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権威付けをするには?

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権威がユーザーに与える影響

権威というものが、ユーザーに対してどのような力を持っているのでしょうか?


インターネットで商品を購入するということは、販売者側が考えているよりもユーザーは不安を感じるものです。

この不安を払拭する手段となるものが「権威」になります。


では、何故「権威」がユーザーの不安を払拭するのでしょうか?


権威というのは、ユーザーに安心感を与えるからです。
「専門性」「希少性」「特殊性」など、ユーザーは権威のあるものに弱い傾向にあり、権威のあるところから商品やサービスを購入する方が安心だと感じるのです。


このようなユーザーに対し、権威となるものを見せることは購入意欲を刺激することになります。
権威付けとなる証拠を用意し、それを掲載することでユーザーに安心感を与えることが出来るのです。


特に権威付けが重要となってくる業界は、プロフェッショナルと呼ばれる業種です。
高度な職業訓練を要する「医者」「弁護士」「会計士」「建築士」などの業種では、権威付けが重要になってきます。


もちろん、権威だけが全てではありません。
権威だけを振りかざすと、ユーザーが逃げ出してしまう可能性があります。
権威だけに頼るのではなく、権威は商品やサービスを引き立てるものだと考えてください。


権威だけを振りかざすとユーザーは逃げてしまうと言いましたが、どうすればバランスをとることが出来るのか?

それは、人間としての優しさを訴求することです。


これは医者や弁護士などについて特に言えることです。


ユーザーは確かに優秀な医者や弁護士を探しますが、優秀なだけで冷たい医者が弁護士もいることは確かです。


いくら優秀でも、質問がしにくい、要望を伝えづらい医者や弁護士にはたくさんのクライアントは来ないものです。


クライアントが潜在的に欲しているのは優秀さと優しさの両方です。


このことを念頭にいれてサイトにはこの2つの要素をバランスよく含めることを心がけて下さい。


権威の探し方

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ユーザーは権威に弱いものなのですが、ユーザーが権威に弱いとわかっていても、企業によっては権威付けが出来ないと悩んでいるのではないでしょうか。

業種や業界によっては、権威というものアピールしにくいかもしれません。 しかし、権威付けが出来ないわけではありません。

権威として示せるものというのは、探し方次第で見つけることが出来るものなのです。


まず、あなたのネットショップが扱っている商品やサービスの歴史や実績を洗い出しましょう。 その中に、権威として示せそうなものはありませんか?


何もないということはないと思います。 たとえば、「○○のマイスター」「○○のコンシェルジュ」などで、専門性を打ち出すことは出来ないでしょうか。


「○○のマイスター」などの専門家になることで、専門性を打ち出せるはずです。 このような形で専門家になれば、専門的な資格というものがもともとない業界でも権威付けをすることが出来るでしょう。


権威は、特別な業界にしかないというものではありません。 自分の実績や経験にあったネーミングを考えてみてください。


権威を創造していくことで権威付けすることが出来ますから、自分にあった権威を考え、探してみて欲しいと思います。


権威のありそうなネーミングを考えることの他には、自分の業界で取得すべき民間が提供している資格などを取得することです。


合格が困難な国家資格とは違い、比較的短期間の研修に出るだけで業界の権威を示せるような資格、認定を探すようにしてください。


単に肩書が得られるだけでなく、実際に顧客に役立つためのスキルを獲得出来、それを顧客に還元出来るようにもなるはずです。


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