認定SEOコンサルタント養成スクール募集案内

「教えるつもりで学ぶことで、学習効果を最大化できる」

東京校 第18期卒業生

10月から12月までの3ヶ月間、長いようで短い期間ではありますが大変おせわになりました。

今回の講座を受講する前の自分の姿を思い返しますと、今ひとつ「SEO」について自信のある意見を持つことができず、不安感があったのを覚えています。

なんとなくの感覚でサイト運営をしていましたが、個人のスキルで学べる知識の限界を感じ、何かないものかとgoogleのオーガニック検索を通して認定SEOコンサルタントについて知ることができました。SEO協会のサイトを拝見して、「SEOについて、自信を持って発言することができるようになれそうだ」という期待のもと受講を決めて、たくさんの知識を学ぶことが出来ました。

実際に3ヶ月の期間でギュッと詰めて学ぶ中で、期待通りの知識を身につけることが出来ました。ありがとうございます。

全体を通して感じたことが、以下のことです。

  • 「教えるつもりで学ぶことで、学習効果を最大化できる」
  • 「人に教えることで、自分が一番成長する」

「教えるつもりで学ぶことで、学習効果を最大化できる」

ただ単に知識を頭に入れていくのと、教えるつもりで学ぶとでは効果は雲泥の差でした。当然、教えるつもりで学ぶ方が学習効果は高かったです。

なぜそうなるのかと考えると、学んだことを反復する回数が圧倒的に多くなるからであるように思います。セミナーで得た知識に対して、「学んだことをもし自分が伝えるとしたら、どんな表現になるだろう…?」という自問自答を常に繰り返すことになるので、単純に知識について思考する回数が2回またはそれ以上になります。そうして何度も脳内で得た知識を反復するため、定着度合いも良くなるのだと感じました。

また、授業を聞く時にも言語上の「知識」だけでなく、伝え方についても意識が向くことに気づきがありました。例えば、表情や声色、トークの構成など非言語のプレゼンテーションに関する部分となります。

教えるつもりで学ぶことで、「自分ならどのように伝えようか?」という思考をするようになるため表現の仕方も吸収しようと考えるようになるのだと感じました。

「人に教えることで、自分が一番成長する」

覚えた知識を実際に人へ教えていく実地経験も同時並行で行なっていきました。そうすることで、上記のように学んだ知識によって脳内でイメージしていた教え方と、自分の持っているスキル・知識で行うことができる実際の指導とのギャップを知ることができました。そのギャップを埋めようとさらに工夫して考えるようになるので、知識の定着度は更に増した感じがします。

それらの経験を通して、知識というものはアウトプットして体感として身につけていくことができるものだということが分かりました。

また、教える際には、相手によって教え方を変えられるようにすることも大事であることを学びました。

例えば、サイト構築に関する”用語”が分かるか、分からないかでお伝えする言葉も十分吟味して教えていかないと、相手には伝わらないことがわかりました。

相手にとっては、頭のなかに無い用語が流れてくるだけで非常にストレスとなるのだろうなということを感じました。それによって相手の集中が途切れてしまわないように、難しい用語や説明となる部分はなるべく相手の経験したことがある「例え」を用いて説明していくことが大事であることを実感しました。例えば、「サーバー・ドメイン・ワードプレス」の関係を「新規ケータイ契約会社・Eメールアドレス・ラインアプリ」などと例えてみたり。例えてあげることで理解度が明らかに変わるなと、相手の表情からも感じることができました。

さらに、伝えたいことをできるだけビジュアルで表現することがコミュニケーションエラーを防ぐために有効だということを学びました。コンサルティング実習で、言葉だけでは伝わり辛いことも、実際に画面を見せたり図表を作成したりすることでスムーズに意思疎通ができることを実感したことがきっかけです。

その後、自分が人へ教える際にも、なるべくビジュアルでお伝えすることでコミュニケーションエラーがグッと減りました。SEOはアートであるという言葉がありましたように、このような文系的なセンスが不足していたため、この気づきはとても大きな収穫でありました。こちらは自分の課題の1つであると思っています。

これらの結果として、コンサルティングとしては長く契約を続けてもらえなければ意味がありません。契約を続けてもらうためには、クライアントに多くの目標を与えること、SEOの最新知識を提供し続けることが重要であることを学びました。

イメージとして、クライアントにとって「あなただから」という指名をもらえるように接していくのがコンサルティングとして持つべき姿であるのかなという印象です。

目標をたくさん与えていく時も、SEOの最新情報をお伝えする時も、最初の対応が命運を分けると感じています。最初に与えた印象がその後も変わり辛いのは一般的に初めて出会った人に感じる印象でも同じことが言えると思います。それだからこそ、コンサルティングでは特に、最初からエンジン全開で「この人は違うな!」と思ってもらえるようなクオリティを意識することが大事であると感じています。途中で対応の仕方を変えてしまうと「イマイチ信頼にかけるな…」とクライアントに不審感を与えてしまうように思いますので。

これからの自分の課題

これからの課題としては、まずシンプルに数をこなすことかなと思います。

学んだことを何度もアウトプット&修正を繰り返して精度を高めていく必要があります。

テキストや提出レポートを見ずとも、頭の中で全て完結できるくらい定着させられるのが目標であり、そのためには繰り返し学習するほかないと思います。

クライアントを持って教えていくだけでなく、学んだことを改めてまとめ直して自身のサイトへアウトプットすることも効果があると思います。実際に行ってみると、教える内容を口頭だけでなく言語化することで、気づくことができる表現の仕方もたくさん発見できると感じたからです。

また、クライアントの守りたいペースに引っ張られてしまうことが非常に多い点が課題として挙げられます。元々、相手の様子を伺いすぎる癖があるため、リードして教えていくべきシーンでつい気後れしてしまいます。

改善のためには、授業でも教えていただいた「前回の課題の確認 → SEO最新情報の提供 → 次回の課題」というコンサルの流れを持つことと思いっています。このようなコンサルティングのフレームワークを持つことで自らがペースを握っていけるのだと感じています。その際には、フレームワークはあくまで全体の流れまでで、具体的な中身は、相手によって変えて対応するようにしなければいけないと心掛けていくようにします。

さらに、クライアントに信頼し続けていただくためには、最新SEO情報のソース元も自分で発掘していけるようにしていかなくてはいけません。まずはgoogleの発表や米特許情報などが読めるように英語の技術を高めなければいけないと感じています。さらに、そのような情報に詳しい人の情報ネットワークを持っていく必要があります。

常に新しい情報が流入してくるように、情報パイプを作っていきます。

<最後に>

この度はSEOの世界をご案内いただき、ありがとうございました。

想像以上に奥の深い世界であり、覚えていく必要があるものの量に圧倒されました。

しかし、鈴木先生にはその1つ1つを経験を持って丁寧に教えていただくことができました。質問もしやすい雰囲気を作っていただけて、大変ありがたかったです。

まだまだ知識も定着しておらず、これから頑張らなければなりませんが、教えて頂いたことをきっちり身につけてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

講師からのコメント:

ここまで教えるノウハウを吸収し、今回の学びがSEOやWebマーケティング以外の領域にも応用出来ると気がついていただき本当に嬉しいです。今回のことを中村さん自身のアルゴリズムとして取り入れ、プログラムを作動させてください。

足りないものは途中アップデートして、周りの人達が求める情報を与えまくって○○○さんを中心とした素晴らしい世界を構築して下さい。

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