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カテゴリー: スマートフォン集客・モバイルSEO

【重要】Googleが再度モバイルファーストインデックス導入の延期を発表!年末か来年初頭まで延期

2017年04月07日

先週のニュースに続き、今回もGoogleが再度モバイルファーストインデックス導入の延期を発表しました。
(モバイルファーストインデックスが実施されるとGoogleはモバイル版サイトの内部を評価してモバイル版Googleの検索順位だけではなく、PC版Googleの検索順位を決めるようになります。これにより非常に大きな検索順位の変動が予想されます。)

Google hopeful the mobile-first index will launch by year’s end
But Gary Illyes says it might not go live until 2018.
『Googleが年内中にモバイルファーストインデックスの導入を望んでいると発表。しかし同社のゲイリー・イリーズ氏は来年2018年までは無理だろうと発表』

Search Engine Land 2017年4月6日

これはGoogle社のウェブマスタートレンドアナリストのゲイリー・イリーズ氏がボストンで開催されたNext10x Conferenceというモバイルデジタルマーケティングのカンファレンスで正式に発表したことを伝えるものです。

このニュースによると:
(1)モバイルファーストインデックスの導入は当初の予想よりも困難
(2)年内一杯には導入したいが恐らく完全な形では無理だろう

ということです。

小さなソフトですらちょっと改善するのには半年くらいはかかることが多いのに、世界最大規模の検索エンジンであるGoogle検索というソフトを昨年末の発表から3ヶ月程度で本当に大規模な変更が出来るのか疑問視していた方は多かったと思います。
そうしたことからもある意味当然と言っても良いのが今回の導入延期のニュースだとも言えます。

これまでの海外ニュースの報道によると導入が困難な理由の1つはPCサイトとモバイルサイトを別々のURL、例えば:

【PCサイト】
http://www.suzuki.com


【モバイルサイト】
http://www.suzuki.com/sp/


というように分けているところが多いため、PCサイトにリンクを張っているサイトがあっても、モバイルサイトにはリンクを張っていないサイトが多いので、被リンク元の数というGoogleの検索順位決定要因の重要な部分の計算が上手くいかないこともあるということです。

下の図はGoogleがどのような基準でサイトの検索順位を決めているかをOpen Umbrella社が調査したデータです。



ご覧のように最も大きな順位決定の要因は「Links:30%」というようにリンクだということであり、しかも100%のいち30%も占めるということです。

Googleが発表しているものではなく1企業が独自調査したものなので1つの参考データでしかありませんが、他社の調査結果でも同じように検索順位決定要因のNo.1は外部サイトからの被リンクの数とそれらの質だということが言われています。

恐らく、Googleはモバイルファーストインデックスを導入する時には、モバイルサイトが外部サイトからリンクされていなくても、その企業のPCサイトが外部サイトからリンクされていればモバイルサイトの被リンク元としても評価してもらえるようになるとは思います。

しかし、これは楽観論でしかなく、実際にはどうなるかは分かりません。万が一のためにPCサイトとモバイルサイトのURLを

【PCサイト】
http://www.suzuki.com


【モバイルサイト】
http://www.suzuki.com/sp/


というように分けるのではなく、

【PCサイト】
http://www.suzuki.com


【モバイルサイト】
http://www.suzuki.com


というように同じURLで運営したほうが良いでしょう。

この事は何年も前からGoogleが公式サイト上で推奨していることです。




PCサイトとモバイルサイトのURLを全く同じにするにはレスポンシブWebデザインという画面の幅によってレイアウトが液体のように伸縮する作り方か、ユーザーがPCユーザーか、スマートフォンユーザーかによってそれぞれPC用のレイアウトとスマートフォン用のレイアウトでページを出力する動的配信という作り方が無難です。

御社のサイトも現在レスポンシブWebデザインか、動的配信という作り方で無い場合は早急にどちらかの形でモバイルサイトを作り直した方が得策です。

ぜひ早急に検討し対応して下さい。そして年末、あるいは来年始めのモバイルファーストインデックスが導入されても何の悪影響も受けないことを徹底して下さい。

【関連記事】
モバイルファースト時代に備えろ!モバイルサイトは文字数が少ないても良いのか?
モバイルファースト時代のサイト内リンク数の注意点
モバイルファースト時代の外部ドメインへの発リンク

【吉報!】Googleがモバイルファーストインデックス導入時期の延期を発表!

2017年04月01日

Googleがモバイルファーストインデックスの導入を延期するという発表をしました。

Google’s mobile-first index is (still) months away
At SMX West, Google's Gary Illyes said the company is still experimenting with its mobile-first index and doesn't have an exact timeline for launch.
『Googleのモバイルファーストインデックスの実施は未だ数ヶ月先
SMX Westで、Googleのゲイリー・イリーズ氏はモバイルファーストインデックスの実験をしている段階であり、実施の日時は未定であると発表』
Search Engine Land 2017年3月23日)

これはGoogle社のウェブマスタートレンドアナリストのゲイリー・イリーズ氏がSMX WestというSEOのカンファレンスで正式に発表したことを伝えるものです。

モバイルファーストインデックスが実施されるとGoogleはモバイル版サイトの内部を評価してモバイル版Googleの検索順位だけではなく、PC版Googleの検索順位を決めるようになります。

これにより非常に大きな検索順位の変動が予想されます。

自社サイトの検索順位を落とさないためには従来のようにPC版サイトのページに対してSEO(検索エンジン最適化)をするのではなく、モバイル版サイトのページに対してSEOをする必要があります。

すでに私の周りの経営者の中には「自社のPC版サイトを見るのを止めました。どうしてもパソコンで自社のPC版サイトばかり見ているとモバイル版サイトのほうが一向に充実しないからです。」というような極端な人も出てきました。

