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高速なキーワードサジェストツールを使って複合キーワードSEOをする方法

2016年05月12日
上位表示したいキーワード(例:インプラント)で中々上位表示できない時は、いったんそのキーワードでの上位表示を脇において、そのキーワードの複合キーワード(例:インプラント 値段)を見つけて複合キーワードでの上位表示を目指すことが安全で確実な上位表示対策です。

この対策方法の手順は次のようになります:

1、キーワードサジェストツールを使って複合キーワードをたくさん見つける

キーワードサジェストとは、検索エンジンのキーワード入力欄に何らかのキーワードを入れるとそのキーワードを核にした複合キーワードを検索エンジンが自動的に複数表示するユーザーを補助する機能です。

キーワード予測とも呼ばれ、ユーザーがより短時間で探している情報を見つけやすいように補助するものです。通常上の方から順番に検索数が多いものが表示されるようになっています。

ヤフージャパンはGoogleの検索データを使っていますが、ヤフージャパン上で検索されるキーワードは独自に集計しておりヤフージャパン独自のものが表示されます。また、ヤフージャパンやGoogleとは提携関係が無く、独自で検索エンジンを運営しているマイクロソフト社のBingにはBing独自のキーワード予測データが表示されます。







検索ユーザーが検索している複合データが表示されるキーワードサジェストのデータはSEO担当者にとって非常に便利なツールですが、表示されるデータをコピーすることは出来ず、またたくさんのパターンを一気に表示することはこれら検索エンジン上では出来ません。

こうした問題を解決するソフトとして多くのSEO担当者が利用するツールがキーワードサジェストのデータを一括取得するソフトです。

これまで日本にも複数のキーワードサジェストツールが公開されていましたがそのほとんどが利用者が多いため混雑しており繋がりにくい状態が続いていました。

しかし、海外のもので非常に高速で使いやすいものを先日ある方に教えてもらいました。実際に使ってみたらその速さに驚くだけではなく、Googleのデータ以外にもBing、YouTube、アマゾン、そしてアップストアのキーワードサジェストデータまで見れてとても驚きました。

そのソフトの名前はズバリ「Keyword Tool」
http://keywordtool.io/
というものでそのままの名前です。海外の有名サイトが複数推奨していることも伺え納得のクオリティーの無料ソフトです。



このソフトは最初に何語版のGoogleかを指定します。



そしてその次に言語を指定します。



一度指定すると次回からは設定を覚えてくれて再度指定する必要がありません。

このキーワードサジェストツールに「インプラント」という競争率が激しいキーワードを入れて調べてみました。



かなりのスピードでデータ表示されてとても快適です。
データの表示件数は「インプラント」で調べた時には599件と出てきました。

無料版なのでデータの数や表示される項目に若干の制限がありますが、必要なデータが高速に見れるところが素晴らしいです。

データの取得件数をもっと見たい場合は、速度が遅くつながらないことがありますが:
「グーグルサジェスト キーワード一括DLツール」
http://www.gskw.net



がとても便利なツールです。こちらの方の「インプラント」で調べた時のデータ表示件数は983件で多くなっています。(CSVでダウンロード出来ます)



キーワードサジェストのデータは実際に検索ユーザーが検索した複合キーワードで通常検索数が多い順に表示されます。

ということは人気キーワードランキングでもあるので、ユーザーの心の中を除くことが出来るツールです。

ここに出てきたデータを先ずはメモ帳か、エクセル等の表に保存して下さい。

そしてその中で上位表示を目指しても自社のビジネスには全く意味の無いものや、競合他社の名前の含まれるキーワードなどは除外して残った複合キーワードでの上位表示を目指して下さい。

次回のブログではキーワードサジェストツールで見つけた複合キーワードをどのように使って検索順位を上げるのかを解説捺せて頂きます。

Googleが2015年Webスパムレポートを発表した!

