認定SEOコンサルタント養成スクール募集案内

「SEOを超えるウェブビジネスコンサルティングスキルの獲得が出来た」

東京校 第3期卒業生

今回SEOコンサルタント養成講座を受講して、自分の中で得られたもの、変わったことについて以下の点から考察します。

?講座を受講して得た気づき(反省点)
?コンサルタントとして活動する上で学んだ事
?今後の課題

●SEOコンサルタント養成講座を受講しての気づき

今まで多くのクライアントのウェブサイトに携わってきたが(現在も携わっているが)結果的に「ウェブサイトを作る」という事に重きが置かれてしまっていたように感じている。クライアントに対して、ウェブサイトを活用してビジネスの目標を達成する、ということを説ききれていなかった。

もちろん、「ウェブサイトがあることが重要」というクライアントも存在するが、それは様々な選択肢を検討した上での結果論であり、自らのビジネスを拡大していく(クライアントと長いお付き合いをしていく)為には、クライアントのウェブサイトを活用した成功モデルを提示できなくてはならない。
ウェブサイトを活用したビジネスの成果を得るためには、集客が欠かせない(訪問者のいないウェブサイトは存在価値がない)。その集客の可能性が高いのが、検索サイトからの集客であるが、クライアントのウェブサイトに携わるにあたり、明確な集客ターゲットキーワードの設定など、まず取り掛かるべきクライアントの目標設定についてもしっかりと考察することができていない段階にも関わらず、クライアントに言われるがまま「ウェブサイトの制作」を主目的として設定してしまっていたように感じている。

●学んだ点【SEO対策=Google対策のトレンド変化とその対応策について】

劇的なSEOトレンドの変化、即ちGoogleのアルゴリズム変化が起こっていることを学んだ。特にインターネット上では、外部対策(被リンク獲得)のためのアウトソーシングSEOこそがSEOの主流と言われ、数多くのリンク広告が販売されている中で、Googleが内部対策(コンテンツの拡充や内部リンク数)重視に舵を切ったという事実(多くのケーススタディから導かれる客観的事実)を学ぶことが出来たことが大きかった。このことは、

1、今後インハウスSEOがより重要になるという事、即ち効果的なコンテンツ制作を導き出すためのコンサルタントの力量が大きくものを言う時代がやってきたという事

2、Googleは2011年のように、大きく検索順位決定アルゴリズムを変更することがあり、それにいち早く対応するためには、最新の情報を常にウォッチし続ける事と、実際のケーススタディに基づく事実をウォッチし続ける事、その為には自社だけでなく、同じ志を持ってSEOに取り組む仲間との情報共有が欠かせないという事

この2点が、今後SEOコンサルタントとして活動していく上で欠かせない要素となる事を教えてくれた。

●学んだ点【SEO対策の全体像と本質】

今までは、「キーワードの埋め込み」「被リンクの獲得」「IPの分散」といった断片的な話しでしかなかったものが、トータルに繋がりSEOの全体像が見えてきたと感じている。

例えば、SEO業者からのリンク広告の獲得について従来は
「意味のないリンクをむやみに獲得するとペナルティを受ける可能性がありますよ」
「大手ディレクトリには登録したほうがいいですよ」
としか説明できなかったが、第3回講座で、被リンクの全体像を把握できたことでリンクのポートフォリオを組むことの重要性を説くことができるようになり、それに基づき「リンク広告の危険性」「有力サイトへの登録の効果」を論理的に説明できるようになった。

被リンクというSEOの一面だけでなく、内部対策(キーワードの設定・埋め込み・内部リンク対策・ページ数)更にはウェブサイトの人気度(クリックスルーレート)との繋がり(関係性)を学ぶことができたので、SEOについてトータルな戦略を構築・提供できるようになったと感じている。

これはクライアントにコンサルティングサービスを提供する上で、「被リンク(リンク広告)を売りたい」「ページ制作(コンテンツ増強)を請け負いたい」といった疑念を抱かせず、クライアントウェブサイトへの集客(ビジネスへの効果)を真に考えているからこそのSEOコンサルティングであるという事を、クライアントに理解させ信頼感を得る上で、非常に重要な要素であると考えている。

●学んだ点【(SEO)コンサルタントとしてクライアントと向き合う際の姿勢】

・クライアントとコンサルタントの立ち位置

クライアントウェブサイトのSEO対策を実施し、ビジネスの成果を出すためには、以下2点が最重要であることを学んだ。
?コンサルタントに徹し、クライアントとの立ち位置の違いを明確に示すこと
?それが出来なければクライアントのSEO対策の成功は実現できず、自分の首を絞めることになるだけであること
ホームページを制作する立場(業者)から、コンサルタントの立ち位置に移行することは容易ではないと思うが、これを実践する事こそが、クライアントと共にコンサルタントとして生き残るためには欠かせない。

