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モバイルファースト時代に備えろ!モバイルサイトは文字数が少ないても良いのか?

2016年12月02日
Googleがその公式ブログで「モバイル ファースト インデックスに向けて」(2016年11月5日)



https://webmaster-ja.googleblog.com/2016/11/mobile-first-indexing.html
を発表してから約1ヶ月が過ぎました。この発表の時点から数ヶ月以内に実施されるというモバイルファーストインデックスが実施されればGoogleは私達のモバイルサイトのページ内にどのような文章やリンク情報があるかを見て

(1)モバイル版Googleの検索順位

(2)PC版Googleの検索順位

の2つを決めると言われています。

ということはこれら2つの検索エンジン両方で順位を上げるためには新しいモバイルファーストSEOが求められるようになります。

これまでは私達のPCサイトの内部対策をしていれば良かったのですが、今後はモバイル版サイトの内部対策をする必要があります。

そこで重要なポイントがいくつかありますが中でも・・・

1、PCサイトと同量のテキストをモバイルサイトに載せる

2、PCサイトと同量のサイト内リンクをモバイルサイトに載せる

3、PCサイトと同量の外部リンクをモバイルサイトに載せる

の3つがあります。

今回は1つめの

1、PCサイトと同量のテキストをモバイルサイトに載せる

について考えてみましょう。

最近よく見受けるのが、PCサイトのトップページには800文字くらい書いているのに、モバイルサイトのトップページには600文字しか書いていないような文字数の不足です。

誰が決めたかは分かりませんが、「モバイルサイトは画面が小さいから文字数は少なくても良い・・・」という理屈があります。
多くの場合、その理屈に従ってそうした文字数の削減を一方的にしていると思われます。

しかし、一体どのスマートフォンユーザーは「私はスマートフォンにあなたのサイトを見ています。だから文字数は減らして下さい」と言ったのでしょうか?

私はそのような事は1回も聞いたことがありません。むしろ毎日スマートフォンを使う生活人としてはPCサイトにある文字数と同等の文字数が必要です。特に何かを申し込もうとする際に事前の情報量は少ないよりも多めのほうが間違った判断をしないで済みます。

情報量が不足したモバイルサイトはいくつもの害をもたらします。

1つはこうした購入の判断に必要な情報を減らしてしまい、見込み客が購入を中止、または延期することです。

情報量が不足がもたらす2つ目の害は検索順位ダウンです。Googleが検索順位を決める時に重要視するのはコンテンツの量と質です。

コンテンツの量



コンテンツの質

この2つの要因でどちらのほうを高めるのが楽でしょうか?

恐らくコンテンツの量を増やすほうが楽なはずです。

前回のブログ:
http://www.web-planners.net/blog/archives/internet-joho-shinraisei.html
で報告したようにwelqという医療情報サイトが医療関連の様々なキーワードで異常なほど上位表示して社会問題になっています。読売新聞の昨日の記事などを見てもSEOばかりで内容は二の次というようなことが書かれていましたが、welqというサイトは医療の知識が無い外部のライターが様々な情報ソースを参考にして数千文字のコンテンツを毎日100記事近くアップしていたという事が言われています。

数千文字、100記事・・・これらは全て量です。今のGoogleは残念ながら未だ情報の中身については正しく判断が出来ないために情報の量、つまり文字数が多いと高く評価するという傾向があります。
(当然文字数だけが多ければ良いというのはなく信頼できるコンテンツを発信しなくてはなりません)

このようにGoogleはコンテンツの量を重要視しているなか、モバイルサイトだからという理由だけで文字数を減らすのは自分で自分の足を引っ張るようなことです。

実は、モバイルサイトのほうがPCサイトよりも文字数が少ないサイトが多いというのにはもう一つ大きな理由があります。

それはモバイル集客の軽視とそれが原因でモバイルサイト制作の丸投げという理由です。

これまで世界のインターネットはずっとPC中心で進んできました。それがこの数年で突然、モバイルシフトが起きてきたためにサイト運営者や経営者の意識が遅れているのです。

モバイルシフトは未だ経営に影響が無い、未だサイト運営には大きな影響がないのだという意識のせいでモバイルサイトを重要視していないことが本当の原因のはずです。

重箱の隅を突くように入念にPCサイトのほうは点検するのに、モバイルサイトにはほとんど愛情を注がずに「あ、これでいいよ」のような無関心が未だあるのです。

Googleはモバイルファースト = モバイル第一主義 だと宣言したのですから、Googleからの集客数を維持したい、伸ばしたいのならばこうした態度を改める必要があるのでは無いでしょうか?

少しでも順位を落としたくない方は自社のモバイルサイトとPCサイトの各ページの文字数に差が無いかを確認して下さい。
そして少しでもモバイルページの方がPCページよりも少なければ文字数を増やして検索順位の激変に備えて下さい。

どうしてもPCサイトと同じ文字数をモバイルサイトに載せようとするとページが長くなりすぎると思う場合は、必ず読んで欲しいところはそのままにして、補足的な情報は「もっと見る」というリンク、または「+」ボタンのリンクをタップすると下に続きが見れるように開閉式のアコーディオンという処理をして見て下さい。

あるいは、本文の上のほうに水平にタブをいくつか入れて各タブをタップするとタブ内に書いた文字が表示されるようにすれば大量の文字数のあるページでも縦に長くなりすぎないで済みます。

次回は:

2、PCサイトと同量のサイト内リンクをモバイルサイトに載せる

について提案させていただきます。

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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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