2016年05月06日
Googleが2016年5月2日にWebスパムレポートを発表しました。このレポートはスパム行為(検索ランキングを操作するための不正行為)に対してGoogleがどのように対処したかを具体的に報告するレポートです。
https://webmasters.googleblog.com/2016/05/how-we-fought-webspam-in-2015.html



このレポートによると:

(1)ハッキングされたWebサイトが前年比180%増えた
特にWordPressなどのハッキングされやすいCMS(Content Management System)のハッキング対策としては次の4つを提案しています:

@ ログイン情報のセキュリティー強化
→ 推測しづらい複雑なパスワードへの変更と、two-factor authentication (2 要素認証)を導入して二段階の認証をクリアしないと管理画面にログイン出来ないようにする

A ソフトウェアの最新化
→ 最新のCMSへのアップデートとそれに付随するプラグインのアップデートをこまめに行う。

B サーバー会社のセキュリティーポリシーを理解する
→ 現在サイトを置いているレンタルサーバー会社がどのようなセキュリティー対策をしているかを知り、十分な対策をしていないサーバー会社で無い場合はよりよいサービスを提供しているサーバー会社に引越をする

C Googleのサーチコンソールを導入する
→ Googleが無償で提供しているサーチコンソール(旧Googleウェブマスターツール)を導入すれば万一の時の対策のヒントを得ることが出来る

(2)コンテンツの内容が薄いサイト、コンテンツの品質が低いサイトが増加傾向にある
→ これらコンテンツの内容が薄い、または品質が低いサイトとは付加価値がほとんど無く、他人のサイトのコンテンツを盗用しているものが多い。Googleはコンテンツの品質に関する具体的な改善のアドバイスを「Googleウェブマスター向けガイドライン」で解説しています。詳細は「Googleウェブマスター向けガイドラインを読み解く」
http://www.web-planners.net/seo-kisochishiki/google-guideline/
をご覧下さい。

(3)これらWebスパムを検索結果から排除するためにアルゴリズムの更新を実施した
→ これは昨年2015年10月5日にGoogleが実施したWebスパム排除のアルゴリズムのことを指します。

(4)Webスパム排除のアルゴリズムで除去できなかった手の込んだWebスパムに対してはサーチクオリティーチームのスタッフが手動で発見、除去した
→ ソフトウェアによる自動処理では発見出来ない悪質なスパムに対しては、4,300,000件の警告を手動でWebサイト管理者にサーチコンソールを通じて通知したということです。4,300,000件というのはとてつもない数ですが、これをGoogleのスタッフが手動でメッセージを送ることが出来るほどGoogleのサーチクオリティーチームには人員がいることが明らかになりました。もはや「ソフトウェアにはこのスパムはわからないだろう」という楽観的な考えは許されません。特に文章を自動生成するソフトを使ったり、複数の他人のサイトから自動的に情報をコピーしてそれをミックスしてスクレーピングするような不正はこれらGoogleのサーチクオリティーチームのスタッフには必ず発見されると思ったほうが良いです。

(5)サーチコンソールを使うユーザーが再審査リクエストをしたことにより順位が回復した復旧件数は前回と比べて33%も増加した
→ 自社サイトが万一スパムをしていることが発見、警告された場合はGoogleが提案する復旧方法のとおりにスパムを解消して再審査リクエストをサーチコンソールですればこれまで以上に復旧できるということです。

(6)世界中でスパムレポートフォームの利用者が400,000件に達した
→ Googleは常日頃から不正サイトの密告をユーザーにしてもらうためにスパムレポートフォームというフォームを提供しています。それを利用して不正なランキング操作を行っているスパムサイトを報告した件数が400,000件に達したそうです。そして80%はクオリティーチームのスタッフが内容を読み、65%に対して実際に処分を下して検索順位を下げたそうです。このことに関してはGoogleは「Thank you」と言っておりこうした密告をさらに歓迎する姿勢を示しています。

(7)世界中で17言語で200時間を費やしてスパム追放の教育活動をした

(8)Webマスターフォーラムで問題に直面したWeb管理者たちをサポートした

以上がGoogleが発表した2015年Webスパムレポートの内容です。

これまで以上に古いSEO対策のやり方を見直し新しい時代のSEO対策をする必要があることが確認されました。

Googleを欺くSEOではなく、Googleが評価せざるを得ないサイトにするための内部要素の最適化をすることと、信頼できるサイトからリンクを集める必要があります。

