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ページランクの表示が停止されることになった!

2016年03月09日
Google has confirmed it is removing Toolbar PageRank
It's official: Google has decided to kill off Toolbar PageRank from its browser.
(Googleの公式発表によるとこれまでGoogleツールバーで表示していたページランクの表示を停止することを決定)


・・・Google, within the next couple weeks it will begin not to show any data at all.
Google explained that the company still uses PageRank data internally within the ranking algorithm, but the external PageRank values shown in the Toolbar are going away completely.
(数週間以内に停止を実行する予定。Googleによるとページランクは外部には公表しないが社内では引き続き検索順位を算定するためのアルゴリズムとして活用する)
(2016年3月8日)

というニュースがSearchEngineLandで発表されました。



Googleツールバーをブラウザにダウンロードするとこれまでブラウザで表示するページのページランクが表示されてきました。
下の図はヤフージャパンのトップページのページランクが8であることを示すものです。



ページランクは0から10までの11段階のページの人気度を表す偏差値のようなもので西暦2000年から2013年末まで最新のページランクが公表されていました。

ページランクはたくさんのサイトからリンクがされるか、ページランクが高いページからリンクされると上がるというもので質が高いリンクを集める上で重要な指標として使われていました。

このことは私達に何を意味するのでしょうか?

1、ページの人気度を測るのが難しくなる
→ ページランクは2013年末以来更新がされていませんでしたが、それでもそれ以前に作られたWebページの人気度を知るには役に立つ指標でした。しかし後数週間で全く表示されなくなるということは困ります。

しかし、ページランクに変わるページの人気度を推し量る指標はすでに存在しており、それはシミラーウェブやアレクサのアクセスランキングです。

この2つの中でも特におすすめのソフトがシミラーウェブです。世界中に張り巡らせた情報網をビッグデータとして活用して比較的正確に全世界、全日本のアクセスランキングを発表しているからです。

下の図はさきほどのヤフージャパンをシミラーウェブで調べて表示された全世界、全日本アクセスランキングの数値です。



世界では38位、日本では3位のアクセスがあることがわかります。

シミラーウェブやアレクサでのランキングとページランクの関連性を調べるとほとんどのサイトにおいてページランクが高ければ高いほどこれらのアクセスランキングも高いことが分かっています。

このことからも今後はシミラーウェブやアレクサでのランキングがページランクに変わる有力なデータだということが言えるでしょう。

※シミラーウェブについての詳細については:
http://www.web-planners.net/blog/archives/000128.html
※アレクサについての詳細については:
http://www.web-planners.net/blog/archives/000125.html
をご覧下さい。

2、サーチコンソールを使うことが求められる
→ GoogleはGoogleがサイトをどのように評価しているかの手がかりを与えるツールとして近年、サーチコンソールの利用を推奨しています。このツールを使えば自社サイトがどのようなサイトからリンクされているか、インデックス状況、スマートフォン対応状況、Googleからの流入キーワード、サイト全体で何のキーワードがどのくらい書かれているかなどを知ることが出来ます。これまで以上にサーチコンソールを使い自社サイトの評価状態を知ることが必要となるはずです。

3、コンテンツマーケティングのブームが加速する
→ ページランクの表示全面廃止はどのような印象を与えるのかというとGoogleがリンクを重視しなくなり、コンテンツを重視するようになったという姿勢を強めたということです。それによりこれまで以上にコンテンツが重要だという風潮がSEOの世界に浸透するはずです。

4、リンクを重要視しない企業が増える
→ しかし、現実にはコンテンツの次に重要なのは今でも外部ドメインのサイトからのリンクです。これがなければ上位表示が困難なビッグキーワードでの上位表示は無理です。また、比較的競争率が低い簡単なキーワードでも上位表示をするためにはリンク対策を避ければ、ソーシャルメディア活用など他の対策が求められるのが現実です。
その結果、リンク対策を軽視して検索順位を落とすリスクが生じるはずです。
しかし、ここで言うリンクというのは決して数ではありません。ユーザーがクリックするアクセスをもたらす送客目的、または紹介目的のリンクです。これこそが良質なリンクでありどうしても上位表示には必要なリンクなのです。

以上が今回のご報告ですが、リンクSEO時代の象徴だったページランクが終わる時がついにきました。

これからは新しいルールを見つけ出し、その枠内で自社サイトの競争優位性を高める努力が求められます。

これは困ったことに感じるかもしれませんが、新しいチャンスとして積極的に捉えて新しいSEOを実践するきっかけになるはずです。
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一般社団法人 全日本SEO協会 代表理事

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