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2015年07月06日

ページ数が多いだけでは検索順位は上がらない

2015年07月06日
前回に引き続き「何故、うちのサイトよりもあのサイトの方が検索順位が上なのか?」という質問に対する10個目の回答は・・・

A10:ページ数が少ないからです。

というものです。

以前のSEO対策においては、サイト内のページ数を増やすことが順位アップに貢献することがありましたが、現在は違います。

やみくもにサイト内にページを増やすと順位が上がるどころか、逆効果になり順位ダウンを招くことがあります。

最近とても増えているケースとしては、クライアントさんのサイトのページ数が1000ページあり、そのサイトよりも上位表示しているサイトのページ数が200ページしかないだとか、中には20ページくらいしか無いのに検索順位が1位というものも見かけるようになりました。

サイトの中にどのくらいのページがあるのかはGoogleで

site:(ドメイン名)

ですぐにわかります。

例えばホンダのサイトの中にどのくらいのページがあるかは

site:www.honda.co.jp

で検索すると

約 186,000 件

とページ数が表示されます。

この数字は正確な数字ではありませんが、だいたい約 186,000 件のページをGoogleが認識ていることを意味しています。

そして多くの場合は、このサイト内検索結果に表示されるページは重要なページほど上に表示される傾向があります。

重要なページとは何かという多くの場合、ユーザーに見られている人気ページです。

先ずは自社のサイトをGoogleがどのくらい評価しているのかを知ることが需要なのでGoogleで

site:(ドメイン名)

で検索してみてください。

ただし、御社が独自ドメインを持っていれば

site:(ドメイン名)

で検索すれば良いのですが、他社のドメインの中にフォルダー(ディレクト)を生成しその中に御社のサイトがあるという共有ドメインの場合は、

site:(ドメイン名/フォルダー名/)

で検索してみればページ数がわかります。

例えば御社のサイトが
http://shopping.geocities.jp/koei/
だったとしたらGoogleで

site:shopping.geocities.jp/koei/

で検索すると

約 199 件

と出てきます。これは

http://shopping.geocities.jp/koei/

のディレクトリ(フォルダー)の中に約 199ページがあるという意味です。

そして検索結果ページの上位にご自分がユーザーに見て欲しいページがきちんと出てきていれば良いのですが、検索結果ページの下のほうに出てきたらあまりユーザーに見られていないか、Googleの評価が比較的低いということになります。

自社サイトを調査したら次は検索結果で上位表示している競合他社のサイトもこのやり方で調べて見て下さい。

そして競合サイトの中にどのようなページがあるのかを見て自社サイトにもあったほうが良いコンテンツのページは自社サイトにも作るようにして下さい。

次回のブログでは、どのようなページがサイト内にあると検索順位が下がってしまうのかについて詳しく解説させて頂きます。

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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

鈴木将司
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