カンタンSEO!検索アナリティクスを使って「ひと押しキーワード」を見つける方法

2016年04月27日
後ひと押しで検索順位が上がり新規訪問者を増やす可能性が高いキーワードを「ひと押しキーワード」と呼びます。

全く新しい目標キーワードを見つけて1から上位表示を目指す対策をするよりも、すでにある程度検索結果にかかっているページを見つけ、そのページに対して最低限のSEO対策をするほうがサイトの集客力を簡単に上げられることがあります。

Googleアナリティクスの左サイドメニューにある・・・

集客 → 全てのトラフィック → チャンネル

をクリックすると下図のように「Organic Search」という項目が表示されます。そこをクリックすると検索エンジンの自然検索結果からユーザーがどのようなキーワードで検索してサイトを訪問したかがわかります。



これはサイトへの流入をもたらしたキーワードのランキングですので「流入キーワードランキング」と呼びます。

Googleアナリティクスの流入キーワードランキングの中位、下位にランキングされているキーワードでGoogleで検索した時に自社のWebページが検索結果1ページ目の下の方だったり、2ページ目以降に表示されている場合があります。

下図は私が管理しているサイトのGoogleアナリティクス上での流入キーワードランキングです。




流入キーワードランキングの34位が「ページランク 停止」というキーワードで、Googleでこのキーワードで検索すると検索結果ページの8位に表示されていることが分かりました。



この検索結果8位に表示されているページは特に何かのキーワードで上位表示を目指しているページではありません。そのため特に「ページランク」だとか、「停止」という言葉を意識的にページ内に書くことはしていません。

それにもかかわらず検索順位が8位であり、かつ流入キーワードランキングの34位だということは、少しだけでも良いのでSEOの内部要素対策を行えば順位が上がりやすいはずです。

簡単な内部要素対策としては次のようなポイントがあります:

@ タイトルタグにキーワードが含まれているかを確認して、含まれていなかったら含める

A メタディスクリプションにキーワードが含まれているかを確認して、含まれていなかったら含める

B H1タグにキーワードが含まれているかを確認して、含まれていなかったら含める

C 本文に複数回キーワードが含まれているかを確認して、含まれていなかったら複数回含める

D すでに本文に複数回キーワードが含まれていても、しつこくない程度にもう少し増やせるかを確認して増やせるようなら増やす

E 本文の文章が十分書かれているかを確認してもう少し文章や画像を増やしたほうが読者にメッセージが伝わりやすいようならば追加してページの品質を上げる

F サイト内にある他のページからそのページにリンクを張った方がサイト訪問者にとって利便性が高まるようならばそのページにサイト内リンクを張る

G ソーシャルメディアや外部ドメインのブログでそのページを紹介してリンクを張る

このように何も意識していなかったのにGoogleの検索にかかっていて、かつ自社サイトに訪問者をもたらしているページには少しでも改善するだけでもっと順位が上がりより多くの検索ユーザーの目に触れ、その結果自社サイトにトラフィックを増やしやすいものです。

効率的にトラフィックを増やすためにこうした埋もれた宝を発掘して少しでも良いので磨きをかけてトラフィック獲得に役立てて下さい。

ヤフージャパンの今後の展望から学べること

2016年04月21日
日経ビジネス2016年4月4日号に必読の記事がありました。それは『技術で世界十傑になる 宮坂学氏[ヤフー社長]』というインタビュー記事でした。

このところずっと私たちはGoogleのことばかりを向いていますが、Googleの一世代先輩各であるヤフージャパンの今と未来を知ることにより、私達が今後向かうべき方向を見つけるヒントが得られるはずです。

この取材記事ではヤフージャパンが「脱ポータルサイトでデータカンパニーを目指す」というこれまでのヤフージャパンの成功要因を否定する大胆なものです。

約一年前にも同誌にヤフージャパンの取材記事がありましたがその時は「スマホシフトを目指す」というものでした。
それから約一年経ちましたが今回の記事を読むと「急激なスマホシフトを進め、アクセス全体の6割くらいはスマホからになった」とはっきりとおっしゃっていることからも見事にその目標は達成していることがわかりました。今回のこの目標も見事達成できるのではないかと思います。

