出元を明らかにする。有名企業、団体、政府発表などの情報を追加する。
(4)データを見せる
表や、グラフなどを用いて主張の根拠を明示する。
これらのうち全て、あるいはいずれかを実行するだけで格段に御社のウェブページの信頼性は上がり直帰率を下げる対策になるはずです。
(5)所属団体、所属組織のロゴを張る
実績があまりない作者でも所属する団体に実績があればそのロゴを張ることにより作者の社会的信用性はある程度確保出来るでしょう。
(6)SSLを導入する
SSLを導入するためには、その企業が実在するか調査されて審査に合格する必要があります。
そのためSSLの認証ロゴを張ることも企業としての信用度を上げる上でプラスになります。
次回の記事では
【6】情報が古い
という問題と対策について提案させていただきます。
あなたのページの完成度はどの程度高いか?
2015年04月21日
ユーザーが検索結果ページに直帰する4つ目の理由として考えられるのが・・・【4】完成度が低い
という理由です。
完成度が低いというのは、ユーザーが期待したレベルより完成度が低いウェブページを見た時に起きる問題です。
ウェブページの完成度というのは様々なものがあります。
(1)未完成
最近はほとんど見かけなくなりましたが、「工事中」というウェブページが昔はよくありました。
ページはあるのに文章や画像が無くてただひたすら「このページは工事中です。近日公開します」
などと書いているページです。
そこによく工事現場の方のイラストが謝罪をさせられているイラストがありましたが最近は見かけなくなりました。
工事中のウェブページはSEO対策においてもユーザーにとっても悪です。
中身がないのにページだけ作るとういのはユーザーにとっては時間の無駄ですし、御社にとっても直帰率を上げてサイト全体の検索順位を落とす原因になるので避けて下さい。

(2)情報の欠落
誤字脱字や画像の表示ミスが少しでもあると完成度が低い、信用出来ないとユーザーは思い直帰する可能性が高まります。
表示されない画像が1つ、または複数ある「壊れているページ」は修理して下さい。
誤字脱字を防止するために再確認を徹底して下さい。
(3)手抜き
誰もが限られた時間の中でウェブページの作成を行っていますが、自分がいくら忙しいからといって手を抜いたプレゼンテーションをするのは避けて下さい。
本来なら画像があったほうが伝わりやすいのに画像が無かったり、1000文字くらい書かないと伝わらないメッセージなのに数百文字しか書かないというのも手抜きです。
サテライトサイトなどで良くある手抜きは画像が全く無い、いかにも文字情報だけをアップしてSEO対策のことだけ考えたような適当に作ったようなサイトです。
そうしたウェブページを持っている方は今からでも遅くないのでグレードアップをして本気感を出して下さい。
(4)レイアウトが壊れている
ブラウザによってはレイアウトが崩れている「壊れているページ」を見かけることがあります。
IEで見たら問題なくても、Cromeで見ると崩れていたり、MAC環境で見ると微妙にレウアウトのズレがあるなどということも悪い印象をユーザーに与えることになります。
全てを完璧にするためにはMacを購入してBootstrapを追加Windowsをインストールすることです。そうすれば1台のパソコンでWindows環境も、Mac環境も実機チェックが出来ます。
(5)メルマガバックナンバーページ
メルマガのバックナンバーページが検索結果で上位表示することがあります。
そしてそこから検索ユーザーがバックナンバーページを見に来ることがあります。
しかし、多くの場合は直帰率が100%だったり、非常に高くなります。
考えられる原因はメルマガのヘッダー装飾があると中途半端な古い情報だと思われることです。
特に古い年月日、号数が書かれていると新しい場合は良いのですが、何年も前の日付だと古い情報だと即断されて直帰される可能性が集ります。
そうしたことを防ぐための対策としてはメルマガのヘッダー装飾や、解除の手続きのことなどを全て削除すること。
そして重要部分をコラム化、Q&A化することです。そうすることによりノーマルなウェブページとして蘇ることが可能になります。
(6)文字しか書かれていなくて堅苦しい
「読む」ページではなく、「見る」ページに改善することが重要です。
そもそも私達の日常会話で「ホームページを読んで下さい」だとか、「ねえねえ・・・あの会社のホームページ読んだ?」という言い方はほとんどありません。
むしろ「ホームページを見て下さい」だとか、「ねえねえ・・・あの会社のホームページ見た?」というように「見る」という言葉を使うのです。
「見る」ウェブページにするためには・・・
・写真、イラストを挿入する
・表やグラフを挿入する
などの工夫をしてください。
(7)文章が読みづらい
「見る」ウェブページは理想ですが、テーマによってはどうしても文章を読まなくてはならないケースも多々あります。
その場合の工夫は・・・
・フォントを大きいサイズに変更する
・フォントを目に入りやすい濃い色に変更する
・大見出しを大きくして一瞬でユーザーが探し求めていた情報だと判断してもらえば下に読み進んでもらえるようにする
・本文の行間をあけて読みやすくする
・意味段落の上に小見出しを色違いの太字で挿入して大見出し、小見出しだけを目でスキャンするだけでページ全体で伝えたいことがすぐにわかるようにする
などの工夫を検討して下さい。
以上が【4】完成度が低い という問題を解決するための対策です。
出来るところから着手して下さい。
次回の記事では
【5】情報の信頼性が不足している
という問題の解説と解決方法を提案させていただきます。
SEO対策とウェブデザインはクロスオーバーする
2015年04月20日
ユーザーが検索結果ページに直帰する3つ目の理由として考えられるのが・・・【3】違和感がある
という理由です。
これはユーザーが期待した雰囲気とは違うウェブページに来た時に起きます。
例えば、美容関連のキーワードで検索して訪問したユーザーはどのような雰囲気を期待するのでしょうか?
美しさを提供するサイト自体ある程度の美しいデザインが求められます。
にも関わらず文章ばかりで画像がほとんど無いというのでは良くありません。
どのように美しくなれるのか、そのビジョンをデザインによって示すべきです。
「リフォーム 東京」で検索したユーザーはどのようなウェブページを期待するのでしょうか?
施工事例や、施工前・施工後のいわゆるビフォーアフターかも知れません。
しかもその数は1件だけで良いのでしょうか?
何件も何十件もランディングページにあったほうが夢中になってページを読み進んでくれるでしょう。
数さえ多ければ良いのでしょうか?
いいえ。汚い写真ではなく、綺麗な写真、ちっぽけな写真ではなく、大きな写真、曇の日に撮影した写真ではなく、晴れた日に写された綺麗な写真を、ゴミ箱やエアコンの室外機が写っている写真ではなく綺麗な植木や花が咲いている家のほうがベターでしょう。
学習塾のサイトはどうでしょうか?
おどろおどろしい情報商材を販売しているようなサイトの雰囲気で良いのでしょうか?
AKB48の女の子のような写真が散りばめられたウェブページと学問ではイメージはかけ離れているのではないでしょうか?
整体院のサイトはどうでしょうか?
いきなり自然治癒力に関する持論を非常に難解な日本語や英語等などで展開するのは適切なのでしょうか?そのようなものをユーザーは求めているのでしょうか?
直帰を防ぐことが1つのSEO対策になる時代が来ました。
直帰されないためにはユーザーが求める雰囲気を予測して、それを表現するウェブデザイン力が求められます。
SEO対策とウェブデザインがクロスオーバーするようになって来ているのです。
次回の記事では
【4】完成度が低い
という問題と対策について提案させていただきます。
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