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検索エンジンはURLをどう認識するのか?URLとSEOの関係

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検索エンジンはURLの大文字と小文字を区別する

アルファベットの大文字と小文字が混在したファイルを、すべて小文字だけ統一したら、GoogleのPageRankがすべて「0」になってしまった。というケースがありしました。


この問題は一時的なものなのか、それともGoogleが別ページとして認識してしまったからなのでしょうか。答えは、後者です。大文字と小文字を区別するのは、Googleの仕様ではなくコンピュータの仕様です。


これはWebページやそこに載せる画像ファイル等のファイル名だけのことではありません。


私達が普段使うWebページに入力するパスワードにも同じことが言えます。


Webサイト管理者は普段から大文字と小文字の区別を意識するようにして下さい。


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短いURLがベスト

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URLとはUniform Resource Locator (ユニフォームリソースロケーター)の略で、Web上に存在するWebサイトの場所を示すものでWeb上の住所を意味することからWebアドレス、またはホームページアドレスとも呼ばれます。


URLの主な構成は:


(1)スキーム名

(2)ドメイン名

(3)ディレクトリ名(フォルダ名)

(4)ファイル名

(5)ファイル拡張子


の5つがあり、それぞれは「/」(スラッシュ)や「.」(ドット)で区切られます。

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検索エンジンは、URLの長さを特に問題視せず、リンクを記述する場合もURLが長ことは全く問題にはなりません。


それならば、URLは長くても構わないと考えられます。しかし、掲示板やSNSなど、URLを直接本文中に記述することでしかリンクを制作する機能のないメディアの場合には困難になります。この場合、長すぎるURLはあまり好まれません。


URLは半角文字の集合なので、文字間に空白を含むことはありません。その為、ブラウザによってはURLの最初から最後まで一切の自動改行が行なわれない状態になります。


長いURLを記述することにより、ページ自身のレイアウトが大きく崩れてしまう可能性があるのです。階層構造を上手に構築したWebサイトは、URLを見ただけで、サイト全体の構造や現在位置を把握することが可能です。


《長いURLの例》

・https://suumo.jp/chintai/tokyo/sc_minato/jnc_000031038824/

・https://www.amazon.co.jp/gp/product/B074C7FV2W/ref=s9u__nn_ebooks_gw_i6?ie=UTF8&pd_rd_i=B074C7FV2W&pd_rd_r=Q96BZK6EGVF6QFQC4K40&pd_rd_w=V9I0k&pd_rd_wg=mizgl&pf_rd_m=AN1VRQENFRJN5&pf_rd_s=&pf_rd_r=Z54ZE19KHYWKV7MNCJ87&pf_rd_t=36701&pf_rd_p=d4802771-73ad-49b1-a154-90aaec384d3e&pf_rd_i=desktop


ブラウザのアドレス欄に収まりきらないほどの長いURLであれば、URL全体が表示されないので、結果、現在位置が把握しづらい構造になってしまいます。


URLに日本語文字をそのまま使用すると、検索結果のURL表記にも日本語文字が表示される為、上手に活用すればSEO(Search Engine Optimization 検索エンジン最適化)面やアクセス向上施策として有効であるという考え方も可能です。


《日本語文字がURLに使われている例》

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検索エンジンは、検索語に使用された単語がURL内にも含まれていれば強調表示します。URLも、検索エンジンは検索結果の順位を決定する材料として採用しているのです。


検索結果ページのURL欄にキーワードを表示させて、ユーザー、見込み客の目に付きやすくすることも可能です。URLに分かりやすい名称を使用することには様々なメリットがあります。


しかし日本語文字をURLに便う場合、実際にはURLエンコードされた文字列を使う必要があり、アドレス欄で見るURLは分かりにくくなってしまいます。URLに日本語文字列を含めたい場合は、あまり長くなりすぎないように注意することです。


結局のところ、GoogleはURLの中に記述された文字列から意味を読み取ろうとします。URLには無意味な数字や記号だけを含めるのではなく、意味のある言葉を含めるように心がけて下さい。これはSEOにおいて有効な施策の一つです。


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