どのように脱ポータルサイトを目指すのかというと:

(1)データカンパニーを目指す

(2)技術で世界トップ10に入る

(3)コンテンツ系の課金を伸ばす

(4)eコマースを伸ばす

の4つの方針があるそうです。

(1)データカンパニーを目指す
ヤフージャパンの宮坂社長は「データをどれだけ持っているのかが時価総額を決めるような時代になっている。グーグルとかアップルとかアマゾンとか、米IT企業の時価総額ランキングの上位を見ると、ほぼデータの保有量に比例するような感じになっている。ヤフーとしても『データカンパニー』になるというのは、絶対に重要な外せない」と述べています。

ヤフーのような幅広くサービスを展開していればユーザーの様々な行動履歴をデータとして蓄積してそれを自社のためだけれではなく、クライアント企業にも様々な形で提供できるはずです。しかもそれはオンラインだけではなく、リアルの世界にも波及しつつあります。その一つの動きがTポイント・ジャパンへのヤフージャパンとその親会社であるソフトバンクによる資本業務提携です。Tポイントの35%の株式をこの両者で持っており実質Tポイントはヤフージャパンの影響下にあります。この投資はすでにTポイントが使えるヤフーショッピングの業績アップという形で実を結んでいます。



オンラインとリアルの2つの世界においてヤフージャパンは国内最大級のデータ会社にすでになっています。ここから様々なサービスを提供することが可能なはずです。

私達、個々のサイト運営者も日頃からデータを蓄積してそれを活用することにより多くの価値を生む商材を作ることが出来るはずです。Googleアナリティクスやサーチコンソールだけではなくマーケティング・オートメーション(MA)の導入や、その他ソフトをなるべく早く導入すべきです。

(2)技術で世界トップ10に入る
データカンパニーを目指すためにヤフージャパンはシリコンバレーに開発拠点を築いてたくさんの優秀な技術者を集めるそうです。

インターネットを活用したビジネスは確かにたくさんのチャンスがありますが、それはたくさんの競合他社が私達の市場に参入しやすいという参入障壁の低さも同時に意味します。新規参入者に負けずに先行者利益を得るためにはデータの蓄積と、それを活用する技術力が求められます。

私達も、集客のテクニックだけではなく他社がすぐに真似できない技術を独自で開発して発展させるための堅実な投資をするべきでしょう。
独自の技術がなければそれは結局はテンプレート化されてしまい同業者や異業種参入組にすぐに真似をされてしまい顧客を奪われる結果になります。

(3)コンテンツ系の課金を伸ばす
この数年、コンテンツの重要性が叫ばれています。特にコンテンツを無償で提供することにより見込み客を集客する「コンテンツマーケティング」が花盛りです。しかし、そのほとんどの提供企業がコンテンツマーケティングをしても思ったように集客が出来ていません。
そうした時は発想を転換してみて、コンテンツを販売することも検討してみてはどうでしょうか?
ヤフージャパンも提供するコンテンツのほとんどは無料ですが、価値が高いものは課金をしています。このコンテンツ課金ビジネスをさらに伸ばすそうです。この動きは私達サイト管理者にも参考になります。

(4)eコマースを伸ばす
ヤフージャパンの宮坂社長は「現状、利益ベースでは広告が約6割で、ユーザーから直接お金を頂くタイプの会員サービス・eコマース・決済が4割弱くらい。これでも広告の比率がだいぶ下がったのですが、半分にはしたいですね。データは、広告以外のあらゆるサービスを伸ばすためにも活用できますから」と述べています。

広告の売上が多い企業が直接ユーザーに商品・サービスを売るようになるケースが増えてきています。情報誌だけをやっていたリクルート社が読者に向けてスポンサーのサービスではなく自社の独自サービスを直接売るような事例があります。新聞社やTV局が独自で通販会社を作り読者や視聴者に売るようになってきているのも同じ流れです。

広告は確かに利益が出ることがありますが、景気の動向に左右され競争も激しい不安定な業界です。
せっかく自社サイトを見に来てくれるユーザーがいるのですからさらに利益率を高めて売上を増やすためには直販と選択肢が有効です。