確かに、パソコンで自社サイトをみてばかりいると自社のモバイル版サイトの改善は疎かになりがちになります。

パソコンでPC版サイトを見ながら「ここの部分にこの画像を張ってくれ」だとか、「この部分にこうした文章を書いてくれ」ということを社内のWeb担当者さんや外部のWeb制作会社さんに依頼することになります。

しかし、数カ月後にGoogleがモバイルファーストインデックスを導入したらGoogleはPC版サイトではなく、モバイル版サイトを検索順位算定のために見ることになります。

そうなったらいくら自社のPC版サイトの中身を改善しても検索順位アップやその維持には貢献しなくなります。

モバイルファーストインデックス時代に経営者やサイト運営者が備えるための最初のステップは、積極的にスマートフォンで自社のモバイル版サイトを見ることです。

そしてただ見るだけではなく、スマートフォンを使う見込み客の視点で自社のモバイル版サイトがPC版サイトと比べて遜色なく使えるサイトかを総点検して下さい。

今回、Googleは当初の発表よりもモバイルファーストインデックスの導入を延期しましたが、これはある意味、私達サイト運営者へのGoogleからのギフトだと思った方が良いです。

しかし、その時間というギフトはたった数ヶ月だけのものです。

スマホが壊れる程、データ使用量が毎月の制限を超える程スマホで自社サイト、ライバルサイトを見るようにして下さい。
そして自社サイトがスマホという画面が小さく、屋外などの快適では無い環境でもサイトを閲覧するユーザーの立場に立って快適に使えるモバイルファーストサイトになるように磨きをかけて下さい。

企業サイトにアクセスをもたらす送客力の高いソーシャルメディア「ベスト4」はどこか?

2017年01月14日
競合調査ソフトのSEOスコープを使い難関キーワードで上位表示しているサイトにどのソーシャルメディアから訪問者が流入しているかを調べると多くの場合、次の4つのソーシャルメディアが次の順位で登場することがわかりました:

1位:Facebook
2位:Twitter
3位:YouTube
4位:はてなブックマーク


の4つです。

次のデータはSEOスコープを使って調査した、難関キーワードである「転職」でGoogle上位表示しているサイトのソーシャルメディア流入データです:



さらに「賃貸」でGoogle上位表示しているサイトのソーシャルメディア流入データです。



ご覧のようにほとんどのサイトのソーシャル流入No.1はFacebookです。

Facebookは日本でも根付いていて、送客力が最も高いソーシャルメディアとしてその地位を確立しています。

Facebookユーザーの特徴は私のクライアント企業の状況を見ると多くの場合30代以上のユーザーが使っている傾向が高く企業経営者、マネージャークラス、ビジネスパーソンによる利用が非常に高い傾向がり、そうした層に商材を売りたい場合非常に有効なツールです。

そしてもう一つFacebookユーザーには特徴があります。それはほとんどのFacebookユーザーがスマートフォンユーザーであるということです。

Facebook社の決算発表によると「モバイルは今やFacebookの広告収入の84%を占めている。率としては第2四半期と変わらない。昨年同期にはモバイル広告の割合は78%だった。つまり同社は68億ドルの全広告収入のうち57億ドルをモバイル広告から上げていることになる。」(2016年11月03日 TechCrunch日本版)

というように広告売上の84%もがモバイル向け広告であり、それはそのまま80%近くのFacebookユーザーがスマートフォンユーザーであることを意味します。

これから本格的に始まる「モバイルファースト時代」に自社サイトの集客を成功させるため、モバイルSEOを成功させるための必須科目、最重要科目がFacebook活用だということは明らかです。

次にほとんどのサイトで共通なのが、Twitterからの流入が2位であることです。
Twitterは主に比較的若い人たちにこの日本では絶大な人気がり、そうした世代にリーチしたい場合の必須ソーシャルメディアであることがはっきりしてきています。
(参考:「若者はGoogleを使わずにTwitterで検索をする!?」
http://www.web-planners.net/blog/archives/000177.html

第3位が意外なことにYouTubeであることがほとんどです。
YouTubeは一時期大きな話題になりましたが、今や一過性の流行などではなく、ビデオソーシャルメディアとしての盤石な集客力を誇っています。

最後が第4位で、これが最も意外なのですが、はてなブックマークが送客力のあるソーシャルメディアとして日本で定着しました。はてなブックマークの特徴はユーザーのリテラシーが高く、影響力のあるユーザーが非常に多く、はてなブックマークにブックマークをされただけで一日に何千人、何万人がリンク先の自社サイトに見に来てくれるという例を私は何度も見てきました。

ソーシャルメディア活用は現代のWebマーケティング、PC版GoogleのSEO対策、そしてこれから本格的に始まるモバイル版GoogleのSEO対策の成功の鍵です。

しかし、多くの企業が未だその活用に本格的に着手していない、あるいはやってみたけれど大きな効果が得られなかったのでストップしているのが現実です。

それにはいくつか理由があると思いますが、理由の一つは「どのソーシャルメディアをどのように活用したら良いのかがわからない」というのがあるはずです。

しかし、この送客力のあるTOP4のソーシャルメディアを知ることによりどれを使えば良いのかははっきりしてきました。

もう迷う必要はありません。

そしてそれらTOP4のソーシャルメディアをどのように使えば良いのかはそれぞれのソーシャルメディアでライバル会社、目標とする会社の名前で検索して彼らがどのような記事を誰に向けて発信しているのか、そして自社サイトにどのようにリンクを張ってユーザーを送客しているのかを観察することが確実な方法です。

次回は、これらTOP4の第3位のYouTubeについて考えて見たいと思います。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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