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タイトルタグ、メタタグを観察してライバルサイトから情報収集するには?

最終更新日:2019年6月6日


新規客を獲得するためには、競合他社のサイトを観察することや、Googleで上位表示されている同業他社のサイトを観察するべきです。


確かに競合他社のサイトを見ることは多くの人にとって苦痛でしょうし、時間もかかるので面倒な作業です。しかし、それを一時的に我慢すれば、その後無駄に費やされる時間を減らすことが出来ます。


1時間だけでも競合他社のサイトを観察して重要な情報を収集すれば、数百時間、数千時間を後にセーブ出来る可能性があるのです。


では、競合他社のどこをどのように観察すればよいのでしょうか?


競合サイトのタイトルタグとメタタグを観察する

SEO対策に役立つヒントを手に入れるためには、競合他社のサイトのタイトルタグとメタタグを観察すべきです。


まず「タイトルタグ」ですが、これは真っ先にロボット検索エンジンがチェックする部分です。


タイトルタグ内に上位表示を目指すキーワードを含めるとそのページがそのキーワードで上位表示されやすくなる傾向があります。このことは広く知られていることですので、競合サイトの運営者が彼らのサイトのタイトルタグに記述している言葉のどれかが彼らの目標キーワードである可能性が高いです。


【タイトルタグの実例】


次にメタタグですが、SEOでの重要なメタタグにはメタキーワードとメタディスクリプションがあります。


古いSEO対策テクニックの一つがメタキーワードの欄にそのページで上位表示を目指すキーワードを記述することでした。実はGoogleはその部分に何が書かれていても無視するということがわかっています。Google以外の検索エンジンであるBingなどは今でもメタキーワードを重視していることが海外の実験結果でわかっています。Googleはメタキーワード内の言葉を無視することを未だ知らないサイト運営者達は今でもメタキーワードの欄に目標キーワードを書いていますのでそこを参考にすると良いでしょう。


【メタキーワードの実例】


もう一つのメタタグであるメタディスクリプションは今でもGoogleは見ていますし、Googleの検索結果ページにスニペット(ページ紹介文)として表示されます。


そのため今日でもそこに目標キーワードを含めるサイト運営者が多いのでメタディスクリプションに書かれた文言から彼らの目標キーワードを何かの手がかりがつかめるはずです。


【メタディスクプションの実例】


競合サイトの流入元を観察する

競合サイトのページの中以外の情報も見ることが出来ます。その一つが他人のサイトのアクセス状況を教えてくれるシミラーウェブのデータです。


【シミラーウェブ無料版が表示する競合サイトの流入元内訳】


上のデータはある有名な通販サイトの流入元推測データです。このデータを見れば、競合サイトにどのようにしてユーザーが来ているのか、その経路を知る事ができます。


Directはブラウザのブックマーク経由や、URL直打ち等から来たロイヤリティーの高いユーザーです。Linksは検索エンジン以外のWebサイトからリンクを辿ってきたユーザーで、Searchは検索エンジンの検索結果に表示されたリンクをクリックして訪問したユーザーです。


SocialはFacebookやTwitterなどのSNS経由で、Mailはメールマガジン等に記載されたURLをクリックして来たユーザーです。最後のDisplayはテキスト広告やバナー広告のリンクをクリックして来たユーザーです。


このデータを見ることによってライバルサイトがどのような手段で自社サイトのアクセス数を増やす努力をしているのかが見えてきます。


競合サイトの流入キーワードを観察する

シミラーウェブ無料版ではサイトへの流入に至ったキーワードも見ることが出来ます。


【シミラーウェブ無料版が表示する競合サイトの流入キーワード上位5件】


有料版ではさらに多くの流入キーワードがわかります。


ライバルサイトの流入キーワードがわかれば、自社サイトが上位表示を目指すべきキーワードの候補がたくさん見えてきます。


こうした手段を講じれば、競合サイトからたくさんの知見を得ることが可能になり、自社サイトが打つべき手がわかるはずです。


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