これまでネットショップを運営して販売活動をしてきた企業は気をつけなくてはなりません。それはこうしたすでに訪問者数をたくさん抱える企業が独自商品を販売する流れになってきているからです。

激化する競争に対応するためにはこれまでの商売のやり方を見直す必要があります。これまで上手く行ってきたからという理由だけでこれまでのやり方を繰り返すことは許されません。ソーシャルメディアやモバイルの時代が到来して新しいネット販売の流儀、より利便性の高い商品とサービスがネットユーザーに求められるようになってきています。

丁度ヤフージャパンがこれまでの成功体験であるポータルサイトに頼らないという方針を出したように私達も謙虚な気持ちに立ち返り、新しい消費者の要求に応えていかなければなりません。

以上がヤフージャパンの今と将来展望から私達が学べるのではないかという4つのポイントです。
言葉だけではなく、行動により今後の取るべき方向性を教えてくれるヤフージャパンに感謝します。

Googleが新しいリンクのペナルティーを開始!不正リンクを張るサイトがペナルティーを受けるようになった!!

2016年04月12日
Search Engine Landによると先週末Googleは不正リンクを張るサイトに対して手動によるペナルティーを与えるようになりました。

"Google penalizes sites for unnatural outbound linking
Check your Google Search Console message center. Google sent out outbound link penalties over the weekend."(2016年4月11日 Barry Schwartz)
『Googleが不自然な発リンクに対してペナルティーを与えるようになった
Googleのサーチコンソールをチェックしてみてください。Googleが不正な発リンクに対して今週末よりペナルティーを与えるようになったのでメッセージが来ている可能性があります。』




以前は不自然なリンクが張られた、つまり不正リンクを購入したサイトがペナルティーを受けていましたが、今度は不正リンクを張っているサイト、つまり不正リンクを販売するサイトが手動のペナルティーを受けるようになったということです。

不正なリンクを他のドメインのサイトに張っていることがGoogleに発見されると次のようなメッセージがサーチコンソール内のメッセージボックスに届くそうです。



このメッセージが来ていたら不正リンクを削除して、再審査リクエストをしないと、そのサイトからのリンクの効果が極めて低くなるそうです。

不正リンクはどのようなもかというと:

(1)ユーザーがリンクをクリックすることがほとんど考えられない関連性の無いサイトへのリンク

(2)上位表示を目指していると思われる不自然なフレーズによるリンク(例:債務整理 大阪、インプラント デメリット)

(3)ユーザーが発見することが困難な極端に小さなフォントや薄い色、あるいは目立たない場所からのリンク

(4)画像の裏、あるいはブラウザーの外からユーザーの目に見えない形での意図的な隠しリンク

などがあります。

今回のこの動きの影響ですが、これまで以上に送客をするのではなく、SEO目的だけのリンクを張ったり、張ってもらおうという行為が全て無意味になるということです。

今後はこれまで以上に、自社サイトに来たユーザーにおすすめするためのリンク、参照のためのリンク、送客のためのリンクだけを張るように徹底する必要があります。

そして同時に自社サイトの検索順位アップのためにはそうした意味のあるリンクだけを集めるようにしなくてはならなくなりました。

このところ、AMPやモバイルフレンドリーアップデート第二弾だとモバイル関連ばかりのニュースが続きましたが、今回のニュースは久しぶりのPCサイト、モバイルサイト全体の大きなニュースです。

これまで以上に慎重な対策を取るようにしてください。

そのキーワードは広告向きか、SEO向きか?

