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古いサイトはGoogleで上位表示されやすいのか?

2000年にオープンしたサイトと、2021年にオープンしたサイトのどちらがGoogle検索で上位表示される可能性が高いと思いますか?
Googleが2018年からコアアップデートというアルゴリズムアップデートを実施して以来、古いサイトだからといって上位表示するということは無くなりました。
コアアップデートが実施される前までは確かに古いドメインのサイトが上位表示されている傾向がありました。これは、サイトの古さがサイトの実績だという考えがGoogleにあったからだと思われます。
しかし、コアアップデートを実施してからGoogleが重要視するのはサイトの古さではなく、検索ユーザーが検索したキーワード(=クエリ)とサイトの信頼性を重視するようになりました。
今のGoogleでは新しいサイトだからといって上位表示に不利だということはありません。新しいサイトであっても、検索ユーザーが検索したキーワードとあなたのページの内容に関連性が高ければ上位表示するチャンスがあるのです。
ただし、美容、健康、医療、法律、金融、ニュース等の分野ではクエリとの関連性の他にサイトの信頼性が特に重視されます。
サイトの信頼性を高めるための第一歩はコンテンツを誰が作ったのか?作者の素性を明らかにすることです。その分野での経験や実績があるということをプロフィールページを作ってアピールするようにしてください。そしてそのページに上位表示を目指すページからリンクを張りましょう。そうすれば、Googleも検索ユーザーも誰がそのコンテンツを作ったのかを確認できるようになります。

このように現在のGoogleSEOでは「関連性と信頼性」が強く求められるようになりました。このことは被リンクについても言えます。

自分のサイトと関連性が高いサイトからリンクを張ってもらったほうが上位表示されやすい傾向があります。さらに、信頼性の高いサイトからリンクを張ってもらえばさらに上位表示に効果的です。

しかし、被リンクの世界では、それらに加えて今でも新しいサイトからよりも、古いサイトからリンクを張ってもらったほうが上位表示しやすいという傾向が若干見受けられます。あなたのサイトには新しいサイトからよりも古いサイトからリンクを張ってもらうことで上位表示を狙えます。
Google検索で上位表示を目指しているサイトが新しい場合は、古いサイトからリンクを張ってもらってください。
古いサイトからのリンクがあれば、サイトが新しい場合でも上位表示されやすくなります。
古いサイトからのリンクを得ることも大変だとは思いますが、リンクを張ってもらう努力をする価値はあるはずです。

古いサイトからのリンク

古いサイトからのリンクとは、SEO対策を行う者にとってどのような意味があるものでしょうか。
古いサイトというのは、プライドを持ったサイトが多いものです。
SEO対策にだけ熱中している「ユーザーのことを考えていないサイト」に対して、「そういったサイトとはリンクをしない」というリンクを拒否する頑固さを持ったサイトと言えるものが古いサイトです。
このような古いサイトからのリンクが必要になった場合、SEO対策が難しくなります。
リンク元の数が少なくても、古いサイトからのリンクが多いサイトが上位表示されやすい傾向が若干あります。
ページ数など様々な条件がほとんど同じサイト同士の場合は、古いサイトからリンクされているサイトの方が上位表示され ることが多々あります。
古いサイトからのリンクが重要視されるのは、新しいサイトは自分で作ることができても、古いサイトは過去に戻らなければ作ることが出来ないからでしょう。
誰でも作ることが出来る新しいサイトからよりも、自分で作ることが出来ない古いサイトからリンクを張ってもらうことの方が価値があると考えられます。

しかし、このことを手っ取り早く実現するために古いドメインネームを購入し、それを使ってサイトを作り、そこから自分が上位表示を目指すサイトに自分でリンクを張るという手法があります。いわゆる自作自演のリンクです。

この方法はGoogleのアルゴリズムだけでなく、世間を欺く行為です。そのようなことにエネルギーを使うのではなく、自分のサイトにユーザーが検索するキーワードと関連性が高いページを増やしましょう。そして人々に信用してもらうための実績を作ることに注力すべきです。そうすれば、Googleとその背後にいる検索ユーザーたちが求める「関連性と信頼性」が高いサイトを手にすることが出来るようになります。

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