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Googleが新しいペンギンアップデートの実施を発表!今後はリアルタイムで自動で実施される?!

2015年06月03日
現在米国シアトルで開催されているSMX AdvancedでGoogleが次のことを発表しました。

『Google: We Are Working On Making The Penguin Updated Continuously
At SMX, Google says they hope to release a new Penguin update that is updated by itself in the next several months.』
(Barry Schwartz on June 2, 2015 at 9:01 pm)

向こう数ヶ月に渡り、ペンギンアップデートを自動的に実施するという発表です。

従来、ペンギンアップデート(過剰最適化に対するペナルティーを強化するGoogleのシステム更新)はGoogleのスタッフにより手動で年数回くらいの頻度で実施されてきました。

それが今回の発表により手動ではなく、「リアルタイム」で頻繁に実施されるというのです。



今でもたくさんのサイトがペンギンアップデートにより順位を下げられています。

原因はほとんどの場合、次のいずれか1つ、あるいは両方です。

1、目標キーワードを目標ページだけでなく、サイトのほとんどのページに過剰に書いている「キーワードの詰め込み」

2、SEO目的だけの外部サイトからのリンクがたくさんある

ペンギンアップデートの最大の特徴は全てのキーワードでペナルティーを受けて検索順位が下がるのではなく、特定のキーワードだけペナルティーを受けるという点です。

例えば、鈴木印刷という会社があり、そこが「印刷 東京」というキーワードで過剰最適化をしてペンギンアップデートによるペナルティーを受けたとします。

その場合は、「印刷 東京」での検索順位が20から40位くらいの範囲で下がります。

同じサイトで「チラシ印刷 格安」や「ポスター印刷 通販」でも上位表示を目指していても、それらのキーワードにはペンギンアップデートペナルティーを受けた「印刷 東京」にある「印刷」というキーワードが含まれているので「チラシ印刷 格安」や「ポスター印刷 通販」でも20から40位くらいの範囲で順位が下がるのです。

一方、同じサイトのどこか別のページで「ポスターデザイン」だとか、「イラストレーター 使い方」で上位表示しているページがあっても、「ポスターデザイン」と「イラストレーター 使い方」にはペナルティーを受けた「印刷」というキーワードが含まれていないので検索順位に影響はありません。

ペンギンアップデートの解説の記事が当ブログの

『ペンギンアップデートとは?その意味について』
https://www.web-planners.net/blog/archives/000007.html

にありますのでご覧下さい。

そしてその対策については

『ペンギンアップデート対策1: キーワードの詰め込み過ぎ』
https://www.web-planners.net/blog/archives/000011.html

『ペンギンアップデート対策2: 衛星サイト作りの注意点』
https://www.web-planners.net/blog/archives/000012.html

にありますのでぜひご覧下さい。

動画での解説は
『Googleペンギンアップデート対策と回復方法』



を御覧下さい。

その他ペンギンアップデートはパンダアップデートと何が違うかの解説は以下の動画をご覧下さい。

ペンギンアップデートとパンダアップデートの違い(1)



ペンギンアップデートとパンダアップデートの違い(2)

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