2016年03月31日
2016年2月29日にWordStream社が米国内に拠点を置くクライアント企業2,367社を対象に調査したアドワーズ広告のコンバージョン率(成約率)のデータが発表されました。



この発表によるとアドワーズ広告の中でコンバージョン率(成約率)が高い業種のランキングは:

1位:7.19% 金融・保険 Finance & Insurance
2位:5.00% 消費者向けサービス Comsumer Services
3位:4.61% 社会運動 Advocacy
4位:4.40% 不動産 Real Estate
5位:4.35% 法律 Legal
6位:4.13% 教育 Education
7位:3.97% 求人サービス Employment Services
8位:3.68% ホームグッズ Home Goods
9位:2.75% 出会い系 Dating & Personals
10位:2.58% 法人向けビジネス B2B
11位:2.58% 工業関連事業 Industrial Services
12位:2.57% 観光業 Travel & Hospitality
13位:2.55% 技術関連 Technology
14位:2.51% 健康医療 Health & Medical
15位:2.27% 自動車関連 Auto
16位:1.91% 電子商取引 E-commerce


です。

このデータを見るとアドワーズ等のリスティング広告に向いている業界は上位の

1位:7.19% 金融・保険 Finance & Insurance
2位:5.00% 消費者向けサービス Comsumer Services
3位:4.61% 社会運動 Advocacy
4位:4.40% 不動産 Real Estate
5位:4.35% 法律 Legal
6位:4.13% 教育 Education
7位:3.97% 求人サービス Employment Services


などでそのほとんどが昔からテレビCMを出したり、雑誌・新聞・チラシなどの媒体で広告を出している業界です。
長年のそうした広告により消費者の多くが広告に影響されて購買をすることに慣れているからだと思われます。

FX、株式投資、消費者金融、クレジットカード、賃貸、不動産取引、債務整理、交通事故相談、離婚相談、学習塾、家庭教師、進学、就職、転職などの業界はSEOをすることにより利益を出し、その利益の一部をアドワーズ等のリスティング広告に投資してさらに客数を増やすべきです。

順番を逆にしてはなりません。SEOをしても集客が出来ないので最初からリスティング広告を買うというのは危険です。
何故ならSEOをしても集客が出来ないということは:

(1)Webページ上でのプレゼンテーションが上手く無い
(2)料金やサービス内容など事業モデルがニーズに顧客ニーズにマッチしていない


といういずれか、あるいは両方の問題があるのが原因だからです。
そうした稚拙な内容の広告をいくら打っても広告を見た人達が申込みをすることはほとんどありません。

様々なキーワードでSEOをして自社サイトの色々なページが上位表示すれば見込み客の目に触れます。そしてそれが増えれば増えるほど売上も増えるはずです。

それなのに売上が一向に増えないというのはWebページの内容が分かりづらいか、商品・サービスの内容に問題があるかというのが原因になります。
その原因を先ずは突き止めて改善しなくては広告を買ってもお金を捨てることになります。

一方、ランキング下位の

8位:3.68% ホームグッズ Home Goods
9位:2.75% 出会い系 Dating & Personals
10位:2.58% 法人向けビジネス B2B
11位:2.58% 工業関連事業 Industrial Services
12位:2.57% 観光業 Travel & Hospitality
13位:2.55% 技術関連 Technology
14位:2.51% 健康医療 Health & Medical
15位:2.27% 自動車関連 Auto
16位:1.91% 電子商取引 E-commerce


などの共通点は、衝動買いがしづらいものです。

申込みまでに何日、何週間、何ヶ月もかかるものです。

その理由は:

(1)自分だけで購買決定をすることが出来ない(法人向け商品・サービスの場合は上長に相談したり会議にかける必要があり時間がかかります。観光の場合は家族やパートナーと相談して様々なオプションの中から慎重に選ぶ傾向があります)

(2)健康や医療の場合はその情報に信憑性があるか、サイトの情報を深く調べるだけではなく、他のサイトとの比較も必要になります

(3)自動車が高額な工業機械などは様々な面でその内容を比較検討する必要があります

等です。

こうした業界の方は自社サイト上で様々な角度から自社商品・サービスの説明をする必要があります。また、信頼を獲得するために日頃からブログを書いてどのような取り組みをしているか情報発信するべきです。

私の周りでもこうした業界の企業はほとんどリスティング広告をかけなくてSEOだけで集客して成長しています。敢えて無理をしてまで広告を買う必要はないでしょう。

ネット集客には絶対的な成功の方程式はありません。

業種によって違うことがあり、かつ環境の変化によりすべきことが変化するからです。

だからこそ日頃より自社の業界はもちろん、他の業界の動向をキャッチして自社の意思決定に役立てることが必要なのです。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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