・効果的なコンサルティングを実践するためのクライアントとの関係構築

コンサルタントがクライアントと良好な関係を築くためには、「成功」が続いていかなければならない、という事もリアリティに富んだ事実であると感じた。
「成功」続けていくためには、短期間で成果の出せる小さな目標から、成果を出すまでにある程度期間が必要な中長期の目標に至る。このような成果の流れを構築することも、クライアントとの関係を長期にわたって維持し、大きな成果を獲得するために必要なコンサルタントの姿勢として学んだ。 コンサルタントは、クライアントに小さな成功を積み重ねさせ、やる気と確信を与え続ける事で、成長を促すという事も重要なスキルであると感じている。

・豊富な知識の裏づけとなる数字やテクニック

具体的な数字(文字数やリンクの数など)の情報や、ペナルティを回避するための様々なテクニックについては、クライアントから安心感を勝ち取るために、非常に大切な情報を教えていただいたと感じている。
やはり、
「○○文字くらいと言われていますが...」
よりも
「現状の状況では○○文字以上にして下さい」
という言い切れることが、クライアントに安心感を与えることの出来るコンサルタントの1つの要素であろう。
そういった視点から、鈴木先生にお示しいただいた、いくつものケーススタディの中から導き出されている数字情報や具体的な実践テクニックは、非常に有用な情報であると共に、今後も検索サイト(Google)の動向に応じてブラッシュアップしていく事が重要な情報だと考えている。

● 学んだ点【SEOコンサルタントとしてクライアントのビジネス成果を目指す姿勢】

SEOコンサルティングは、取っ掛かりでしかなく、最終的にはクライアントのビジネスの成果(売上・利益)に貢献できるコンサルタントにならなければならない。

「SEOに関して言えば、トップページは3流でも、サブページが1流ならOKな事もある、しかし売上(コンバージョン)で言えば、トップページ3流ではダメ」

この教えが、正にクライアントのビジネスの成果に貢献できなければ、SEOコンサルタントに存在価値はない、ということを表している。
ややもすれば、SEO対策による上位表示だけを実現することを目的として、そのためのウェブサイト作りに目が行ってしまいがちではあるが、SEOコンサルタントとして生き残る為には、もはやその姿勢ではクライアントの信頼を獲得できない事を学びました。
SEOコンサルタント養成講座であるにも関わらず、LPO(ライディングページ最適化)にまで触れていただいたのも同様の事として受け止めています。

● 今後の課題(自らが強化していくべきポイント)

SEOコンサルタントとして活動していくにあたっての課題について以下のように考えている。

・実績とそれに基づく自信

何といってもまずは自分でSEO対策に取り組み結果を出したという実績と、それに基づく(根拠のある)自信が必要であろう。そのために自社のサービスウェブサイト(www.●●●●.com など)を徹底的に自身でSEOコンサルティングを行い、今回の講座で学んだ知識を、机上の空論としないためのSEO対策成功の実績と自信を獲得する。

・SEOを超えるウェブビジネスコンサルティングスキルの獲得

目指すところは、SEOによるクライアントウェブサイトの上位表示ではなく、その先にある集客、更に先にあるビジネス成果の実現である(SEOは正に取っ掛かりでしかない)。従って、コンサルタントとしてビジネスの成功を支援するためには、SEOテクニックのみならず、クライアントの強みを理解し集客につなげていくための、売れるキーワードを選定するためのセンスや、集客をビジネスの成果につなげていくための論理構築能力が、求められるだろう。

そのために、今回学んだSEOコンサルティングテクニックを土台として、その上にこれらのセンスやスキルを積み上げていき、クライアントのビジネスに成果をもたらすための支援ができるようになる。

・クライアントの目的を達成するための実現力

SEOコンサルティングという面においては、今回の講座で学んだ知識をベースに、クライアントウェブサイトのSEO対策については、ある程度正しい方向性のものが策定できるだろう。

しかし、今後より重要となってくるインハウスSEO(≒コンテンツ拡大)の施策を示せたとしても、実際にその施策を実施するにあたって、クライアントが付いて来られないケースが大いに考えられる。今までの経験上、筆が立つ(PCであればキーボードが立つか!?)クライアントは多くなく、ありものの文章で済ませようとするクライアントが圧倒的に多いのが現状だと思う。そういったクライアントに対して、

?粘り強くコンテンツ作成を指導・支援し最終的にはクライアントが自立的にコンテンツ作成をできる状況まで到達させる支援スキル(ノウハウ)
?クライアント側の会社まで巻き込んでコンテンツ拡充体制を構築する組織動員力
?時にはその部分を外部に出す事までを提案できる外部とのパートナーシップの構築

即ち、クライアントのSEO対策を実現するための懐の深さを持ち、自らが構築したクライアントウェブサイトのSEOプランを達成するための実現力を発揮できるようになる。

以上

講師からのコメント:
ここまでスクールの授業でお伝えしたかったことを理解していただき、こうして言葉にしていただき本当にうれしいです。
成功するコンサルタントとしての素養が十分あることがわかったのが何よりもうれしいです。
後はこのスクールで体得したことを1つ1つ失敗はするものだと割り切りダメージコントロールをしながら実践すれば成功するはずです。
ご成功を祈っております。

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