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ネット広告について考える

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広告予算の決め方


キーワード広告をはじめる際に、最初に考えなければいけないのが「予算」です。


ここでは、これからキーワード広告費を初めて考える人のために、結論から入ると、最初は「大まか」に決めて、重要なのは、そのあと、実績をもとに柔軟に変化させていくことがポイントです。


一般的な広告予算の決め方は以下のようなものがあります:


(1) 昨年までの売り上げ実績からその何%を広告予算にするという方法

(2) 今後得られる効果の予測値に対して、何%を広告予算にするという方法

(3) 優先すべき予算を先に割り振り、残った過剰分を広告予算として割り当てる方法

(4) 景気の流れに関わらず常に一定の金額を割り当てる方法


キーワード広告を購入する前に気をつけるべきことがいくつかあります:


注意点1:

広告のリンクをクリックした時に検索ユーザーが見るランディングページが作り込まれているか?

→ これは当たり前のことですが、リンク先のランディングページのプレゼンテーションが悪かったり、商品・サービスそのものが市場が要求するレベルに達していない場合はいくら広告費をつぎ込んだとしても良い結果は得られません。特に古くからネットで販売しているところは市場環境が急速に変化することがあるのでこの点に気をつけて下さい。


注意点2:

自然検索からの流入を増やすSEOも実施して一定の成果を上げているか?

広告だけで利益が出るほどネット販売は甘くはありません。広告だけを出すのではなく、同時に効果的なSEOを実施して自然検索からの流入も確保するようにして下さい。


成功企業は必ずキーワード広告とSEOのバランスをしっかりととることを意識しています。

自然検索のSEOで稼いだ利益の一部をキーワード広告に投資するスタンスがベストです。


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モバイル広告のクリック単価の相場

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モバイル広告の場合、パソコンに比べて検索結果画面に掲載される広告の数が少なくなっています。


AdWords、スポンサードサーチ共に、1ページ目の上部に広告が表示される場合でも、1件や2件程度しか表示されないことがあります。


《モバイル版Googleで表示される広告》

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《モバイル版ヤフーで表示される広告》

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1位と2位の場所の広告効果がそれ以下の順位に比べて圧倒的に高くなるので、小さい枠を争う競争も必然的に激しくなり、キーワード毎のクリック単価(CPC)も高くなりがちです。実際に、パソコンのキーワード広告とくらべてモバイル広告のほうがクリック単価が高いというキーワードは少なくありません。


モバイルサイトの場合、ユーザーは、モバイルの検索結果画面で複数のサイトを比較することをパソコンで検索する時ほど時間をかけずに、最初に訪れたサイトで目的を達成したり、くり返し訪問する傾向が非常に強くなっています。その傾向はパソコンよりも高いので、広告で1人の顧客を獲得する価値は、パソコンよりも遥かに高いものだと認識してよいでしょう。


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広告宣伝費を使わずに売上を増やす

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ネットショップの売上げを増やそうとした場合、広告を出して集客をしようとすることが多いものです。


これは、広告費をかけなければ、集客をして、売上を増やすことが出来ないと考える人がほとんどだからでしょう。


ですが、本当に広告を使わなければ売上を増やすことが出来ないのでしょうか?

実は、広告宣伝費を使わずに売上を増やす方法があります。


必要なものは、Webサイトと検索エンジンマーケティングの知識です。

この2つがあれば、広告宣伝費をかけずに売上を増やすことが出来ます。


商品を見込み客に購入してもらい、売上を確実に増やす方法には、マーケティングの本場であるアメリカで言われているマーケティングのプロセスが必要です。


それは・・・


(1)ユーザーが欲しがっているものとは何か仮説を立てて、

(2)競合他社を調査して、

(3)ユーザーの欲しいものを用意する


そして、


(4)商品の存在をアピールし、

(5)会社を信用してもらうこと


この5つのステップを踏むことで、Web上で商品を購入してもらうことが可能です。

しかし、これで全てではありません。1度買ってもらったお客様に次の商品も買ってもらうために・・・


(6)購入者が商品に満足してくれるようアフターケアをする


この最後の(6)というステップを実施することにより新たに商品を販売する時にこれまで商品を買ってくれたことがある既存客がまた買ってくれるようになります。


この6つのプロセスを回転させることによりあなたのサイトから商品が継続的に売れるようになります。この6つのステップが検索エンジンマーケティングです。


Webサイトとこの知識があれば広告宣伝費を使わずに売上を増やすことが出来ます。


問題は広告費をかけずどうやって・・・


(4)商品の存在をアピールし、


を実施するかです。


ここで必要となる知識がSEO(検索エンジン最適化)という知識です。


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部分一致・完全―致 2つのマッチタイプ

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広告主が登録したキーワードでユーザーが検索すると、設定してある広告が検索結果画面に表示されます。この「キーワードが一致した」と判断される基準には、大きく2つの「マッチタイプ」と呼ばれる方法が存在します。キーワードを選定するうえでマッチタイプの理解は必須なので、しっかり確認しておきましょう。


1つめは「部分一致」で、普通にキーワードを登録するとすべて部分一致となります。部分一致の場合、登録したキーワードが含まれていれば、ほかのキーワードが混ざっていても広告が表示されます。部分一致は、インプレッションが多い反面、無関係なユーザーに広告が表示されてしまう可能性もあります。


2つめは「完全一致」で、登録したキーワードと検索されたキーワードが1文字の違いもなく完全に一致した場合に広告が表示されます。完全に同じ組み合わせでなければ広告が表示されないため、無駄なインプレッションを減らすことができる反面、部分一致に比べると極端にインプレッション、クリック数が減少してしまいます。


スポンサードサーチでは「マッチドライバー」という機能により、完全一致で登録していても送り仮名の違いや略語などはある程度同一ワードとして認識され、登録したキーワードとまったく同じではなくても表示されます。AdWordsでは「フレーズー致」というマッチタイプが存在し、これは部分一致と完全一致の中間的な性質のもので、複数のキーワードの語順が同じであれば、前後にほかのキーワードが含まれていても一致とみなす、というものです。基本的には、部分一致か完全一致の2種類で考えることになります。


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